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[ソマリがセルウィンの繭の前までやってくる。
――その繭の横に僕が居るのも気づかずに。
近づいて、ふわり微かに香るのは、獣にしか分からぬ微量の――血の臭い。]
!!
[ソマリ、君が――この青年を、殺したのか?]
[彼の人が女の元に現れた時にも、
女はきっと、蹲ったまま、だっただろう。
立っていることでさえ不安で、何かを抱えていなければ安心できなかったから。
けれどその声は、とても暖かく、柔らかく、耳を撫でた。
ただ名前を呼ばれただけなのに、心を撫でる、その声は。]
あ……―――
[そこには、ずっと会いたかった人がいた。>>+52
死んでもなお、会いたかったひと。
一緒にいたかったひと。
そんな資格など、もうないのかもしれないけれど。
心を埋め尽くすように溢れる、この感情の、名前は、―――?
無事ではないと口ごもる相手に、嫌でもその現実をつきつけられる。
自身のことを認識していることに加えて、そんなことを言われては、事実として、認識するしかなかった。
と、相手からぽろりと零れた言葉を拾った。
会えて良かったと。―――それは自身も、思ったこと。
相手と同じ思いでいたことに、嬉しくなった。
しかし同時に、この状況で会えて良かった、なんて、
そう思うことの、なんて罪悪感か。
運命を、引きずってしまったと、いうのに。
だから]
あ、あ、
あああああああああああ……!
[ぼろぼろと大粒の涙を流す。
まだこんなに涙が残っているだなんて、自身に呆れてしまう。
相手の死と、引きずってしまった申し訳なさと、それを嬉しいと思ってしまった後ろめたさ。
いろんな感情がぼろぼろと、涙を流させる。]
ごめん、なさい……
ごめん、な、さい…!!
[半分錯乱した状態で繰り返す。
目を見られなくて、うつむいて首を振る。
しかしその手は弱弱しく伸びて、
相手の服を掴んだかもしれない。**]
___…それは…。
俺はこの船である二人を拉致しようとしてて、その二人が死んで動揺しているのを人狼と間違われた…みたいな?
……つまり、俺恋天使なんだ
[しばし言葉に詰まり。
…が、相手が人狼である事も聞けたなら
“なぁんだ、お互い危険種族だったんだな”
なんて安心したように笑って右手を差し出したかもしれない]
―船内のあちこち―
[クレメンスとツェーザルの、決着がついた後のこと。]
二ンゲンとシステムにより、
貴方が現時点で、最も危険と判断されました。
………【ツェーザル】
[ふわりと空に現れた白い猫は。
死神に弄ばれる運命となった男の、首から下がる指輪に。
哀しげに碧い瞳を細めながら、そう告げた。]
[それを見ても、笑顔で殺すと言って来られても、特段驚くことも無かった。
――ああ、そうか。気付いたのだな。
とだけ。後で感情が追いついてくるのかもしれないが、今はまだ知ることは出来ず。]
そうか、気付いたのか。
……そうだよ、俺は人狼だ。
今まで隠していて済まなかったな?
だが、隠さないと、このようにすぐに命を狙われるものでな。
[もし切りかかって来るならば、言葉とは裏腹に回避の行動を取ろうか。
――まだ、“ソマリ”としての意識は保ったまま。*]
[ 正座をして謝られたならば
居心地が悪くなるので止めるところだけれど、
落ち着くのでこのままで、と言われたら>>256 ]
それほど言うなら好きにし給えよ。君。
[ と、ベッドに正座する彼女と向き合う形になる。 ]
……僕が傍にいたら…。か。
本当にそうかどうかはわからないけど…
そうだな…、そう言ってもらえると少し…嬉しいかな。
[ ローが側に居ればカレルは大丈夫な気がする、と。
それは彼女の直感のようなものだったのだろうか。
そうだったにしろ、違ったにしろ、
彼女の純真無垢な灰色の瞳で言われたら、
薄らと笑みを浮かべて、ありがとうと学者は言った。 ]
[ 彼女からの質問には秘密、と返し。
しょんぼりと眉を下げる彼女の頭まで
そのまま伸ばした手が避けられないなら、
軽く彼女の頭を撫でようと試みて。>>257 ]
そうがっかりしなくても、
君のご主人は優しい人のはずだ。
君に――君が聞きたいと望むなら
きっと、教えてくれると思う。
[ 撫でることが叶っても叶わなくても、 ]
……ねえ、ヴィクトリア。
…カレルを――きっと、守ってくれ給えよ。
[ 答えを気にする風でもなく、
満面の笑みで、一方的な約束でも結ぶように。
蠱惑的に囁いたならば、椅子を後ろへ動かして距離を取って。 ]
命を賭して…なんていうのは、冗談だけど。
[ へらっと笑んだ後。
ソマリの名を出せば。
ヴィクトリアの顔色があからさまに悪くなって>>258 ]
……わかった。それじゃあ急ごうか。
[ 声を遮るように行きますと声が返れば、
学者は先に走り出したヴィクトリアの後を追って
メイン・サロンの方角へと走り出したのだった――。* ]
”大人しく殺されてくれるかしら?”
[――静寂のNルームに、鞘から抜かれたナイフが空を切る。>>262]
カサンドラ、よせッ!君が敵う相手じゃないッ!
[君はコイツが――ソマリが『人狼』であること分かってるのか?]
『おいオメェ、一体どっちの味方なんだよ』
[黒いハツカネズミ――ミゲルが、頭の上に顔を出して鳴いている]
『テメェ俺らの仲間が殺されかけてんだぞ?何も言うことなしか?連れねぇなあすっかりあの女の肩持ちやがってよぉこの色男。』
[色男は余計だ。しかし実際若干彼女の方に感情が寄っていたのは事実で。]
――正直、どっちも死んでほしくないさ…。
[張り詰めた空気が二人を包む。
――今はことの成り行きを見守ることしか出来ない*]
[隠さないとすぐに命を狙われるという言葉に、酷く切ない音を感じて。
一瞬表情が揺らいだことに気付かれただろうか。>>266
感情は置いてきた……なんてそんなものは思い込みにしか過ぎない。
少しのことで簡単に蓋は開く……。
それでもナイフの切っ先はずらすことなく、ソマリの顔を逸らすことなくジッと見つめた。]
私もやりたいとは思わない。
この行動が人狼にとって……
酷く身勝手で、人間の独りよがりな行為
だってことも理解する。
……でもね。
ソマリが誰かを殺すのを見るのは嫌よ。
[自分ならば、殺されても仕方がない。
しかしその爪が、カレルやロー、ヴィクトリアといった大事な人に伸びるのならば。
私は貴方を"止めなくちゃ"ならない。
それが殺すという行動とイコールなのだとしても。]
[彼にはそう告げたのを最後に、トンっと、軽い動作で地面を蹴って……。
身軽な体躯を生かして、その懐にもぐりこもうと距離を詰める。
突っ込んだ勢いのまま、ナイフを真横に一直線に振ったならば……
その切っ先は、彼の皮膚を捉えただろうか。*]
.
―少し前/ヴィクトリアの申告―
[ヴィクトリアの告げた名>>260に] [白い猫は頷いて]
[撫でて貰えば碧い瞳を細める]
[彼女の肩に] [舞い降りた時のように>>128]
[あの時は]
[彼女の語る話>>129>>130>>131に]
[白い毛におおわれた耳を傾け]
少しも変じゃないにゃよ。
スノウは、リアにゃんの“意思”と“勇気”を、
素晴らしいと思うにゃよ。
リアにゃんは、生まれながらに意思と自由をもつ、
ひとりのニンゲンにゃからね。
[そう囁いて] [彼女の涙の伝う頬に]
[柔らかな頬を] [そっと摺り寄せたのだったか。]
― マーティンと>>+61 ―
[暫し言葉に詰まりながら話してくれた内容に]
えー、二人を拉致… 拉致?それって…
”つまり、俺恋天使なんだ”
…… は?
[――どうしよう。その顔で恋天使って言われても。恋天使ってより濃い天使っていうか。
むしろ人狼に間違われる方が妥当では?]
あ、あー… なるほどー…
[この一瞬で色んな思考が逡巡したが、
――言えない、こんなこと絶対に言えない。
必死に堪えたがしかし表情に表れたであろうか]
奇遇ですね、実は僕も――人狼なんです。
[なんて言ったら、次の瞬間笑って握手が始まっていた。
なんだ…? ま、いっか。
死ねば皆んな平等だ。
なんだか可笑しくなって、久しぶりに声を出して笑ったかも知れない*]
[ナイフの輝きが彼女の揺れた表情を照らす>>270。]
誰もかも、出生と親は自分で選べない。
俺は、生まれながらに人狼の子として生まれた“罪“を背負っているんだよ。
本来は、人と狼の共存する星で一生を過ごす筈だった。
だが、それすら許されることなく人の世に放り出された。
宇宙連邦に見捨てられてな。
俺らは平穏に生きる事すら許されない。
……俺は、生きる為に多くの命を奪ってきたさ。
こうして、人間が異質を排除していくのと同じようにな。
つまり、同じなんだよ。
人間も、人狼もな。
……分かるか?
生きているだけで死ねと言われる者の思いが!?
[今まで言えなかった本心と感情を吐き始めると同時に、ぼうっと瞳に緋が宿り始める。]
じゃあ何?
ソマリを殺さない、だから私達も殺さないでって言えばいいのかしら。
それとも、殺しても本能だから仕方がないっていうのかしら。
そういう種族だから仕方がないって?
……傲慢よ。
それを許可していたら、人間だって殺人を犯す犯罪者で溢れてるわ。
人間も人狼も同じよ、それは理解できる。
でも本能だからって、その本能に、ただ従うだけなのは納得できない。
分かるか?ですって?
分からないわよ!!
分かる訳ないじゃない!!
ソマリが私を完全に理解できないように、私も貴方を完全には理解できないわ。
[一息でそう言って、ナイフを振りぬいた。
しかし、鋭い切っ先が彼を、捉えても、捉えなくとも。
力の差は火を見るよりも明らかで……。
ソマリがそのナイフを持つ手を捉えようとするならば。
いとも容易くとめられてしまうだろうが。]
[少し様子のおかしい姿を見せるクレメンスにも御構い無しに死神はナイフを構えて突っ込んで行った。>>203>>204
男にとっては幸いか、左足を切り裂いてはしまったが突き刺さる事は回避してくれたのだ。
そのおかげでこちらは体勢が崩れて転びそうになったものだから、当然死神がそこから立て直そうとする……が、何か足に引っかかって失敗し床に体を打ち付ける形ですっ転んだ。]
……っ?!
[転ぶ寸前に見えたのは相手の左足、足掛けをされて体勢を崩されてしまったらしい。>>205
急ぎ立て直す為に立ち上がろうとする死神だった、が……少し上体を起こしたところで動きが止まる。
立ち上がろうにも、左むねに……ナニカ、が……]
[男の声のようで、明らかに男のものではない虫の鳴き声のような耳障りな音の混ざった声を上げて
しかしすぐにその声はピタリと止まって]
ごめん、な
[声量のない掠れた声で一言そう溢して、バタリと床へ倒れた。
”落し物”の指輪を渡してくれないか、とか
やっと死ねるんだ、とか
言いたい事はもう少しあっただろうに、男が最期に残した言葉はたったそれだけだった。]
[そうして男が事切れてすぐ、刀を突き刺さっている傷口から指先よりも小さな物体が血に混じって流れ出たが、それをクレメンスが見つける事はあっただろうか。
よく目を凝らして見ない限りは気付けない大きさだけに、見逃してしまっても無理はないが
もしその物体を見つけられたなら、暫しもがき苦しんだ後ピタリと動かなくなる虫のような姿をした小さな生物を見る事が出来ただろう。
どちらにせよ、小さな虫の姿をした”死神”が絶命すれば”遊び”は死神の敗北で幕を閉じる。
クレメンスを蝕んでいた強烈な負の感情もすぐに消え去るだろう。
それでも”遊び”の記憶は大なり小なり残ってしまうが
死神と、死神として生きて来た男が死んだという事は確かに理解出来るはずだ。**]
命がけで殺してみろよ。
なら、俺も命がけでお前を殺してやる。
そうすれば、俺の思いが分かるだろう。
……それにきれいごとを言っても、どうせお前は俺の仲間なんだよ。
外に出れば迫害される。
そうなった時、俺が言っていた意味が真に理解できるだろうな。
[一旦怒りと感情に支配されれば、制御など何処吹く風。
カサンドラがナイフを持つ腕をさっと掴もうとする。
既に爪は、先日セルウィンの腕に多大な傷を作った時のように伸びていた。
掴む事に成功すれば、当時と同じようにじわりと力を込め握り締める。
セルウィンの時と違うのは、ソマリの意識があるか否かのみ。
当時の意識は無く、今は“在る”。*]
……良い顔だ。
なら、俺も遠慮せずに行ってやろうか。
[カサンドラの笑顔には笑顔で返し、人狼の身体能力で瞬時に懐に迫り、鋭い爪で首筋を押さえ込もうと、手を振りかざす。
通ればそのまま力を込め首筋を握り締めて。]
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