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8人目、物腰柔らかな ウェルシュ が参加しました。
─0日目・AM11:00・エントランス─
[両親に手渡された招待状>>1とずっしりと重量感のあるカバンを抱え、賑やかなエントランスを眺めてはこれから共に過ごすであろう学友達の顔を穏やかな笑みを浮かべながら眺めていた。]
流石はグランツ士官学校といったところでしょうか…様々な方々が集まってる様子ですね。
何名かは受け付けも済んでいるのでしょうか。
私も早めに済ませなくては…。
[再び招待状>>1に目を向けては一瞬だけ笑みが消えたが、すぐにいつもの微笑みを浮かべ受付へと歩を進めた。]
─0日目・AM11:00・エントランス─
[こちらの家名には聞き覚えはあるようだが、少し考え込みながらも特に気にする様子の無い相手>>16に金の瞳が一層弧を描いた。まさかシェーンベルクを知らない人間に出会えるとは思わなかった。
――合宿の間の良い暇つぶしになるなぁ。
そんな思考は胸中に押しとどめて、今は人のいい笑みのまま相手の言葉に耳を傾けて]
……ああ、モルゲンシュテルン。
曾祖父から何度か聞いたことがあるよ、その名前。
[ふと、彼の声が小さくなれば首を傾げた。聞き取れなかったからではなく、幼い頃、曾祖父に寝物語の昔話をねだればよく出た名だったからだ。とはいえ、人間の歴史でいえばかなり昔の話なのだろうが。
相手が目を伏せると一歩近寄ってその視界に更に割り込み、手を差し出して握手を求めて]
僕は……あれ、何の専攻で通ったんだろう。忘れちゃった。
でも、魔科学ならきっと一緒に訓練することになるよ。
よろしく、レト。
…あんまり、好きじゃないんだ……ファミリーネーム。
呼ばないでくれた方が、その…助かる。
[悪意はないんだろうけども(そもそも自分で名乗ったわけだし)、家名を呼ばれれば自然と眉間に皺が寄ってしまう。
それが相手に嫌な気持ちをさせるんじゃないか、なんて心配は僕にはできない。
対人関係は体術の次に苦手な項目だ。]
忘れたって…普通忘れないだろ。
まぁ、…なんだ。でもその、同じ学科だっていうんなら、よろしくしてもいいけど。
………ディーク。
[専攻を忘れただなんて、そんなことがあるんだろうか>>21。もしかしてお貴族様は受験せずに入学できるのか?なんてどうでもいい勘繰りをしていれば、すっと視界に手が差し出される。
さすがにその意味がわからないほど馬鹿じゃない。
少しの躊躇ってから、控えめに手を握り返した。]
─0日目・AM11:00・エントランス─
…ではレオンさんとお呼びしますね。はい、早く終わらせちゃいましょうか。
[“こういうのは長引かせるだけ面倒ですし“と係の人間に聞こえないように零しながら床に置いた鞄を持ちあげ、カウンターへと向かう。予め記入してきた書類を提出し、数度受け答えをすれば難なく受付が終わり、邪魔にならぬようにと列から抜けてエントランスの壁際へと移動する]
……んー、…。
[彼を待つ義理はない、ないのだが。彼>>19の人懐こい笑みに悪い印象を抱くはずもなく、第一に顔見知りのいない空間だ。彼のような存在とコネを持つのは悪いことではないだろう。
…とはいえ、そんな小難しいことを並べてはいるものの初めから僕の中の答えなんてひとつなのだ。──“この合宿で友達のひとりやふたり作れるかもしれない!”…実家の目のないこの場所の開放感に浮かれてるらしい緩んだ口元を添えた手でそっと隠した]
―0日目・AM11:00・エントランス―
[相手の沈黙のちの反応>>18を見る限り、これは友人を問いただす必要がありそうだと心の中で独り言ちてカバンを抱え直し、手続きが済んだ受付から速やかに退く]
ま、何だ。俺も休暇に帰った時にダチに話すいい話のネタができたよ。
間接的にとはいえ少なからず知り合いがいるっていうのも心強いしな。
[気を抜いた穏やかな微笑を相手に向けて、それから相手の方をぱしんと軽く叩いた]
それはこっちの台詞だって。
兄貴のことは抜きにしても、短くはない学生生活なわけだし。
俺と仲良くしてくれると助かるよ、ヴェル。
[ひとまずは資料に記されている、割り当てられた宿泊部屋へ荷物を置きに行くとしよう。
ひらりと彼へ手を振って、軽やかな足取りでその場を後にした]
─0日目・AM11:00・エントランス─
へえ、素敵な名前なのに。
[何の気なしに反復した相手の苗字。あまり芳しくない反応>>22が返って来ようと、不快になることも、好きではない理由を訊くこともせず、そういうこともあろうと受け入れた。しかし、"普通"という言葉には不思議そうに首を傾げて]
へえ?皆ちゃんとしてるんだね。僕にとってはこれが"普通"。
[何事もその日の気分次第で生きている自分にしてみれば、願書の内容を思い出すことは数か月前の朝食のメニューを思い出すのと等しく難しい。士官学校では"普通"らしく振舞うためにもこれからは日記でも付けようか。そんなことを考えながら、差し出した手に感じる柔らかな圧をしっかりと握り]
仲良くしてくれるの?そうしたら、損はさせないよ。
僕は魔物と仲が良いんだ。
魔科学研究に必要な素材があれば、取ってこさせてあげる。
―0日目・AM11:15・バルコニー―
[宿泊部屋に荷物を置いて身軽になったのを良いことに、暫く滞在する宿舎を探索することにした――ものの、館内図を見つけることができずに約5分]
えぇ、めちゃくちゃ不便じゃん……
[ちなみに館内図は受付時に貰った資料内に入っていたが、丸めてポケットに突っ込まれている
手当たり次第に開けた扉がバルコニーに続く扉だったのは幸いで、長時間の移動に疲れた体に外気が心地良く感じられてそのままバルコニーに出ることにした]
─0日目・AM11:00・エントランス─
…これで大丈夫でしょうか?
[渡された用紙に必要事項を何時ものように埋め、係の人に提出しては他の人の迷惑をかける前にと直ぐにその場から離れ割り当てられた部屋を確認する。先にこの場にいる誰かに挨拶をと考えもしたが、まだ
9人目、教官 スノウ が参加しました。
村の設定が変更されました。
…明星なんてガラじゃないんだよ、僕は。
[素敵な名前だなんて言われても>>25、少しも嬉しくない。吐き捨てるように呟いたのも束の間、次いで告げられた言葉にはつい呆れた顔をしてしまった。]
……そんなに忘れっぽくて、よく学科試験に通ったな?
さては実技で通ったクチか?
[だとしたら、僕とは対極の存在ともいえる。僕は間違いなく学科や魔科学の功績のみで通っているだろうから。
そんな相手と本当に仲良くできるんだろうか。しっかり握られた手に、思わず腰が引けてしまった。]
…別に損とか得とかそういうのは関係ないだろ。
魔物と仲がいいってのは、その、素直に凄いと思うけどさ。
[研究に必要な素材を採ってきてくれるのはありがたいけど、別にそれが目当てで応じたわけじゃない。そんな卑しい奴だと思われるのはなんだか癪で、口を尖らせてそう答えた。]
…僕もそろそろ荷物を置きに行くから、また後で。ディーク。
[握られた手を離してそう言うと、そそくさと割り当てられた部屋へ向かった。**]
―0日目・AM11:15・バルコニー―
うわ、えっ、びっくりした……
[バルコニーからの眺めをぼんやりと見つめ益体のない考え事に頭を巡らせていたところに突然、忍び寄って掛けられた声>>28に慌てて振り返り、驚いたように目を数度瞬かせた]
あー……えっと、
親善合宿に“参加”する側の人なら、そうなんじゃない?
悪いね、何かバルコニーに用あった?
[出鼻というか、調子と言うか、早々に崩されてしまったものを繕い誤魔化すように頭をぽりぽりと掻く。
自分も無駄に背丈だけは育ってしまったタイプだが、目の前の男性もなかなかに大きいな、とそれとなくじろりと体躯を一瞥]
―0日目・AM11:15・中庭―
[荷物を置き、施設の間取りを把握しようと館内図片手に歩いてはよく手入れされた中庭に辿り着いていた。
中央には噴水、周りには青々と生い茂る木々、そして暖かな日差し…誰も居ないその空間に何処か安心してる自分がいた。]
まだ時間は有りますし、少しだけここに居ましょうかね。
ああ、今度は本でも持ってきましょう。
[誰も居ない事をいい事に、少し大きめな独り言を呟きながら噴水に腰かけ目を閉じては、風で葉が擦れる音、水の打たれる音、鳥の鳴き声に耳を澄ませ]
─0日目・AM11:00・エントランス─
[相手の小声のぼやきには肩を竦めて無言で同意を示す。相手が手続きを済ませるのを待ってから自分も受付に書類を差し出した。その場を離れていく様子に、このまま去ってしまうのかと残念に思ったものだが。所定の手続きを終えて列を離れつつ周囲を見渡せば、すぐ傍の壁に佇んでいる先程の男の姿が目に入り>>23]
……お、もしかして待っててくれた?
[あくまでからかいの要素は含まない、純粋なる喜色を浮かべて声を掛ける。知り合いなど殆どいないであろう場所。せっかくなのだから、合宿を共に過ごす者とは親睦を深めておきたいものだ]
せっかくだし、もうちょっと話そうぜ。どうせお前も荷物置きに行くだろ?
[断られたとしても一人で行くつもりで、地図に目をおとしながら記された方向へと歩き始める。相手が誘いに乗ってくれたのなら語らいつつ共に向かったことだろう*]
―0日目・AM11:15・中庭―
[部屋に荷物を置いた後、館内を散策しようと一人出歩くことにした。
廊下を抜けていけば、窓から差し込む太陽の光に外へと視線が向く。窓の向こう、解放的な緑の溢れる空間に惹かれて中庭に繋がるドアに手をかけた。どこか張り詰めて感じる館内の空気とは違い、風も軽快に吹き抜けてなんとも心地良い]
……あー、気持ちいー! 昼寝に最高じゃん。
[大きく伸びをして息を吸い込み澄んだ空気を取り込む。誰も居ない前提で遠慮なく漏らした感想は、無遠慮に響き渡ったことだろう。
光を反射する水飛沫が綺麗で、もっと近くで見ようと噴水に向かって足を進めたところで漸く先客>>33がいたことに気付いた。もしや完全に気を抜いていた様子も見られてしまっただろうか。少しの気まずさを感じつつも、へらりと笑って誤魔化して声を掛ける]
悪い、邪魔した……か?
─0日目・AM11:15・ラウンジ─
[他愛もない世間話を“友人”としながら迷わずにたどり着いた部屋に荷物を置いてある程度整理すると、ふと目に止まった宿舎の地図へと視線を落とす。色々と見て回りたい気持ちもあるのだが、地図を読むことが苦手だと自負をしているためにそれも躊躇われる]
………………よし、いきますか。
[…が、数秒の沈黙後大袈裟に覚悟を決めたように一人呟く。個室の扉を開いて外へと足を踏み出した。地図を頼りに階段を降り、時折地図をひっくり返しながらもたどり着いたラウンジに誰知れず目を輝かせる。
達成感と妙な高揚感に胸を躍らせながら四人掛けソファの端にそっと腰かけると低いテーブルの上に、力んで握っていたせいか少し皺のついた地図を広げると昔屋敷を探索した時のような高揚感を思い出す。
──さて、まだもう少し時間には余裕はありそうだ。次はどこにいこうか?]
―0日目・AM11:15・ラウンジ―
[宛がわれた部屋に向かって荷物だけ置いてくると、まず先に始めたのは建物内の探索だった。
とは言え僕の興味は建物そのものじゃなくて、魔導機器の類なんだけど。]
……すごいな。外見からだけじゃわかりにくいけど、照明ひとつとってもかなり高度な技術が使われてるぞ…
エネルギー変換の無駄が少ないし、洗練されてる…
いいな……解体して中身を見てみたい…もっと知りたい……
[ふらふらと歩きながら辿り着いたのはラウンジらしい。
先客の気配>>36はあったけれども、僕にとっては魔導機器の方が大事だ。わき目もふらずソファ横の暖房魔器へまっしぐら。]
―0日目・AM11:00・エントランス―
[最初あれだけ迷った受付も済んでしまえば早いもの。だんだんと人が集まり始めてきたそこから速やかに退く。叩かれた肩>>24には若干痛そうな表情をしたものの、戯れと分かっているからマイナス感情はない]
ま、せいぜい並び立てるよう努力させてもらうさ。
ここはそのための学校なんだからな。
[鮮やかなまでの笑みひとつ。歩いていく彼を見送ってから手元の地図に目線を落とした。さて、割り当てられた部屋はどこだったか。今度は迷わなければいいのだが──]
―0日目・AM11:15・中庭―
[目を閉じてから少しした所だろうか。誰か>>35が来たのか、何とも気が緩んだ声が聞こえてきた。
まあ、その言葉もこの空間に立ち入れば誰しもが抱く事だ。実際声の主が来なければ、うたた寝一つしていたかもしれない。
そう考えていればその声の主がこちらに来ていた様で、先客に気が付き気まずそうにしていた。]
…いいえ?
私も先ほど来たばかりで休もうと腰を掛けたところですよ。
貴方もどうでしょうか?
ここ、丁度陽が当たってうたた寝に良い時間ですよ?
[彼の様子を見れば明らかに誤魔化そうとしているのは分かっていた。
気づかなかった振りだって出来たのだが…少し意地悪をしてみたくなった。普段であれば決してしない事だ。
ましてや初対面に対しても。]
─0日目・AM11:00・エントランス─
はは、多分そうだよ。
魔術兵学の筆記では『感覚でやる』とか『魔獣を敵にけしかける』とか、適当に書いた気がする。
[知り合って早々に呆れられようと>>30意に介すことはなく、それどころか楽しげに笑ってみせる。合格理由など気にしてもいなかったが、筆記試験を思い返してみればさぞ減点されたであろう滑稽な回答の記憶しか出てこなかった。
ふと、呆れから一転して不服そうにする相手。それが自分の提案のせいと分かれば面を食らって暫し黙り込み]
……君、変わってるね。
[ぽつりと小さく零す。欲のない人間を相手にするのは久しぶりだ。
少し考え込んでいる間に握った手が離れると、去ろうとする相手のポケットへ小さな黄色い鉱石を忍び込ませて]
…じゃあ、僕も君に倣うとしよう。
これは損とか得とか関係ない、出会えた記念のプレゼント。
また後でね、レト。
[転がり込ませたのは発電機にもよく使われる、雷の魔法を増強する効果のある石。
相手が何か言う前にと魔法で姿を消せば、己もまた指定された部屋の方へと足を向けた。**]
─0日目・AM11:15・ラウンジ─
……ん?
[しばらくの間地図を眺めていたものの小難しい言葉が耳に届き、声のした方へと顔を向けるといつの間にかに見慣れぬ男>>37が姿を見せていたらしい。
正直いえば何を言ってるかわからないが、楽しげにしている相手に興味を持ったのか口元の笑みを深める]
…流石に解体はまずいんじゃないですか〜?今のところ僕しか見てないんで、僕が黙ってたら“メンテナンス不足”ですむかもしれないですけど。
[にやにやと意地悪い笑みを浮かべながらソファから立ち上がり、彼>>37の背後に立つと何をしてるのかと興味津々な様子を隠さずに相手の手元を覗き込んだ。]
―0日目・AM11:15・バルコニー―
じゃあ同期だね。
……ああ、そうだ。手紙を出しに来たんだ。誰にも言わずに出てきちゃったからさ。
[声を掛けた相手>>32が分かりやすく驚くのを見れば満足げに微笑んだ。何事も最初が肝心とは言うけれど、無難で印象の良い挨拶なんてつまらないことはしたくない。
けれど、今は悪戯より優先する用事があるのを相手からの質問で思い出すと、右手に握っていた紙飛行機をバルコニーから宙へと投げ飛ばす。ぴっ、と口笛を鳴らせば紙飛行機は一羽の鳥となり、無事に羽ばたいて行くのを見送ってから相手に視線を戻して]
……僕の身体、どこか変?
[こちらを観察するような視線には気付いていた。何か気になるところでもあるのかと、首を傾げて]
―0日目・AM11:15・バルコニー―
ああ……実家への手紙的なヤツ?
――……おおー……綺麗だ。
[長身の彼が指先で摘んで飛ばした紙飛行機>>43は、瞬きした刹那の間に鳥になって飛び去った。
まるでその一連の流れが動きのある絵画のようで思わず感嘆の声を漏らしたが、相手の声受けて視線をそちらに戻した]
ん、悪い。気を悪くしたなら謝るよ。
単に、普段同じくらいの目線で話すヤツがレアだから。
物珍しさ、みたいな。
[身長の話、と分かりやすいように掌を自分の頭頂部に当ててアピールして見せる。
中肉中背の家系の中で自分だけ背が伸びてしまったもので、本当は血が繋がっていないんじゃないかと思春期に疑ったのはここだけの話だ。
目の前の彼は特に見知った顔ではない。
自分が忘れているとかではなさそうだと判断して、軽口も交えて訊いてみる]
なぁ紙飛行機の君、名前は何て言うの?
俺はトール。トール・ヨハンソンだ。
―0日目・AM11:15・中庭―
[閑やかな時間を割り入ってしまっただろうかと心配したが、相手からの快い返答>>39にほっと息を吐いた──のも、束の間。続けられた言葉からして、先程の間抜けな独り言を聞かれていたことは明らかだろう。
ガシガシと髪を掻いて視線をぐるりと一周泳がせたものの、浅く呼吸を落としてから相手の隣に腰を降ろした]
……そーだな。昼寝に絶好の場所だって、お前も思うだろ?
[開き直るしかない、というのが短路な思考からの結論だった。不服げな声色になったのは、相手の遠回しな伝え方に対する抗議からのもの。
とは言っても油断していたのは自分の方なのは確かで、直接咎めるのは流石に理不尽な気がして言葉としては飲み込んだ。合宿の同士だろう目の前の男が“そういう性格”なのだということは学べたが]
つか、ここにいるってことは、俺と同じ合宿生……だよな?
俺はレオンハルト・マルティン。これからヨロシク。
[暖かな日差しに髪を揺らす柔らかな風。長閑な場にいれば多少陰った気分もすぐに晴れてくるものだ。
挨拶を向ける時には負の要素などすでに消えた、朗らかな笑みで]
―0日目・AM11:15・バルコニー―
[相手>>44の手の動きを目だけで追いかけ、ああ、と納得したように声を洩らすと頭から瞳へと視線を下ろす。お互い似たようなことを考えていたことを知ればこちらも素直にそれを打ち明けて]
いいよ。
僕も、僕より大きい人間は久しぶりだなと思ってエントランスで見ていたから。
[そうは言っても、エントランスに居た他の男ら>>12>>20も随分と高身長だった。軍では自分たちほどの背丈はそう珍しくもないのかもしれない。
そんなことをぼんやりと頭の片隅で考えていれば、"紙飛行機の君"という呼び名にきょとんとして。続いて投げかけられた質問にそれが自分に向けられたものと気が付くと、ふっと小さく笑みを零して]
……ディーク・シェーンベルク。
そんな可愛い呼び方をされたのは初めてだけど気に入ったよ。今度から使わせて貰おうかな。
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