人狼物語−薔薇の下国


477 【R18完RP村】暁天はかく語りき、

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【3】白狼騎士団 ドロシー

[そして、おそらくこのままでは押し問答が続く。
下がれと言っても、聞かなさそうだ。そろそろ人を呼ぶ頃合いか。
わたしは騎士としての模範解答を返しながら、相手の本心がどこにあるかを探り始める。
どうも彼女の意見は、軍人ではなく私怨のようだ、と言葉の端々から少しずつ感じ取れるようになってきた]

 …なんだかあなたの話を聞いてると、あなたの正義はアイリ様にあるみたい。
 国より、王家より、アイリ様が大事だったの?
 大事な人をわたしに殺されて許せない、……つまり、そういう事なのかしら?

[穿ったような尋ね方をして首を傾げる。二人がどのような関係かは知らないけれど]

 白狼騎士団は女だけだし、まぁ、そうした話は珍しくないけどね。

[侮蔑を込めて笑えば、彼女の劣情を煽る事は出来るのだろうか。*]

(109) 2017/04/28(Fri) 21:36:26

【3】白狼騎士団 ドロシー、メモを貼った。

2017/04/28(Fri) 21:40:53

【3】宮廷画家 ローレル

― 街角か、あるいは ―

[  燃え上がる街の絵を描き上げて
  一息つく頃にはどれほど時間が経っていただろう。

  すでに空は暗くなりかけ、
  水平線の向こうに日が沈もうかという頃だった。

  昔ならば感情のままに書き殴ることで
  気が晴れることもあっただろうけれど
  今や激情を形にしたところで気は晴れない。
  それどころか、ざわざわと
  落ち着かない気分にすらなる。

  一所に居ることに耐え切れなくなって、
  ローレルは夕暮れ時の街へ一人で出かけていた。

  そうして絵を一枚抱えて歩いていた時か。
  薄暗い路地の中にその人の姿を見かけて声をかけた。  ]

(110) 2017/04/28(Fri) 21:49:08

【3】宮廷画家 ローレル

 

 ――――… ジューダス


[  裏切者という意味を孕む言葉。
  いつか彼に教えてもらったとおりに
  そっと街の喧騒に紛れるほど小さく囁く。  ]


 きみの仕業で人が一人死んだ。
 …わかっているだろうが責めるつもりはないよ。

  只、伝えに来ただけだ。
  もうこの国ラメールは終わりだと。


[  返事が返るなら待って、
  返らぬようならそのまま続けようか。

  彼が人一人を殺めている最中、
  王宮の前で何が起きていたのか。
  どれほど国政に関わる人間が死んだのか。  ]

(111) 2017/04/28(Fri) 21:49:10

【3】宮廷画家 ローレル

 

 あと数日もすれば鐘の音が鳴る。
 …国の弔う音色を聞くかどうかはきみ次第、

  ―――… が、その前に。

 個人的に渡しておこうかと思ってね。


[  小脇に抱えた焔に包まれた街夕暮れ時のラメールの絵を、
  差し出して見せて、数舜沈黙した。  ]


 ……貰ってくれないか。


[  やや間をおいて、
  一歩、距離を詰めるようにして声をかける。  ]

(112) 2017/04/28(Fri) 21:49:13

【3】宮廷画家 ローレル

 

 鳥の羽根に乗せるには
 重すぎるのなら無理にとは言わない。

 だけれど…、
 ボクの願いが叶うことを祈ってくれるのなら
  …風と空の果てから願ってくれるのなら
 連れて行って欲しい。この絵を、きみと共に。


[  他でもない彼に、絵を託す気になったのは
  詩人の一言>>3:208が一助になっていたけれど
  それを彼が知る由はない。

  自分が彼と旅をする。
  そんな未来も存在する可能性はあっただろう。
  …もし、何もせずに安穏と暮らして居たなら。
  争乱の渦中に巻き込まれただけの画家だったなら。

  けれど、それは夢物語でしかなく。
  だからこそ『絵』にその役割を託そうとした。
  果たして受け入れられるかは別として。*  ]

(113) 2017/04/28(Fri) 21:49:16

【3】宮廷画家 ローレル、メモを貼った。

2017/04/28(Fri) 21:55:36

第一王子 フェリクス、メモを貼った。

2017/04/28(Fri) 21:59:34

【2】監査局長 シュナウザー

―― 監査局 ――

[アイリ・フォールデンの死>>3:268が報告されたのは、
彼女の麾下にあった騎士団を開放した直後のこと。]

 そうか、ご苦労。

[その報告を聞いても僕は眉一つ動かさず。
平然と、報告書の束に目を通していたのだが。]

 ……僕は、ゾネスの寒村の出身なんだ。

[ちょっとした気まぐれだろうか。
目の前の部下に、独り言のように語り始める。]

(114) 2017/04/28(Fri) 22:02:24

【2】監査局長 シュナウザー

 かの地は財政的にも食料的にも貧しく、
 兵士を"輸出"する事でなんとか賄っているような場所でね。

 僕の父さんもその例に漏れず、兵士として徴用された。
 僕が生まれてくる僅か数ヶ月前に。

 そして、向かった先で……父さんは死んだ。
 それも戦死や病死じゃない、訓練中の"事故"だったそうだ。

 些細な事で上官に殴られ、転んで、頭を打って。
 たまたま当たりどころが悪くて――二度と目を覚まさなかった。

(115) 2017/04/28(Fri) 22:02:46

【2】監査局長 シュナウザー

 ……馬鹿みたいだろう?

[くすり、と。
呆れたような、嘲るかのような笑みを浮かべる。]

 飢えと寒さに耐えながら必死に生き抜いて。
 やっと結婚して子供ができたと思ったら、
 その顔を見ることも許されずに徴兵されて。
 最後には、呆気なく三十年弱の短い人生を終えた。

 ……本当に阿呆らしい。
 父さんは、いったい何のために生まれてきたんだ。

(116) 2017/04/28(Fri) 22:03:12

【2】監査局長 シュナウザー

 ……僕は。
 僕は、そんなのは嫌だ。

[だから、只管に権力を求めた。
必死で勉学に励んで、国の奨学金を貰って進学、留学もして。
あの手この手で――時には卑劣な手段すら用いて今の地位を手に入れた。

その苦労は、きっと貴族の腑抜けどもには分かるまい。
何の後ろ盾も持たない平民が成り上がるために、
どれだけの努力と奮闘が必要だったのか。]

 無意味な死を迎えるのも、大事な者を失うのも。
 絶対に、嫌なんだ……。

[それもこれも、全ては僕と僕の大切なものを守れるように。
兵士や労働力として強制的に徴用されることも、
無用な争いに巻き込まれることもなく、
子々孫々に至るまで平穏無事に暮らせるようにするためだった。]

(117) 2017/04/28(Fri) 22:03:52

【2】監査局長 シュナウザー

 ……すまない、僕としたことが。
 少し感傷的センチになっていたみたいだ。

[と、そこまで語って我に返り。
首を振って悩みを取り払うと。]

 予定通り、明日には調査結果の発表を行う。
 我ら監査局に落ち度は許されない。
 君たちも最終チェックを欠かさないように。

[そう告げて。
そろそろ殿下の元へ向かわねば>>88と、席を立つのだった。] 

(118) 2017/04/28(Fri) 22:04:23

【1】士官候補生 リーゼロッテ

[ 彼女が面倒そうに返してくる言葉は正論だ。
  こちらから告げる納得のいかなさも本心だ。

  そもそもあたしは彼女が
  途中で合流したこと>>3:89を知らない
  知っていれば、ほんの少しは
  違ったのかもしれないけれど。
 
 「でも」「どうして」
  幾つかの反論をしながらも、
  其れ以上は突き詰められぬまま平行線で
  ぶつかり合うのが目に見えていて。

  だけど。

  続いた言葉に、一気に、頭に血が上る ]

(119) 2017/04/28(Fri) 22:11:10

【1】士官候補生 リーゼロッテ



  勝手なことを言わないで!


[ 眉間に皺寄せ、侮蔑するような彼女を睨み
  一歩近寄ればその胸倉を片手で掴む。
  それ以上に手を出せなかったのは弱さ故か

  アイリ総督への尊敬の感情はあれど
  “そういう”下世話な感情は一切、無い。

  だけどそれでも”悔しい”のは
  今、国のことよりも。
  彼女の言うとおり私怨で感情的になっているのは
  間違いがなかったから。 ]

(120) 2017/04/28(Fri) 22:12:32

【1】士官候補生 リーゼロッテ



  なにが言いたいの?
  あたしがそういう感情をアイリ総督に
  抱いていたとでも言いたいの?

  確かにあたしはアイリ総督を大切だと思った
  殺されて許せない、それは間違いじゃない
  一番大切な人を味方になるって信じて戦う
  そういったのはあなたでしょう


[ 震える。
  感情を抑えようとして、震えながら、紡ぐ ]


  …………だけど
  そんな風に思われる筋合いなんてない

  あなたはここの人たちを
  ”そういう目”で見ているの?!


[ 睨みつけ、『ああ、違う』と感じて 
  最後にこう、付け加える ]

(121) 2017/04/28(Fri) 22:13:03

【1】士官候補生 リーゼロッテ

  ……それとも。ああ。

  ”簡単に”
  人を殺めてしまうことの出来るあなたには。
  人の心なんてこれっぽっちも
  わからないんでしょうね
    

[ 彼女の生きてきた道など
  あたしには想像もつかない。 >>78

  それこそ、本当に侮蔑を込めた目で
  彼女を見つめながらそう言った ]*

(122) 2017/04/28(Fri) 22:14:07

【1】士官候補生 リーゼロッテ、メモを貼った。

2017/04/28(Fri) 22:16:48

【3】白狼騎士団 ドロシー

[彼女が伸ばしてきた腕を、わたしは寸前で払った。>>120
机の前に置いた身を素早く返し、その裏に回る。
わたしと彼女は、机一つを挟んで対峙した。

アイリ総督を殺されて許せない、は間違いないようだ。
その憎しみをわたしに向けている。憎悪をあおったのは、わたしの言動がきっかけかもしれないけど。
”簡単に人を殺める”と言われてせせら笑う]

 簡単にじゃない。覚悟があるか、どうかだよ。
 あなたには覚悟が足りない。
 甘いよ、リーゼロッテ!

[わたしは腰に差した剣を鞘から抜く。切先を彼女に向けた]

 覚悟があるっていうなら、見せてみなよ。
 返り討ちにしてあげる!

[わたしは挑発を重ね、彼女に剣を振り下ろした。*]

(123) 2017/04/28(Fri) 22:26:08

【3】白狼騎士団 ドロシー、メモを貼った。

2017/04/28(Fri) 22:28:06

【3】白狼騎士団 ドロシー

― 回想・数年前 ―

[リーゼロッテがまだ士官学校生だった頃、わたしは剣の指導で彼女と対峙した事がある。
士官生にしては小柄な彼女は、剣を持つ手もおぼつかなく、太刀筋もフラフラとしていて。
十回模擬戦をして、十回わたしが勝利を収めた]

 あなたがわたしに勝ちたかったら、わたしの隙を突くしかないね。

[なんて当時は冗談めかして笑い飛ばしたけど。
もちろん、そんな会話は今は思い返されることはなく。*]

(124) 2017/04/28(Fri) 22:33:11

【1】士官候補生 リーゼロッテ


  !!!!!!!!!!!


[ 覚悟が足りない、そう言われて
  問い返そうとする間もなく。
  あたしの方に向かってきたのは
  彼女が鞘から抜いた剣。

  驚いて咄嗟に避ければ
  その剣先を免れることはできたか ]


  覚悟くらい…………あります!


[ そう言いながらも手は震え、
  腰におろしたサーベルに手をかけて。 ]


  あたしは、最後まで戦うって決めたんです


[ 抜いた曲刀を今度は此方から。
  相手の腹部めがけて刺突した曲刀は
  さて少しでも掠めることはできただろうか。

  真新しいサーベル、
  一度も勝てたことのない相手>>124
  その力の差など、歴然としていたけれど、それでも。]*

(125) 2017/04/28(Fri) 22:38:27

【1】士官候補生 リーゼロッテ、メモを貼った。

2017/04/28(Fri) 22:40:13

【3】白狼騎士団 ドロシー

[剣を振り下ろせば、彼女はすぐに反応して応戦する。>>125
彼女も剣を抜けば、この場で決闘が始まる。
あれから彼女も少しは上達したか。
しかし、御しがたい相手ではない。あっという間に壁に追い詰め、その胸を切りつける一撃を浴びせる]

 入ってくるな!!

[物音に気付いた騎士が駆けつけるのを、わたしは声を上げて制す。
この場はなぜか、自分で、わたし一人でけじめをつけないといけない気がした。

彼女の気概に、わたしもどこか冷静さを欠いていたのかもしれない。
そして、傲りもあった。新人に負けるはずはない、と]

(126) 2017/04/28(Fri) 22:43:39

【3】白狼騎士団 ドロシー

[わたしの斬撃を受けて、リーゼロッテはその場に倒れただろうか。
致命傷にはならない一撃だと思うが、それに懲りてこの場から去ってくれればいい。

わたしはどこか、こみ上げる苦いものを飲み下そうとする顔をしながら彼女に背を向けた。そこに隙が、あったのかもしれない。*]

(127) 2017/04/28(Fri) 22:43:57

【3】白狼騎士団 ドロシー、メモを貼った。

2017/04/28(Fri) 22:45:29

【2】監査局長 シュナウザー

―― 第二王子自室 ――

[ようやく仕事が一段落ついたのは、
完全に日が沈んでからのこと。]

 お褒めの言葉を賜り、光栄の至り。
 この身には怪我ひとつありませんが……
 ウェルシュ様こそ、ご無事で何よりです。

[その言葉の中に含まれているのは、
彼の身に何かあれば僕の野心は全てご破産、という打算と。
単純に、彼へ畏敬を向ける一家臣としての情の、二種類の安堵。]

 "彼女"は、我々を捕えることが目的だったようで、
 本気で銃撃するつもりはなかったようですから。

 臣は臆病者なので、本気で狙われていると知っていれば、
 きっと脱兎の如く逃げていたでしょう。

[冗談めかして微笑むけれど、僕だって自分の命は惜しい。
だから――。]

(128) 2017/04/28(Fri) 22:46:20

【2】監査局長 シュナウザー

 ――……そう、ですか。
 リヒャルト殿が……。

[彼の死を知らされた時、僕は素直に頭が下がる思がした。
自らの命をも顧みずに主君の命を救うなんて。
臆病者の自分には到底、出来そうにない事だったから。]

 惜しい人を亡くしました。
 思えば宮中も、ずいぶんと静かになったものです。

[先王陛下は勿論のこと。
僕の知り合いだけでも、リヒャルト殿とフィオン殿。
敵対こそしたものの、アレクシス殿とアイリ殿も。
この短い期間で、数多の命の灯火が消えてしまった。]

(129) 2017/04/28(Fri) 22:46:30

【2】監査局長 シュナウザー

[>>91その事を、殿下は深く悔いているようだった。
まるで懺悔のような言葉を耳にして、僕は。]

 ……そうですね。

[一言、肯定した。
殿下に非が無いだなんて、阿諛追従じみた事は言わない。]

 もしも殿下が御身に注意を払っていれば。
 あるいは、常日頃から武芸を嗜んでいれば。
 リヒャルト殿が命を落とすことは無かったかもしれません。

 ――しかしながら。
 殿下が人の上に立つ立場に居られる以上、
 誰かが殿下のために命を落とすのは決して避けられません。
 特に、殿下が「王」を志されるのなら、尚更。

 気に病まれますな、とは申しません。
 しかし願わくば、その苦渋を乗り越えて糧として頂きたい。 

 それが君主たる者の責務であり。
 きっと、リヒャルト殿も望んでいることです。 

(130) 2017/04/28(Fri) 22:46:46

【2】監査局長 シュナウザー

[殿下の、絞り出すような、短い言葉が聞こえたなら。
肩を叩いた彼の手に、自らの手を重ね。]

 どうかご安心ください。
 僕は決して居なくなったりしませんから。

 ……僕には二つの夢があります。
 "陛下"となったウェルシュ様のお側で辣腕を振るう夢と、
 三人の子供の成人を見届けるという夢が。

 それらを叶えるまで、何があっても死ねないのですよ。

[心配ご無用!と、笑ってみせたのだった。]

(131) 2017/04/28(Fri) 22:47:39

【1】士官候補生 リーゼロッテ

[ 一撃。その場に斃れる。]


  っぁあ、ぅ。ああ、あ……


[ 刺された所がドクドクと血を吹き
  そしてあたしに後がないことを知る。
  敵わないなんて、とっくに分かってた。
  それでも、戦おうって決めたのは
  他でもない、祖父や、アイリや、
  そして目の前の相手の、言葉から得た力。

  最後まで、大切な人を信じよう
  その人のために戦おうって
  あたしが、心に誓った願い。 ]


  最後まで、……っ
  最後まで戦うって、決め、た、
  ……ん、で、……す


[ それでも最後の力を振り絞り
  音を立てずに、立ち上がり。

  そして。彼女の背に、
  懐に収めたダガーナイフを突き立てた *]

(132) 2017/04/28(Fri) 22:48:46

【2】監査局長 シュナウザー

[――その後。
殿下の前を辞した後、僕は久しぶりの帰路につく
監査局の中でも信の置ける、腕利きの者を二人引き連れて。]

 ……護衛はここまでで構わない。
 ご苦労様、君たちも気をつけて帰るんだよ。

[自宅の前で彼らと別れ、家の扉を開ける。
ずいぶん遅くなってしまったけれど、ユーリエはまだ起きているかな――なんて、考えながら。]*

(133) 2017/04/28(Fri) 22:51:51

【2】監査局長 シュナウザー、メモを貼った。

2017/04/28(Fri) 22:52:46

【1】士官候補生 リーゼロッテ

[ 突き立てたが最後、
  あたしはその場に崩れ落ちる

  その切っ先は本当に、
  彼女の背に刺さっただろうか
  致命傷に至る場所に、
  きちんとあたしは刺せただろうか

  動いたことで傷口は広がり、
  助けが来なければこのまま出血多量で
  生命を落としてしまうかもしれない。

  もしかしたらさらにドロシーからの
  追い打ちの一手もあったかもしれない。
  それで即死ということも考えられる。

  でも、それでも、

  それでも。
  最後に見せた顔は、
  怒りでも、憎しみでもなく
  どこか、穏やかな、表情で。 ]


  ドロシーせん、ぱい
  お手、合わせ、ありがとうござ、いました


[ 11敗目かな。
  引き分けだったら、うれしい、けれど。*]

(134) 2017/04/28(Fri) 22:54:02

【3】白狼騎士団 ドロシー

[背中に彼女の身体がぶつかったと分かった瞬間、自分が犯したミスを痛感した]

 ……ぐっ…

[背中から腰に痛みが広がり、足が震える。跪きそうになりそうなのを堪え、壁に左手を突く。右手を真っ直ぐに下ろすと、軍服の袖の中を滑るように落ちてくるものがあった。
わたしは手の中に隠し持っていた短刀を持つと、振り向き際に彼女の頬を目がけて切りつける]

 ……っ、……。

[ほんのかすり傷を負っても、彼女は助からない。
これは本当に、人を殺すために仕込んでいた暗器。神経を麻痺させ、窒息を促す即効性の毒が塗られているからだ。
長年、これを持ち歩き続けていたけれど、使うのは初めてで]

 ……、ここ、までね…。

[彼女がこの後、どうなったかわからない。
致命傷を負ったわたしは、自分が作った血だまりの中に膝をついて倒れる。
扉が開いて、次々に誰かが叫ぶ声。
それも次第に、遠ざかる]

(135) 2017/04/28(Fri) 22:54:28

【3】白狼騎士団 ドロシー


 ごめんなさ、……い…。

[最期に謝罪を向けたかったのは誰だったのか。
わたしは掠れた声を振り絞って一言告げると、眠るように意識を失い、息絶えた。**]

(136) 2017/04/28(Fri) 22:56:13

【1】士官候補生 リーゼロッテ、メモを貼った。

2017/04/28(Fri) 22:57:20

吟遊詩人 ディルドレ

揺らぎし正義

剣鋒諌めし 金糸の乙女
擾乱じょうらんの道化か 忠義の英雄か
民たちに 囁かれし姿はまるで
陽炎の如く揺らめいて

その正体を 見極めんとし
問いかけるのは つぼみの騎士

『汝の正義は 何処にあり』

はたして騎士は 如何なる答えに辿り着いたか
護国の城塞 のみぞ知る
真実を求めし若人 のみぞ知る

(137) 2017/04/28(Fri) 22:58:57

吟遊詩人 ディルドレ

その詩が紡がれたのはしばらく後のこと。風の便りに北の城塞で起きた一件の噂を聞いて。未来のある若人が、戦場でもない場所で、なぜ、と。凛とした若き軍人の娘の末路を嘆きつつ。

書き終えて、ふと思い出す。
主を撃ち、風に翻った乙女の金糸の色を。暁の国がまだ平穏だった頃、陽気な笑い声の満ちる酒場で、似たような髪の色の娘を見た。
この国ではよく見かけるありふれた色だった。けれどあの日、風に翻った金の色も、笑い声の満ちる酒場で佇んでいた金の色も、どちらも美しく輝いていたと。]

(138) 2017/04/28(Fri) 22:59:11

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殺しに来たオフ

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