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― ベルガー島 草原 ―
……。
[問われた物のせいか懐かしい物を思い出す。
カレルとロルフはよく似ていると竜は思った。
何よりもその心根が。]
いい土地を残しておいてくれるといいね。
そうすれば何処かの気まぐれな竜が巣を作るだろう。
[そこを根城にするのは自分ではあり得ないがと、竜は思ったが口にはしなかった。]
これだけの人数を連れて、ここまで来るのは並大抵ではなかったろう── 第一陣?
集まってくれた皆も、
[民たちの方を振り向き、その全員を視界に収める。
天青の双眸が煌めいた。]
[そうしている間、ふわりと老婆の目の前に小さな光が舞い降りる。
光は小さな人の姿を形作った。]
ああ…タムリンかい。
出来たのか。ご苦労だったね。
[妖精が手渡したのは、妖精の身の丈よりもずっと大きな布切れ。
広げればそれは緑の混じったマントになった。
試しに老婆が身を包むと、周囲から姿が消える。]
ふむ、良い出来だ。
これなら身を守るに相応しかろう。
ドワーフ達の腕輪は未だかい?
…まぁ仕方ない。
[精霊と共同で作り上げているだろう、魔力を込めた腕輪はまだ少し日がかかる様。
どちらも竜の住処に居た小さな生き物たちが、カレルの為になればと自主的に作り出したものだった。]
さぁ、あんたはもうおかえ…
王子が気になるかい?
だが今は駄目だ。妖精は恰好の餌だからね。
戻ってきたら、あの子に祝福をかけておやり。
妖精の守護は多少なりと力になろう。
[言えば頷き、ピクシーは姿を消した。
おそらくは何処かに潜んでいるのだろうが、目くらましをかけた妖精はただの人には見つかる事もないだろう。]
よく立ち上がってくれた。
わたしは、その気持ちが嬉しい。皆に会えて嬉しい。
[よく通る声に、素直な想いを乗せる。]
[渓谷のほうで休んでいる大勢の人間>>413
そして平原区域のちょっとした変化>>418
コウモリの一羽に命ずる。
前者に関してはおそらくカトワール方面からやってきた軍勢であり、その数の規模などを伝えるものだが、後者に関しては詳細に関しては理解できないため、不穏な動きあり。としての報告とする。]
ちゃんと報告してくンだぞ
[直に紅い人に報告を寄越せ。といっていただめ、コウモリには魔王様目指していってこーいと、伝書蝙蝠を飛ばした]
すぐにでも屋根の下でゆっくりと傷を癒してもらいたいところだけれど、ここはまだ魔物が徘徊する地だ。
夕飯の前にもうひと頑張り、力を貸してくれ。
── 海側より攻めている味方と呼応して、ハールトを奪還する。
― ベルガー島 草原 ―
…っ ごほ
[妖精の姿を見送ると同時、老婆はその場で腰を曲げ、空咳を何度も落とす。
血を吐く事はなかったが、それが一時的な物でもない事は老婆は良く知っていた。
何度か咽るように咳き込んだ後、荒い息を吐いて腰かける。]
……………。
いよいよかねぇ。
許してくれとは言ってない!
[短剣も繰り出して、両刀で追撃の刃を押さえ込むが]
(力が入らん...!)
いい殺気だ...
そうやって俺も殺すのか...
[胴への傷は思ったより深く、震えた体はついにレトの刃を肩へと通し倒れこんだ]
― 別働隊:ファットリア地方渓谷北 ―
[別働隊を指名された二人の闇エルフは、ハールト周辺をに軍隊の気配がないことを確認したあと、更に南へとその足を延ばす。
ファットリア地方の渓谷に差し掛かろうかと言う時に、>>423その大隊を目にして崖の上、木々の間に身を隠した。
大隊を発見した二人は王子が合流する前にハールトへと報告へ戻ったため、王子を確認することはできなかった*]
じゃーオレらも稼ぐかー。
[平原のほうはよくわからないが、差し当たって確実に、賊とおもわれる敵がいる。
騎士やらといった武装を整えているとは言い難い集団だ。
数は多いが、まともにやりあう気は端からない]
野郎どもを集めろ。
[戦うための準備をして、馬賊―――じゃなくて騎馬隊は頭目のもと集合する]
― ハールト ―
……よし、そろそろ弓兵隊も上陸を開始する。
残兵を掃討しつつ、ハールトを占領する。
ただし民兵隊はそのまま船上で待機だ。
[防具もない民兵は、安全な船上から動かさない。]
伝令。先行しているレト隊に敵を追撃しないよう伝えろ。
それと可能な限り人間の捕虜を捕まえておいて欲しいとも。
[敵の援軍がやって来る可能性や、逆撃も考えられる。
まずは一旦体制を立て直すのが先決だろう。]
― ハールト(カトワール寄り) ―
[ヴェルザンディから遅れること、更に数日。
彼はあえてハールトの直前で兵を止め。手勢の部隊全員に命令を下す]
クレステッド隊、全隊に告ぐ。
お前たちはこの近く、出来れば高所に兵を隠し、ハールトからカトワールへ向かう賊軍から、浮いた兵だけを狙い殺せ。成否に関わらず、攻撃を行ったならば直ぐに移動。連中に位置を悟られるな。
魔術部隊は各自の判断で霧や土人形を以って、奴らの目を欺け。
敵軍に気づかれたならば、応戦の必要はない。お前たちを標的に敵攻撃が開始されたならばカトワールまでの撤退を許可する。
上方に敵の偵察部隊が現れた場合も同様だ。
その頃には本隊が着いている頃だろう。
最初に言ったとおり、ハールトは無理に防衛しない。
我が軍の勢力を連中に見せてやることはない。
[言外に、ハールトは捨てると明言し。
ヴェルザンディから借り受けた者達の中でも、特に聡そうな者を1名選出し。水晶の破片を手渡すと、軽く魔法を掛け]
……よし、これでいい。私からお前の場所はこれで解る。
私はこれより<透明化>の魔法を掛けてハールト方面へ向かい、連中の戦力と作戦を確かめる。
お前たちはまだ、我が軍の勝利のために必要だ。その生命をまだ投げ捨てるべき時ではない。
私が戻るまで生き延びろ、良いな。……作戦を遂行せよ!
[指示を残し、単身ハールトへ]
ああ、我ら……いや、王子に楯突くなら、殺すのみ。
[手にかかる重さは、命を奪う重さ。
男がそれを当然だと、倒れ込んだライナーを見下ろす。]
……貴様が奪った命の代償、死で償え。
[捕虜にしようかとも浮かばなかった訳ではない。だが。
最初の一歩。
力を誇示することがまず第一だと。
切っ先を、ライナーの首筋に振るう。]
[白い飛行物体を...は確認していたわけではなかったため王子がそこに今いることはしらず。
ただ渓谷北で停止>>422しているならば、おそらく疲労も抜けきっていない今ならばやりやすいと思ったまで。
漆黒の馬たちが集い、その上には魔物も人も当たり前のように混在、一種の共存を果たしている馬賊――じゃなくて騎馬隊は、渓谷の北側へと降りる山道へと進路をとる]
― ハールト=ファットリア間の渓谷 北 ―
[ペガサスに乗る王子の姿>>438は凛としていて、空を舞う姿は大隊に所属する皆の目を引いた。
輝く金の髪は太陽の如く、舞い降りる様は天の使者と見えただろう。
大隊の士気が高まるのを感じる]
怪我は……まぁ、全く無いとは言えないのだけれど、
治療もしたし、時間も経ったからね。
問題は無いよ。
[傷を負っていたことは隠しもせず、治療を終えている旨を添えて現状を伝えた]
私は軍人ではないからねぇ。
でも騎士の方達に助けてもらったから、何とかなったよ。
[向けられる言葉>>440には軽く笑い、問う形の声に一つ頷きを返す]
王国は広大だからね、全域から集めるには時間がかかる。
我々一族の者も人数の限界があるから、
何度かに分けて集合させることにしたんだ。
問題なければもう一陣は合流することが出来るはずだよ。
[問題、とついたのは一族の者が手にかかる事例が出ているため。
問われるならばそのことについても伝えることになる。
王子が民に言葉を向けるのには、隣に立ち静かに耳を傾けた]
落ち着いたらお風呂に入ろうね。
[怪我の報告をするローランドを気遣いつつも、その振る舞いには安心している。
あえて心配の色を見せずに受け止めた。]
[船団を一通り目視で確認した所、王子は見つからなかったし、王子が乗っていそうな気配も感じられなかったため、其の場を離れる。
通りかかったところで>>448>>454ライナーが敵の指揮官らしき男に追い詰められているのを見つけた。
物陰に潜んで遠目から事の顛末を見届ける。]
……腕が立つな。
[そんな感想を漏らしながら、男の挙動を観察する。]
[そのまま、ローランドに簡潔に戦況を伝えてゆく。]
ファットリア地方では、大規模な反抗はなかった。
魔物を率いているのもオークくらいで、やはり、あまり戦略的価値がないと見られていたようだ。
南の方で集まってくれた義勇兵たちも、わたしの後を追って到着する。
工兵隊は砦の工事にとりかかっているよ。
形になれば、少ない兵でファットリアの維持はできるようになるだろう。
[コウモリには、そのまま続けるようにとの手紙を持たせて返し、前線部隊からのさらなる報告を待つ。]
ペガサスは、この時代でもまだよくいるものなのか?
[自分が封印された時代では、ペガサス騎士団など多数飛び回っていたものだが。]
志願者の皆、戦闘が本職じゃないのに頑張ってくれてる。
元の職業がいろいろだから、いろんな才能を持った人がいてすごいんだ。
ただ、接触した中には、志には感じるものがあるけど、軍の中で皆とうまくやっていける自信がないって、島に渡った人たちもいる。
集団になじめない人っていうのは、どうしても一定数いるんだと思う。
この戦いの後、そういう人たちを、あなたに預けていいかな?
あなたなら、彼らの異才を活かせると思うんだ。
[ここへ皆を率いてきた功を誇らず、騎士たちや一族の活躍を告げるローランドならばと望んだ。]
それにしても、ずいぶんと脆いな。
[まさか此方側の戦力だけで、こうも優位に進められるとは思っていなかった。]
もしや、なにかの罠か?
それにしては、敵の指揮官は必死に戦っていたようだが。
……とにかく、まだ警戒を維持する必要があるな。
[既に後方部隊の指揮は副官に任せ、自分は今後の作戦を練る。
その途中、ふと思い立って先ほど射殺した民衆の一団の所へ。]
[思い立って、腹心の方に意識を向ける。
魔法やそのほかの連絡手段によって情報は手に入るけれども、やはり前線にいるのと後方で見ているのとでは把握できるものが違うな、と思いながら。]
…………これは。
[驚いた、本当に工作兵だったのか。]
情報操作をする手間が省けたとも言えるな。
ふふっ、我ながら運がいいじゃないか。
[いや、待てよ。これは逆に使えるかもしれない。]
[自分の周囲にいる兵へ向けて]
諸君。無辜の民を守ることは我らの使命である。
しかしこのように、敵は民衆に偽装して我らを陥れようとしてきた。
[民衆に扮した兵が隠し持っていた武器を取り上げ、見せびらかし。]
今後は敵の卑劣な策に惑わされぬよう、一層注意せよ!
[こうしておけば、今回のことについては悪評も立たないだろう。
ついでに、後で全軍にも通達を出さなければ。]
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