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[再び、傀儡の唇から紡がれた言葉。
少しだけ震えた声は、なんとも弱々しく。
首をかしげる男性を、細めた目で見てから、踵を返します。
男性へと背を向けた途端、雪は消えてしまいまして。]
別に、
[残す言葉は、それっきり。
下駄を鳴らし、跳ねるように。
傀儡は、真っ暗な裏路地へと、姿を消してしまいました。]*
[テーブルの隙間を縫ってそちらへ近づいた。
ああ、やはり彼女だ、そう思って、僅かに身をかがめる。]
かなめ様、こちらをどうぞ。
[テーブルの上、滑らすように置いたのは、本来の勤め先の名刺。勿論、本名も書かれている。]
わぁ……綺麗!
カクテルって、こんなに綺麗なんですね
飲むのがもったいないくらいです
[差し出されたワイングラス
その中で店内の照明を浴び、きらきらと輝くものだから宝石のようで
思わず掲げて、見入るほど]
「飲まねぇんなら俺が……って飲むのかい」
[ちゅうちゅうと吸ってみると、フルーティーな味わいが口の中に広がり、気分は南国のよう]
―少女と青年が見つめる先―
[少女の願いは叶った。
そして、青年の願いは潰えた。
彼女は――幸せだったあの頃に還りたいと願った。
だから、兄が変えた運命と歴史は元に戻り
妹が望んだ元の世界。鞘木星と鞘木凌の死んだ世界が生まれた。
妹の握る人形は泣いている妹を慰めてくれる兄の人形。
喜んでる妹に笑いかけてくれる姉の人形。]
―後日:路上―
[輝音には少しだけ話したこと。
炎に焼かれる夢を見る、と。]
……そう、まるで炎みたいだろう?
[この雪のような。
白い、しろいほのおみたい。>>477]
お兄ちゃん、行こう。
私シメオンお兄さんとジルくんとの約束守らなくちゃ。
[太陽の髪色。
そして、グラデーションがかったネコミミパーカーのワンピースを翻し少女は笑う。]
『そうだね。それに、俺たちもまた1つ頑張らなくちゃね。
俺たちの、新しい魔女を探しを、ね。』
[にこり、ワンピースを翻し笑う妹の手を取って2人の契約者は走る。
約束を守りに、魔女と、その素質があるものだけが見えるものの場所へと――
太陽と月は見守り、探し出すために**]
[事前に訳されていたから分かる。
殺そうとした男と、同じ言葉を言われていると。>>_16
楠は押し黙る。絞り出すような声だったから。
そうして、力無く笑った。
向けられた背。消える雪。
終わる時。]
まるで、俺に期待しているみたいだ。
― それから ―
[船旅の続く間、刈谷は太陽を探したけども、見つからない。
代わりに、少女と、その兄に似たよく似た人形を抱くより幼い少女は見かけた。]
……私などではどうにもならない、大きな喪失……改変があった、ってことかな。
それだけ、あの子の願いが強かった、ってことかな……。
[アッパーデッキの手すりに持たれ、涙がこぼれないように、星空を見上げ。
刈谷はひとり呟いた。
せめて、
― その後 人狼との戦いの中で ―
[詠唱と同時、白い電磁波が円月輪を包む。
輪の中の空間が歪んだと思えば、薄い膜が張り、それはやがて平面的な氷へと。
円月輪の外観が、まるで若干物騒な装飾が施された鏡のようになる。]
[対象が放った魔法を受け止めた氷は、ぱりんと砕け。
自分を狙った攻撃は、そっくりそのまま相手へと返っていく。
その性質は魔法返し。]
[鏡のような氷であらゆる魔法を跳ね返す、防御と攻撃の魔法。]
[魔法を纏った物理攻撃を弾くことはできるものの、薄い氷なので、純粋な物理攻撃を受ければ防ぐことなく割れてしまう。
また、跳ね返せる魔法は一度にひとつだけ。
けれど一人で多数を相手にするわけでなければ、充分戦力となるだろう。]
[白いジェムの魔女の氷と。
護りたいという想いが生んだ魔法。]
[すかさず円月輪を地面に突き刺し影の手を生み出す。
手が向かう先は対峙している相手ではなく、先陣を切るように相手へ駆ける共闘者へと。
負傷したなら、それを自分が引き受けようと。]
くっ……
[受ける痛みは対象から吸い上げた負傷の半分。
それでも急激に流れ込む苦痛に倒れそうになるのを堪え、小さなジェムを二つ、右の大腿へ押し当てた。一つは負傷、一つは魔力の回復へ。]
――
[電流纏う輪を潜った青年は、対峙する相手の後ろへと降り立ち。]
……こちらです!
[後ろから斬りつけるのではなく、相手の注意を引くために呼びかける。
討伐は共闘者へ任せたとばかりに。
人狼が武器を振るったなら、円月輪で受け止める。]
[
青年が、もう過去へ翔ぶ為にこの魔法を使おうとすることはない。
少年の姿へ戻ることもない。]
[大切な家族と、大切な隣人と、大切な友と――
試練の中で出会った人達と共に生きていくために、
青年は、今日を駆け続けるのだ**]
今にも泣きそうじゃ ないか。
[跳ねて、その怪は眼前から消えた。
雪の下に残るは、よくよく冷えたナイフだけ――。
春は 遠くにあるようで。*]
― 船のどこかで ―
[青年は、輝音と別行動を取っていた。
まだ、会っていない人がいる。
会いたい人がいる。
彼女は、どこにいるのだろう。]
あ…………
[一瞬、
ほんの一瞬だけ、
見覚えのある男女二人の後ろ姿が視界に入った――
気がした。]
―― 試練の終わりにて ――
そろそろお別れかな、アミィ。
[試練が終わってから、ほぼ無言の契約者に声をかける]
……諦めた形になっちゃったけど、アミィはこれからどうするの?
[彼が私と再度契約したのは、どうしてだろうか。
契約できる相手が私しかいなかったからだろうか。それとも]
感謝はしてるんだよ。
こうして、妹を取り戻せるチャンスが得られたんだもの。
まぁ、それもふいにしちゃったんだけどね。
[たはは、と冗談っぽく笑えば、ようやく彼の重い口?が開かれた]
「――お前は俺を怨まないのか?」
これは異なことをおっしゃりますねーなんて。
言ったでしょう?チャンスが得られただけでも、私は満足だって。
[その代償は確かにとても大きい物。他の人も巻き込むほどの厄災さえ作り出す恩恵。
自分の身に余るものではあったけれど]
それを受けたのは私だもの。
だから私の責任。私の業。
自業自得って奴だよね。
[それは気のせいだったのかもしれない。
けれど胸の中でざわめくものはきっと気のせいではなくて。]
[後悔はしない、泣いてはいけない]
[わかっているはずなのに、
つう、と一筋、涙が零れた**]
「そうか。ところで……お前、変身する時の掛け声だが」
え?
[変身する時の掛け声は、確か【私はここにいる。私はどこに行く?】だったか]
それがどうかしたの?
「お前はこれからどこに行くんだ?」
どこに……?
[あの時は、妹を救うためにどこへ向かうべきか分からなかった。故に先の見えない中進む意味での言葉。
でも今は]
……私は未来へ行く。
妹のいる過去を捨てはしないけれど、そこに執着しないように。
今一緒にいる人たちと未来を目指して頑張るんだ。
[それが、私の自問自答の答え。それを見出させてくれた時羽流くんとリュカちゃんには感謝してもしきれないけれど]
「……そうか。それならお前にぴったりの贈り物をしてやるよ。本ばかり見て、お前は引きこもってたからな」
……ぴったりな贈り物?
[なんだろうか。贈り物と聞いて、良いものを思い浮かべかけたけど、ウチの契約者は意外とひねくれ者なのだ。
そうそういいものではないだろうと予想する]
「それじゃあな。現実でも達者に暮らせよ」
……アミィも元気で。
またいつか?
[いつかなんてねぇよ。と言う契約者言葉を聞きながら、私は意識を失いそして……現実へ]*
― ―
[ディアボロスを倒して、魔女からジェムを奪って。
繰返すうち、傀儡の手には、戸惑いの色が見えてきました。
少しずつ、人形であることを忘れていっている指に、手首にに残る球体関節の痕は、少しずつ薄くなっておりまして。
それが、ちちおやを名乗る人形職人の仕業ではないことは、この契約者にもわかります。]
「……かわったのですか。」
わかりません、ただ、
―その後―
[月のない夜に、三日月が輝いた
街灯に照らされ、小さなジェムが鈍くきらめく
ひとつひとつ拾い、空を仰ぐ
今日もどこかで、魔女が闘っている
ジェムを2つ、消費
大きな悪意を生まない為には、小さな悪意を摘み取っていかなくてはならない
今日も、魔女は奔走する
鮮やかな若葉色の髪を翻し、黒髪の男と共に風の中を駆けるのであった――*]
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