情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新
第三段階来ちゃった!!
どこだここ!!
[死後の世界のその後の世界とはなんなのか、それを理解すぎるにはエーヴァルト=リーは若すぎた。]
[まあ現世なんですが]
[そして色々経った後、エーヴァルトは何かと不満を述べていた。
例えば、死を周りに認知してもらってから生き返られれば奇跡の存在として称えられたのに、もう少し待ってくれれば色んな死後の世界を冒険(知的好奇心の赴くまま)出来たのに、なんなら生き返らなければ寝たきり人生を謳歌出来たのに……など]
はあ。
死に損ですね、何というか。
[当時の体験をこう語るだろう*]
── 過去・晩秋のソナタ(仮)>>36 ──
[にゃう、その鳴き声は何処か不満げで、違う、と言われたように感じる。]
違うのかー。
じゃあ何てゆうのさー
[此方も頬を膨らませて、喉を擽っていた手を白猫の頬へとやり、人差し指の第一関節で押すようにツンツンと突く。と、其処に吹く冷たい風。まだ早いように思うのに、舞う、白い結晶。
それに反応するように白猫が鳴いた。]
え、これ?
ユキ?……はさっき違うって言ってたよね……
粉雪?結晶?……んー…スノウ?
[此方を見ていた白猫がご機嫌になけば、納得したように頷いたことだろう。]
スノウ、スノウかー。
お似合いの名前だねー。
じゃあ、スノウ、モデル料のお支払いにテオさんとこ行こうかー。
[ニコリと微笑めば、白猫と連れ立って雑貨屋へと向かっただろう。スノウが煮干にありつけたかどうかはまた別の話。]*
― マリエッタの家の前 ―
ああ、クリスマスはこちらで過ごすんですね!
…それまでには教会も、何とか落ち着いているといいね。
小さなシスター、頑張ってるみたい。
よかったら、絵葉書でも送ってあげると喜ぶんじゃないかな。
[マリエッタと握手を交わし>>42、コツコツと来た道を戻る。
別れ際に聞こえたつぶやきには、ただ苦笑して見せた。
ライバルがマリエッタでは、荷が重すぎる]
寂しくなるなあ
[ひとり呟く。ここ数日で何人もの人がいなくなった。
みんな、彼女たちのようにいつか戻ってくるのだと、そう思うことが出来ればいいのに]
……スノウが私を、助けてくれたのかな…
[足を止め、握った杖や足の下の土の感触、頬にあたる冷たい空気や、ほのかに漂う焦げた臭いを改めて噛みしめた]
[あのあと、気付くと何本もの管に繋がれて病院のベットにいた。
出血が激しく一時は危篤状態だったものの、傷は急所を外れており、発見が早かったのが幸いだったといわれた。
何があったのかは結局よくわかっていない。
民間人に装備を渡したことや、度々の過度な"職務質問"に関しては、退院直後に署長から大目玉をくらった。
後遺症が残ったこともあって後方への配置換えがなされ、今ではデスクワークに取り組む毎日だ。
空前絶後の連続不審死の捜査で、保安局も警察も目の回る様な忙しさであったが、あまり苦にはならなかった。
自分にも何か出来るということがとても嬉しかった。
もっとも、事件自体はすっきりとした終わり方ではなかったけれど。
変わったことも、変わらないこともある。
スノウとは今でも時々話している。そろそろ頭がおかしくなったと思われているかもしれない。
冷たい風が吹き、上着の襟を合わせて首をすくめる]
うー、さっむう…パン屋で昼飯買って、あ、紅茶切れてたっけ。雑貨屋に…ついでに教会、見回っていこうかな。
…うん、温かいココアでも買っていってやるか!
[春まであと少し。ぬかるんだ道をゆっくりと*歩いていった*]
─ 過去・晩秋のソナタ(仮)>>45 ─
にゃおん。
[スノウ、そう呼ばれるとごきげんにお返事。
似合うと言われると、そうでしょ?とすましたようにマリエッタのそばを歩く。
雑貨屋への道すがら、ときおり道端の草にじゃれながら]
なーん…
*猫は、桃色と黄色の花が寄り添っているのを見て、
彼女の未来を垣間見たという]
― 終わり ―
― そして ―
…。
[猫に戻る時間が来た、と想っておっさんを茶化した後
そっと教会の裏手へと回ったのだが]
?!
アレッ!!!
戻らない!
[おろおろと羽根を生やした少女はうろたえる。
まいった。
猫は知らない。見習いから初心者に昇格したということを。
猫は知らない。本物になったので、猫には戻らないということを!
――連絡が遅くなったのだ、
なにせパンドラの箱の中身を戻すなんていう作業が雲の上では発生していたのだから]
……ふにゃあ〜!
[ひとばん。
待ってみたが一向に戻る気配がナッシング。]
え〜〜〜ヴぁる〜〜〜と〜〜
もどらにゃ〜〜〜い
[なにやら生き返ったことに文句を言っているエーヴァルトに後ろからタックルをした。
人間を名前で呼べるようになった。]
なんだったんだ…今のは…。
[何も見えなかったはずなのに、確かに感じた、箱に吸い込まれていく『気配』。わけがわからん、と説明を求めるように猫の方を見れば―――
そこにいたのは、見知らぬ少女>>38。…いや、前に教会で見かけたような気もする。に―、と笑う彼女に応えるように、こちらも歯を見せて。理由は言葉にできないが、何故か確信があった。彼女は、あの猫なのだと。]
お前はまだそんなことを。
[からかう少女の額に、ぴしりとデコピンをすれば、青い空を見上げる。そういえば、ここ最近は何故か視界が紅くなっていた気がする。こんな青い空を見るのは久しぶりだ、と思いながら―――
おっさんは今日も平和な日常を送る*]
え、なに?
これ戻ったんじゃないの?
[なんとここはやはり第三世界だったのか、と思いびっくりしてスノウの方を見る]
[当然彼女が猫だなんて、思ってもないから]
もどっにゃ?
えーヴぁると、やっぱりしんでたの?
[>>52 ぐず、と鼻をすすりながら頓珍漢な返し]
ムゥ…
敵のきしゅうか…
[何を敵と思っているのかは不明である]
いや……生きてるよ?
あいや、今の話じゃなければちょっとわからないというか……
敵の奇襲なんですかね…………
[奇襲という意味では彼女のタックルも中々それに程近いなと思いつつ、名前を覚えてもらっていることに目を細める]
ウーン。
でも…いまいきてる、よかった!
[犬ならしっぽを振っているところだが、
猫なのでひげがぴんとはっているといったところか。
ふにゃ、とそれこそ猫のように微笑む]
んっ?
[タックルをした結果、腰辺りにいるわけだがふと気がつく。
抱きつくことが可能だということに。
その事実に感銘を受けてむぎゅっと抱きしめてみた]
おーっ!
お、おおう。
[彼女の軽い重み、という表現は矛盾しているだろうが、に少しだけよろける。まだ感覚がアジャストされていないようだ]
なんか、今日は随分元気ですね。
[今日も煮干しは持っていない、まずいな、と顔をしかめる]
げんき?
[評され、少し考えこむ。
エーヴァルトをじっと見上げ、思い至って、こくんと頷いた]
……今、元気になった!
このからだもべんりだからなー
[そう満足気に言って、微笑んだ頬はなぜかほんの少し桃色に染まっていたという*]
ー時は巡って春ー
ぁぁあ…もう!!!!!俺のバカ!!!!
[部屋のなかでは着替えもそこそこに必死に寝癖と格闘する男の姿
ベッドの横には綺麗に整えられて置いてある旅の荷物と芸の道具。どうやら昨晩何度も何度も荷物の確認をしていて寝るのが遅くなってしまったらしい]
よりによってこの日に寝坊しなくってもさぁ…
くっそ、直んねえし、もういい
[まだいくらか元気跳ね回った髪をそのままに衣服を整えているとドア越しに聞こえる妻の声>>27]
ごめん、マリー!!すぐに出るから!!!
[その声に急かされるようにカバンを持ちドアの前に立つ
最後に一度部屋を振り返り忘れ物がないかを確認してそれから彼女が待っていると急いでドアを開ける
元から跳ねている髪の毛がさらに愉快なことになっているのをみた彼女の反応はどうだろか…]
え……?
まあ、そういうことなら、いいけど。
[この体“も”という表現に引っ掛かりを覚える、まさか自分と同じように幽体となって後に、間違えて違う体に入ってしまったのでは……などと妄想したり]
とりあえず、帰ろう。
[依然やってみたい衝動に駆られた、首を撫でるという行動を軽く取ってみてから、歩き出す*]
はぁるがきぃたぁー
はぁるがきぃたぁー
どこにぃーきたぁー
[──その子、春の訪れと共に突如現れた。黒いマントを被った小さな小さな男の子は自身のマントの裾を踏み付けるとその場にすってんころりんするのである。]
はぅっ……ぅ、ぅぇええええ!!!
[親御はどう見ても、いない。]
〜春、猫の奇跡は迷子を運ぶ〜
村の更新日が延長されました。
凄いことって…いや……まぁ、そうだけどさ
[恥ずかしそうに頭に手をやりガシガシと髪を押さえつける…手を抜けた先からぴょんぴょんと跳ねてくるのだが
ふわりふわりと視界を通る桜色、触らなくてもその指通りがいいであろうことはわかるそれは風にのって揺れている]
さて…と、俺の頭のことは置いといて…
しばらくこの家とも、村ともお別れだな
[すいっと視線を窓へと滑らせ、そこから見える景色を目に焼き付ける
ひらりと舞い込んできた桜をそっと手のひらですくい上げ春の訪れを噛みしめる、一度は諦めかけた未来
彼女が隣で笑っている今この時を一つ一つ大切に胸にしまいかかる声>>60へと顔を向ける]
あぁ、行こう…楽しい旅の始まりだな
[差し出された手を強く握り返す、もう2度と話すことのないように]
── 隣街・警察署内/春のある日 ──
なん…だと……
聞いてない、そんな話は聞いてない。
妹はアカデミーに行ったんじゃないのか?
[書類を届けに妹の住む街からやってきた保安官は信じられないことを言う。
この冬、妹の住む街では不可解な事件が起こった。何人かが行方不明になり、数日後、教会で男女の遺体が発見された後、帰ってくる、という一見ただの心中事件に見えるもの。未だ戻らないのは教会の神父で、戻ってきたものも、訳の分からないことを言っているという、何とも頭の痛い事件だった。
いや、そんなこともうどうでもいい。
妹が勝手に結婚した挙句(それすら聞かされてない)その男(いや、俺の友人だが)と旅に出たというそれの方が大事件だ]
………捜索願いを出す。
[至極真面目な顔でそう言った男の顔を、女性保安官の女性はどんな顔で見ただろうか。
相手は昔から知ってる奴だ。悪い奴じゃない、知っている。それだけに一発くらい殴らせろ。おい、カレル。]
ー旅の道中ー
[ぞくり…突然何か嫌な予感に襲われる
なるべく平素を装い自分の横に並び歩いている妻を横目で見る]
(旅に…でれたはいいけど…あいつに行って来てないんだよなぁ…)
[あいつとは妻の兄…もう今となっては自分の義兄に当たる人物である
今自分の横にいる彼女は周りの誰がみてもブラコンだと思う、それには同意しよう。でも自分からみたら彼女のそれはまだまだ可愛いもので…]
(あいつは…シスコンというか心配性というか…)
[どちらにせよ彼からしたら大事な可愛い可愛い妹を突然さらわれたようなものだろう、今頃何かよからぬことをしでかしそうだ]
(とりあえず次に会う時は先制攻撃だな)
[昔から殴り合いの喧嘩をしたなかだ、彼の行動パターンはよくわかる
しばし遠い目をしたのちに楽しそうに桜色の髪を揺らし歩いている彼女に視線を向ける]
(要所要所で変装したほうがいいかな…)
(全く本当に…昔から困った兄妹だ…)
[今回の彼の怒りには自分が多いに関わっている自覚はある、しかしそれとこれとは話が別だ
彼が行動に移すのなら自分もそれなりに動いてもいいだろう]
楽しい旅になりそうだな…
[にっこりと笑ながら呟く声は風さらわれる
男同士の戦いのゴングが何処かで響く*]
― いつか ―
…いい天気だにゃー。
[あれから春が来て、カレルとマリエッタがハネムーン(?)へ出かけて]
[ひっそりと礼拝堂の影に佇む小さな2つの墓にはあたたかな陽の光が指している]
ふぁあ
[あくび]
[教会の屋根の上に腰掛ける元猫は、村ののどかな様子を頬杖をついて眺めていた]
["シゴト"が板についてきたと自負する頃、シェイについている妖魔に、落ちこぼれと誂われることもあったかもしれない]
[小さなシスターがよく働く様子を屋根の下に感じながら、以前のように顔を洗う]
[そして教会に見知った人の影が見えれば、
今日もぴょんと屋根から飛び降りて、猫のようにじゃれつくのだろう]
ふぃおんー えーヴぁるとー
[きゃっきゃ、とはしゃいだところで――]
!
[森のなかから出てくる一人の少年に目を丸くした>>61]
[決まった日常
変わらない料理を一人で食べて
今日も“記憶”に縋って生きる]
………うん、美味しい
[少女は独り
独りぼっち
………………
独りぼっち……?]
[いってきます、と出かける少女の髪に光る菖蒲の髪飾り
少女は、決して独りではない
それを知るにはまだ時間がかかりそうだけど
きっと、少女が、もっと大人になれば───]
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新