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たいして変わっても、みえなかったからな。
あいつ、こんなとこにいやがる癖に、
剣筋まで真っ当なまんまっつうか
ほんと、
[平和ボケしたような──尊い理想を、相変わらず見てるみたいな、そんな瞳の光を持ったままの、]
……昔のままだったぞ
[殺すことを求めるよりも、止めるための。無為には殺さぬ意思が、どこかに残ってみえるような姿だったと、思いながら緩んでいくレトの手の力に合わせて、掴んでいた手の力が抜けていく。]
>>454
……記念すべき111戦目まであとA回か。
[過去形にならない回数に、そう添えて
ゆるく振られる首に、わしゃりと癖のある髪を乱雑に後ろへとなですかした。]
[勝ちを上げた熱狂は遠い。褒められればそちらの方が、腹立たしいと思ってしまうような気がした。理性的じゃない、と自分に苦笑する。]
… そうか。
[実感が無い。と言うレトにそんな声を投げて、ただ]
…────。
[生き残るべきなのは、殺すしかできない自分より、あいつだった筈だとどこかで思ってもいたせいか。生きてて良かった。と素直なその言葉に言葉の先が続かずに、苦い笑みになった。]
くっくっく…
[しばらくして、抑えきれずに押し殺した笑みが零れた]
ああ、すまんすまん。――――ハイ。お探しモノ。
[右手をヴィンセントの眼前に出して、
グーだった掌をパーに変える。
ローズクォーツの石が、微笑むように輝いていた]
>>456
……お前に一発、殴られる前に
死ねるかと思ってな。
[苦笑の隙間から──そんな無事の理由を零し、]
……馬ぁ鹿。あんま、俺を理由にすんな。
[拳を受けた手で、レトの肩を軽く小突いた。]
俺が死んでも、剣が一本折れたのと大差ない。
消耗品みたいなもんだと思っとけ。
それも、…随分血を吸っちまってる剣だからな。
[少しの間、拳は肩に残され離れる。旧友を斬った手へと視線を落とす。]
進む理由が足りねえってなら、
せめて帰らんとならん理由は浮かべとけよ。
絶賛、身軽な独身生活を桜花してる俺と違って、
お前はきっちりアリーセに捕まってんだろ。
後ろの女と子どもを守るってのは
十分過ぎるくらい格好いい理由だろーが。
[お前まで死ぬなよ。と、そんな言葉を軽口に閉じ込めて、口端を微かに歪める*。]
俺もノトカー…から伝言を受けたカサンドラ技官から聞いてねェ。
[まるで伝言ゲームだよな、と冗談を添えて]
なにやら大事なもんっぽいオーラがしたんで、
さっさと押さえようとしてたとこ。
……でさ。
こいつ、どうみても通信機だよねェ。
おまえさんが影武者をしている時は、
誰かと通信しているような素振りはあった?
[まあ用心深いあいつのことだからないか、と思いつつ尋ねる*]
………。
[何を言っているのかわからず、ただ、ぽかんとしたまま指輪を眺める。
やがて、本当に彼が本格的にレシピを話しはじめたところで、気が抜けたように、寝台に転がった。
木の台の上に藁で形作った簡素な其れが、ぎしり、と軋む。
その音は、向こう側に聞こえただろうか――
わからない。
ただ。
……砂が水を吸うように、その声を貪る。
ぼんやりと、穏やかな懐かしい響きに耳を澄ませる]
……止まったら、押し倒さないんだ。
[トールの言葉>>+283に、逆に拗ねたような一言を。
その歩みは、もう随分勢いを失ってはいたけれど。]
― 公国拠点・会議室 ―
[通信を行うレナトの表情が、見る間に険しくなる>>595
それだけで、状況が思わしくないことが知れた。
受信を妨害しないよう、しんと沈黙した室内に彼の声が響く>>597
強いて己を落ち着かせるような吐息の後の、言葉が]
─────…、
[ミヒャエルが、とも。本当かとも。
問い返すことはせずに、ただ強く一度歯を食い縛った。
彼が単独で敵地に向かったと聞いてから、
半ば予測された結果でもある。
それでもあまりに呆気なく齎された死の報告に、
声を発するには少しの沈黙の時間を要した]
『蜂蜜色になるまでじゅわじゅわ焼く。林檎から出る水分と砂糖が混ざって、いい匂いがする。』
『焦がさないように――』
[思わず、クスリと笑みが漏れる。
鼻を擽る、懐かしいあまい匂い。
砂糖と蜜と、果実。
あの頃、『彼』と――
ダーフィトと共に、常に傍にあった――もの]
[どうしたらいいのかわからずに、目を伏せる。
壊れ物のように、そっと、指に嵌めた魔石にふれた。]
(……俺は、もう、殆ど菓子を口にすることもなくなったよ)
(口にするのは一掴みの砂糖と、馬乳。それに酒。そのくらいのものだ)
(草原の生活は――俺が子供であった昔より、更にずっと厳しくてな。なかなか嗜好品も手に入らない)
(たぶん、痩せてはいない、と思う。……大丈夫。少し体質が変わった気がする)
(……お前は、少し頬が削げたかな。…だが、あんな真似をするから、碌に顔を見られなかった)
(なあ、ダーフィ)
(俺は、……俺は、もう…――)
― 学校跡・某所 ―
[――…痛み止めを渡す相手を探しながら、
ふらふらと歩いた。
眠い。頭が痛い。
思考がふわふわと揺れる。こめかみが、頬が痛い。……首筋の、ありもしない痛みも。
ふと、遠くに、人だかりが見えた。
>>256口々に声をあげる人々。ノトカーの部下、だったか?
気がついたのか、良かった。そう思うや否や。
―――……ふいに、ざわめきの色が変わる]
[やさしい響きを紡いでいる、彼に。
四年。
彼と離れている間に。
――なにもかもが、変わってしまったのだと。
そう、……口にするのは、どうしたらいいのだろう]
………。
[双眸が、ゆがむ。
やさしい声を繰り返している仮面石。
……その上に唇を触れさせて、軽く吸う。
その音は、向こうに響いただろうか。]
……、……フィ。
[>>309怒号の中で、閃光が。
―――綺麗な光、だった。
相変わらず、
美しいもの、なのに。
橋の付近で見たものを思い出す。
……また、なのか。
――……根拠もなく、そんな事を思う*]
― 元士官学校 中庭 傾いたベンチで ―
[ここに腰掛けたことなど、少なかった]
[立ち止まることなど、学校の中ではほとんどなかったから]
[しかし、今は。
長い、長い息をついて、そこへ腰掛ける]
……長い、一日だったな
[監視のものへの言葉か、それとも、ひとりごとか。
特に相槌すら必要なく。
そっと、目を閉じ――]
全く、簡単にいってくれる。
[頭の中に描くものは、自分が生み出してきた兵器らのこと。
口の端に浮かぶ笑み。大きく息をつき――]
――――別に、俺、は――…っ
[後ろから抱きしめられ、歩みが止まれば、荒い息が零れた。
トールの方はと言えば、その呼吸に乱れは見えず。
こんな時でも、やっぱり悔しさが滲む。]
………………だって。
どうしていいか、わからない、し……。
[言われたことを思い出せば、彼の言葉をそのまま受け止めていいのかも、自信がなくなる。
それに――…。]
[自分の髪の毛に触れる。
わしゃわしゃに遠慮なくなでくりまわしやがって。
人のことを子犬か何かだと――
文句は、何もいえない。
ただ、バレッタを再び目を閉じたまま付け直す]
[監視役へと、部屋に案内してくれ、と。
そういおうとしたが、その言葉は喉から出なかった。
乾いた銃声を耳にしたのが最後――意識は、途切れた**]
――ダーフィ……。
[殆ど掠れた息にしかならない声で。
――彼の名前を呼んだ。
通信を切断するスイッチに、力を入れる。
……その、瞬間に*]
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