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『なんでそんなに奥にいるのさ!
分かったよ、すぐ行くっ』
[呆れ半分で了解を返すと、敵旗艦らしき船の位置を副長に伝えた。連絡を受け、戦火を潜って疾風は走る]
― 帰艦直後/シュタイフェ・ブリーゼ 甲板 ―
[沈黙経て返された呆れ帯びた了解>>169 >>170には、ただ、笑うような気配だけを返して。
絶妙の接舷タイミングと風精の援護>>171を受けて、帰り着いた先で待っていたのは、いつもと同じ物理突っ込み。>>172]
って、痛いから、いたいからっ!
[言うほど痛くはないけれど、こう返すのはいつもの事]
……っても、いつもの遠征と違って本格的に撃ち合うよーな準備もなかったし、仕方ないだろー。
[砲撃戦に対応した準備をしているならば、小回りを生かして海上を駆け巡るのもありだったが。
今回の目的はあくまで開拓、武装は最低限に絞られているわけで]
それに、俺の場合、突っ込んだ方が早いし……いや、アイリも来たのはびっくりだったけど。
あと、お前の無茶はにぃの次くらいに心臓にいいから勘弁しろ。
なんかあったら、俺は何人にどつかれると思ってんだ。
[自重絡みの話には、そこだけ真剣な口調で突っ込んだ。
周りから見れば「またやってるよ」的なやり取りだが、初めて見た場合は一体何事、と思うかも知れないが、それはそれ。*]
― 八幡 甲板 ―
[敵船のメインマストに炎が燃え移る。
その光景は敵の動揺も誘い、接近状態から離脱するには十分な隙となった]
面舵!
精霊師は風と水を繰れ!
[私が飛ばす短い指示にも船員達は良く動いてくれた。
最初こそ緩やかな速度だが、精霊師の働きと、船員による舵取りや帆の操作で敵船との距離はどんどん離れていく]
─ 海上 ─
(さーて…どうすっかなぁ)
[敵艦の壁に開けた大穴から飛び込んだ海を泳ぎながら心の内で独りごちる。
副艦長に怒られるはほぼ確定事項だが、問題はいくつかの想定外だ。
降って湧いた様な嵐のせいで逸れた航路、まるで待ち受けるかの様に遭遇した私掠艦隊。
不運な偶然と片付けるのは簡単だが、引っかかる部分が多すぎる。
ともかく早く帰艦して報告なり相談なりして対策しないと、と考えた所で上から聞き慣れた声>>163が聞こえてきて]
─ 海上 ─
ディーク殿、ヤクモ!
丁度良かった、俺も一緒に連れて帰ってくれるか?
泳いで帰るにゃちょいと時間が惜しくてさ。
[元より迎えに来てくれたとは知らず、頭上の彼らに頼み手を伸ばす。
引き上げ乗せられた陽竜の背の上、時間が惜しい理由について問われただろうか。
問われずとも、出来る限り急いでくれと頼み戻った蛟の統制室まで共に来ればどうしたって聞くことになっただろう]
─ 蛟 統制室 ─
副艦長、心配かけて悪かったな。
お叱りは後でまとめて受けるんで、今はこの海域からの離脱を優先してくれ。
八幡や水夜、ユウレン側にも通信繋げて早めに引くように伝えてくれるか。
[統制室の扉を開けると開口一番早口で指示を出す。
ウルズの報告>>147から青筋立ちっぱなしだった副艦長の表情は部下のそれに変わり、船員達も即座対応に動き出し。
それを見て張り詰めていた息を少し吐き出した女に、副艦長から指示の理由を問われ眉を顰めた]
俺が乗り込んだ艦な、指揮官が乗ってなかったんだよ。
もっと小型の船にだって船長位乗ってるのに、あの規模の船に乗ってねーなんてありえねーだろ。
─ 蛟 統制室 ─
─── でも、はなっからやる事が決まってる時は別だ。
[これだけで副艦長はこちらの危惧を理解した様で、表情を険しくさせた。
通信機に手を伸ばしながら、「ま、そういうこった」と頷き]
恐らく連中は俺らがここに来ることを解って待ってたんだ。
あの嵐も計算の内か、もしくは連中が故意に起こしたか。
前者でも充分きっついが後者なら尚最悪だ、万全の態勢に加えてあんな嵐起こせる程の手を持ってるってこったからな。
ただでさえこっちゃ装備すくねんだし、そんな連中とガチでやりあってられっかよ。
連中の頭がどの艦に乗ってるかはわかんねー以上、とっとと逃げて振り切るのが得策だろ。
─ 蛟 統制室 ─
[頭云々については空から状況を見ていたディーク>>161からも補足があっただろうか。
自分の考えは全て推測ではあるが、事実でなくても此処から離脱する利の方が大きいはずだと八幡へ進言しようとした矢先、届いた伝達>>157に軽く口端を上げて]
…さっすがあの王子様。
ただのお飾りじゃないなぁ。
こちら蛟、了解。
てことで、皆ちゃんと聞いてたな?
総員配置!全速離脱するぞ、急げ!
[小さく独りごちた後、通信越しに了承を返し。
敵船のマストが燃える>>158を合図に、戦闘海域からの離脱をはかった**]
― シュタイフェ・ブリーゼ 甲板 ―
[リュカの送る風を捉え、
大将が相当なダメージを受けた事もあってか、追撃らしき追撃はないようだった]
……さて、落ち着いたら、あっちもどうにかしないとだよねぇ。
[やれやれ、とため息ついて、目を細める。
意識をずらせば目に入る、『ここではないどこか』の風景。
とりあえず、そこに一人で放り込まれた者──クレステッドからの連絡は、探索に向かうのを見送ってからはないわけだが]
なーんで見えるのか、っていうのが、まず問題だよねぇ。
[先にこの件について報告した時は状況的に精査もできなかったが、見えるのが自分だけではない、というのも色々と気にかかる。
……なお、自分の身に異変が起きている、という自覚はなかった。
半妖という出自や、身近に自分よりも力ある妖や半妖が多かった事が重なり、そういうものに『慣れて』いるせいか。
嵐の只中に共鳴した存在には未だ、気付いていなかった]
― シュタイフェ・ブリーゼ 甲板 ―
……そもそも、あの嵐自体も不自然だったよなぁ……。
[突発的に嵐が発生する事、それ自体は珍しいとも思わないが]
なんかこう。
今思うと、ものすげー、不機嫌だったし、あの波。
なーんか、怒ってたりしてんのかなぁ。
[海域には、強大な力持つ者が多く住まう。
ただ、それらは大抵、人とは住まう領域の間に一線を引いているはずで。
こんな形で干渉してくるのはよほど機嫌を損ねている場合なのだが]
「……つーか、遊んでんなっての」
[そこにタイミングよく突っ込みを入れてきたのは、副長だった]
えー、遊んでないだろ、思考整理だよ。
……んで、被害状況は?
[それにさらりと返しつつ、状況を聞く。
大きくぶつかるのを避けていた事もあり、さほど大きなダメージは受けていないようで。
むしろ、嵐を凌いだ時の影響の方が根深いようだった]
……そーなると、早目にここら抜けて落ち着かないとヤバいなぁ。
泊まれるとこが見つかればいいんだけど……。
[なんてため息つきつつ、一先ず出すのは応急処置の指示。
それにいつもの返事を返した副長を見送った直後]
……あれ?
[何か、波間から聞こえたような気がした。
何かが唸るような、低いおと。
確かめる間もなく、それは波の音にまぎれて行って]
…………。
[やっぱ、なんかいたりする? とか。
そんな疑問が浮かんで消えた]
[ 光精を頼りに姿を見つけ出してみれば、あまりにもいつも通りのガートルードの様子>>179に、肩をすくめ ]
時間が惜しいってのは...まあいいや、急げばいいんだな?
[ しかし、彼女の言葉の中に、常とは違う意志を感じて、すぐにガートルードを自分の後ろに引き上げる ]
ヤクモ!
『キュー!』
[ 名を呼べば、心得たとばかりに応じた騎竜は、海上に光の軌跡を残しながら、最速で「蛟」目指して飛ぶ ]
― 「蛟」艦上 ―
[ そして、戻った艦ではウルズも待ちわびていたろうが、艦長代理としてのガートルードの言葉に>>180乗員達の動きは一変する ]
こーゆーとこも親父さん譲りだよなあ。
[ 養子であることは知っている、けれど、彼女の言動の端々に、そう感じずには居られない...と、ぼそり呟いた ]
[ こうなると、ディーク自身は口を差し挟む権限も必要も無い。一体となって動く「蛟」の乗員の一人として、艦長の指示に従うだけなのだが ]
そういや、さっきからあちらさんの動きが急におかしくなってんだよな。
もしかすると、どっかに隠れてた「頭」を叩いた奴がいるんじゃねーかと思ったんだが。
[ 自分の目で見た事の報告は必要と判断して、それだけは告げておいた ]
[ 間もなく「八幡」からカナンの通信が全軍へと届き、それに従って船団あげて全力での離脱が試みられ...>>182 ]
うーん
[ 戦闘海域を離れたと判断できた所で、小さく唸って頭を掻いた ]
なんつーかこう...今度は簡単にいきすぎっつーか。
[ まさか、これも罠とか言わないよな?と、少し心配になったのだが...異変はその時、既に始まっていた>>188 ]
― 水夜・甲板 ―
それにしても……クレステッドさん、大丈夫でしょうか……。
[海へと落ちた後、『ここではないどこか』に行ったとは知らない。
カナンには嵐の後の報告で名も一緒にあげていたが。
困ったように眉を下げながら、他の精霊師たちと共に捜索をしている。]
― シュタイフェ・ブリーゼ 甲板 ―
[戦闘海域から離脱した所で、速度を落として船体の応急処置にあたる。
舵から離れないのは、急を要する事態に対応するためだが。
そうする事で、波の感触を受け取る事ができるから、というのが一番の理由]
……やっぱ、ここらの波、妙だ。
[嵐に接する直前にも感じた違和をまた感じて、小さく呟く。
断定するには至らないが、海の中の異空間の光景とも相まって、海自体に何かがある、という推測は十分に立つ]
……問題は、何がどーしてどーなってんのか、が全くわかんない事だよなあ。
[そもの原因や切欠は何なのか。
そこがわからないから、見えるもの同士が繋がらない]
とはいえ……この、妙な感覚は、ちゃんと伝えといた方がいい、か。
[杞憂で済めば儲けものだが、そうでない可能性も高いから、と片手を舵から離して、首の輪に触れた]
シュタイフェ・ブリーゼより、八幡へ。
具体的に説明するの難しいんだけど、また、妙な感じがする。
さっき報告した、妙な現象で見える先が海の中なのと合わせて考えると、ここらの海域自体に何かある可能性も高いかも。
できるなら、海上だけじゃなくて、海中にも警戒広げてほしい。
[口調はいつもと変わらぬものの、声音は僅か、真面目さを帯びる]
あ、あと、さっきの艦隊の頭、叩いといたから。
よっぽどのことがない限り、追撃はないと思う……多分。
[合わせて、かなり端折った報告と予測も告げておく。
あちらに向ける労力を、異変に向けてほしい、というのがあったから]
― 八幡 甲板 ―
[敵艦隊との距離が十分離れ、船の速度は離脱時よりも減速する]
追撃は無しか?
……随分と諦めが良すぎるな。
[部下からの報告に私は首を捻った。
いつもしつこく突きに来る私掠艦隊。
離脱が功を奏した、と考えるにはあまりにも順調すぎた。
それが逆に違和を与えてくる]
彼が、ファサン殿がそう言うのならば手を割いた方が良いだろう。
追撃の件も、承知した、と。
そちらへの手を減らせるならば海中の警戒も増やせる。
[シュタイフェ・ブリーゼへの返信を連絡員へと伝え、船員には指示の変更を命じる。
甲板は変わらず慌しい様相を呈していた]
あぁ、それから。
敵司令官の撃破、感謝する、と。
お陰で離脱も思いの外容易に出来た。
[その言葉を伝えると、連絡員は敬礼し統制室へと。
シュタイフェ・ブリーゼへの返信と共に各船にも海中も警戒するよう指示を出した]
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