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[歩兵もまた、指揮官の疲労を共有するように動きを鈍らせていた。
鱗が剥がれてゆくように盾が落ち、視界を遮るものが減ってゆく。]
──ここまで、 か。
白旗を。
[指揮卓に両手を突き、項垂れた。//]
狙えるのは第三婦人…いやいや、あの
[背を押されるがまま、ユーリエの方に向かいつつ]
ま、ささやかな前座の物語はこのぐらいで…
[トールの方に向かうオズワルドを見送った]
− 渓谷橋に近い林 −
御意。
[こちらから誘った戦いだというのに、丁重に礼をしてみせた。
オズワルドとは野営の空き地や士官学校の稽古場で、幾度となく手合わせしている。
だから、ルールも何も取り決めはしない。
右手に下げた鎖は、注意を引くように軽く揺らすだけで、大仰に振り回すことはせずにゆったりと構える。
と見せかけても、懐に入る隙を窺っているのはきっとバレバレだ。]
― 砂漠の町 ―
[照り付ける太陽をかろうじて逃れ、
噴水だった泉の陰で、男はまどろむ。
知らせを受け取れば、表情は幾分か穏やかになり、]
ん、さっきぶり。
[ユーリエ>>805に手を振りつつ]
俺、因幡の白兎とかしたくねえんだけど、
どうにかなんのか?
[敢えて放棄した短刀は拾わずにいた]
― 洞窟内基地 ―
[突きつけられる事実>>800に返す言葉はなく、きつく唇を噛み締める。
一人では、というのも、否定はできなかった。
痛みと悔しさを押さえ込みつつ、近づいてくる姿を睨みつける。
間合いに踏み込まれる前に、引かなくては、と。
そんな警鐘が、頭の中に鳴る、ものの]
……?
[足を止め、言葉きり。
何か思うように首を傾げる様子と、呟かれた言葉。>>801
それが何を意味するのかは、今は、考えられない、けれど]
……俺、は。
確かに、さしたる力もない、が。
……やると決めた事を、諦めは、しな、いっ……!
[掠れた声を振り絞り、それだけを、告げて。
ここから引かねば、と強く念じる。
元首の言葉、違えるわけにはいかぬから。
引く事自体は──悔しさはあれど、選ぶに躊躇いはなかった。*]
[夢の中、愛しい
君がここにいれば、
ここも、地獄ではなくなる、か ───
[それでも、いなくてよかった。
青く霞む思考の彼方に面影を浮かべ、微笑む。
君にこんな姿を見せなくてよかった、と。]
関せずを決め込んでもいいが、
フェリクス殿には一戦の縁もある。
どちらにも与せず、
どちらの邪魔もするというなら
足止めくらいはしよう。
[打ち倒せる気はしないしそのつもりもないが、
あの場に吹く風を荒らされるのは、
今の自分が動く理由にはなると、視線は自然と鋭くなった。]
[嫁さんの名前を出されると、それはもう至って弱いのだが、
トールが第二夫人と言われると、おいおいまてまて、の気分になる。
赤毛のは別の奴の嫁だから安心しろとか、
とりとめのないことを考えつつ。]
おう。なかなか、楽しかったぜ。
[短く応えて、エレオノーレへと背中で手を振った。]
簡単に届く夢じゃ、面白くねえだぁろ。
俺たちが目指すのは遠く――…
遥か蒼穹の彼方に浮かぶ 夢だから。
[子供の頃、どこまで届くかと手を伸ばした。
遠く、遠く――…何処までも。
願えば、進めば、いつか…指先に掴めるのではないかと。
…永い寝言だ。柔らかく降り注ぐ陽に目を細める]
[こうして隣で寝転んでも、まどろみの中で
人は同じ夢を見ることはない。
そう考えると――…
眠りの中ではなく、現実に描く夢というのは実に面白いものだと思う。
だって、これは共有できるのだ]
[夢の共有――とても難しいことではあるけれど、
でも可能性はゼロではない。
共に同じ夢を見れたら、きっと心が躍る。
前に進む意思が湧く。
知っている。
だって、自分は…… 見ているのだから。
― 滑走路 ―
[騎馬は牙の如く、敵歩兵を噛み切らんと互い違いに進路を取る。
その最中、騎馬へ射掛ける矢の存在を視界に入れ、ソマリはやや驚きの色を浮かべた]
弓兵っ…!
まだ動けたのか!
[思わぬ一手に動揺を見せたが、その効果が薄いと知れば一度深呼吸することで心中を落ち着ける。
やがて、
止まれ!
[敵指揮官───フェリクスが項垂れるのを見て、停止の声を上げた。
ピクリと、駆けていた騎馬と弓兵が反応し、その姿が一気に掻き消える。
それを確認すると、ソマリはレイピアを収め騎乗したままフェリクスの傍へと歩み寄った//]
ばぁか。
俺らは、欲張りなんだよ。
だいたい、鬼や魔王ばっかじゃ仲間が濃すぎじゃねぇの。
肩が凝っちまう。
[必要か否かだけで人は測れない。
優劣で人を切り捨てたりはしたくない。
いずれ、それが必要な場面が来ることは分かっている。
それでも、今は]
おう、…サンキュ。
[まだ、甘い――――夢を*]
怪我は軽傷ってか、破傷風にさえ気をつけてればいいぐらいの有様だ。
あっちの連中の方が必要なぐらいだろうさ。
[ユーリエ>>820にそう答えながらも、求められれば素直に応じたかも知れない]
[改めてトールの前に立てば、相手は自然体のまま。
とはいえ、鎖を使った戦い方は散々見ている。
近づかせるのは得策ではない、が。]
おう。―――いくぞっ!
[むしろ嬉々としてハルバードを構え、
挨拶も一騎打ちの礼もなく、相手との距離を詰めに行った。]
[短くも全力の疾走のあと、
自分の間合いぎりぎりで、手始めに軽く得物を左から右へと薙ぐ。
試す程度の軽い振りだが、まともに当たれば胴でも飛ばせるだろう。
躱されたあとは遠心力を利用して右に進路を変えつつ、
回転してのもう一撃。
そんな想定が頭の中にある。]
…うあー……。
てめ、遠慮なく、 この、やろ…う。
[顔を顰めつつ、ぼそぼそと文句を零す。
勝者特権とはいえ、本気で遠慮なくやりやがったこの女]
…あん? 温泉?
いーやー、…俺、温泉にはあんまイイ思い出ねぇんだけど、
って、おい。ちょっと、おい!
[なし崩しに引き摺られていく]
− 渓谷橋に近い林 −
すぐ決着しますんで。
[エレオノーレと、ユーリエと呼ばれる銀髪の少女にも会釈をしたままの笑顔で、目の奥に炎が翻る。
オズワルドが仕掛けてくる短い疾駆。
左から右へ流れる初撃は難なく躱した。
オズワルドの想定どおりでもある。]
…せいヤぁっ!
[右へと流れるオズワルドの足元に重い鎖をボーラのように投げる牽制。
同時に身体を前に投げ出しての浴びせ蹴り狙いだ。
回転したハルバートの柄がその身体を薙ぐか、踵がオズワルドの肩に落ちるか。
あるいは痛み分けか。
どのみち、宣言どおり、この一撃の後は考えていないような大技を繰り出す。]
まあ、意味なく戦うのは馬鹿じゃねというのはあるな。
[その感情と衝動の綱引きを延々と繰り返して過ごしてきた結果、ヤンデレた格好になったわけだったが]
黒幕ねえ…
まあその、優しくしてね。
[手を重ねたまま、ユーリエに委ねてみた]
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