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時は全ての者たちへ平等に流れ始める。
陰で何が起き、何が過ぎているか、知る者はほとんどいない。
願いは生まれ 叶われ挫け そして消えてゆく
―あの試練から2(3x1)ヶ月後の夜―
[あの試練からそれなりの時間が経って
気付けば波羅下村にも雪も降ってくるような季節になっていた]
にしても、夜は本当に冷えますねぇ……あ、寒くないですか?
寒かったらまた手作りのマフラー作りますよ。
[とある家。そこの屋根に座るのは一人の青年。
周りから見れば不審者がいると通報されるだろう]
― いつかの夜 ―
[電柱の上、しかめっ面で村を見下ろしていた。]
やな風だねー……まったく。
あの日を思い出しちゃう……。
でも、これも今日まで、と……。
『おぅさ少年。
楽しみにしてるさ。』
……もう、その呼び名やめろよ。
[抗議と言葉とともに白銀を睨みつけるその顔は、少し大人びたもの。]
[けれど、この男は誰にも見えない。
何故ならば表向き、数年前の交通事故で命を落としてしまってるから。
真実は新たなる希望と願いを持った魔女を守る為に散った魔女。
その名前は守白十夜。またの名を“妖精の歌い手 シルヴェストリス”
たとえ見た目が変わっても同じ思いを抱くき、笑顔を好むその男は
契約者として今も尚波羅下村で歌を歌い続けていた]
さて、今日と言う今日は突撃してみましょうか!
こんな寒いというのに窓を開けてる俺達が探している魔女に。
[そのまま屋根から立ち上がれば、隣の家。一箇所だけ開いている窓を指差して]
窓から侵入するのはちょっと印象悪くなっちゃうかもしれませんが……
じゃあ、しっかりつかまっててくださいよ――徹さん!
[ぐっと脚に力を入れて。
窓から部屋に侵入しようと試みたが……
この季節ですよ?雪降ってるんですよ?屋根が――滑らないはずないですよね?]
…………あ゙。
[デジャヴを感じた。
かつての試練で屋根から落っこちたことを。
そしてそのまま、止まることもできず勢いが乗ったまま一人と一匹は……]
[少年の願いは。
あの悲劇を二度と繰り返させない。
願えども、足取りが掴めず、歯がゆい日々だった。
けども、ああ、ヤツが……
ラプスカムイがこの村に戻ってきた。]
……それじゃ、行こっか。
[協力を要請した幾人かの魔女たちにひらりと手を振り、少年は先陣を駆けていく。
自身の手で*願いを叶えるために*。]
―会澤宅―
[どんがらがっしゃーん!!
あ、別に窓を割ったわけではありませんよ?
ただこんな感じの音が流れるかなと思ったんです。
事実、この男窓から綺麗に入室したかと思えば着地が決まらず地面にぶつかっているのだから]
あいたたた……寒い日に飛ぶのは今度からやめましょうかね。
[むくりと起き上がるその男に怪我はない。
そんなことで怪我をしていたらこの業界やっていけないからである。
埃を払えばくるりと、目的の人物のほうへと向き直り]
こんばんは、俺の姿が見えてますか?
ずっと、貴方のことを探してたんです。……といっても、ちょっと用事があって俺達が会いにこれなかっただけなんですが。
[ある程度説明をし終えれば、まるで握手を求めるかのように手を出して]
俺と一緒に契約して――魔女になってくれませんか?
[と、とてもいい笑顔を作り
何処かの宗教団体のような勧誘台詞を贈っただろう]*
――少し先の未来――
[景色は闇の中に沈み、村全体が眠りに落ちたようにしんと静まりかえっている。
煌々と輝く月だけが、仄かな月明かりを落として地上を柔らかく照らしていた]
――まったく、里帰りした途端にこれとは運がないですね。
[その月を背後に、学校の屋上に佇むのは燕尾服を纏った青髪の魔女。
少しばかり恰好が乱れているのは、ディアボロスとの一戦を終えた直後だからである]
『お主は相変わらず、接近戦が下手じゃのぅ。
あんな低級ディアボロスに手こずろうとは、我が魔女ながら情けない……』
[魔女の足元に佇む蛇が、呆れたようにそう口にしてゆっくりと首を振る]
しっ、仕方ないでしょう、私は後衛の方が得意なんですよ!
接近戦が必要になりそうな時は、イェンスに協力を要請します……!
[乱れた格好を整えつつ、魔女は蛇へとそう抗議した。
涙目なのは、それだけ本気で接近戦下手を気にしているから、だろう]
だいたい、私はディアボロス退治をしたいのじゃなくて、緋文くんを助けたいのであって……。
『お主があんまり未熟じゃと、その前にお主自身がディアボロスや人狼に狩られてしまうぞえ』
[蛇に指摘され、青髪の魔女がぐっと押し黙る。
はぁ、と深々とため息を吐くと、いかにも仕方なさそうに頷いた]
……わかってます、この前も危ない橋を渡ったばかりですし。
もう人狼のフリをして“声”に混じるのは勘弁です。
後味が悪いし、自分自身の寿命も縮みます。
――どうして、人狼というのはあんなに暗い事情ばかり抱えているのでしょうね。
[ぶちぶちとぼやいてから、何かを思い返すように緩く目を伏せる。
青髪の魔女が、そうして想いに耽るのは7(10x1)分の事。
再び蛇めいた金色の瞳を開いた時には、迷いの影は微塵もない]
― その後の双子 ―
[中学時代は高校受験の勉強のためか、矢のように過ぎ去って行った。
同級生の永未の姿を見ると、胸に残った小さな棘のような痛みを覚えるようなことはあったが、試練の前と変わらぬ接し方を心掛けていた。
もし、井家と仲睦まじくしている姿を見かけることがあるとしたら、ちょっとだけ寂しげな表情を浮かべはするが、そっと見守るようにするだろう。
担任の先生が変わったことにもちろん気づきはしたが、自分はあの明るくて気さくで、とてつもなく優しい会澤先生のことを覚えている。
その記憶を大事に胸の奥に抱えたまま、卒業を迎えた。
その日、“真理”は卒業した。]
それでも、『素敵な魔女になる』と約束してしまいましたしね。
人助けなんて柄じゃありませんが、手の届く範囲の事はめいいっぱいやらせていただきます。
[囁きに潜むのは、どこか寂しげな響きと、固めた覚悟の色だ。
まるで舞台に立っているかのように、ヴァイオリンを構えて眼下の村を一望する]
……でも今は、知人たちの為に曲を奏でましょう。
喪失の先に辿り着ける未来が、希望に満ち溢れたものである事を祈って。
[青髪の魔女が唇を綻ばせ、そっと柔らかな微笑を溢した。
耳に心地よい静寂の後で、夜を彩るのは心の隙間に染み入るような優しい音色。
それは仄明るい月光と溶け合って、村の中へと染み渡る――*]
― 高校入学の朝 ―
[髪は短くした。
男子高生の制服を纏い、ネクタイをきゅっとしめて、鏡の前で笑ってみせた。
小柄な男子用の制服はなかなかなくて、探し出すのに苦労したものだった。]
それじゃ、行ってきます!
[昨夜は遅くまでディアボロス狩りをしていたから、眠くてしょうがない。
>>332立会人の言葉を覚えている。
その期待を裏切らないためにも、魔女としての経験を積むためにがむしゃらにやっていた。
けれども、さすがに入学式の朝は遅刻するわけにはいかない。
契約者としての姿に戻った真理が肩に飛び乗ったのを確認すると、誰もいない家の中に元気よく挨拶して、駆けだした。]
[音楽を引き立てるのは静寂。
音のない世界が、その後に響く旋律をより際立たせる。
もしそうであるのなら、喪失の先に芽吹く希望の種は、きっと美しい花を咲かせるはずだ。
だから、と『静寂』の名を戴いた魔女は願う。
自分は希望の繋ぎ手になろうと。
静寂の先に響く音色が、喪失の先に芽吹く希望が、世界を彩り輝かせるように]
[希望を繋ぐ静寂セルウィン
その性質は【虚実】
――自らの消滅を願った子供は、もうどこにもいない**]
[後々の後輩を導いていくために
道に迷う夜の闇も照らしていけるように
憧れの先生を目指していく【星明りの魔女】
その性質は【憧憬】]
―試練から2ヶ月後の夜 自宅―
……はー、
[家に持ち帰っての採点。 今までやって来た仕事なのに。
今日も今日とて算数のプリントに嫌悪感を示していた。
確かに学生時代、数学は苦手だったけども。
間違いなく理、音、図、家以外の教科は俺が教えて来た訳で。
こんなに疲れると思う訳がないのだが、
どうしても国語だけを教えたい気分。
俺の元々の担当教科なので、当たり前と言えば当たり前だが。
そんな時だ。]
[どんがらがっしゃーん!!>>345
……という音が立つ勢いで窓から
飛び込んでくる一人の男と、 一匹。]
『よぉ、計臣ぃぃいぃい!!!!』
[同時にクラッカーの音がパァンと響いた。]
え、 あ、 は?!
[突然の襲撃に大混乱。 全く飲み込めない状況。
そんな俺に構わず淡々と話し始める男性>>346。
そして俺の名前を呼ぶ声は間違いなく親父。
試練中の記憶がない俺には訳がわからないよ。
全く見知らぬ男性ならば、通報していただろうけど。
しかしどこか彼の姿は昔の同僚に似ていて。]
……守白先生ですよ、ね?
魔女? って、 ちょっと非現実的ですけど。
何だか、面白そうですね?
[とりあえず通報は待った。
くらくらしながらも説明を聞き、後に差し出された手>>346。
あまりの非現実に苦笑いしながらその手を取り。
直後俺を再び包むのは見慣れた赤色。 真紅。
今までの違和感を全て受け止めつつ。
俺がもう一度挑む試練は、 また、別の話。**]
─その後─
[夜の町しんと静まり返る中
青年は秘密の散歩をしていた
なぜか昼より夜が好きだった
白いマフラーを揺らしふわりふわり]
───?
[誰かの声が聞こえたようなそんなような
気のせいかと思いつつ、散歩は続く**]
―何ヶ月か後のお話―
[ひとり、冬の夜の中を歩く
商店街を通り抜け、家路を急ぐ
すると、どこからか聞こえるヴァイオリン
それはどこかで聞いた響きを孕んでいて――]
……懐かしい
[白い息と共に、そう、呟く
すると、家の前で蠢く白
拾い上げると、それは文鳥で―――]
『わぁ、ヒサシブリ!!キミさ―――
マジョに、ナッテみない?*』
― いつかの夜 ―
[とんとん、
夜食を作るため、少女は包丁を走らせる。]
[あの頃に比べ顔立ちは少し大人びて、
すっかり伸びた髪はポニーテールに。]
……とびっきり美味しい料理作らないとね。
[ちょっとボリュームが多すぎる気がするけれど、疲れて帰ってくるならこれくらいでちょうどいいだろう。]
[少女はただ、彼の帰りを信じて、
帰る場所を用意して、待っている**]
[また、マギカ・グラマーティオが行われる。
そのときに、一人の魔女が進行の補佐をしたいと名乗りをあげた。
星明かりを司るその魔女と、かつての試練の仲間が再び会えたかどうかについては、また別のお話**]
―遠くもない未来 試練の日―
[この村でまた行なわれるのは――魔女を望むものへの試練。
異空間へと飛ばされて、混乱をしている魔女へと笑う。]
大丈夫ですよ、ただ異空間に飛んだだけですから。
……ああ、まずそれが吃驚なんですけどね。
[飄々とする男。その頭の上には青いヒヨコ。
それじゃあまずは変身してみようと促し、変身する方法を教えれば]
……ええ、とっても似合ってますよ!
それじゃあ、張り切っていきましょうか――カスパル!
[変身し終えた自分の魔女を見ては大満足。
彼が魔女になる為に、契約者は彼の肩を叩いた
その見習い魔女が本当に魔女になれたかは、また別のお話**]
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