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[ だから、イングリッドに免じて、
一度だけならチャンスを与えてもいいと考えた。
ヤコブを信じる訳ではない。
何度も何度も裏切られて、何故今更信じられるというのか。
そもそも、イングリッドがヤコブに会ったかどうかも確証はないのだ。
だから、ここで出会わないならば、ヤコブはそれまでの男だったということだ。
……運がなかったのだ。 ]
― ゆるぐらさが つんでれ ―
まおう「や、やこぶを信じたわけじゃないんだからな!魔王を信じたイングリッドを信じたんだからな!だからちゃんす1回だけあげるんだからな!」
やこぶ「なにこのかわいいむすこ」
[掴み掛からんと伸ばされたシェットラントの腕。
刃が深く、深く捩じ込まれる。
青白い炎に焦がされて血の色が失われてゆく、浮遊感。
新しい呪文を完成させて、ベリアンは頽れた。
まるで自分がしたこととも思えない。]
[傾いだ視線の先で、闇の力がシェットラントを貫くのを見た。]
あ…、
[これでは、シェットラントを殺してしまう──と思った。
それは 望まない のに。]
[自分が解放した力だ。
制御できるか── しなければ、 しなければ、]
──っ…うぐ、
[不意に痛みが身体中を切り刻み、ベリアンを磔にした。
「裁きの遅延」の効果が切れたと知る。
あるいは、別の──]
はい。
[言葉を受けてくれた>>+293ことに、にこりと微笑えんだ。
リエヴルのお陰で護られた命がある。
リエヴルのお陰で拓かれた
賞賛の言葉は、それに対する感謝の意味も含まれていた]
そうだな、爺さんは暴力的だった。
基本的に魔法は体で覚えろ説明とかできるもんじゃねえとか言ってた。
[>>+294その気持ちはとっても良くわかるのだ。
サバイバル第一主義の爺さんは、系統が違うだけでティレルのジジイとあまり変わらなかったのかもしれないが。]
ふーん…まあ、それは認めてやってもいーけど。
[吟遊詩人は酒場の華だ、それは認める。稀におひねりなんか上げたっていいくらいに上手なやつもいるが、隣の男のせいで耳が肥えている分その評価は厳しかったりする。]
そうだな、観劇ねぇ……。
まあ、雪が降ったら見てやってもいいぜ。
[人の美醜に興味がなければ、惚れた腫れたの恋物語も興味がない。
琴線に触れるものが現れるか否かは、役者殿の腕次第、と言ったところか。]
[痛みがすべてを凌駕してゆく。
肉体の枷が 重い。]
──欲しい。
[ベリアンは手を伸ばした。
知りたい。
”門”の向こうに何があるのか。]
[ベリアンが目前に頽れる>>260
支えを失ったように、シェットラントの身体もまた崩れ落ちた。
剣柄は最後まで離さなかったから、
結局、ベリアンの傍らに倒れるような形になった]
…───、
[間近に、求め続けて来た男の顔がある。
この手で殺してやろうと、追い続けて来た男の顔だ。
瀕死のそれを嘲笑ってやろうとして──…失敗した。
彼の瞳の色を、間近に見てしまった、その為に]
― カレン・見張り塔 ―
[何もないはずのところに、その門は確かな存在感を持って存在していた。
薄く透き通っていて、手を伸ばせば反対側に潜り抜けられそうなのに。
同時にとても重厚な造りのようにも見える。
だが見たこともない魔法に驚いてはいられなかった。
それより聞こえてきた"声"のほうが重要だった。
ただ残りの3人は、"声"も聞こえずに、ヤコブの様子に何があったのかと心配そうに見つめていた]
ふーん
[>>+239見上げる瞳はただただ暖かで優しい。新鮮な感覚がした、初めて見た気がした。
それは多分、彼と自分が友達ではなかった証拠]
じゃあこれから友達!
[大きくなったウェルシュは決してこうした繋がりを必要としていなかた。何故ならば世界は殺す殺されるで全て完結していたから。
だが子供のそれは違う。確かに彼は血の味を覚えるまではその繋がりを貴ぶことの出来る人間だった。]
ウェルシュ・カーター。
[名乗った名前は既に失われた遠き日の名前。そうだ、そうだった。何故この姿にここでなってしまったのか。その謎はここにあった]
[>>+252都合の悪い、というのは的外れだ。周りにとってどう見えていようともウェルシュとして過ごした日々は本人にとっては輝かしい生活であった。
だが彼はその人生の中で二度死んだのである。初めて血を覚えた日にカーターが、そしてあの戦場でウェルシュが死に絶えたのだ。
そしてここが死んだものが生き返る不思議空間だとすればぽんと生き返ったそれらはどうする。融合し、一つになればそれはもうウェルシュではないウェルシュ・カーターだ。]
……?
[それでも名乗った後、何か不思議なしこりが残った。なんとも…言いなれない、といえばいいのか。とにかくなんとなくしっくりこなかったのだ。
だがひとしきり首をひねったあと、思い切りよく忘れる。子供とはそういうものだ。これこそ都合の悪いことは忘れやすい人間の象徴と言えよう
そうして大きな子供と小さな子供は一つの器にもどった。だからこそ、もうウェルシュはいない。]
んー!なんで逃げるの!
[>>+265子供の忍耐力も限界に近い。本気だすぞ、骨折るぞ、そう言わんばかりのトップスピードへバターへの階段を駆け上がる]
…?わかった。
[>>+257かけられた天の一声にぴたりと止まる。やっと終わった追いかけっこにファミルはどんな反応を示したか。やだなぁ友達になろうと思っただけなのに。]
開け!
[言葉に反応したものか、別の理由か、
閉ざされていた扉がひとりでに開き始める。
大きな門扉が開き切ってしまえば、その先は光だった。
虹色の光が耐えず蠢き渦を巻いている。
この先にシェットラントがいる。
"門"がある。]
― ホートン砦の夜 ―
[これは遠足前の出来事である]
ふにゃふにゃ、もうだめぇ〜
[自分主催の宴会、そしてその後のカード大会で散財しつくした弟の無様の姿を兄、ソマリアードはため息ついて見下ろした。
守護隊長室のベッドは幸いダブルであるが、そこで大の字でよっぱらって寝ている弟。半目になる]
「アラン……、ちゃんと金は持っているのかい?」
そんなぼかぁ宵越しの銭はもたないさぁ〜
ぜぇんぶ、カードですっちゃったぁ〜
[夢見草の香水よりも濃いよっぱらいのアルコール匂い。
これはもう起きないな、とソマリアードはあきらめ顔でため息をついた]
[いやぁ、ちょろいちょろい、と談話室で憩い中の騎士たちは笑う。
ソマリアランはカードではちょろい。何せ本人のよっぱらったときに見せる性格が素直なのである。どこぞのにっこり狸団長とは大違いだ、と]
やあ! リベンジしにやってきたよ!
[だが酒をあおっていると、ご当人がやってきた。
しかもいかにも水を被って全部出してきたという勢いでアルコールの匂いが消えている。ほのかに酸っぱいアレな匂いと、いかにも匂いを消すのに頑張ってきましたという安っぽい香水の匂いがする]
「「「おおー! 鴨が再びやってきたー!」」」
[色めき立つ談話室]
ふっ、さっきとられた分、全部取り返す
[そう気障ったらしく髪を書き上げ意気込むソマリアラン。
そうして、長いカードゲーム大会が始まるのだった――]
…め、だ。
[そのベリアンが、門へ向かって子どものように手を伸ばす。
駄目だ、止めなければ。
声が出ない。伸ばした手の先が揺らめいて定まらない]
……、だ。ベリ、ア………
[彼の服の端を、指先が掴んだと思った。それが最後。
シェットラントは大きく息を吐いた。
それを再び、吸うことはなかった*]
[目眩がする。
もう、どちらが”門”でどちらが”門の影”かすら覚束ない。
歌が聞こえる。
それは──眠たくなるから止めろと言いたかったけれど、]
馬鹿ですね…
[《奈落の書》の代わりにシェットラントを抱いてこの時を迎えるなんて。
目を細めて、笑った。]
[そうして翌朝]
昨日、ものすごくスッたなぁ、どうしたものかなぁ、って思っていたらさあ
どうも酔っ払って覚えていないけれどもしっかり勝ちきって、お金もちゃんと戻ってきているんだよねえ
これが星をも味方につける天才賭博師の才能所以か――
[ソマリアードの部屋で目覚めるなり格好つけるソマリアラン。
一方のアードは、ソファで身じろぎもせずに睡眠していた。二人を区別する手段はかなりあるが、基本的に朝すっきりと起きられないほうがアードである。夢にのめり込みやすいというか]
[時期に朝の朝礼と訓示の時間がある]
えーっと、今日は教本のp265 の教訓をいう…なるほど。
[「文武両道 騎士団の心得」なる古からの指南書を読んで、身支度を整え髪を結わえれば滅多なことではバレはしない。
ソマリアードに扮したソマリアランはそうして、朝だけのお仕事をしたのであった。おしまい]
[シェットラントが最後の息を吐いた、その瞬間。
───キン!と、澄んだ音を立てて、
ヤコブに渡してあった透明な水晶の石に罅が入った。
未だ割れはしないが、
良く見ればじわじわとその皹は先へと進むのが分かるだろう。
青白い門の扉が、応じるようにヤコブらの目前に開かれた。
半日か……精々、もってあと一日。
それが術者失われた今の、残された*期限*]
[門が開ききると同時、手元で澄んだ音が鳴った。
違和感を感じて視線をやれば、透明な石に罅が入っている。]
……っ。
、の ばかやろ …。
[―――こういうときの直観は、よく当たる。]
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