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ハダリーだ。
[名を告げる声に鈴の音がりぃんと音を立てる。
その余韻が消え切らないうちに、
ダーフィトは非常階段の薄明かりの中、
時計の針を確認すれば壁越しに崩れ落ちるように座り込んで。*]
承りましたにゃ。
…ダーにゃん…どうしたにゃん。
具合わるいにゃん?
[ダーフィの意見を聴いた白い猫>>175は、
座り込んだ男の傍で、心配そうに碧い瞳を揺らす]
[繋がっては切れた通信の、その相手は分からない。
人狼と“分かった”ということば。
思い詰めたダーフィトの様子。
無言の通信機、にぞくりと、どうしようもなく不吉なものを感じた矢先、トールとカークが医務室を駆け出していく
遅れてよろりと立ち上がり、足を引きずりながら医務室を出る。
全力で駆けて行った二人には、此方の様子は分からなかっただろうが。
音の聞こえる先へと集中し、その後を追おうと]
……ハダリー。
[ちりん、と。
傍らを過った鈴の音に、一言、そう告げた*]
―船内の通路―
くそ、時間か…スノウ!
『ハダリー』は人狼だ! ハダリーだ。
ダーフィを最後に見たのは何処だ!?
[ダーフィを探して通路を走りながら、白い猫を呼び出して。
ハダリーの名を告げてから、ダーフィを見た場所を尋ねた]
― 第1エリア・デッキ ―
[目当てのものはすぐに見つかった。
一人乗り用の脱出ポッド。
乗員の緊急避難用の、
本当に最後の手段として設置されているそれに、
...は近づく。
人間の乗員ならば、乗り込む際にも何らかの防護スーツを着用して
おかなければならない決まりだが、
...は着替えず、そのまま乗り込んだ。]
―船内のあちこちー
ニンゲンとシステムにより、
貴方が現時点で「人狼」の可能性が
最も高いと判断されたのは……
………【ハダリー】
[白い猫は、自らの脳に巣食う「ガルー」に
無自覚を想い、碧い瞳を伏せて告げた]
――現在――
[今日も、昨日と同じく、空気が張り詰めていたのです。
鳴り響く銃声、飛び交う血飛沫。
いえ、非常事態宣言が出てから、張り詰めていない日などなかったのですが。]
ダーフィト……。
[ハダリーさんを追っている最中、崩れ落ちるように座り込む彼>>175の隣に私はそっと座り、彼の手の上に私の手を重ねていました。
昨日から体調を崩していたのでしょうか、部屋から出て来た時間も遅かった上、どこか元気が無いように見えたのです。
――私は彼のことをあまりにも知らなさ過ぎるのです。
日々蓄積される疲労だけでなく、彼の中にある苦しみ、葛藤。]
[白い猫は、「人狼」だったタイガの時と同様に、
『よって、宇宙連邦 防疫隔離規定第3771条により
貴方の身柄は……』とは、ハダリーには告げない。
白い猫は知っている。
”ハダリー”が「人狼」であることを。
ただじっと、何かを観察するかのように、
ハダリーとダーフィトの行動を見守る]
……………。
[伝え終えれば、ダーフィトの傍らに戻り。
寄り添うように、白い毛のぬくもりを寄せた。
碧い瞳から、ぽろりぽろりと涙が零れる。
ちりん、ちりん…鈴の音はあまりに無力すぎて、
ただ哀し気な囁きのように溶けていく]
― 第1エリア・脱出ポッド ―
[タブレットに表示されるマニュアルに従い、席に着く。
安全装置をかけようとして、...はふと手を止める。
自分には必要ないのではないかと思いついて。
だが、結局、マニュアルの指示通りにした。
防護服の厚みがないため、安全装置には隙間が大きい。]
[背後から、俺も行く、というカークの声が掛かったが>>180、振り返らずに走る。
ダーフィトが…ハダリーが行きそうな場所……。
Nルーム?メイン・サロン?…どこだ。
しかしその時、スノウの鈴の音が聞こえ。
無情にも時間を告げる。]
…っ、まだ分からないんですよ!!
[スノウにあたっても仕方がないが、時間ばかりを告げる様子に、苛立った声をあげてしまう。
まだ、…まだ何も確かめられていないのだ。
……あの優しい音楽の理由も、なにも。
カークを信じていないのではない。
ハダリーは人狼かもしれない。 ……でも。]
スノウ、僕は……
[名を告げる。
時間稼ぎのための、名を。]
──── 資料室→展望ラウンジ ────(5d)
[資料室を離れ、ゆらりゆらりとあてもなく彷徨う。
辿り着いたのは何故か展望ラウンジだった。
もう真っ暗なそこに蹲る。
また、子守唄を口ずさんで。
だんだんと気持ちが落ち着いていく。
………どれほど時間が経っただろうか。ふと考える。
────私は何もできない。見ているだけ。でもこの世界でたくさんの人と出会った。……久しぶりに、人と話した。この世界のおかげで、みんなと出会えた。……私は心のどこかで喜んでたんだ、新しい出会いを。
死ねば会える、話せる。
いつからかそんな想いがあったのかもしれない。
そんな私に、タイガさんを責める資格があるのだろうか?
きっと、ない。
────私……タイガさんに何て事を…………
]
……承りましたにゃ
トールにゃん、誰か探してるにゃん?
[トールの意見>>185を受け付け、
彼が誰かを探している様子に、首を傾げ。
もしも問われたなら、
その人物を最後に見た場所を答える。
問われなければ、そのままふわりと消える]
なんかもう……疲れちゃった………
[銃声が聞こえる。叫び声が聞こえる。
一つ、溜息をついた。]
また……犠牲者が出るの……?
こっちに来るの………?
[全部、全部仕方がない事なんだよね。]
…………そっか。じゃあ歓迎しないとね。
いつまでもうじうじしていられないや。
[その顔にはもう迷いはない。
全てが吹っ切れたように。]
[...は47時が過ぎたことを認識しているが、スノウは現れなかった。
ドロイドも。
...はタブレットを操作し、音楽を再生する。
ポール・スコット‐ダンカンの組曲がダイレクトに流れ込んでくる。
...は瞑目し、何度か呼吸した。]
[私は、お前の意識を閉ざす。
その男が、船を去ろうとしていることは、“囁き”の音から伝わっただろうか。
そうか、ならば――]
スノウ。
[私は、ホログラムの名を呼び、『その方法』を問うだろう]
[もし、あなたがここに来たら。
まず私は、あなたに謝ります。
例えそれが、私が知らぬ間に彼が背負い続けている罪悪感をより膨らませることになったとしても。
彼が私のためにしてくれたこと。
それは、私が死してからも変わらずにいますから。
私は一方的にですが、ずっと見てきたのですから。
同時に『彼と直接言葉を交わしたい』思いは、強くなっていくのも事実で。
しかし、これが実現されるには、彼が――。
だから、いいのです。こうして眺めているだけで。
私が一番望んでいることは、あなたが生き続けることですから。
生きていれば、必ず良いことがありますから。*]
ー船内の色んな場所ー
きゅきゅ…スノウまたなのぜ?
ちゃんと隔離しなきゃなのぜ
皆そうして来たのぜ…!
[2度目ともなれば兎でもガーディアンが役目を果たそうとしない様子を不審には思う訳で
その理由は分からず、スノウにも問わずにそう告げる
医師と警備担当の乗員を傷付けた人狼の男、そして兎は見届けられなかった見事な刀捌きだった少女の2人を除き…名を告げられた人物は全て睡眠装置へと運ばれた
平等に扱わなければ理不尽で、眠ってる皆が可哀想だと
兎が思うのはそれだけ
しかしスノウが涙する様を見ては(>>183)ただ心配そうに見つめるだけだった*]
[ポッドの中でひとり、
スコット‐ダンカンの組曲を聴きながら、
...はバッテリーを外す。
脳は酸素の供給を断たれると、3分で不可逆的なダメージを受ける。]
[スノウに尋ねた答えを聞いて、ありがとうと走りだす。
ひとまずダーフィトは大丈夫だろう。
日頃の運動不足を呪いたい。
ぜぇはぁと切れる息もそのままに、教えられた場所へ。
「ハダリー」と、スノウが決定を告げた言葉は、聞こえていないふりをして。]
ハダリー!!
[脱出ポッドに乗り込み、逃げる準備をするハダリーに、声を張り上げる。
何故、逃げるんだと、視線で問う。
どこか覚悟を決めた顔に、嫌だと首をふる。
……あの音楽は、優しい音色は…、誰を想って弾いたのだと。]
待ってよ、ハダリー……。
貴方は人狼じゃないんでしょう?
[そうではないと、きっぱり否定して欲しいと懇願の響きをこめて。
しかしその声は届かない。
ポッドは亜空間へと……。]
[自分の脳に『ガルー』が棲みついたのだとしたら、
ずいぶんがっかりしただろうと...は思う。
「長寿と治癒力、強靭な力」のどれも、...には必要ないものだ。]
[スコット‐ダンカンの組曲のクライマックスで
酸素の供給を止められた...の脳細胞は、
27年前に迎えるはずだった死を
ようやく]**
[もう、何もかも、訳が分からなかった。
翻弄されて、踏みとどまって、また翻弄される。
邪推、深読み、探り合い。]
…もう、疲れました。
[どちらかを信じれば、どちらかが嘘で。
釣り合いを取らせてみても、最後には選ばなくてはならなくて。]
…もしかして、貴方は、死ぬ、つもりだったんですか?
……なら、貴方は人狼じゃ、ないん、でしょう?
[やはり懇願を秘めた問いを、亜空間へと続く闇に、再度ポツリとつぶやく。
勿論、返答はなかったが。]
──── 医務室 ────(現在)
[展望ラウンジからメインサロンを通って医務室へ向かう。
どこかで誰かと会ったなら、会話して、その後に。
医務室に着いた時、聞こえてきた言葉はあまりに衝撃的で。
「―――…”ハダリー”、お前、『人狼』だな…っ!」
カークの声。
どういうことだろう、と中に入る。
医務室の前には、私が生前すれ違った男性がいただろうか。(>>125)
そこにはカークとハダリーがいた。
程なくしてダーフィトが。
彼は医務室に入ると同時に発砲した。(>>128)
それから今度はまた違う男性が。(>>148)
全て、黙って見ていた。
やがて、カークが医務室を出るのを見れば、その後について行った。]
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