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―船内のあちこちー
ニンゲンとシステムにより、
貴方が現時点で「人狼」の可能性が
最も高いと判断されたのは……
………【タイガ】
[白い猫は、金色だった瞳を赤く染めた青年を、
想うかのように、哀し気に碧い瞳を伏せて告げた]
[だからこれも"偶然"。
――――――たまたま、貴方達が近くにいたから。
気づいてしまったから。]
[煽るような言葉の後に続くそれはきっと
二人には届かなかった。
低い唸り声をあげて、彼らに飛びかかったのは
既に人の姿の"タイガ"ではなく、
漆黒の毛皮をまとい、鋭い爪と牙を持った、人ほどの大きさの"オオカミ"だったのだから。
飛びかかり、カークへと向けて放たれた爪には肉を抉るような感覚はあっただろうか。
少なくとも、致命傷には――ベルティルデの命を奪った時の一撃とは違う感覚に、内心で舌打ちを打つ。*]
[提督の口から語られたのは、...自身が
レストラン《イライザ》で話した程度の内容だ。
その後、副官や技術仕官らが交代でレクチャーしてくれたことを
理解するのは大変だった。
なにせ、...の脳は50歳。
脳内物質を外部から定期的に補充していても、
その働きには限界がある。
そこで登場したのが、]
―Nルーム―
[指先で弦を押え、ジャンッと、ピックの感触を確かめる。
もう一度、大きく息を吸い……吐いた。
明日にはまた、否応なくここに運ばれてくるものがいる。
その現実を見据えながら……。]
キュゥーン……とまず一音。
弦の上で指を震わせ、盛大にビブラートを響かせる。
そして、口を開いた。
歌など分かりはしないが、ジャズ調のやさしいメロディーを口ずさむ。]
[いつ、どの星だったかで、エレキギターを習ったときに、ある人に教えてもらったこと……。
――おい!なんで歌わねぇんだよ!
エレキは歌ってなんぼだぜ?
その言葉に、渋々自分の声を出すと……、爆笑の渦に包まれた。
――ぶはは、兄ちゃん、エレキは筋いいのになぁ。
自分の"楽器"はさっぱりか?
その言葉が悔しくて、こっそり練習したのは秘密。
しかし、その言葉には目から鱗がこぼれたのを覚えている。
手拍子、口笛、歌……知らず知らずに扱う楽器。
――お、上手くなったじゃねぇか!
それがエレキギターのことだったのか、自分の"楽器"のことだったのかは、いまだ知れず。]
la-lala-la-
[一音一音キレよく弾いて。
高音をうっとりと響かせる。
エレキギターの鋭い音も、優しい音も、余すことなく伝えれば。
音の余韻だけを残し、静かに静寂に包まれた。
その演奏が終わったとき……スノウが現れ、決定を告げた。*]
―資料室―
[白い猫は、いつものように、
『よって、宇宙連邦 防疫隔離規定第3771条により
貴方の身柄は……』とは、タイガには告げない]
……………。
[タイガの背後をふわり、仄暗い灯りの下を漂いながら
漆黒の毛皮と鋭い爪を持つ獣と化した姿を
見つめる碧い瞳から、ぽろりと一滴の涙が零れる。
ちりん、ちりん…鈴の音はあまりに微かすぎて、
ただ赤い惨劇の中に溶けていく*]
ー資料室ー
[『仕方ないな』と溜息混じりに言われれば(>>250)…いや、言われなくとも動くつもりは無かった訳だが『ありがとう』と一言告げ2人の話を見守っていた
しかし、突然”何か”が変わった]
(殺気…か…?)
[タイガへ注意を向ければ…表情も、目の色も、雰囲気も、先程までの”彼”と違っているのが嫌でも分かった>>269
そんな事を考えていればカークが自分の方に走りながら発砲したところだったか>>284]
……!?カークさんダメだ!
僕がどうにかするから、早く逃げてくれ!
[気付けば警棒を取り出しながら2人の間に立ち塞がろうと走り出していた
『ダメだ』と叫んだのは反撃が来るかもしれないというのと…殺してはいけないという意味もあった
殺しはしてほしくないし出来れば殺したくもない
自分が2人の元へ駆け寄った時、黒く巨大なオオカミと化したタイガの一撃がカークへと振りかかった後だっただろうか?>>293
その前に間に合ったならそのまま2人の間に肉壁にならんと立ち塞がり、間に合わずカークが一撃を受けたなら追撃が彼に当たらぬ様にと変わらず立ち塞がった事だろう
誰かを守れるなら…彼を守れるならそれで良かった
自分はどうなろうと構わなかったから]
―― 回想・医務室からメイン・サロン ――
船に誰かが置いて行って、貰って。
それから、ずっと。
……幸せもの、の反対だろうな。
[成長に合わせた大きさの楽器を揃えることもなく、成長して漸く楽器の大きさに体が追い付いたのだったか。
次に続く言葉は、楽器を、音楽を、誰よりも愛するであろう彼の前では、口にすべきことではないと分かっていたけれど。]
仕舞には、燃やすものがなくて焚火に放り込むことになったから。
いま持ってるのは、その後で買った。
[懺悔するように、ほつりと、自嘲めいた笑みで言葉を落す。
どうしても、幸せものと頷くことは出来ず。
どう思われようと、事情まで零したのは、自身のことを告げたトール相手には、どうしてか言葉を伝えたくなってしまうところが、あったから]
――資料館に入る前――
[可憐な赤毛がさらっと揺れたと思えば、サシャはぱっと頭を下げたのです>>+71。]
……昨日のあの時、見てたわ。
覚えてるの? ……あの時のこと、自覚あるの?
[「あの時」とは勿論、サシャが矢を放ちエレオや皆を傷つけた時のこと。
彼女の表情は真摯そのものに見えて、私はこくりと頷きました。]
ええ……。
なら、サシャの話が終わったら、私もサシャに話したいことがあるの。
先、聞かせてくれる?
[そのまま彼女の話が始まったのならば、黙って聞いていたでしょう。*]
ドロシーの…
ああ、ダーフィトが持ってきてたって、言ってたな。
[楽器は一通り、ということばには、一つを学ぶことでも時間がかかるだろうにと、素直に感嘆の表情を浮かべて。
続く『聞こえるうちに』の言葉には、何も言えずに暫し押し黙る>>275
カークとの話は聞いていて、いずれ、何かしらの医療技術の発展で、奪われずに済むものならと、本当に、心から思うけれど。
知識のない自分には、軽々しい気休めの言葉など口には出せず。]
……うん。
聞いたもののことは、よく覚えるものな。
弾いたものなら、なおさらだろう。
記憶を思い出すと、音楽とか、声が戻ってくるし、
音楽と一緒に、記憶が戻ってくる。
そうやって置き去りにせずに手に触れて、持ってくやつがいるなら、その楽器は、本当の意味で幸せもんだろ。
[照れ隠しのような表情に、複雑な顔をしたけれど、重い空気にはするまいと、口調は概ね常のままで。
Nルームへと足を向けようとしたそのとき、頭上から華やかな色の何かが落ちてきた。]
――ハダリー、か…?
[口調は彼のものであったように思う。
おい! と、投げかけた声に、応えはなかったかもしれないが、
天井へと視線を向ければ、キャット・ウォークに、見覚えのある銀色の影が立ち去る後姿がちらりと見えた。]
[翻り、獲物が未だ息をしていることを認めれば
再び――今度は鋭い牙で相手を狙う。
カークの喉元を狙うようにして向けた牙は、
しかし己の"意図"とは裏腹に
己とカークとの間に立ちふさがるようにして
飛び込んできたフィオンの腹部に突き刺さる。
今度こそ、あの時と同じ、確かな手ごたえを感じた。]
ー資料室ー
きゅ、きゅう…?
スノウどうしたのぜ?
隔離しないのぜ?皆危ないのぜ!
[惨劇を前に白い猫の様子に戸惑う兎
しかし、そんな言葉を発するのみで惨劇を止める手段を持たない兎はアワアワとするのみ
ただのコンパニオンは非力であった*]
──── ??? ────
[それは医務室からの帰り道だったか、メイン・サロンだったか。
少し離れたところにベルを見つける。]
あ!ベル!!
怪我した人たち、大丈夫だったよ!
あの……"エレオ"さん……?も!
それと────
[安心させるように微笑む。
その後、少し言いづらそうに目をそらし、マリエッタが倒れていた事、そこで浮遊するマリエッタに会った事、ハダリーの告白を簡単に説明した。]
でも……"ハダリー"さんは私を助けてくれた人なの……
私、その人が人狼だなんてどうしても思えなくて……
[声をかけられたのはその時だったか。
振り返るとそこには、人狼に魅せられた"サシャ"がいた。
思わず一歩後退してしまう。
────この人は本当に昨日の人と同一人物なの……?
今の彼女が"全部滅んでしまえば良い!"なんて言うようには見えない。
戸惑ったまま、彼女を見つめて私は震えていた。
それでもベルとサシャが親しげに話す様子(>>+61,>>+66)を見て震えは治まって行く。]
ゎ………私は……アイリス・サーヴェスタ…
あの…………呼び方は……アイリでも……アイリスでも………
[小さな声で相手の質問に答える。
まだ握手には応えられなかった。
ベルが昨日のを見ていた、といったなら
[資料室の場所は、覚えていた。
何度かデータを確認しに行ったから。
やがて、資料室の前にたどり着く。
資料室の中に、目を向けると、そこにいたのは、4人の人間。
乗員らしき男性が2人、サラリーマン風の男性が一人、そしてー浮いている女性。]
べ、ベルさん?
[思わず、声をかける。
部屋の中の空気は、張りつめていた。
そして…やがて、サラリーマン風の男性ー「タイガ」と呼ばれていたかーが、対峙する乗員風の男性の一人に襲いかかる。
その姿が狼に見えたのは、果たして暗い部屋が生み出した錯覚だったか。
私は、ただ呆然と見ていることしかできなかった。]**
──── ???→仮眠室 ────現在
[ベルとサシャと別れ、私は当てもなくふわふわと辺りを彷徨っていた。
すると1人の男性が目に入る。
────あれは……"ダーフィトさん"……?
1人でどこへ行くんだろうと疑問に思い、その後をついて行く。
たどり着いたのは仮眠室だった。]
わぁ………こんなところあったんだ……
でも、なんでここに?
["ビンゴ、かねえ。"と呟くダーフィトに私は首をかしげる。
やがて彼の口からでた"ハッキング"という言葉に、私は動揺したのである。]
ふぇ?!
は、ハッキング?!
えっと、確かハッキングって、凄い人がやるんだよね?!
犯罪だよね?!
[昔、小説で読んだことがあった。
その中でその中でハッキングは、とてつもない凶悪犯罪に利用されていて、1人の人間がパソコンだけで世界を脅かしていた。
私にはそのイメージしかなかったのである。
浮いたまま、1人であたふたしていると彼はスノウを呼び出し、"タイガ"と名を告げた。
その行為は昨日、サシャがおかしくなった時にみんながしていた行為。]
ダーフィトさん……?
それ……どういう意味があるんですか……?
[当然その声は届かず、虚しさだけが残った。]
―資料室―
……いいのですにゃ、ラヴィ。
…ごめんなさい、ラヴィ。
こうしないと…こうしないと、いけないのですにゃ。
[おろおろする茶色い兎に>>306、
漂う白い猫は、酷く哀し気に碧い瞳を歪め、囁く。
ただじっと、惨劇を見つめたまま…]
ー資料室ー
[始めの一撃は防げずとも追撃は防げた様
腹部への激痛はそう考えるのに充分過ぎた>>305
引き抜かれたかは分からないが、何もせずともそのまま床へ倒れ込む事となったか
出血が酷いのか既に意識を保つのが厳しい
それでも彼が…カークが生きていると確認出来たのなら]
守れて…良かった……
[消え入りそうな声でそう言った事だろう
相手に聞こえたかは分からないが、守れたと分かればそれで充分だ
そうして自分の目は閉じ意識を手放しただろう
それが死によってか、気を失っての事か
自分には分からないままで**]
[口の中に広がる味に、思わず口角があがる。
抉った内側の、血の匂いを感じながらゆるりとカークへと振り向いて。
"オオカミ"がわらう姿は、一体『人間』の目にはどう映るのか。
相手の反応を確認する前に、
仕留め損ねたもう一人へ、再度、飛びかかる。
次の瞬間には聴こえるはずの
肉に噛みつき、筋肉と神経とがちぎれ、骨にあたり、血液がこぼれ落ちる音は―――何故か聴こえない。]
[腕で顔を覆っていれば、天井は見えない。
そんな部屋の中でカークの声が聞こえた。>>289]
3分待ってろ!直ぐに行く。
[腕を退け、跳ね上がるように立ち上がると、
扉を乱暴に開けて、ダーフィトは廊下へと飛び出す。
Nルームを通り過ぎ、倉庫を通り過ぎ。
メイン・サロンへと至れば誰か>>272、居たかもしれないが。
今は話をしている場合ではないと、走る。走る。
システムに選ばれた名を告げる声>>292も今はどこか、遠くに。]
―資料室―
[己の知る限りの最短ルートで
第二エリアへの道を駆け、資料室へ着いた時。
中では>>305惨劇が繰り広げられていただろうか。
防音の設備のせいでその様子は外からは知れなかった。
ダーフィトは扉を開ける間ももどかしく
思い切り、資料室の扉を蹴り飛ばす。
中へと入る間もなく、鉄錆めいた臭いが鼻を衝いただろう。
それか誰のものであるかは、明かりを付けるまでは知れぬまま。
薄明かりの中、見える獣の影>>308へ躊躇なく発砲した。]
[―――――――その代わり、乾いた銃声の音と
続いて健康管理装置の再起動音が、脳裏に響いた。
それが"タイガ"の最期に*聞いた音。*]
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