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ありがとう、優しいんだね、レトは。
[失望でも厄介払いでも、嫌いでもはないと、彼に笑顔で]
私もレトのこと好きだよ。こんな形でだけども、あえて嬉しかった。
[血肉に塗れた時間の中で、奥底でセピア色に色あせていった記憶のかけらのひとつ。
ディークがそれを守ってくれた人ならば、彼はそれを掘り起こしてくれた人なのだろう]
奥さんのこと、大事にしてあげてね。
[嫁さんの話にくすりと笑みを浮かべて]
戦争で不幸になる女、あんまり増やさないであげてよ。
私が言うと、すごい説得力あるでしょ。
[彼の表情はどうだったか、それでも自分の笑みは変わらなかっただろう]
[彼の部下については自分にそのままつけてもらえることになり]
ありがとう、返すときには歴戦の勇兵にしとくよ。
[彼に最後に見せたのは*笑顔だった*]
(そういえば)
[ソマリの異動を支持した後で、ふと思う]
(言えなくなったな)
[覚悟を固めて向かう朋友に、余計な情報は邪魔となるから]
(最悪となって生き残ったら大佐に打ち明けるか)
(敵将と取引しても……応じてくれる相手がいればいいが)
[いつになく、不安が表近くまで上がってきていたらしい。
弱気だと一度は深く沈めたが、消えずにそのまま残る……]
・・・・・・いえないようなところ?
[トールの言葉>>+229に、暫し考え込む。
よくわからぬままに、あまり人前でくっついたらダメということだろうか、とぼんやり考えれば。
少し寂しそうにしながら、トールの腕にもたれかかった。]
……ちゃんと、がまん、します。
[そう、小声で告げながら。]
― 学校跡地・臨時執務室 ―
不服か?
[>>439ソマリの方へ意識を持っていっていたが、
ダーフィトが天井を向いたりしていたのは見ていて苦笑する。]
が、イェーガー大尉を除けば、
斥候隊の隊長はお前が適任だろう。
任せたぞ。
[それから、その他の報告も聞く。
>>184>>185>>186>>187
記録媒体の件になると微か目を細め聞いていたが。]
傭兵の記録媒体については、報告のままでいい。
斥候隊預かりとし、何かあったら連絡を。
[と告げた。
通信機である事が書かれていない為、そこは見逃された形となる*]
―学校跡地・西寮―
[かつて自室として使っていた場所に足を踏み入れる。
…自分の荷物はひとつも置かれていないのに。
備え付けの家具がおかえりという声を幻聴する。
窓ガラスはとうに割れ、
かつて隣人と交わしていた合図を試すことは出来ない。
積もった年月の分だけ、埃が我が物顔で床を占拠していて。
一歩。二歩。
進めば、足跡が来訪者の痕跡を刻む。
向かい合わせの形で、壁に据え付けられたベッド。
座ればぎしりと軋む音。螺旋はすっかりいかれている]
[7年間。この片方に自分はいた。
そうして6年間、]
(……――――おまえがいた)
[同室者が使っていたベッドへ、黙って視線を向ける]
[この感情をどう表現したらいいんだろう。
笑えばいいのか。
泣けばいいのか。
叫べばいいのか。
罵ればいいのか。
…分からなくて。
最後は無表情に辿り着く]
聞こえているか? もう、眠ったか…?
[明かりを落とした部屋で、
寝転がりながら昔もそんな風に声を掛けた。
返事があると決まって、ベッド越しの会話が始まる。
盛り上がって、そのうちお互い起き出してしまって。
寝台の端に腰掛け向き合って、月が傾くまでの夜を明かした。
翌日揃って、欠伸を合唱し眠気眼を擦ったのもいい思い出だ]
…おまえを殺したのは俺だから、
おまえがもう、何処にもいないことは分かっているけれど。
いや、それ以上に。
俺が――…こうしておまえを呼ぶ資格があるのかも、分からねェけど。
(…聴いてほしい)
[喋らずとも眼差しで伝わっていたあの頃に思いを馳せつつ、
蒼氷色に願いを篭めて、幻に浮かぶ鳶色を見る]
あー… でも、
なにから話せばいいんだろうねェ。
[手のひらを額に押し当て、
くしゃり。と困ったように笑う]
…5年。
長かったかな、 やっぱ。
―戦地・部下の去った後―
[薄れた意識のなかで近寄る人がいるのを感じる。
こちらを見ながら近寄ってくる姿、顔の判別がつけられなかったけど、
着ているのは帝国軍の軍服で]
……
[傍によったその姿に、懐から取り出した銃を突きつけ…、
その動きは、幾たびもその手を、身を、血の海に漬けてきたことを物語る、洗練されたもの。
瀕死の淵にありながら、最期まで敵を撃つ意思の表れ。
突然のことか、自分が瀕死であるがためか、もしくは自分を知る人だったからか、
安全装置を外し引き金を引き絞るそのときまで反応をさせずに]
……
二日、……か。
[今日より二日後。
ダーフィトが持ち出した期限に思考をめぐらせ、眉を寄せた。
――彼は公国にとっての、その意味を知っているのだろうか。
或いは、……帝国にとっても、それは意味のある期限なのだろうか。]
おまえが卒業してから、どうしてきたのか、とか。
俺、何にも知らねェや。
あんな、最期の時間だけじゃ。
短すぎた。
短すぎたよ…。
― 某所 ―
(……でもなあ。通信機よりは、自鳴琴みたいになって)
(好きだってことを、くり返し伝えられたらいい)
(でもあんまし同じ事言うと飽きられるか)
(100種類くらいのお菓子のレシピをランダムで喋るとか)
(……あ、ちょっとそれ、いいかも)
[弾のこめられていないそれは、乾いた金属音だけを響かせ、
それきり腕から離れて落としてしまい、その腕も力なく後を追うように。
残りの弾、全部預けてきたのは失敗だったかなと、おぼろげな意識で。
相手が帝国の兵士ならば、彼に繋がるかもしれないと、どうせならばと]
……
[小さな呼吸交じりに、唇は音を漏らさず。
けれどもその仕草が伝えたい思いを相手に伝えることができるだろうか。
腰の小箱を示す仕草。
もしそれが自分の知る人のもとに渡れば、気づいてもらえると。
一番最後に入った、自分の同室者であり、兄であった人の認識票が一番上に入っているから。
シェットラントの名を刻んだものを]
[――…既に、何のための石なのかよくわからない。
そもそも、100もレシピはあったっけ。
……見たものは大体覚えているが。
指折り数えつつ、
時間を見て緩く口をひらく]
俺は、…卒業して、ほとんど軍に居たな。
あちこち行って、あちこちでナイフを振るって。
おまえを――…殺ったように、 たくさん、殺してきた。
おまえは…どうだったんだろうな。
おまえの手は、そういう血塗れのもんよりさ。
…それこそ、菓子とか、イイ匂いのもん。作ってる方が、 いいな。
ずっといい。幸せで。平和で。
おまえには、その方が――…きっと似合うよ。
といっても。
俺もおまえも、士官学校の出だ。
甘いこと言ってられねェ、っていうのも、分かるけどさ。
[手のひらを、目の前に伸ばして。
其の手で摘み取ってきた、多くの命のことを、考える]
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