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>>605
[ トールの最終決定の後にもまだ何やらディークに内緒話をしたがる様子のシロウに、眉をひそめ、その唇の動きを読んで息を飲んだ。 ]
……王太子も、なのか。
やはり。
[ 息声でやっと吐き出したところ、ディークに促され更にシロウがぶちまけた告白>>622に眼を剥いた。 ]
……大公殿下……!
[ 激昂して銃を抜くトールとシロウとを交互に見た。
トールは銃を構えた手をやっとの事で自制している様子だ。
ディークに促されて歩み出る。 ]
……
シロウ・ファーイスト、武装解除せよ。
本国での裁判までその身柄を軍警察に拘留する。
[ べリアンが呼んだ兵士に加えて、更に情報部の部下へ軍警察への連絡を命じた。* ]
― 学校跡地 ―
ああ。
[>>651ファンと聞いて、成る程と、苦笑する。
士官学校時代に交流もあっただろうし、
ダーフィトだけではなく、シロウは身体を動かすのが好きな学生にはわりと人気があった。確か、カレルもだったかとはふと思い。]
…いや、そうだな。
単純にあの力がこちら側にあればとは、
[あるいは、もっと違った形で使う事は出来なかったのか
――こちらは胸にしまったまま。]
…思わなくない。
が、それも過ぎた事だ。…期待している*
[怒りに満ちたトールの瞳>>643を正面から受ける。
ただ、視線は銃口と引き金にかけられた指だけを見た。
この距離で撃たれれば、回避しきることはできないだろう。
だが、致命傷だけは避けなければならない。
たったひとつだけ、やらなくてはならないことが残っているから。
けれど、連れて行けという言葉に少しだけ安堵の吐息を零した。
己の目的が果たせるならば、例えその為に命を失おうとも構いはしない。
クレメンスよりトールの方が己の理想を果たせるならば、と思ってクレメンスを売ったのだ。
その3件の事件を解決した功績でトールの発言力が強まれば、その分己の理想も近づく。
――この2件を知ったことで、トールの心に闇が生まれる事がなければ、だが]
― 回想・士官学校での思い出 ―
え?レトとアリーセが?まじで?
[ そんな話を聞いたのは、ユーリエの口からだったか。
女の子と言うものは他人の恋模様の話題が大好きな生き物だ。
だから、そういった寮内恋愛事情はユーリエを通して
たびたび流れてきていた。
割と鈍いノトカーは、聞くたびに驚いてばかりだった。 ]
へぇー…アリーセってユーリエ仲良かったよなぁ。
今度4人で遊んでみる?
俺もレトとは個人的に遊んだ事ないし、この機会に!
[ 気安く誘ってみれば、おそらくユーリエの事だ。
あっという間に企画を立てて、次の休みには何処かに
お出かけでもしただろう。 ]
そういえばジェフロイが言ってたんだけど、レトは
うさぎ食うんだって!?
[ 何かが間違って伝わっているが、そう笑いながら言って
レトの背中をバシバシ叩いた。
女子二人は、二人きりの時に何を話していただろうか。
アリーセはノトカーと同級だったため、
交流を持つようになってからはクラスでも親しくなった。
レトの惚気話もいくつかは聞いただろうか。
夕暮れ近い時刻に、4人で草原まで馬を走らせたことも。
眺めた夕焼けはとても綺麗で――
――…そんな過去の光景を、なんだか思い出していた。
ここには、思い出がありすぎる。* ]
――学校跡地・教室――
[ジェフロイの言葉>>647にゆっくりと頷く。]
あぁ。偵察については、現在出ている隊が戻るのを待とう。
追加でどこかに派遣するなら、任せる。
[そう告げて。
続く策についても、表情を変えることなく応えた。]
そうだ。技官の救出、並びに本格的に交戦の準備を整える必要がある。
[懐かしの地に、淡々とした言葉が冷たく響いた。]
…っ、!
[武器が窓の外に投げ捨てられる>>661
止める間はなかった。
兵らが慌てて、シロウの身柄を今度こそ拘束する]
― 帝国拠点の准将さんのひざの上の隠密わんこ ―
[ブラッシングされたり撫でられたり、甘やかしてくれるひとのひざの上。
隠密わんこたちの中で一番年少でまだ子犬に近い柴十郎が、のんびりとくつろいでいたが。
人間には聞こえない音をその耳が拾い、ぴくりと頭をあげた。
リエヴルを振り切り走り去る先は、公国の拠点。
………ただし、一番年少で一番足が遅い為、柴十郎がたどり着く前に用事を済ましていた他の隠密わんこに回収されたのだが]
平和を求めて平和を壊したか。
… 愚かなことを。
[シロウの言葉>>662には拳を握り締め、吐き捨てるような言葉ひとつ]
……ファーイースト大佐。
戦争は、何も生み出さない。
ただ……破壊するだけだ。
[ベリアンに向けられた言葉にぽつりと言葉を返した]
あ――――…、
[わんこが逃げる様子>>669に、一瞬だけ寂しげな表情を浮かべる。
一目散に走り去る様子に、もしや飼い主になにかあったのだろうか……と考えを巡らせるも。
公国拠点での出来事など、今はまだ知る由も無い。]
>>662
[ ガラスを破った二本の刀が窓の遠くへと弧を描いて飛んで行く。
兵士たちがシロウへと殺到した。
窓辺に近づいて彼が投げた品の行方を眼で追うと、草むらの中に駆け去っていく犬達の背中と尾が微かに見えた。 ]
証拠品の隠滅……ではないのだろうが、そう取られても仕方のない行動ですね。
[ >>667
技官の救出、との言葉にぴくりと反応し。
普段であれば自分が、と名乗り出るところだが、前回
奪還された責任のある手前、今回は黙っていた。
誰に命が下っても、意見することはないだろう。* ]
[そう――戦争さえなければ、
あんなことを言わなくても済んだのに。
だが、シロウと繋がりがあった彼も――。
また、この戦争の引き金を引いたのではないか。
遣る瀬無い思いが押し寄せる]
[胸に去来するのはひとつの疑問。
抱いてはいけない疑問だ。
戦場では持ってはならない疑問であろう。
だから封じて、自分なりの理由をもってきたというのに。
──── 何故、何のために戦うのか、と。
戦争を引き起こした男を前に、
明かされたあまりにも独り善がりな陰謀を前に思う]
――現在:学校跡地・西寮――
[懐かしの地は、だが思い出の中よりずっと汚れていた。
使われていなかった上に、戦火の中では当たり前である。
だが、思い出となるものは、いくつも残っている。
――――――その、いずれにも目を向けることはなく。
ただ、淡々と歩を進める。]
[ただ。トールと過ごした懐かしの部屋の前を歩けば、一瞬だけ、視線が向けられた。
だが、琥珀色には何の感情も移すことはなく。
静かに、通り過ぎるのみ。]
[“ソマリには、気付かれたか……。”
そんなことを、内心で考えながら。>>632
もう、いいのだ。
自分には、あの指輪をつける資格など、
もう無いのだから――――……。]
― 朝・報告に向かう前 ―
ん……?
[3頭の報告を受けて、報告に向かう直前に帰ってきた、1頭の隠密わんこ。
よほどのことがなければ、呼ぶ前に帰ってくることはないのに、どうしたのだろう――と抱えあげると、後ろ足に怪我をして手当てをされた痕跡。そして……]
………ああ、バレちまったか。
[よく見慣れた文字で書かれた手紙>>251を見て苦笑をして。シュヴァルベもふMAPを徹夜で作り上げた思い出が過ぎる]
しかし、行けるかどうか……
[これから報告する内容を考えれば、正直難しい。
少し考えてから、懐から紙とペンと地図、予備の犬笛を取り出した。
返事の手紙を書き、先ほど寄越された手紙と同様に風呂敷にくくりつけて。
地図を犬に見せ、現在地と目的地を教え込み、カレルの指定してきた場所へと向かわせた]
『できるだけ行けるようにするが、行けなかった場合は次の手紙を出す。
どこに居ても届けさせるから、3時間後にこの笛を吹いてくれ』
理想を求めて既存の平和を否定するのは、
これまでも歴史にある。戦を起こしてきた人々が必ず口にすることだ。
己の理想以外を認めないのは、狂信でしかない。
[ 小さく呟いた後、兵士たちにシロウが連行されれば見送って、ディークの側へと近付いた。 ]
この件、一般兵士たちにどのように通達しますか。
……大公を暗殺された報復のため、雪辱の戦いという大義が失われては、彼らの士気にも関わる……。
いえ、それだけでなく。
迷ってしまうでしょう。
己の、心の闇に。*
>>662
……それが、貴方が信じたクレメンス卿の
お考えだったということですか。
[短く帰る答えに、視線を送る。]
漸く貴方の理由を、きちんと聞けた気がしますよ。
[──納得はできずとも、他人の信じた道など各々違うものだ。手段が正しかったとも思わず、その理想に殺された人数を思えばシロウが責められる事は免れまいが、それは一人の手負いきれることでもないだろう。]
[足の怪我の具合を考えれば、たどり着くのは約束の時間ぎりぎりだっただろう。
そして、3時間後にカレルが笛を吹いたなら。
シロウが帝国軍に居た時にも下げていた二振りの刀と、何かあった時のために常に用意してあった遺書が、カレルのもとへ届けられる]
『士官学校の寮で約束した通り、遺品ともふの世話を頼む。
当面の餌代は、左耳がちょっとたれ気味の奴の風呂敷に入ってる。
追伸。
うちの犬、全部で10頭いるからよろしく。
名前は柴太郎、柴次郎、柴三郎……柴十郎だ。呼べばそれぞれ返事する。
追伸の追伸。
リエヴルも犬好きだし、なんだったら他の奴らにも、犬たちをわけてくれてもかまわん。』
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