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しかしまあ、ティルカン騎兵と平地で戦うものではないな。
あれは無敵だ。
[ 兵らの耳には届かない距離で、率直な感想を漏らす。]
だが、おれは負けてはならなかった。
[ ゆえに、打って出た。]
君が来ると信じていなければ、あんな危険はおかさない。
[ 世辞ではなく、本当のことだ。]
おれの策の先に、どういうわけか、いつも君が準備を整えて待っている。
まったく…君が味方でおれは幸運に思う。
[ 幾重もの感謝と感激を眼差しに込めた。]
[ ナイジェルは問わず語りに、過去を語ってくれる。
この戦に参じた純真な理由を。]
君は──…
[ 自分がクリフに提案しようとしていることを、ナイジェルは察しているのだろうか。
それを受け入れることはできるのだろうか。]
そりゃ疲れたさ。それを表に出すほど軟じゃないけどね。
[指揮官として、そして、騎士団内部においても鬼教官として知れ渡ってる身として、無様な姿は見せれないのもある]
あのね、何年こっちのほうが長く生きてるとおもってるんだい?そうそう抜かれてはやれないさ。
[一種の目標とされるべき存在ならば、容易く達成されるわけにはいかない。
特に、旦那の商人として在り方と、自分の騎士としての在り方。
ある意味でそのどちらにも関している"義息子"にがいるのだ。猶更である]
ええ、「いよいよ。」でもあるし、「ここから。」でもあるわね。
[戦争は勝つことも大事だが、終わらせかたはもっと大事だ。上にとってある意味、一番、ドゥーハン王から渡した「胃薬」が役にたつ時間ともいえる]
そうね。あちらも全力でやる気はなかったわけだしね。
少なくとも悪くないところにはいきつけると思うわね。
王妃がいいか王子がいいか。為人もわからないアタシにとってはどっちがブリュノーっていう国のためになるかはわからないけどね。
一応…連邦を頼ったからとは関係なく、幼い王子や王子のほうが王妃よりマシだとは思うけどさ。
[幼い王子と王妃を別枠として捉えながら、そんなブリュノーについての所感を口にする]
ま、他国に刈り取り場を渡したブリュノーについてはどちらでもいいさ。
[どうせ都合よく使えるほうがどちらがいいか。となるのだ。ある意味そこは達観していた。司令官ことタイガについて聞かれれば少しだけ苦笑する]
あら、耳がはやいわね。
[そういうところは、実の息子のほうも同じようなものだが、旦那譲りともいえるだろうか。と苦笑する。]
手強いよ。戦争は政治の手段だ。というのをしっかり理解してる男さ。
あちらは海洋王国。にもかかわらずこちらと同数の陸戦兵を集めてきた。それだけでも舐めてかかれないとはおもっていたけどね。
[性質上海軍と陸軍を要する王国と、陸軍一極の連邦では同数の兵力であってもその意味合いや重みは違う。あちらはブリュノーという立地を、あるいは連邦を一切軽視していない。そう考えるぐらいでちょうどいい]
クリフはこちらから尋ねる。といったようだがね。尋ねるというのは、本来下のものがやることだ。それを受けてか知らないが凱歌を歌いながら帰っていく。対外的には勝利した。というのを暗に示していくというのをとっていったわけだ。
メンツを取る。という意味で王国は一勝もっていった。そんな強かがあるね
女の老婆とみても侮ることなく、名乗りをあげる胆力もある。もうやる気もなかったのを見抜いていただけだったかもしれないけどね。ただアタシが一気に詰め寄って首を狩れる位置よりも間合いをとっていた。用心深さも兼ねているよ。
……でもね。戦争や政治にも血を通わせているものだ。と、そう思ってるようにも見えたね。
[レオノラが捕虜となったことを伝えたとき、声を荒げることはなかった。
だがそれは冷徹ではなく自制だ。と思える。硬く唇を引いていた顔を思い出す]
甘くはないが、話がわからない相手ではない。捕虜の話をしたとき、あと、クリフの人となりを測りながら、あちらも「落としどころ」を選んでいたようにも見えたしね。
[王国司令官について雑多に思ったことを評し終える]
ま、うちはメンツよりも実利をとるんだ。むしろ、連邦所属国の一つである国の王様が囚われるまで戦った。という事実もある。
不名誉ではあるが、周辺からすれば"連邦は友好国にはそこまで力を尽くすのだ。"と思わせることができるだろう。それは国の防衛にもつながる。"戦うにはそれだけの覚悟がいるのだ。"とね。そして連盟国もまた増えるかもしれない。"そんな連邦にならつながりをもちたい。頼れるんだ。"ってね。
メレディスが囚われたのはいいほうに働くかもしれないさ。
[こちらについては王国に対しての勝利ではなく、思わぬ拾った勝利の一つ。であるだろう。あるいは打ち破ったという名誉をえた王国と、力をそこまで尽くした連邦という、両者一勝ずつか。]
それに、こちらから尋ねる。ということでマルールに花をもたせたんだ。ならあちらからの譲歩も引き出せるだろうさ。
[それは捕虜の返還であったり、今後についてでもあったりだ。あちらが一個とったなら次はこちら。というものだ。
そんな会談の予想図ともとれることを聞きながら、彼自身の決意>>114 >>115を聞いていく]
ふふん、勇ましい男の顔をするようになったが、アンタにはまだ早いさ。
教え子が夢に向かおうとしている。それについてどうこういう気もないし、失敗してもそれはそれだ。世間の辛さを学ぶ機会だろう。――だがそれが卑劣によって無残なものとされるというなら……
[そこで言葉をとめてラルスを改めてみる]
ラルス。それはアタシからみて、クリフ同様に、アンタも。なんだからね。
[近くにいる以上は死なせないよ。とはその強い瞳が言外に語る]
死んでも守る。なんて後ろ向きなことをいわなかっただけほめてやるさ。
…といっても、尋ねるからこそ、あちらはしっかりと歓待しないと見縊られることになる。そんな誤りを犯しはしないだろうとわかるからその分は気楽にいけばいいさ。
[安心させる母のような笑みを浮かべて、小さく恥ずかし気に呟かれる言葉には、目を瞬かせ]
ふふふ、可愛いこというじゃないか。
…… アタシのむすこはさ
(ね、貴方)
[既に世にいない旦那にだけ心の声を傾けながら、ついついわしゃわしゃと頭をなでた*]
― マルール軍野営地 ―
[ナイジェルが捕縛したリンデマンスの王が面会を希望していると聞き、承諾の意を伝えた。
会うのは青空の下。
王国軍兵の中で傍聴したい者がいれば来てもよい、というオープンな場とした。
やがて、衛生兵に付き添われてメレディスが案内されてくる。
武具は外されていたが、枷はない。
散歩をしているような、そんな足取りだった。]
[丁寧ながらも、庶民的な訛りの残る挨拶に、見守る兵らの間で失笑が漏れる。>>2:190
それを制することはしなかったが、タイガは他国の王侯に対する礼遇で接した。]
自分がマルール王国軍を預かるタイガ・メイズリーク・ユリハルシラです。
陛下にお目にかかれて光栄に存じます。
[ 負傷を鑑みて床几を勧め、会見希望の趣旨を聞かせていただきますと促した。]
[ メレディスが品種改良だの作物だのと語りだせば、兵らは、もはや隠しもせず屈託のない笑い声をさざめかせたが、話が進んでゆくにつれ、その場は水を打ったように静まってゆく。
真摯な眼差しと朴訥な言葉で語られる志に引き込まれたのだ。]
陛下、 あなたの野菜には、我が弟も命を繋いでもらったと聞いております。
[ 文字通りの草の根の交流を取り上げ、地の声に相槌を打った。
メレディスが国や文化を農作物で語り出した当初は面食らったが、これが彼の飾らない持ち味なのだとわかれば親しみも増す。
レトもよい土産を贈ったものだ。]
陛下の人となりと考えを、こうして直接に確かめることができ、良かったと切に感じています。
陛下がその身を賭してお運びくださった
[ 互いに顔を巡らせた兵らの表情は柔和でほころんでいる。
美味しい煮込み料理を思い浮かべているのかもしれない。]
クリフ・ルヴェリエ司令官殿は近いうちに、ここにおいでになる。
それを、お伝えできて幸いです。
[ もうひとつのお願いと言われた「このまま捕虜に」というメレディスの申し出は、わざわざ認めるまでもない状態であったのだけれど、告げられた理由の律儀さに、やはり良い男なのだと感服する。>>2:201>>2:202]
畏まりました。
御身は我が軍でお預かりさせていただきます、陛下。
[ 胸に拳を当てて責任を引き受けた。
滞在中、彼が望むだけマルールの雰囲気を味わえるよう兵らに指示するつもりだが、むしろ厨房の方でメレディスを離してくれないかもしれない。明日からの食事が楽しみである。]
[ メレディスが微笑んで呟いた悟りのような一言に、彼はこの騒乱を経て、王として急速に経験を積んでいるのだと感じた。>>2:203
タイガもそれを願う一人だ。]
自分からも、お頼み申し上げたいことがございます。
[ 地に足のついた明眸を見つめる。]
この戦いの前、弟に託して、陛下にメッセージをお送りしました。
農夫の知恵を持っておられる陛下にこそ、今一度、お願い申し上げたい。
[ 一呼吸おいて、土に水を撒くように言葉が染み込むのを待つ。]
マルールにとって、王妃と嗣子の正当な権利がブリュノー臣民に認められ、この地での安寧な暮らしを取り戻すことが、騎士たる者の誇りにかけて果たすべき義務であります。
女性にとって、嫁ぐということは、そこに骨を埋めるという覚悟を伴う重要な決断。
それを権力争いで追い出すなど、してはならない。
一方で、ティルカン連邦が、身ひとつで飛び込んできた第一王子を庇護したことも、人道にかなう正しい行いです。
けれど、残念ながらティルカンは、この機に港を得たいという欲を抑えることはできますまい。
あなたほどの方をもってして、自国を「属国」と呼ばざるを得ない権力。
軍司令官がいかに立派な方であっても、その後ろにあるものが、ブリュノーに押し寄せるでしょう。
陛下の言葉を借りていうならば、それは作物の出来栄えを確かめながら丁重に行われる品種改良ではなく、在来種を駆逐する異国種の人為的移植です。
今の乱れたブリュノーには、それを阻止するだけの地力がない。
そして、ティルカンがブリュノーを領有しようとするならば、マルールも看過はしない。
軍を派遣し、戦いは繰り返されるでしょう。
[ それは、政治の世界も知る者としての素直な分析である。
ただ、その先に語るのは、自らの絵図だ。]
マルールとティルカンのブリュノーにおける軍事衝突を回避するには、リンデマンスの協力が不可欠です。
ティルカンの過ぎた欲を堤防で調整し、程よい灌漑用水に変えてブリュノーに届ける。
これが、自分があなたに望むことです、陛下。
[ むろん、すべてのやっかいごとをリンデマンスに押し付ける意図はない。
ティルカンがブリュノーを併呑せずに矛先を収められるよう、協議したい腹案はあるが、それは王妃らの安寧保証と一体であり、ティルカン司令官の同意が必要なものであった。
タイガは、ブリュノーを独立したブリュノーとして残したいと考えている。
それはこの地を両国の緩やかな交流の場として、新しい品種を育んでみたいというメレディスの想いにも沿うもののはずだ。]
ご自身にそれだけの力があるだろうかと躊躇らわれるかもしれませんが、
陛下には、助言を与え、支えてくれる仲間がいて、また、陛下の作り出すものを楽しみにしている
それは、陛下の宝です。
"不可能と決めてしまうのも勿体無い"ですから、
マルールの風呂に浸かりながら、考えてみていただきたい。
ちなみに今日は、香草の束を入れてあるそうです。
[ この巡り合わせに感謝をし、日替わり風呂のメニューを伝えて見送るのだった。**]
[『ママー』という情けない声を背後に、相対する]
で?坊主がここにいるのは驚きだが、まあそれは横においておこうか。
[レトとの再会をどうこういうものではないという空気がある。改めて用件を聞くが]
…ノーラ?王国軍の人間かい?
[レオノラ。と聞いていた...はノーラと聞いてもそれが誰かわかっていない。まあ知らない間誰かがとった捕虜か何かか。という解釈を持ちつつ]
で、会わせろ。というが、会わせてなにをする気なんだい?あいにく、連邦の人間はもちろん、今は捕虜や王国軍であろうが、危害を加えようと考えるならいかせる気はないね。
アンタが捕虜となったそのノーラってやつを殺すように依頼された。なんてこともこっちは考えなきゃならないんだ。先に用件をいうんだね。
[相対して応じる。用事をいえ、まずはそれから。という態度だ。
そうこうしてるうちに、他の面々がきたりして応対したか。ナネッテ自身は特に危害を加える。などではないならば、ひとまずクリフに連絡を繋ぐなりして、監視付きではあるが奥に通れるようにするだろう。]
― 馬上 ―
[出発である。今度は軍ではなくローランドが選んだ護衛とともに使者としてクリフとともに参じる。その道中のこと]
考えは……覚悟は決まったかい?クリフ
[クリフの横に馬を並べるように近づけ、司令官。と畏まったように言わずに、名前を呼び、どうかしら?と聞いた**]
― 王国軍野営地 ―
[ クリフを橋を渡った先まで出迎える役をナイジェルに命じた。
むろん、そのまま会見に同席するよう伝える。]
ところで、君はどこで彼と知遇を得たのだ?
[ 自分とクリフの縁をかいつまんで教える。
あんな風にマルールを訪れていたのであれば、どこであっても不思議はないと思う。*]
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