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[都会での入院生活。村での静養。
いくら重ねても、体調不良の原因はわからなかった。
不思議と少女らしくなるにつれて元気になっていき、今では麓の学校を休む事さえ滅多にないけれど。
いまだに将来の夢は白紙のまま。
奨学生を目指して勉強するのも、オクタヴィアのように村で生きていくか、オズワルドのように戻ってくるか、アルビンのように村の外に軸足を置くか、決めかねているから。
……うっかり早死にしてあの墓守くんの足元に眠るのがいけすかないから出ていくの、と表向きは気の強い言葉で誤魔化しながら、サシャ・ベルガーは日々を過ごしていた*]
― 集会場/広間 ―
もう、犯人だなんて……。
[サシャ>>70の言葉に溜息はつくけれど、手を振り出ていく様子にそれ以上は言葉を重ねず見送った。
彼女の言葉は意地悪というより、どこか強がっているようにも見える。
かつては体が弱く、都会で入院していた時期もあったようだけれど、近頃の態度の理由はそれだけではないように思えた]
こんな子まで呼び出すなんて、何を考えているのかしら。
[去っていった彼女には聞こえない声で呟いて、息を吐いた]
――ごちそうさま、アルビンさん。
[それからしばらく後。
紅茶を飲み終え、お菓子にも満足したところで、行商人へ声を掛けた]
(あれを配るのは……話が終わってからでいいかしら)
[荷物の中には、リースの他にも少量の香草を袋に詰めて持って来ていた。
料理に入れたり、部屋に飾って香りを楽しむタイプのものだったから、用事が終わったらお土産代わりに皆へ配るつもりでいるのだ。
そう長く掛かるような用ではあるまい――そう思っている*]
年上をそう、からかうもんじゃねーぞ。
[そうなった流れの一端は自分のせいだというのは棚に上げ>>63、>>64
浴室に向かうサシャの頭を、小突く動作をして見せたのは少し前>>70
とはいうものの、赤子の時から知る10歳年下の従妹のことを
それでも可愛く思ってはいるのだ]
あー、うまかった。ごちそうさま。
[アルビンにそう言ったのはオクタヴィアと前後したか>>77]
そういえば……崖崩れ?の、あったのってどのへん?
知ってる奴いる?銀山の近くじゃなきゃいいなあ……
[その場の誰にともなくそう聞いて。
眠る時には熊の冬ごもりとも一部で噂されるこの男。
周囲の話と自分が眠る前の音が繋がったのはついさっき。
情報に乗り遅れている**]
― 集会場/広間 ―
[アルビンから向けられた笑顔>>78に、子供の頃と変わらない素の表情を見た気がしてほっとする。
村を出て行商という仕事に就いた彼は、単に年上というだけでなく、ずっと大人になってしまったような気がしていたから。
商売人と客という新たな関係が生まれたからといって、急に他人になるわけでもないのだけれど]
[そこでオズワルドからもアルビンへと声が掛かる>>79。
なんとなくそちらへ視線を向けたところで、問いが投げ掛けられる]
崖崩れ……って、村の外へ行く道を塞いだやつのことですよね?
危ないから近寄るなと言われてて、しっかりとは確認していませんけれど……。
[復旧するにも女子供が手を出せるようなものではないからと、近所の人や家族経由で聞いている。
自分よりもアルビンの方が詳しいだろうか、と視線を向けて。
彼が首を傾ぐ様子>>80に、目を瞬いた*]
7人目、木こり イェンス が参加しました。
――…………。
[崖崩れの影響で荒れた山の見回りと手入れで忙しい。
こんなに斧を握らないのは久しぶりだった]
待ってほしい。
[男は、呼びにきた使いに5本の指を立てた。
あと5ヶ所確かめ処置を終えたら話を聞くと。
既に幾人か集まっていると聞いてもどこ吹く風。
結局、予定をこなすまで頑として譲らず。
ついでに後で食べるつもりだったパンまで平らげてから
呼び出しを受けたのだった]
― 集会場/広間 ―
遅くなりました。イェンスです。
[すっと頭を下げ、集まっている人々を確認する。
崖崩れに不審死という非常事態に、若い自分たちを留めて何をやらせる気やら]
……ローゼンハイムさん。
思いがけない場所にも地盤の弛みがある。
暫く薔薇は慣れた場所で育てるが良いかと。
[ちょうど崖崩れの話題だったので追加で、手短にローゼンハイムに告げる。薔薇のために新しい土地を探していたが、復旧さえ時間がかかりそうだと]
話はまだ始まらないようなので、
ひとまず倉庫か何かの隅を借りてきます。
[仕事道具の類が入った重たげな背嚢を示し。
リースの香に微かに目を細めて一旦広間を辞すだろう]
住民票
■名前:イェンス・アーベントロート(Jens Abendroth)
■年齢:18
■職業:木こり
■経歴:村の外の出身。遠縁の木こり夫婦に10年前に引き取られた。16から見習いを始めた矢先に養母が亡くなり、木こり親子は前にもまして寡黙になっている。
―集会場/広間 ―
[アルビンの応えに>>80]
あー、それはそれで大問題だな!
……復旧するまで、どのみち材料の調達も困難だ。
[それからアルビンが首を傾げたのと
オクタヴィアが目を瞬いた気づいて>>82]
あっ、俺ね。集中しすぎるとツケがくんの。
2〜3日寝ちまうことがあんの。ある種の特異体質なのかなぁ。
…まあ、そんな大げさなことでもねーか。
[かくかくしかじかと、崖崩れ当日のことを説明し>>15]
…で、寝ぼけ眼でわけもわかんねーうちに、ここに連れて来られて。
[(家族でもいたなら教えてくれたろうにな)と、心の中で付け足す。と、その時だったろうか、新顔が現れたのは>>84**]
― 集会場/広間 ―
[会話の最中、新たな人影が集会場に現れた>>84]
あ……え。
[すぐに広間を辞してしまったので、声を掛ける暇もなかった。
自分たちと比べて随分と大荷物な彼は]
イェンスくん……?
[年若い木こりの名を口に出す。
単に仕事に来ただけなのだろうか、寡黙な彼から読み取れることは少ない]
[オズワルドの方は、アルビンとの会話で状況を把握したようだった>>87。
彼の方からも、事態に気付かなかった理由が説明される]
そういえば……しばらく家から出て来ないってこと、ありましたね。
そんなに長く寝ていたなんて。
[内情を聞いて理解はしたが、少し心配にもなってしまう。
2、3日寝ている間は何も食べないのだろうか]
わけがわからないのは私もですけど……災難でしたね。
[寝起きかつここ2、3日の出来事もわからないのでは尚更だろうと、同情の視線を向けた*]
[村長から何か指示が出るならば、話を聞いて
すぐにでも解散になるだろう。
そうでないならば、話がハッキリしてから
重たい口を動かせばいい。
説明とコミュニケーションに欠ける男は平常通り、愛想のないまま。
養母の生前は、もう少し努力していたが
自分と養父を心配する彼女を亡くして以来、この村に
引き取られたばかりの頃のように内に籠りがちだ。
あの頃と違うのは、それなりにふてぶてしくなった事。
山間の村での日々は、好きだ。
少しでも暮らしの役に立てたらと願っていたし、
その為に命を断つのは木ばかりではないから
多少の度胸はついてきたのだということにしたい]
― 浴室 ―
…………。
[とはいえ。
これは素直にやらかしたと思った。
小さい頃の印象のせいか、いやに青白く感じるサシャの足から目をそらす]
すまない、気づかなかった。
辞書は可能な限り早く引こう。家に持ち合わせはないが。
[学がないため、取り寄せないといけない。
流石のアルビンも、急に辞書は持っていなさそうだ。そんな事を大真面目に言った*]
……。
か、貸したげるから後で覚えてなさいよ。
[なんだろう、イェンスのコレは。
村に来たばっかりの頃は、年の割に可愛かったのに。
ふてぶてしく大きくなっちゃって。それでも、何処か面影が残る感じ。毒気が抜けちゃう]
イェンスも呼ばれたの?
いよいよもって意味不明だわ。
復旧の話だったら、私やヴィア姉呼ばれないだろーし。
[とりあえず気を取り直して足を拭く*]
…残り湯しかないけど、水でいいなら
汲んできてあげてもいいけど?
村の設定が変更されました。
[小さい頃、迷いでた小川で見かけたサシャは、自分とそう背丈も変わらなかったが、水に触れただけですぐ体調を崩していた。
今は男女と年の差がハッキリしているが、彼女は気の強い元気な娘に成長しているのが、なんだか不思議だった。
自分ばかりが、子供の輪に入れない子供のままでいるような。
そんな気分になってしまい、恥ずかしい限りだ]
恩に着る。
[サシャに深く頷く]
何か、最近の一連の出来事に関わってはいそうだが…。
俺も確たる心当たりはない。
気遣い、ありがとう。
軽く洗いたいだけだったから、大丈夫だ。
[ひょっとしたらこれもデリカシーがないかもしれないが、さっと手足を清めて、叶うなら共に広間へ戻ろう]
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