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赤虎目石の剣士 イェンス に 3人が投票した
翡翠の巫女 リュカ に 4人が投票した
翡翠の巫女 リュカ は村人の手により処刑された。
次の日の朝、柘榴石の修練者 ローランド が無残な姿で発見された。
現在の生存者は、菫青石の神魔 カサンドラ、赤虎目石の剣士 イェンス、空晶石の守り子 パメラ、桜石の魔人 イングリッド、砂金石の眷属 ミーネの5名。
― 湖上 ―
[ゆらゆらり。
意識戻した人達の邪魔にならぬよう、周囲の風に気配を溶け込ませて揺蕩って]
いいなぁ。
[囁く声も風が散らしたか。
相手からは見えぬだろうが、出会い全てへの感謝を口にした人へ、両手組んだ形の表敬の一礼を送り。
すぅ、と流れていった*]
おや、それは勿体ない。というには下世話かな?
[ある意味想像通りの言葉に>>4:*58おどけたように答える。そして]
おじさんは無駄に年をとらないようにしているだけだよ。
[技量>>4:*59についてはあっさりと応えながら、続く願い>>4:*60 >>4:*61については、ふむ、と頷きながら、薙刀を棒代わりにバランスをとるのを見やる]
ああ、姉さまが怒られちゃ大変だ。
[ 神魔が世界の柱に選ばれた時、何故、その対が自分ではないのか?と、魔人は正直不満だった。
けれど、そうであってはならなかったのだ、と、今は知っている。
だから、笑って言うのだ。 ]
ほら、どうやら、決まったようだよ。
[ ひらひらひらり、蝶が舞う。* ]
[名前については、名乗らなかった理由の一端を聞きつつ、若いのに生きづらい生きかたをしているものだ。そんな達観めいたものを抱く]
どちらの願いがよいかなんて知らないよ。願いというものに善悪も価値の高さもない。人それぞれだ。おじさんの願いだって、他人からみれば石ころぐらいの価値しかないものもいるだろうし、邪悪にも思われるかもしれない。
それを宝玉と思うか、石ころととるかは人それぞれ。
ま、そもそもおじさん、物臭には高尚ないきかたは無理なものなんだけどね。
[あっさりとした態度で笑って]
ただそれでも言い訳せずに、おじさんは自分の願いこそ最上だと考えるものさ。
[上段に振り上げ八相の構えをとる姿をみて、手首を返し左足の拘束をとくと]
さて、そんなおじさんからの助言だ。
[半身を軽くずらし平行に長柄を構える]
貴方は本当にお強いですね。
[技に対してか意志に対してか、そんな称賛を投げて]
けれど誰かに認められることだって。
強さになり得るのではないですか……?
[鍔迫り合いとなれば、相手に力負けすることは見えていた。
だから反動をつけるように、一度強く押し返した後、大きく後方へ跳躍した]
――神意を量りましょう。
[言葉とともに、左手は腰に提げたオブジェへ伸び、ごく無造作に地へ落とした。
途端、地響きと振動が巫女の周囲へ生じる。
火山の荒々しさにも似ているが、それは地中を蠢く植物の根が生み出したもの]
これこそが――私が得た力です!
[杖を構えて、巫女は再び駆ける。
一歩ごとに地割れや段差が生じ、彼我の距離や高低差を変じさせる。
そして最後の一歩、その身は弾かれるように更に加速した。
足裏で踏んだ根がその身を飛ばしたと、注視していれば気付けたかもしれない]
――そこっ!
[胸の一点へ衝撃を与えるべく、速度の乗った突きを繰り出す*]
[迫るアウェス
願いを届けとばかりの真っ直ぐな直進は若さなのだろう。
平行に傾けていた長柄を、相手の構えの軸にあわせるように傾けて、自分からも前にでる。]
[風をきる音。棒と薙刀がぶつかり合う音。
斜めに振り下ろされた薙刀を流すように傾けるつもりで流しきれず。
先程の手の痺れと、やはり、棒の先に鉄があるものは重いものだ。と独りごちて]
知っていますか?美女の笑顔は様々な喜びに勝るものなのですよ。
[おじさんらしく軽い言葉のあと、体に衝撃がはしる]
[直撃だけは防ぐように、長柄を傾けて]
……ごほっ……
[刃と体の間に挟みながら振り下ろされた打撃を受け、横転するように地に転がった*]
─ 湖畔 ─
[どんな経緯ではあれ、相手に一刀を打ち込んで、地に倒した。
これで、試練は乗り越えたといえるのだろうか、と。
ローランドへと駆け寄りながら、もう一方の彼と彼女へとほんの少し、視線を向けた*]
ごほっ…ごほっ…あー、まいった。いたいいたい。
[ごろごろと転がった先、仰向けになった格好でいう。
生死がかかればまだやれるだろう、追撃でもあれば意地でも起き上がっただろうが、続くのは追撃ではなく心配する声>>*8では続けれるものではない。
それに、近くで地があれ、オブジェの力をつかった弟子もいることだ。
そちらもみたい]
ほら、いいからね。アウェス。
おじさん、弟子のがんばりもみたいから、残りはみていようか。
[心配するのを気にするな。と応えて、息を整えて、腹部を摩り、起き上がるとやはり痛みに、引きつったような声が漏れる]
ここにきてもらった花はね、互いの出会ってからの思い出とともに、縁を結びなおすものだと、おじさんは思ったねぇ。
でもそれは昔を結びなおすだけで、過去の花だ。
[その多くが自分の宗教的感性というのもあるのだが、絆の花について、修練者はそのような認識をもっていた。だから捧げるのも、交換しあうのも、結びなおすという形となれてちょうどいいとも思えた。]
新しく出会ったなら、新しい関係性を作り出すことだってできるさ。
[それを思って贈られた花は、リュカの力となってくれているようだと笑みを浮かべ]
アウェスにとって、過去と未来、どっちが大切なんだろうね。
[問いに答えを求めるような響きをのせずに、二人の戦いを見守った**]
かはっ……!
[呼気を吐きながら飛んだ体は、地面に叩き付けられ転がった。
杖はどうにか手放さずに済んだが、それを突いたところで半身も起こせない]
ま……
負け、た……。
[茫然とした心持ちのまま、どうにかそれだけを絞り出し。
そのまま再び、地へ突っ伏した**]
― 湖畔 ―
……っと。
[それでも、こちらに向けられる視線>>2に気づいたなら。
痛みを押し込んで、微か、笑んで見せる。
そんなカッコつけをするくらいの余裕は、あった。
その辺り、完全に無意識の仕種ではあったけれど。**]
普段滅多に怒らないけど、怒ると怖かったからねぇ。
[く、と漏らすのは思い出し笑い。
『絆石』を得たから中枢に行く、と告げた時の魔人の不満げな様子は覚えている。
けれど、神魔は魔人が対でなくてよかった、と思っていた。
務めを終えて戻った時に、出迎えの声を聞いた時に、それをより強く感じた――というのは、例によって口にはしていないのだが]
ん、ああ。
どうやら、そのようだねぇ。
[繰り広げられる対峙、その果てを見やる神魔の瞳は、どこか楽し気で。
同時にどこか――安堵しているようにも見えて。*]
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