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13人目、炎の魔 カナン が参加しました。
― いつかどこかで ―
張り合いがないな。
余興にもならん。
[たった今、打ち倒したばかりの魔物を踏みつけて、つまらない、とばかりに爪先でぐりぐりと捩る。
哀れな魔物は、半ば溶解していた。]
どこぞに我を楽しませるものはないのか。
せめてうまい酒でもあればな。
[酒―――…酒。
何処かで噂を聞いたか飲んだかした気がする。
曖昧な記憶を頼りに、魔はのんびりと歩きだした。*]
執務 ジークムント が見物人として参加しました。
─ 執務室 ─
[さらさらと書類にペンを走らせる音ばかりが静かな室内に響く。
本日目を通して署名をしたのは、さて幾通だったか、そのうちの一通、ランヴィナス公国のとある鉱山を巡る取引に関する書面に難しい顔で視線を落とす部下───教え子に、男は書面から顔を上げて柔らかい笑みを向けた。]
………納得がいきませんか?
[その書面には、取引相手の商会の名も記されてある。
そこに記された名は、エティゴナ商会の名ではない。
もっと小さな別の、条件としてはエティゴナ商会に劣っていた者の名前だ。]
そうだな……、
[男は手を止めて、背を伸ばすように椅子の背もたれに背を預けた。
若草色の瞳には面白がるような、そしてどこか教師めいた色がある。それは生涯の半ばを戦場にかけてきた男の本質であるかも知れなかった。]
確かに現状選ぶのなら、エティゴナ商会が妥当でしょう。
あれは安定しており条件もいい。
儲けは些か減ろうが損をすることもない。
我が国にとっては願ってもないことだ。
[エティゴナ商会。かの戦乱を経て大きくなり、更には義息子たる男を得て更に勢いを増した商会だ。今やランヴィナスの経済の随分多くは何らかの形でかの商会の影響を免れずにいる。
彼らとはジークムント自身、縁も深い。
彼らが求めるのは当然に彼ら自身の幸福と利益、されどランヴィナスの幸福の追求が彼らの幸福と対立をせず重なる限り、彼らはランヴィナスの幸福にも多く手を貸してくれるだろう。
その程度の信はあり、その程度には頼っていた。…けど。]
………が。
一つに頼りすぎては、やはり危うい。
例えば彼らが倒れたならどうします?
我が国が共倒れになる、それは避けなばならない。
…が、あまりに結びつきを強めていてはそれは難しい。
[初歩の初歩。それを音にしながら男は僅かに首を傾げる。]
なに。彼らはさして以外とも心外とも言いませんよ。
いや形ばかりの不平は言うかも知れませんがね。
彼らもこの程度は予測していることだ。
その上で恐らく、次は更に売り込みを掛けて来るでしょう。
その時は受け入れれば良い。
取引相手は多ければ多いほどに強みとなるもの。
それを彼ら自身とて良く承知していること。
私たちが───ランヴィナスが、
そうした「強い」取引相手と彼らに認識され続けている限り、
彼らが我らに背を向けることはない
おう。
なら、こちらから ……行くぞ!!
[一声吼えて、大地を蹴る。
直進。小細工もフェイントも一切なしの突進。
白刃の前に、怖れの欠片もなく突っ込んでいく。
得物のリーチならばハルバードの方が長い。
だが敢えてその利を取らず、斧頭を右後ろに構えたまま懐に飛び込むのを狙った。
石突で相手の身体の中央を突きに行く。*]
―公国 猫屋敷 ―
……殺す気か!
[のそりと起き上がり、足りなかった酸素を補給する
あーれーとでもいうようにのんきに肩や頭から落ちていく猫たち。こいつらは俺を生き埋めにすることを望んでいるのだ。
…しかし、何か遠くに夢を見ていた気がしたが、なんだったか。いつも通りの朝の衝撃ですっかり忘れていた]
『あ、起きたんだ、ゲルトさん』
[そして声をかけてきたのは…家族―――でもなく、使用人――でもなく、近所に住んでる一般人である。普通に不法侵入ともいえる。]
あー…今日はどうした?
『ちょっと桶が壊れたんで借りようとおもって』
パクるなよ
『へへっ‥…』
[少しジト目を向けた。色々プライベートとか、物品がこういろいろと勝手に持ち出されたり、盗難しそうになったらふんじばったり、公共物というか共有物がいっぱいあるような。どうにも形容しがたい暮らしをしているのがゲルトの暮らしであった]
ウルケル海軍提督 ゲオルグ が見物人として参加しました。
― 何処かの森の出口 ―
[構え取らぬは、如何なる手が来ても応じるため。
何をやってくれるか、どう魅せてくれるか、という期待感を抱えつつ、呼吸を整える]
……ぁー……やぁっぱ、違うなぁ。
[これだから『最上級』は、と。
張りつめる空気に、落とすのは小さな呟き。
戦場で感じるものとは違うそれが心地よいと。
過る思考は、笑みの内]
─ 執務室 ─
おわ………っ
[遺言のような哀れなる絶句のような。
そんな一言と同時に、男の顔がべしゃんと書類の山の上に落ちた。彼の手元にあるのはこの数日間、常にも増して多くあった様々な仕事の書類の山で。]
[思えばそれに遡ること、数週ほど前。
副官の───今は元、とつけるべきなのかも知れないが───タクマ・ナギがモルトガット帝国を訪問するというのにかこつけて、どうにか休暇を捻じ込んで共に行けないかと画策したものだったが。]
(……まあ、な。)
[案の定無理であったそれを一旦はため息と共に諦めて、些かやさぐれていたのが少し以前のこと。
あまりにやさぐれている中年を見かねたのか、船では厳しいだろうが飛行機を使うのならば少しの休暇とささやかな旅行は叶うのではと提案を受けたのがそれよりも数日の後。
それから更なる画策を重ねて仕事を集中させることに成功し、どうにか休暇をもぎ取ったのが、つい先週のこと。
───そして出来上がったのが現在の中年の抜け殻である。]
もう少し若ければなあ………
[うじうじと言ったところで変わりはしない。
とにかく目が乾いて痛い。視界がしょぼつく。
背も肩も腰も痛い。げっそりとした顔をどうにか上げた。]
時間は……、うむ。間に合うな。
[艦上であればもう少しはマシなものを。
そんな愚痴を内心に押し込めて立ち上がる。迅速に動かねばならない。急ぎの用件とやらが持ち込まれてしまうより前に。]
───── 出るぞ。
[タクマに今のところ連絡は取っていない。休暇をもぎ取れたのも、既に彼がかの国へ向け立ってより後の話だ。
…いきなり追いつけば驚くだろう。そんな顔を見てやるのも、きっとたまには悪くない。浮き立つような心でそんな子どもっぽいことを考えて、男は少し軽くなった足取りを執務室の外へと*向けた*]
黒狼 トール が見物人として参加しました。
[それは、オズワルドの近辺にいたりいなかったりする黒い狼であった。
オズワルドは、いつも同じようなのを飼っている、との噂である。
そういう血統の狼なのだろう、と思っておくと無難だ。
真実はさておく。*]
魔法騎士 シェットラント が村を出ました。
[そんなこんなで、少し遅刻しながら働く。]
地に足がついてねーんだよ…
[今日は一般の知識人を交えての会議であったが、どうにも心もとない。
民に力をつけさせる。国政にかかわらせる。それは「思想家」だったのかもしれないが、長い間「不平家」であったせいか、いろいろと極端すぎる。]
まあ…おかげで地道に改革はしていけ。ってのはわかっただろう。
[極端をもって極端を制する。開き直ってそういう気持ちでいることにした]
13人目、魔法騎士 シェットラント が参加しました。
− OROCHI世界 −
…────、キアラ?
[その名を最初に口にしたのは。
己を呼ぶべき者の名として、最も相応しいものと思われたから。
呪の紡がれた先、その共鳴を手繰り寄せるようにして辿る。
ふと視界が開けるようにすれば”門”がある。
それを語る声>>42には覚えがあった。
つと傍らを見遣る。
───目が、見開かれる。]
/*
そろそろ人数確定したいのですが、みなさん入村していますか?
地上メンバーは、希望が冒涜者・囁き狂人・おまかせのいずれかになっていることを今一度ご確認ください。
―施療院 ―
やっほー。ナネッテ姐さんー。新しい紅茶の味見にきたよー。
[定期的にお土産つきでやってくる、弟分が訪れるのであった*]
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