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[そうして…誰が投票したかなどはわからないが、多数決で自信が処刑されることになると決まっただろう。その頃にはもう自力で動けるようになっていた。]
…いいや、自分で歩けるさ。
[処刑のために連れて行くと言われれば、抵抗しないことをアピールして自ら着いていく。最初から狂乱などしていないのだから…そのことと、この後からはもうヨアヒムという存在が居ないということを、そして大切な仲間を穢した人狼という存在を打ち破ってくれることを信じて、願った。]
…それじゃあな、みんな。
[途中誰かに話しかけられることがあれば、いつも通りの反応を示しただろうか。そして、談話室を出る直前…最期にそう笑って、談話室を後にした。]
[ヨアヒムの言葉>>398は、途切れ途切れであったが耳に届いた。]
…前言撤回してやらない。ヨアヒムはやっぱり馬鹿だ。
[さすがに幼馴染が言いたいことを理解して、小さく呟く。だが返事は全く期待しない様子で、すぐに傍を離れた。
なるほど、確かに”信じたいものを信じろ。”と言われていたら。自分はそれに則って人狼を信じる振りをしたかもしれない。あるいは人狼を信じてくれそうな人以外を襲うよう、人狼に提言したとも思う。
けれどもニコラスが言った>>349ように、今の行動で人狼か人間か問わずヨアヒムを危険人物とみなして投票する者だって出てくるかもしれないのに。もしかしたらヨアヒムはこのことを覚悟していたかもしれないけれども、馬鹿との言葉を撤回する気にはならなかった。
…何故ならば。]
[人狼がヨアヒムへ手を下せと命令してきたときは、狂った本能に従い、理性と葛藤しつつも実行しただろうが。人間による処刑に大切な幼馴染を指名する気にはなれなかったからだ。
どちらももたらされる結果は死であっても、自分にとっては天と地ほどの差がある。
――故に。]
[自分は宿帳で名前を調べて、ヨアヒムへの投票を辞さないと口にした旅人の名前を記入した。
無論彼が人狼でないことはよく知っているし、来たばかりなのに村人に親切に振舞っていて、自分も好感を抱いていることは事実だ。けれども”危険分子として”処刑票を入れる、その動機がどうしても許せなかったから。]
[ヴァルターの指示に従って縄を取りに行ったオットーが戻って来た。
無言のまま帽子を叩かれる。アルビンは返事をせずに帽子をずらして顔を隠してしまう>>392。
実際にはオットーが何かを囁いたとしてもアルビンは其れに気付けないで。
オットーがヨアヒムに問いかける>>35。
何でこんな真似を?、その疑問は自分も抱いたのだがアルビンは聞く事も出来なかった。ヨアヒムに寄り添うオットーと違い彼から離れていたままだったアルビンはヨアヒムの考えは聞く事は叶わなかった>>398。結局、アルビンはヨアヒムの事が理解出来ないままだっただろう。
「…それじゃあな、みんな。」と立ち去るヨアヒムを濡れた瞳でアルビンは見送った。**]
[ヨアヒムの一撃は、ディーターの右腕を切りつける>>370
けれど、それだけだ。
ディーターはすぐさまヨアヒムの手首を捻り上げて、その身体を地面に押さえつけた>>371]
やめ……、
[ヨアヒムめがけてナイフをちらつかせる様子に、咄嗟にディーターへ制止の声を掛ける。
だが、ペーターの懸念は無用だった。
ディーターはナイフを捨てて、ヨアヒムの頭を床に叩きつけるに抑える。
悪い噂の多い彼だから、自分にナイフを向けたヨアヒムに容赦などしないだろうと思っていた。
けれど、それはペーターの思い違いだったようだ。
ゆるゆると、詰めていた息を吐き出した]
[ヨアヒムの返事は、小さすぎてペーターの耳にまでは届かない>>396
泣き出しそうに眉をしかめて、数歩、彼の方へと歩み寄った。
そんな折、耳に届くのはニコラスの声>>399]
ホントだよ!
なぁ、ヨアヒム兄ちゃん! 兄ちゃんは人狼なんかじゃないだろ……!?
[ペーターにとって、彼はずっと憧れであり、同時に妬ましい相手だった。
ペーターができないような力仕事をやすやすとこなし、頻繁にカタリナを落ち込ませるペーターと反対に、彼は彼女を慰めた。
それが何だか悔しくて、いつもいつも反抗的な態度をとってばかりだった。
でも、ペーターには彼が人狼だなんて、到底思えない]
なのになんで、こんな馬鹿なことしてんだよ!
なんで――、皆の手で兄ちゃんを殺させるような、残酷なマネしたんだよ!
兄ちゃんは大馬鹿だ、ズルいよ!
男なら、あきらめないで最後まで戦えよ!
[こんな方法で、幕を引こうとするのではなく。
……もう、ペーターが何を言っても遅いのかもしれないけれど]
[ひとしきり彼を罵ると、談話室を飛び出した。
投票に参加するつもりなんてないという、子供じみた意思表示。
部屋に駆け戻ると、借りてきた本をベッドの上に放り出し、八つ当たりするように枕を床に叩きつける]
……ちきしょう!
[このままでは、ヨアヒムの未来は決まっているようなものだ。
それがわかるから、余計に談話室にいられなかった。彼の姿を、見ていられなくて]
――なんでオレ、こんなに何もできないんだよ!
[ただ、叫ぶ。
自分自身の無力さと、それからヨアヒムの最後を見届けられない、その臆病さに**]
―処刑場―
[自らの最期となるその場に連れられてくると…丈夫そうな枝から降りた1本のロープと、木箱。]
…いくらなんでも、原始的や過ぎないか…?
[軽い様子で言う、これから死にゆくにはあまりにもふさわしくないだろう。用意したのが村長であれば仕方ないのか?と悪態をつきながらもそれは人間の命を奪うには十分なもので…。]
はは……いざ目の当たりにすると、死にたくねえもんだな…。
[もうオットーの焼いたパンを食って、腕を褒める事もできない。クララに本を返すこともできない。ジムゾンさんに悪態をつきながら仕事を手伝わされることもないし、シモンさんやディーターさんと酒を呑み交わす事もない。リーザやペーターが元気に走る姿もこれから成長していく姿も。
そんな事を考えながら、木箱に上がり、ロープを首にかけた。最期に遺言を聞くと言われたので。]
そうだな…アルビンに伝えてくれ。
……パメラを宜しくな。
[いつか言われた言葉を、そのまま。そうして足が宙に浮く感覚。
こんなことにならなければ、ニコラスさんに色々話を聞けたのだろうか。村を出て行ってから少し溝を感じたアルビンと昔の様な仲に戻れただろうか。ヴァルターさんに引け目を感じないようになれただろうか。そして、パメラの笑顔を…]
(それは、半年前から無理か――)
[そこで、ヨアヒムの意識は途絶えた。]
[驚いたのか、受け入れたのか、抵抗しないニコラス。]
ふふっ、驚いたかしら?
[抱きしめる力は人間のものではない。
ぎりり、と音を立てそうなほど強く。]
女の子が夜這いしに来るとは思わなかった?
[ぺろりとニコラスの頬を舐める。]
ふふっ。
食べに来ちゃった。
[笑顔で今度は耳朶を甘咬み。]
本当はね、遺言とか聞いてあげたいんだけどね。
私、お腹が空いて空いて空いて空いてすいてすいて仕方ないの。
[恍惚の表情で彼を見つめる。
唇の端には涎が垂れる。]
だから、ごめんね。
ふふっ、いただきます。
[ニコラスの首に深く歯を食い込ませた。]
[男が絶命したことを確認すれば、食事に移る。
綺麗な赤毛の狼が一心不乱に男だったものを貪っている。
骨と破れた衣服以外はほとんど残っていない。
椅子の辺りは食い散らかした肉と血糊が飛び散っている。
食事を終えれば元の姿に戻り、口の周りの血をニコラスの衣服で拭う。]
んぅ…はぁ…。
美味しかったわよ、ニコラス。
でもね、まだ足りないの。
お腹が空くのよ。
どれだけ食べても、空いて空いてすいて…。
おかしくなりそうなの。
[それでも満たした分だけ少し落ち着く。]
さて、どうしようかしら。
[今日は空腹の衝動にかられた食事で。
その後のことを何も考えていなかった。
部屋を見渡せば置いてある似顔絵。
此れは面白そうだ、と悪戯の気分。
ニコラスの血を指につけると、ヴァルターの部分に血で丸を描く。
誰でも良かった、強いていうなら目についたから。
それをそのまま机の上にこれ見よがしにおいておく。
あからさまで、むしろ何故処理しなかった、と思われるかもしれないが。
構わない、そう思われた所でそこから私は連想されないだろう。
寧ろ、そこから他の誰かへ向いたら面白い、そう思って。]
人間同士で疑い合えばいいのよ。
[冷えた声で呟く。
少し冷静になると、仲間との連絡を取り始めた。
隠蔽を手伝ってもらおうか*]
[ロープと毛布を取りに行って戻ってきた際、談話室を飛び出すペーター>>411とは入れ違いになったため、ヨアヒムへの罵りは全く聞いていなかった。ペーターの背中を見送って、首を傾げることしかできない。
やがて投票が終わり、ヨアヒムの処刑が決まった。]
…。
[自分で歩けると言い、抵抗する様子>>402を見せずに歩き始めたヨアヒムに、かけられる言葉は何一つなかった。
その代わり、ヨアヒムの背中を見つめながら後を追う。
それがこのような事態が起きると分かっていて、罪を犯した自分に課せられた罰だと思ったから。例え幼馴染の名を投票しなくとも、直接手を下さなくても、その死に責任があることは間違いないのだ。]
[やがて、ヨアヒムの息が絶える。
そっとロープから下ろして持ってきたシーツで丁寧にヨアヒムを包み、強く抱きしめた。
ヨアヒムの体にはまだぬくもりが残っていたから。泣くかと覚悟していた気持ちに反して、目は乾いたままだった。
”お前が死んだなんて、嘘だよな?!”
”このまま待っていたら、「悪い。ちょっと寝過ごした。」って笑いながら起きてくるよな?”
冷静な自分がそんなはずはないと呟く声に反して、感情はあり得ない想像にすがる。
――けれども腕の中で、ヨアヒムからはどんどん体温が失われていくばかりだった。]
[ようやく気持ちの整理がついた頃。特別の指示がなければ自分が率先してヨアヒムの体を宿屋に運び、従業員部屋に安置するだろう。**]
― 回想・自室 ―
[談話室の光景を見た後、部屋へと戻った。
ここは何かと都合がいい。
しばらくここに泊まろうか。
もう一度、あのくだらない光景を思い出す。
人間同士で何をやっているか。
いや、所詮あの程度の存在なのか。
ばかばかしい。
あの様子なら今日から処刑が始まっても。
ほうっておくだけで人間同士殺し合ってるだろう。
何か言われてもショックで落ち込んでるとか言えば。
なんとかなるだろう。
化けているのはどっちなんだ。
正体を偽ってるのはどっちなんだ。]
[そして二人で連れ立って避難部屋に入る。>>300ディーターが微妙に警戒する姿を見て、何もねぇよと思いつつ特になにも言わなかった]
いや、神父は祈りはするけど霊は見えねーよ。
霊能力者とは別モンっつーか、また分野が違うだろ。
[友人のツッコミ>>301にそんな言葉を返しつつ、話を聞く>>243。そのうちに彼が手に持った酒を示されれば>>313]
お、良いな。
って馬鹿か。チビにはもったいねぇよ。
[リーザにまで酒を薦めるディーターをそう小突き、有り難く受け取る。彼が手渡した酒をグラスに継ぎ軽く煽れば、さすがに極上酒というだけあって美味だった。
…何だか、いつか昔3人でこうして飲んだことを思い出す。懐かしい記憶に後ろ髪を引かれたからだろうか。気づけば話し出していた>>290]
[問いを投げかければ、周囲から言葉が返ってきた。
ディーターから返ってきた答え>>330は予想通りというか何というかあっさりとしていた。
思えば昔彼に戦争に行く不満を漏らした時も、軽い調子で流されたのだったっけ>>283>>287。
俺たちがいなくて寂しいのか、という揶揄に「ふっざけんな!!」と思わず反発したのを覚えている。…それもまあ図星ではあった。絶対に言わないが。
今とあの頃ではいろんなことが違っていたけれど。きっぱりと言い切られてむしろ清々しい気持ちになる]
[そして幼いリーザ>>309が紡いだ言葉]
…だな。
もうとっくに戻れねェ、…だよな。お前の言う通り、今更だ。
[自嘲するように笑う]
―夜早く、ヨアヒム処刑前―
[投票が終わった。最後に会わなくていいのか?と扉の外から問いかけられれば、もう一度部屋を出て、談話室へ向かう。
先程ナイフを振り上げてた時とは異なる、穏やかな表情。
そして、変わらぬ悲しげな眼差し。
ヨアヒムが談話室からロビーに出てきたところで、目が合う。]
ヨアヒムさん、何で―」
[「あんなことを?」と紡ごうとしたが、リーザに悲しげな微笑みを向けたヨアヒムに言葉が続かなかった。]
「…リーザ、ごめんな。――ありがとな。」
[リーザの頭をくしゃくしゃっと撫でると、ヨアヒムは宿から出ていく。]
[その後ろ姿を見送るときには再び涙を零していたかもしれない。
談話室には入らず、避難部屋に戻った。**]
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