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村長が家族を各所グループに割った……っていうのも、
リスク分散の為もあるんじゃねぇかな。
[ディルドレの内心を読んだ訳ではないが、
例えば村長に万が一があった時用に、
家族にのみグループの掌握をする方法を残しておく
そんなリスク分散の方法を思いついて口にする。
それもまた、村長の家族が『人狼でない』ことが前提ではあるが]
人の感情は弱視定規にはいかねぇしな。
[ディルトレのつぶやきに肩を竦めたりしている裡に、
オットーがフランツを運び、そして戻ってきていた]
― 庭園 ―
姉さん……
[ローレル姉さんがわたしの隣にやってきて、同じように座ってくれています。>>83
姉はなんだかんだと、賢明な女なのです。
こういう時には言葉をかけるのではなく、ただ隣にいることが大事だと知っているのですから。
わたしの心に影を落とした、通り魔のような恐ろしい予感たち。
それらが過ぎ去るのを、わたしは嗚咽をかみ殺しながら待っていました。]
[座り込む妹を見れば、昔を思い出す。悪戯をしたり言いつけを破ったりして母さんや、ディルドレに怒られたりした日の夜。妹はいつも私の部屋に来て、この体勢になっていた。
久しぶりに会ったときは随分変わったように思ったけれど、こうしていると、やっぱり昔のままなんだなあ、と思いながら。
無言のまま、蹲る妹の頭を撫でた]
― 客間 ―
[どれくらい蹲っていたか。
少し眠ってもいたらしく、胸を押さえつけていた手は離れ、寝台の上に投げ出されていた]
……………
[ぼんやりした様子で緩く瞬く。
胸の痛みはひとまず治まったらしい。
緩い動作で身を起こすと、寝台の端に腰掛けた]
情けないな……。
[自分は浮かれすぎていたのだろうか。
ここでしばらく過ごせば、距離が縮まるだろうかと期待していた。
朝食時の他愛ない会話が嬉しかった。
この調子なら、と思っていたのだけれど、逆の状況しか生み出せていないように思う。
上手く伝わらない。伝えられない。
倒れてしまったことと、もどかしい状況。
両方に小さく言葉を零し、右手で前髪をくしゃりと握った]
[症状が落ち着いたことで、思考も少し冷静になる。
オットーはどう言う意味であんなことを言ったのだろうか。
そんな風に、がかかるものがいまいちピンと来ない]
…そんな風に生きていて、楽しいか?
[自問してみる。
自分の生き方と言えば、畑仕事をして、父や母の手伝いをして…。
たまに、村人に頼まれたことを手伝うくらいか。
それはフランツにとって”当たり前”であるため、おかしいとは特段思わない。
オットーが思うこと>>101>>111は自分では気付けない部分]
……楽しいか、か。
[少なくとも、この村での暮らしは嫌いじゃない。
ただ、楽しいか、と言われると、返答に窮する。
かと言って楽しくないわけでもない]
難しいこと聞くなぁ。
[結局、上手く思考が纏まらなくて小さく息を吐いた]
[幼い頃のいたずらで、怒られた日の夜は、姉のそばにいるのが一番良かったのです。
遊ぶのは「おにいちゃん」のアルビンや、オットーと一緒の方が心強いけれど
怒られたあとに彼らに顔を合わせるのは、気まずいものがあったのですから。
わたしは知っています。
泣きつかれてやがて眠くなったとき、姉の体に寄りかかった時のあたたかさを。
頭を撫でてもらって感じるなぐさみを。
しばらく会えずにいたとて、その優しさが変わるものではなく
やはり姉の手は心地よいものでした。>>117]
……もう、大丈夫、です。
[ひ、とするどく息を吸い込みながら、わたしは顔を上げます。
眼鏡を外してうるんだ目元をこすりました。]
そう。
[顔を上げた妹の目元は、昔と同じように赤く染まっている。その正面に回り込むと、同じ目線で笑いかける]
じゃあ、戻ろう。
フランツにも、謝らないといけないしね。
[広間を出る直前に見た彼の顔は、まさに茫然自失という状態だった。彼も、色々と心労が積もっていたようだし、ひどくショックを受けたのかもしれない]
それとも、部屋に戻る?
[言ってはみたものの、妹ならきっと彼に謝ることを選ぶだろう、と思いながら]
― 客間→ ―
[朝食を終えたら草むしりでもやらせてもらおうと思っていたのだが、そんな気分にもなれないし、と諦めることにした。
書斎にある本でも借りて過ごそうか、とゆっくり立ち上がる。
客間の扉を開き廊下に出たところで、家主に遭遇して声をかけられた]
…今夜、ですか?
深夜に咲く薔薇ですか…。
興味はあるんですが……すみません。
ちょっと調子が良くないので、遠慮させてください。
[家主自慢の薔薇観覧を断るのは心苦しかったが、調子が良くないのも事実。
一番はやはり、そんな気分になれないから、だった]
今夜咲いたら、しばらく咲いてはいますよね?
明日起きてから拝見します。
[明日になれば少しは良くなってるだろう。
そんな推測の上でそう約束をしておいた]
あ、と。
それと…書斎にある本をお借りしても良いですか?
今日は、ゆっくり過ごしたいので。
[許可を願えば二つ返事で了承が返って来た。
ここの家主は懐深い人だと思う]
ありがとうございます。
それじゃあ早速。
[礼を言い、そこで家主と別れ、家主の寝室傍にある書斎へと足を向けた]
……そう、ですね。
祈るしかできない……それは、否定しません。
[そこは否定すべくもないから、静かにこう返した。
オットーの内にある苛立ち、所以の掴めぬそれにどう対すればいいのかわからないから。
自然、表情も情けないものになってしまう。
そんな、困ったような表情は少年の頃とほとんど変わらぬもの]
……他に……自分を赦せる術がありませんでしたからね。
[ぽつりと零れた極小の呟きは届いたか。
足元で同居猫がにぃ、と鳴いて尾を揺らす]
……さて、と。
ここでぼんやりとしている、というのも何ですし……ちょっと、散歩してきますね。
[にこりと笑って立ち上がる。
足元の同居猫がまた鳴いたが、拾い上げて抱え込む事で黙らせた]
それでは、また後ほど。
[丁寧な一礼の後、広間を離れる様子は、少しだけ、慌ただしいものに見えたやも。**]
[ローレル姉さんの微笑み>>125 に、自分の幼稚さへの苦い思いが胸の内にシミを作ります。
いつものことです、ささやかな劣等感は。
ささやかに、細かく、胸の内にふりつもるそれら。
フランツに謝罪を、と促されます。
集団の中でやっていくには必要なことですから。
そう、そうです。それは全く正しいことです。]
顔が赤くなっているでしょう?
泣いたって知られるのが恥ずかしいので
もう少し冷ましてから、戻るわ。
[言外に、先に戻っていて欲しいと、私は姉にそう言いました。*]
[呟きが聞こえてもその意味は分からない。分かろうとも思ってはいない。
去ろうとする背に、絞り出したように掠れ小さな声を投げる]
[今フランツに会ったって、何について謝罪したら良いのかと思うのです。
だって、わたしはやっぱり、悪かったなんて思ってないのですから。
決まったことだからと、みんなだって我慢してるのだと言って、わたしの焦燥を知ろうともしないのはフランツです。
他のみんなって誰よ、名前で指して言ってご覧なさいよ、そして本当にその人たちが、この状況に納得しているのか教えてちょうだいよ。
今ならずいぶん詰め寄ってしまえそうで、わたしはその衝動をひたすら押しつぶします。
――我慢しなくてはいけないの、それは何のために?]
[告解したい、誰かに胸の内の、積もりに積もったちりあくたの話を聞いて欲しい。
そんなことを願えども、教会に行くことは出来ません。
館を囲む壁たちは、わたしたちを閉じ込める檻なのです。
美しい花々が咲いているさまを、
わたしは憂鬱な思いを抱いて眺めていました。**]
……だから嫌なんだよあんたは。
[アルビンが立ち去った後の広間、膝の上拳を握り独り呟く。言葉にしないと何処にも行けない感情が胸を満たして、溢れてしまいそうだった。
ああ本当にどうしてこんな割り当てになってしまったのだろう。こうなるのが分かっていたから離れていたかったのに**]
わかった。じゃあ、先に戻っておくね。
[こんな状態の妹を一人残しておくのは少し気がかりだけれど、本人が言うのならば仕方がない。立ち上がって妹に背を向ける]
待ってるから、落ち着いてから戻ってね。
[結局、自分は殆ど何もしてやれなかった。昔からそうだ。ただ傍にいて、少し頭を撫でたりしても、それ以上のことをしてやれたことは無かった。
それもそのはずだ。大きくなってから、私が妹と一緒に居た時間は本当に短い。特に、村の外に興味を持ち始めてからは全然だ。
……旅に出たのは、間違いだったのだろうか。自分は妹と、もっと一緒に居てやるべきだったのか。
惑う心を抑えながら、広間に戻った]
― 書斎 ―
[書斎に入り、フランツは短く息を吐いた。
夜に薔薇を、そう言った家主は本当にいつも通りだと。
それが羨ましいような、異質のような、両方の想いがフランツに宿っている]
いつも通り……で居ちゃ、ダメなのかな。
[コンスタンツェが残していった叫び>>62が理解出来ないわけじゃない。
ただ、それを脅かす存在が実在するかの確信が無く、いまいち実感が無いために横においてあるだけだ]
はぁ……。
[知れず、溜息が零れ落ちる]
[沈んだ気分のまま、書斎にある本の背に目を向け、興味の惹かれるものを探す]
……天体の本……あ、あった。
[気を晴らせそうなのは、やはり夜空を彩る星が書かれているもの。
どちらかと言えば図鑑に近いか。
とある天体学者が記録したものを書籍化したものらしい]
これにしよう。
[好むものを見つけたことで、少しだけ気分も浮かんだ。
それを手に借り受けた客間へと戻り、その日1日は食事以外の時間は客間で過ごすことになる**]
[そして、今度は再びになるか、
オットーとアルビンの間に微妙な空気が流れる]
あー……、久々に手の込んだ料理でもしてみっかねぇ。
[彼らのやり取りは聞こえていたが、あえて聞こえない振りで、
ぼそっと一人呟いて席を立ったのは、アルビンとほぼ同時。
台所に向かおうとして、オットーとすれ違う間際、
ほんの一瞬、ひょいと片眉を上げたのは>>137独り言を拾ったから。
何か言おうと口を開きかけて、結果としてはやめた]
― 台所 ―
[この調子で皆が夕飯をきちんととるのかは、
甚だ謎ではあったが、有言実行とジェフロイは台所に立つ。
取りあえず作って置いておけばいいだろう理論だ]
猫の晩飯も用意しといた方がいいんかな。
[人間様の食事を用意しながら、ふと思いだすのは
アルビンの足元で鳴いていた猫の存在]
ササミ茹でとけばいいか。
食わなかったらサラダに乗っけて喰えばいいし。
[一人で結論を出すと、ふんふん鼻唄を歌いながら、
割とご機嫌に夕飯の準備に取り掛かったのだった**]
あれ、フランツは?
[妹が戻る前に一声かけておこうと広間に来たのだが、そこに彼の姿は無かった。その場にいた誰かにいきさつを聞く]
そう、そんなに……。
[自分が思っていたよりも彼がショックを受けていることを聞けば、申し訳ないと眉をひそめる。
彼の心労は私の想像していたものを遥かに超えていた。それもそうだ。私はいなかったけれど、騒動が始まってからずっと村の人から突き上げられてきたのだろう]
ちょっと探してくる。
[広間に残る人にそう言い残すと、あてもなく彼を探し回り始めた]**
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