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ディーク、氏ですか?
「服を貸しただけ」とか言ってましたけれど、まあたらしなら納得行くなあ、とかその程度のものですよ。
[フレデリカに変なところだけ聞き取られていた。
あわてて笑顔でぱたぱたと手を振る。]
大丈夫ですフレデリカさんかわいいですから。
ディーク氏もきっと本気で惚れ込んだんだろうと思いますよ?
[にっこり。]
笑ってればいいとおもうよ?
親友なんでしょ、きっとわかってくれるさ。
[いいつつちらりとシルキーを横目で。
なんとなく、昨日までの天然お嬢とはなにかが違う、ような。]
自分で自分を僕って呼んでたんだよな、シュテルン。うーん。
……まさか男。
いやいやないな。
[小さく笑い声を上げた。
なにを寝ぼけてるのだろう。これはいよいよまずいかもしれない。]
娘と書いて、「こ」?
ええと、メガネっ娘とか、チャイナ娘とか、男の娘とか?
[恋愛小説もろくに読んだことはないが、女子高や女子大にいれば、薄い本系の話題を耳にすることもあり。
男性向け商業誌も、男性の耳がないからたまに話題に上がっていた。
そんなわけで、半端に耳年増な女教師は、シルキーの呟きに頭をよぎった単語を適当に並べていく]
やっぱりたらしなんですか?
[ウェルシュの説明前半を聞いて不安そうになっていたが、後半を聞いたらまた真っ赤になって、クッションに顔を埋めなおした]
………そそそ、そうでしょうか…。
ああ! そう、それですわ!
男の娘!
[フレデリカの声に、思い出す。そう、確かに記憶のすみに引っかかっていたのは、その言葉だった]
胸のつかえが取れましたわー。
……あら? なんの話でしたかしら。
[きっとわかってくれる。
そういわれると、小さく頷いた。確かにシルキーなら、きっと。
そう考えていると、次の言葉に思わず固まった。]
……さ、流石にそれはないんじゃないかしら。
男だとメイドとか、出来ないし、シュテルン可愛いし。
[少しあたふた。
シルキーが変な単語を覚えていることに一抹の不安を覚えながら、男の娘…?と首を傾げるのだった。]
なにをあたふたしてるのさ。
[なんかあったかな?と小首をひねっていれば、フレデリカがクッションに埋もれていて。
くすくすと笑いそうになる。]
まあ、きっと本人に言えばわかるんじゃないですかね。
目の前で眠り込んでみて襲ってくるか、とかどうですか。
[わりととんでもないことを、さらり。]
[次の見合い相手がフレデリカと聞いて、なるほどねぇ、と頷くが、此方からは何も言わなかった。
時折聞こえる他の参加者の話を耳に挟んでも、自分から口を出すつもりは無かったみたい。]
ディークたらし説に、センセの相談に、シュテルン男の娘説かー。
まぁ、話の種には良いだろ。
[ディークの話はまだハッキリとは分からないが、シュテルンに関しては裏を知っているし、彼の話もまた口を閉ざす。
ここで話をしても何のメリットは無いし、自分と似た様な境遇であるのだから、ここは黙って見守りたい兄心、と言った所。]
……善処する。
[おねだり攻撃をされたなら、無下にごねる事が出来ないのは、きっと惚れた弱みだろう。]
あっちの世界でも酒は重宝されるからな、と思って起業したが……。
まさか、それが切っ掛けでこうして出会うとか思ってもみなかった、な。
[まさかの真面目な返しでくるとは思ってもおらず、つい照れてしまう。]
襲う……!?
[聞こえてきた不穏な単語に、目を瞬いた]
ディーク様は眠っていたら襲ってきたりなさいますの?
そんな危険な方でいらっしゃいますの??
襲われなかったら好かれてる、ということですの???
[襲うの意味を完全に誤解していた。暴力反対]
…あたふたなんて、してないわ。
[少しぷいと顔を背けて、一度落ち着こうと。
そうしようとした途端のウェルシュのとんでもない言葉に目を見開いた]
う、ウェルシュ、なんてこと言って……っ
[言われたのは自分ではないのに、なぜか頬が赤くなる。]
だいたい、目の前で眠っている人を襲う人なんていな……い…?
[言い切れないのは、先ほどの出来事故か。]
ディーク氏ならやるかもしれませんね。
フェリクス氏は……いや、堂々と起きてる時に背面から、ですか。
ハーラン氏はきっと襲われるのをまって嬉々として主導権を奪い返すのでしょう。
[話がまっっったく噛み合ってなかった。]
で、ディークさんは寝てる人を襲ったりするような人じゃ、ないと思います…よ?
[ウェルシュの言葉に真っ赤になってまたわたわたする。
いや、でもたらし疑惑が事実なら、自分じゃなくても危険なんだろうか]
……………シルキーさん、そういう襲うとは違うと思いますよ?
[真っ赤な顔をしたまま。
勘違いしてるようすのシルキーには、ゴニョゴニョと男女のあれこれ的な意味だと教えようか?
シルキーさんがフェリクスさんとどうこうということはしらないから、自分より先に経験済みなんて思ってもいないよ!]
ええっ。
[畳み掛けるようなウェルシュの言葉に、お嬢は目を白黒させて]
そんな、フェリクス様は、そんな乱暴な方じゃありませんもの……!
[とりあえず反論を試みようとした。
が]
! ……!!
〜〜〜〜〜〜〜〜!?
[フレデリカの説明に赤くなり、一拍置いてもっと真っ赤になった]
わたっ、わたくし!
ちょ、ちょっと失礼いたしますわね!
[がったーん。
いつも立ち居振る舞いだけは上品なお嬢らしからぬ勢いで立ち上がると、お嬢は広間から逃げ出した]
[ぼんやりと窓の外を眺めていたが、ぱんぱんっと頬を叩くと]
そう言えば、自警団員は減ってるんだよね?それなら看護師さんに顔売っておかないとなぁ。
[後々の事を考えて人当たりの良さそうな看護師を呼び止めてはなにやらにこやかに話かけて]
少しお聞きしたい事があるんですけど、今いいですか?
―自室―
[どたばたと部屋に駆け込み、ばったーん!と扉を閉めて。
全身茹蛸のようになったお嬢は、そのままベッドにダイブする。
広間のフレデリカのように、枕に顔を埋めた]
シルキー!?
[一体どうしたというのか。
真っ赤になって勢い良く広間から出て行ったシルキーに驚いて名前を呼ぶけれど、おそらく聞こえてはいないだろう]
……行って、しまったわね。
[困惑した顔でぽつり。
心配ではあるが、追いかけるまではしなかった。]
そうなんですよ、ぼく騙されてお見合いに…
えぇ、そうなんです。
んー、何かアクシデントがあった時に、一番守られる場所ってどこですか?
あぁ、そこは大切ですよね。普段は患者様、なるほど〜
誘導とかも?へぇーそういうルートでなるほど。
最短避難? へぇー流石詳しいですねぇ。
[適度にブラフを混ぜつつ必要な情報をにこやかに入手していく。人の良さそうな看護師に更に細かな情報を探りいれる]
やっぱり病院って火災とか怖くないですか?
へぇー防火扉とスプリンクラーでなるほどぉ、ハイテクですねぇ。
[ロビーに張られた院内地図と先ほどの話を総合して]
ふむ、意外といけるかも。
基本的に看護師さんたちは、ぼくらを拘束する意思はないし、自警団員も手薄。
何とかなるかなぁ。
[売店に向かうといくつかの商品を購入して病室へと戻った]
──ディーク、次は彼女が来るらしいぞ。
あぁ、そう……。思ったより早かったね。彼女はボクにどんな返事をくれるのかな。
[彼の弱々しい口調に、兄の表情が険しくなる。]
ねぇ、兄さん。ボク、これでよかったのかな。彼女にあーだこーだ言って、返事まで求めて。寧ろ、ごめんなさいって言われた方が救われ………!!?
[パシン、と乾いた音が響いた。じわじわと頬を侵す熱い痛みにディークが兄に何をされたのか、認識するのに時間はかからなかった。]
なにするんだ、兄さん。
──認めればいいだろ?お前はまだ、あいつのことが好きで、それでいて彼女のことが好きだ。それでいいだろ?
いいわけ……いいわけないだろ!!
[ガンッと思い切りソファの背もたれに左拳を殴りつける。ソファからは、ぽふっという情けない音がしただけだ。]
それはつまり、彼女の思いを踏みにじることになるんだぞ!!ボクは!ボクは絶対に彼女をあの人の代わりにしてしまう!そんなの嫌だし、そんなのじゃダメなんだ!!あの人と彼女は似ても似つかないのに…っ!
[視界が滲む。情けなくも涙が出た。兄はただ、それを見つめているだけで。]
え、シルキーさん?
[耳打ちした内容が恥ずかしかったのだろうか、シルキーが真っ赤になって走り去るのを呆然と見送る。
比較的ぼかして、露骨な表現はしなかったつもりだが。
お嬢様育ちのシルキーには、それでもまだ、刺激が強すぎただろうか。
でも、小学生へのめしべおしべレベルの説明だったし、恋愛系の本を読んだことがあるなら、これくらいなら平気かと思ったのだが…]
……どうしたというのでしょうか一体。
[真っ赤になって走り去ったシルキーを見て、呆然と。
刺激が強すぎた、じゃないよなあ、とかぼんやり思いながら。]
アイリ、心配なら行ってもいいよ?
[一応、するりと手をゆるめて。]
―病室 ―
[買って来たものを床に並べて ]
バケツにヒモ、水と新聞、そして、じゃーん冷却パック。
まず冷却パックを開封して、中から硝酸アンモニウムを取り出してー。
バケツの中に硝酸アンモニウムを溶かしてー、
そこに新聞を漬け込みー
充分に新聞に染みこませて、あとは乾かす。
乾くまで待つー
よし!
[せっせと準備中]
くくっ、……どうしたんだ? シルキー。
何を一体考えたのやら。
[お嬢様らしからぬ音を立てながら部屋へ行きダイブをした様子を想像し、更に意地悪くニヤニヤしながらすっとぼけてみよう。]
勿論、シルキーを可愛がるため愛でる為に決まってるだろ。
[どういう事か、と問われたら>>*11、隠しも恥ずかしがる事もせず堂々とキッパリ言い切った!]
ほら、ずっと会うの我慢してる訳だし、耐えきれずっていうのがあっても可笑しくは無かろう?
[手で口を押さえながら、くつくつと喉を鳴らして再会した時の想定を話して。
それを想像するのも悪くないって思いながら、シルキーの反応を待ってみよう。]
[そうこうしているうちに、時間が経ち。
自警団が広間に呼びに来た。
もともと着てきた服もようやくクリーニングが終わったらしく、泊まりになると思ってなかったから、荷物は紙袋に入れて渡されたスーツと、小さなバッグだけである]
………ええっと。
じゃ、行ってきますね。
シルキーさんとローズさんにも、よろしくお伝えください。
[ぺこり、と広間の二人にお辞儀をしてから。
自警団の案内で集会場を出ていく]
……………ディークさんに会ったら、何から話せばいいのかしら。
[自分の感情については、シルキーたちとのやり取りでなんとなくわかった気がする。
でも先に、たらし疑惑について訊くべきだろうか、などとディークに失礼なことを考えながら**]
──なあ、ディーク。話さないか?全部、彼女に話さないか?
はな、す……。
[新たな迷いが産声を上げた。話せば楽になれるかもしれない。だけど、話せばそんなの嫌だと離れて行かれるかもしれない。怖かった。ただただ、怖かった。もう一度見つけた心の拠り所を、もう一度失ってしまう事が。]
──話せ、話すんだ。隠して怯えてながら過ごしても楽しくないだろ。話せ。
兄さん、だけど……っ
──だけど、は無しだ。何時まで逃げるつもりだ弟よ。自分自身と過去から。何時まで逃げているつもりだ?
[言ってることは尤もで、返す言葉もない。]
──大丈夫だから。
[兄の口から飛び出た一番信用のならない、一番安心出来る言葉。大丈夫は大丈夫じゃない。過去の自分が囁く。自分の目で、耳で確かめなきゃわからない。どこか遠くの自分が囁く。
……結局、俺はどうすればいいんだろう。
答えは見つからないままだ。]
[行ってもいいと手がゆるめられる。
少し悩んで、首を横に振った。]
…心配、だけど。
いい加減過保護はやめようと、思って。
[それにあんなに勢いよく走っていったのだから、今行くのはなんだかはばかられた。
ゆるめられた手をもう一度握る。
まさかシルキーが経験済みだとは思いもせずに。]
[そして、お嬢の部屋からは、他には誰もいないはずなのに、お嬢が誰かに向かってぎゃあぎゃあ叫んでいる声が響いていた……]
……兄さん……ボ…ク…は………。
[続きはなかった。ただ、後にはスヤスヤと安らかな寝息が続く。普段は軍人としての名残で兄である自分の前ですら寝姿を見せないディークが公の場で寝息を立てていることに苦笑する。明らかに気疲れによるものだろう。入り乱れた過去と現在。生存してしまっている過去の死んだ想い人への想い。そこに被さった新たな想い。本来ならば、気性の荒い彼なら疾うに発狂していただろう。なのにそうならないのは何故なのか。アーヴァインを殺しに行っても、普段の彼なら何も可笑しくはないのに。
たった1人の肉親である弟の寝顔を眺めながら、考えに浸る。
どうにも、答えは出そうにない。]
…そっか。
まあ、シルキー嬢も独り立ちする時期なんだろうしね。
ひょっとしたら男でも出来て自分と重ねてるかもだけど。
[そんな軽口を。
図らずもある意味あたってるなんて、そんなことは微塵も思っていなかった。]
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