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[ "酔ったわけでもないのに"…良く回るものだ。
口から生まれたような男の 真似か、
…それもちょっと 良くない気がする。
怒られたように 視線を下げる。]
──── 彼女はね、 別の家を持とう、 と 言うんだよ。
[ …話の、流れで
"彼女"が "指輪の送り主"というのは 知れたろうか。
指先で傘を弄くりながら、 ぽつり "ほんとうのこと"。
抑、 別段親しい女でさえ無いことは …まあ、 "どうでも良い"が、父親に手を回せる"家"の女ではある。
軍人家系の"ソマリ"には 結構 良い話ではあった。
─── だから、 ただの 我儘なんだ。 ]
僕はあの "コレクション"を捨てる気にはなれないし
…綺麗にしておく のも "未だ" …やる気になれないのだよ。
君がいるなら良いけれどね。
[ …厳密には。
ユーリエが唯の"従者"であるなら、連れていくことも出来たけれど
─── 其の辺りにも "本日二度目の質問"は 響いてくるのだ。
髪を耳にかけた 目の前の 白髪の少女は
あくまで ソマリ家で"保護"している少女なので、]
…そうも いかないのだけど。
今回だってね、 ユーリエ。
返事をさきのばしにするための旅なのだよ。
帰る日さえ 知らせてない。
[ 邪魔を取り去ったグラスに
漸く 口をつけた。
理想郷の目的地の、 其の先。
─── そんなことは全く 考えちゃあいなかったんだ**]
ここの料理も良かったけれど、
[ ミーネに近づいて、そっと耳打ちした。]
あなたが手料理を作ってあげたら、彼はきっと一生、忘れないと思いますよ。
[ 外連味たっぷりに、おせっかいを。
後はシグルドを呼んで、風とともに去りぬ、だ。*]
[出会いは旅の醍醐味、良く聞く言葉ではあるが、同意できるほどの旅の経験はなく。小さく頷く程度の反応しかできなかった。]
[落とされた呟きには、ふふん、と鼻を鳴らせて]
そりゃあ、そうでしょう。
[思い起こされるのはバレンタインの時期。組の皆にもっともちやほやされる日と言っても過言ではない。
手垢のついたイベント事でもそうなのだから、手料理でも作ろうものなら……と、何やら検討違いな想像をしている]
グッドラック、ですわ。
[風とともに去っていく、彼らに。]
[ そこで着替えろということのようだったが、主が(悪癖を発揮して)どこかへ消えてしまわないかと案じて、しばしば顔を出して、主がそこにいるか確かめつつ新しい衣装を身につけた。]
整いました。
ありがとうございます。
[ 乾いた衣類はやはり心地がいい。いささか強度に不安はあるが、動きも楽である。
心からの感謝の笑みを主に向けた。]
― パーティ会場 ―
[ 甲板へ出て、音楽に近づくほどに、さまざまな扮装をした人が増えてきた。
海賊やら囚人やらといった反社会的な格好をしている者もあるが、雰囲気は総じて和やかである。
自分もあまり気張らないようにしようと思ったが、目立つのは避けられないようだった。
会場にはプールもあった。
海の上にプールを設けるのは無駄というか錯誤ではないのかと、清貧とを尊ぶ身は思う。
とりあえず、全身鎧を着用してこなくてよかった。さすがに沈んだら終わる。
水着ではしゃぐ娘らから慎ましく視線を外し、主のたっぷりしたフリルリボンの端を、そっと指に巻きつけた。*]
― 船内 ―
なーんか、もうちっと気軽に腹みたせるとこねーんスかね
[フルコースを残さず平らげた後のわりに、という風情でスーツの襟元を緩めた]
[さっきまで
『うちのお嬢の耳に息ふきかけるなんざあのヤロウ!バッドラックとダンスっちまえ!』
と、風と共に去った黒服ーズに憤慨していたが、なんやかんや機嫌をなおした模様]
[バレンタイン。
それは甘美なる宴。
若衆……特に自分のシノギも持たない部屋住みの下っ端にとって、お嬢からのお恵み以外にチョコを入手する機会は絶無である。
普段はジャージ姿で雑務に追われている部屋住みも、この日は一張羅にめかしこんで。
畳の間に整列・正座で、配られる小さな包みをおし頂くスペシャルイベント。
もちろんそこに至るまで一日中──なんなら一ヶ月前くらいからお嬢はコワモテのおっさんやチンピラ達からちやほやされまくることになる。
だってみんな少しでも他のヤツよりも
大きく、
甘く、
特別なチョコをもらいたいのだから*]
ー 船内 ー
ホントにね。
マ○ク食いてえ。
[修学旅行生みたいなことを言いつつ。でもさっきの青いお酒は、澄みきっていて本当に美味しかった。
まだまだ、お酒だけで1食を終えられるほど、年をとっていないけど]
[バッドラックじゃなくてハードラックだよ、なんて無粋な突っ込みをしていたのも昔、さて、これからどこへ向かおうか*]
こんだけデカい船なんだから、どっかにあるんじゃねッスか?バーガー
[適当言っている。
おそらく二人とも船内案内をちゃんと読んでいないバカ珍道中]
探検の続きします?
それとも、疲れたなら休みに戻りましょうか
[ほんというとスーツが着慣れなさすぎて肩凝って来たのと、お嬢の肩の露出が気になって気になって]
──── ソマリ様は、…恵まれています。
その気に、ならないだけで ゆるされるのだから
[ 皮肉でも 嫌味でも 無かった。
"本当のこと"に対して、
─── "主"が"何"なのかの答えが出ず、
─── "未だ"捨てる気にも
綺麗にする気にもならないことに、
…どうして?が先に出てきて、紅が上がり、
( どうせこのいろだって かわりだ!
"そんなのわかりきっている" ) ]
…… わたしは その気にならなくたって
ぜんぶ ゆるされなかった のに、
[ ……今度は舌が回らない。
つっかえたみたいに途中で途切れて、
持ち上がった"誰か"の紅色を 皿へと戻した。
本当に、怒っている訳じゃあ無い、のに。
自我 とも 違うけれど、
……だから、わたし なんて、出すべきじゃあ無いのだ。
フォークを皿が擦って、細い、厭な音。
帰る日、が 重なるものだから 尚更、 ]
[ ……そりゃあ、
まるで"保護"でもされているみたいに、
世話になっているのだから、
帰る先だと 認識はしていて。
( ─── 今、漸く 気付いたけれど、 )
今回だって直ぐ帰ると思っていた故に、
荷物は最低限にも程があって、…… ]
……… そこで ソマリ様に
出て行けって言われたら、
んーありそうだけど、
すぐ見つからないバーガーならいらない。
[バーガー珍道中にはならないバカ珍道中。]
そうだなあ。
疲れてはないんだけど。
ちょっぴりほろ酔いだし、一回お部屋戻ろっか。
[なんとなく、窮屈そうなのは見てて分かるし。*]
[ ──── ひとりなりに生きていく、と、
言ったばかりだったことを、思い出し。
……抑も、よぅく考えなくたって、
そう必死にならなくても良いことだった筈で、
フォークを握りしめていたらしい手を見下ろし、
今度は 自分に、"どうして?"が降りてくる。 ]
…………… 、
なんでも ありません…
[ ……周りの こえ、が 遅れて聞こえた。
声が思ったより響いていなかったことが、
幸いだったと 思う。
"主"に倣って水を飲もうと したけれど、
握っている手を解くのが難しくて
……只 そのまま。 ]
そっシた、お嬢呑んでましたもんね
じゃあ戻りましょー
[やった、とコブシ握り]
そういえば部屋の風呂見ました?すげーでけぇの
家のはモロ和風っスもんね
[ジャグジーつきのバスタブを見てソープみたいと感想を述べた記憶]
[拳を握るのを見ると予想は当たっていたようで。]
見た見た。
なんか二人でも全然狭くないくらいの大きさだったね。
[家の風呂は、浴槽こそ改修しているものの……という代物である]
私、もうちょい酔い醒ましてるから、
部屋着いたら先入ってもいいよ。
[とか言ってるうちに着きそうだけど*]
6人くらい詰め込んでもいけそうっスね
[スイートルームが並ぶフロアに、エレベーターが止まる]
いいんすか?あザっス!
風呂ーあちこちカチコチー
[バキボキ関節鳴らしながらお嬢の後ろを歩き始め──]
[白のビキニに、黒いレースのひざ丈ぐらいのビーチドレスを身にまとう。
男の腕をとり]
では、行きましょうか。
[と促すと部屋を後にするのであった*]
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