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わたし、ヤコブさんを、信じてるわけじゃないですよ?
だって怪しいと思われたら、ペーター君みたいな目に合わせられるって、確信してますし。
[忠告めいたヤコブの言葉を受け、彼の目を見つめながら、はっきりと口にする。
挑発するつもりは全く無かったが、彼の怒りに触れるかも知れないが]
……それでも相手が獣じゃなくて、人間なら、
生き残るために取引をすることだって、出来るはずですから。
[問題は彼がどこまでやる気かということ。
これまでリゼットが半ば脅迫観念に追われて思い込んでいたように、
自分以外の皆を殺し尽くすまで、ヤコブに止まる気がないのであれば、こうして言葉を交わす意味は無くなる]
[小さい呟き>>+11は、フリーデルの耳に届くことはなかった。
実際の所エルナ宛に手紙を遺したという事しか知らないわけだが……それだけ見れば、推測するなど容易なもので。とはいえ、ニコラスが手紙を全て見られていると思っていることなど知る由もなく。
だが。
「止めたかった」と言われれば、少し目線を和らげもして]
…………男の戦い……
……という、こと、ですか。
[まだ拳は握ったままだが、とはいえそれを振ることはなく。
僅かに態度も手も緩めて、ニコラスを見たまま。]
……勝手です。
……使い古された文句ですけど、男なんてみんな。……勝手です。
[悲しげに、しかし口を尖らせて言うものの。こんな村でも、外のことは情報としては入ってくるし。そもそも小さい村だからこそ見える人間関係というのもあるのだ。
これが「男の戦い」と言うのなら。女である自分が口を挟んではならないのかもしれない、とも、思うのだ]
[殴られる覚悟を決め……しかしフリーデルの手が振られることはなく。
目を開けると、その表情は幾分和らいでいるように見えた]
そう、ですね。
勝手だと思います。
誰にも、エルナにすら話さず、1人で決めてしまった。そして殺されてしまった。
……それでも僕は、ヨアヒムやオットーを化け物だと思うことが出来ない。
どうすれば2人を呪いから解放できただろうって、そんなことばかり考えてしまうんです。
でも結局殺める以外に方法がないなら、やっぱり僕の手で果たそうとしたでしょうし――異端者として裁かれるような事にだけはしたくなかった。
……彼らにだって、死と言う救済と平穏を、平等に与えられる権利がある。
そう、思うんです。
[その声は、届かなかったけれど。
少し寂しそうに、目を伏せた**]
…そうか。それならいいんだ。
[少女は少女なりに考えているようだ。
信じているわけではないという少女>>120に苦笑しながら、先ほどシモンに抱いたのと同じような感想を持つ。
自分を人狼ではないと予想しながら、それでも信じ切れないのは人間ならではのように思う。]
なら取引するかい?
僕たちは、お互いを人間だと信用して危害を加えない。
もし害をなす者が現れた場合は、お互いを守ると。
[そう持ちかけたのは試す意味もあったが、少女を見くびった罪滅ぼしでもあった。
少女がどう受け取るかはわからないけれど、受け入れられれば約束は守るつもりだ。]**
[激高していたので、ヨアヒムが窓を閉じたことには気付かない。
しかも、自分の声が部屋に届いたかどうかすら確認していなかった。]
―それから―
[フリーデルとの会話をどれだけ交わしたか。
男の魂は、手紙を見つけたエルナの傍にあった。
手紙の内容に顔つきが変わっていき、包丁を片手に部屋を出て行くその背中を追う]
――ごめん。
君に、そんな顔をさせたくなかったのに。
[誰よりも彼女の笑顔を望んでいたというのに、彼女から笑顔を奪ったのは
――紛れもなく、自分だ]
[窓が閉まる音が響く。
だがエルナはひるむ様子を見せない。むしろこれで逃げられる可能性が減ったとすら思いながら]
ニコさんが教えてくれたんです。貴方のこと。
全部………あなたの仕業なんですか?
[ここでヨアヒムを殺せば全て終わるのかという問いを、
何にも優先して、放つ]
[ヨアヒムが誰かと怒鳴り合う声が聞こえる。
その部屋の中に、エルナがそっと押し入る。
そして、窓が閉められ――
狭い部屋の中、大切な2人が、守りたいと思っていた2人が。
殺意を剥き出しにして対峙しているのを、ただ、見守るしかなかった**]
[少し考えて取引を受けるという少女。>>129
取引を利用したい人狼だという考えがないわけではないが、手の内を明かした彼女をとりあえず信じることにする。
もう一つ隠された切り札のことを読めるほど、ヤコブは鋭くはない。
仮に彼女が人狼だったとしても、シモンとは違って幼い少女なら対抗できそうだ。
――実際には人狼なら子供であろうと1人で大人の男を殺害できるほどの力を持っているのだが――
これまでの様子を振り返って、そう認識を甘くする程度には彼女を人間とみなしていた。]
…よろしくな。
[ポケットの中のナイフをテーブルに置いて、彼女と闘う意思はないことを示しながら、手を差し出す。
おそらく自分を嫌っているであろう少女と契約を結ぶとはなんとも皮肉なものだと苦笑しながら。]
[対峙している口から"その名"が出れば、ああそうか。とぼんやりと納得する。
…失念していた。――…ニコラスが、エルナに好意を寄せていたのは…分かっていたはず、だったのに。
どういう方法で死の際の幼馴染がそれをエルナへと伝えたかはわからないが、ともすれば識っているのだろう。男が、人ならざる存在であるということを。]
――……さあなァ。
それで、アンタは――俺を、
[怯む様子のないエルナへと進むのは…一歩。]
殺しに来たってワケ?
[二歩。近付けば、シモンへ秘したナイフをエルナへと向け、返す言葉のうちに窓の外のこと>>127なんて意識の外に出てしまった。]
………。
[こちらへと歩みを進めながらヨアヒムが口を開く。一歩]
見て分かんないんですか?
[二歩。包丁を持った手を前へと突き出す。
たとえば―――獣に取りつかれた者を救う方法が殺す以外にあったとしても、
結局エルナはこの方法をとるのだろう。
言葉により屈服させるのではなく武器を取り命を刈り取る方を]
死んでください。……村のために。
[険しい表情に一瞬悲痛を宿らせながら、告げる。
エルナもまた、窓の内と外で交わされていた会話について、
深く考えるのを忘れていた]
――いや?確認。本当に、殺せるのか?って…ねえ
[近づく距離、刃が突き出されれば一歩、後ろへと…
(――…もう、終わりにしよう)
それは、ただの幻聴であったのか。不意に、聞こえた声に。…声に、目の前のエルナの顔がニコラスの顔と重なり、男は――…青年は、立ち竦む。]
――……ニコラス、
[呼ぶ名前と同時か、それとも、僅かに後であったか。
青年の首を的確に抉った刃は夥しい量の赤い液体を身体から吸い上げ…部屋中に撒き散らした。]
[…続く音なんて聞こえちゃいないし、聞いちゃいない。
意思に反して足は言うことを聞かず、身体は崩れ落ち、床へと叩きつけられたけれど、その痛みを感じるよりもどくどくと脈打つ心臓が――生命の泉が、青年の身体から命を外へと投げ捨てていく音の方がずっと痛くて五月蝿くて。
身体を包む液体は暖かいのに、身体はどんどん冷えていって、寒くて、鳴る音が五月蝿くて、痛くて、]
『 』
『 』
[ひゅうひゅうと喉を鳴らしながら、何事かを呟き]
ぼく は
[漸く音に成った言葉ひとつを最後に、
……青年の意識は白く塗り潰された。]*
[向けた刃は、食い破るみたいにして青年の首筋を抉っていって。
おびただしい量の赤い液体が 部屋に]
………… あ、 ああああ ……。
[最後に何を言おうとしたのか。気に留めることはない。
だって、相手は人狼、なのだから。
なのにどうしてこうも胸が痛くて苦しいのだろうか。
青年との関わりは決して多い方ではない。
ただ、村に来て最初の冬に、ニコラスからその人となりは聞いていた。
村出身の旅人に、旅の話ではなく村の話をせがんだ結果である。
幼馴染の話をするニコラスの顔が今も印象的な記憶として残っているから、
だから、最後の願いくらいはせめて叶えてあげようと、ちゃんと、思ってはいた]
あはは、 …… これで、
これで、いいんですよね、ニコさん。
[崩れ落ちた身体を助け起こすこともせず、
刺した後手からこぼれ落ちていた包丁を拾うこともせず、
死した後の安寧を願う仕草も何もせず、
立ち去ることを決める。後ずさる]
これで …… 全部、片付きました。
だからもう大丈夫です。だから―――……、
[何も聞こえない、何も。
誰かが近付く声や音があったとしても今は意識の外で]
ねえ、お願いです……答えてくださいよ………。
[その言葉を最後に、身を翻して赤く染まった部屋を後にする。
そのまま宿屋からも姿を消した。
勝手口を通って、わずかに赤い足跡を残して**]
[誰に刺された?と問いただしたい気持ちを抑えて、ヨアヒムの怪我を確認する。]
駄目だ!
こんなに出血が多かったら、止めようがない!
[医術の心得はなくても一目で理解した。もうヨアヒムを助ける術はないと。]
― エルナの日記帳 ―
[明け方に書いた『ペーターは人間』の下に、
震え気味の筆致でこのようなことが記されている]
『あたしは人間。死んだ人間が人狼かどうか見分けられる。
リデルは人間。人狼に対抗する術を知っている。狩人の家系って言ってた。
ニコさんは人間。全部じゃないけど人狼が分かる。
ヨアさんは人狼。手紙にそう書いてあった。
神父さんはおそらく人間。昨日の朝に“人間の”魂がのぼっていくのを見た。
あと五人』
[あと五人、の横には既に書いたものを塗り潰して消した形跡があるだけで、
それきり記述は途切れている**]
……一体誰がヨアヒムを手にかけたのか?
[床に落ちた見覚えのない包丁に視線を落として独り言を呟いた。
ヨアヒムはナイフを手に持っている>>133。自殺の場面としては不自然なので、包丁を持った誰かにナイフで応戦しようとしたと解釈するのが正しいだろうと思っている。
しかも首の傷がつけられた角度から、正面から切りつけられたとしか見えなかった。]
まずは皆にヨアヒムが刺されたことを報告しよう。
[倒れたヨアヒムの体を床の上に横たわらせて、胸の上で手を組ませると、目が開いていたら閉じさせる。
それから部屋を出て行った。一体ヨアヒムは何を苛立っていたのだろうかと疑問を抱きながら。]
― 宿屋談話室 ―
[赤く染まった見慣れない包丁をタオルで包んで証拠として確保し、談話室へ向かう。足が不自由でなければヨアヒムの身に起こった異変に間に合ったかもしれないと、自責の念にかられながら。]
皆、大変だ!ヨアヒムが刺された!
[談話室に入ると同時に叫ぶ。
ヨアヒムが談話室>>96を出て行ったことを覚えている人はいるだろうか?]
実は――。
[ニコラスの探索を終えて宿屋に戻る途中で視線>>100を感じて顔を上げたら>>102、自分に気付いたヨアヒムが何かを隠す動作>>104をしたので、言い合いになったあと部屋に行ったら、刺されたヨアヒムを発見したと経緯を説明する。
手にした包丁が宿屋に置いてあるものではないとも告げた。
このとき談話室にエルナ以外の全員が揃っていたので、不在にはすぐ気付いた。
必要があれば、ヨアヒムの部屋に案内して、状況を説明するだろう。但し部屋は血まみれだから、見るには相当の覚悟が必要だと前置きをして。]
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