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も、少しで……掴めそう、なのに……。
[抜け出そうともがいているのは、体か、心か。
――キアラの左耳の黒曜石が、光を吸い込んだようにその昏さを増したのは、その時だった]
うん!がんばったよー!
[にこー、と笑顔で答えた後、トーマスの謝罪>>125に]
あ!あれね!
びっくりしたよー。
飛べるあたしだったからよかったけど、他の人にやったらダメだからね?
[怒るよりも注意が先に来るあたり、なんともはやである*]
― 『世界軸』上層・影輝の間 ―
有り得ない...か?
[ クラリッサの零したぼやくような声に>>129頭を上げてオズワルドは首を傾げる ]
容易いわけじゃなかったぞ。これでも結構勇気を振り絞ってる。
[ そんなことを全くの真顔で言うのは、相変わらずと思われたか ]
持ち上げ過ぎも何も、正直に感じたままを言っただけだ。
それは確かに、お前は俺より小さくて、膂力は弱い。
だが意志の強さでは負けてないだろうに。
それに、俺に傷をつけたのは、この世の生き物の中でお前だけだ。
[ 男としては、虚竜は生き物に数えていないから、そう言って ]
そんなお前が、俺と並び立てないなんてことは、それこそ『有り得ない』
[ 更に、きっぱりと言い切ってから、普段は見せないクラリッサの表情>>130に、目を瞬かせた ]
『機』の力が自然じゃないなんてことはないだろう?
お前の足も、その銃も、自然の中から産まれた鉱石や、火薬のエネルギーを練り上げ、組み上げたものだ。
自然の中から、力を取り出し、その力を借りる...精霊術や魔法と、やり方は違っても、同じ術だと俺には見える。
[ どこまでも素直な声音は、詭弁でも何でも無く、男が、本気でそう思っている証拠とは伝わるか ]
龍は確かに、生まれつきの力が強いから、それ以上を求める事の少ない種だ。だが、それは停滞と、命の澱みにも繋がる。
そんな古き種の対極に、お前やお前の故郷の者達のような、現状に留まる事を良しとしない、常に新しい可能性を探し、産み出し続ける新しき種が居る事こそが自然の摂理そのものじゃないか?
[ そして、対極であるからこそ、尚強く、惹かれたのだろう、と、男は、そうも感じている* ]
わかっているぞ。ただなんというか…相当キラキラしておったからな。
なかなかに格好良かったぞ!
[女性に対してどうなのかというほめ言葉だが気にせずに、親指を立てて見せる]
悪い悪い。だがシルキーだからこそ投げ飛ばしただけで、他の奴ならば突き飛ばしていたぞ
[それはそれでどうなのか。っていう返答で注意されたことについては一応の言い訳を一つ。]
だが、無事に勝ててよかったな。食事と筋肉の勝利だ!
…と、…今までの流れだと、このあたりでまた門ができたり、休憩に入ったりだろうが…今回はどちらだろうな。ひとまず戻るか?
[連絡も来れば方針も決まるが、ひとまずの提案を口にした*]
─ 『天聖の間』 ─
ま、これで渡り歩いて来たからねぇ。
[厄介>>118と言われて小さく肩を竦める。
商売道具であり、命を預けてきたもの。
一番手に馴染んでいるものでもあった]
[問いの答えを聞いて、表情を少し曇らせるユーリエ>>119を見て、緩く瞳を瞬く。
彼女が間を整えるのを黙って見詰めた後、こちらを真っ直ぐ見遣る瞳を正面から受け止めた]
───── え?
[思い出せない部分の理由は自分だと、『ユウ』と言う名を出して来たユーリエ>>120に目を丸くする。
それを聞いた途端、頭の中でカチリとピースが嵌り、判然としない記憶にかかっていた靄がさぁっと溶けていった。
記憶に現れたのは、ユーリエに似た顔立ちの男の子]
………ん? …あれ?
[記憶にある『ユウ』は男の子であり、『ユーリエ』は女性。
けれどどちらも氷人族の長の子で、と。
記憶が戻ったはずなのにぐるぐると頭の中が混乱している。
それを見かねてか、それとも別の理由でか。
ユーリエが話は試練を終えた後に、と提案して来たのにひとまず乗ることにした。
このままでは頭が混乱したまま使い物にならなくなる]
そりゃあ疲れてるさ。
滅多にやらないこともしたしね。
[問いかけ>>121に返すのは笑い混じりの肩竦め。
ユーリエのように横になってはいないが、結構、立っているのがやっとだった。
単にそれを表に出さないだけのこと。
対決した時についた氷だってまだ残っている]
さっき言ってたのはそれか。
そりゃあ良い、ありがたく頂くとしよう。
[トーマス謹製の料理とあれば、断る理由等ない。
身を起こすユーリエ>>122に、必要ならば手を貸し、傷の手当をしている間にその籠を拾いに行く。
仔竜とユーリエのやり取りは口を挟まず見守って、遠慮するような仔竜の様子>>131には、ぽふぽふと頭を撫でておいた]
そうだね、休憩してから戻ろう。
僕も背中が結構……。
[切り傷は無いが、打撲その他が多い。
休憩するのだから、と料理はここで食べていくのを提案し、体力を回復させてから戻ることに*]
[女子として見られてないな、と思いながら]
ご飯と連携のしょーり!
一回、戻ろ?
何かあったら怖いしさ。
[と、提案>>137に返して中層へ向かおうと*]
― 『世界軸』上層・影輝の間 ―
……あり得ないんだよ、ボクにとっては。
今まで、そんな事言われた事一度もないんだから……。
[首を傾げながらの返答>>133に、はふ、とひとつ息を吐く。
真顔で言われた言葉には、どこまでも素だよね、なんて逃避込みの思考が過ったりもしたが]
……ふぇ?
そー……なの?
[自分の中でも虚竜は生物カウントされてないから、傷をつけた事がない、という言葉に惚けた声を上げる。
更にきっぱり言い切られ>>134、伏していた目を僅かに上げた]
…………。
[『機』の属と、それを宿す者が創り出すものを自然、と認める言葉。
素直な声音が綴るそれは、すとん、と内に落ちる。
古き種と新しき種、対極にあるもの。
対極だからこそ、対となった、と言われると、それはそれで納得できて。
そこに、更にひとつ、密やかに要素が積み上げられ]
……あー……ちょ、ごめ。
真面目な話なのに、ごめん……。
頭、オーバーヒートしてきた。
[それだけ告げて、ば、と膝に顔を伏せた。
ちょっとこれ無理、言葉が出せない。
そうやっていると、オーバーヒートしているのが頭だけじゃないのもわかって。
あ、なんかもうこれ色々ダメだ、と。
過ったのは、そんな思考。*]
お、おう
[ほんのりとジト目>>138で見られて気まずくなった。親指をたてた手を彷徨わせて、まいったなと後頭部をかく。女性の心は難しい。世代の差以外のものだろう。]
そうだな。戻るか
[気まずい空気を追い払うためにも!さていこう。とシルキー>>145と中層へと向かった*]
[龍の胴体に巻きつかれもがくキアラに手は届かない。>>+31
ただ、途切れそうな意識を保とうとしているのが声なき声によってわかるばかり。
祈るような気持ちでこの状況を抜け出す手立てについて思いをめぐらせる最中、
キアラの左耳で揺れる絆石が、その昏さを増したのを見た。>>+32
目を落とせばミリアムの胸元でも同じ現象が起こっていた]
[絆石が力を発揮した、その一瞬に手立ては決まった]
―――力をここに。
[杖を振っていくたびに広間の天井辺り、龍の頭上付近をほぼ中心として、
ミリアムが水を元に生みだそうとしているものが形を為していく。
それは雲。雨を降らせる灰色の雲。
時に雷をも降らせることのできる代物。
いくら心が読めたところで、広間全部を雲に覆ってしまえば、
逃げ場なんてどこにもあるまい]
― 『世界軸』中層・奥の院 ―
……ん。
[それは、残る二つの試練と、八竜の討伐が終わった頃。
奥の院で気を正していた神子は小さく声を上げた]
……影輝と天聖も新たとなり、虚無の八竜も退けられた、か。
[漏らす呟きには、僅かながらの安堵が混じる。
神子はひとつ息を吐くと、風を揺らして声を運んだ]
[これだけの――大波よりもさらに大規模な魔法を可能にしたのも絆石のおかげだろうか。
感情の乱れをしずめて、その結果集中力を高めてくれたか。
ともあれ、十分な雲の展開を見た直後、
杖を真っ直ぐに心の龍に向けて、叫ぶ]
―――今よ、やっちゃってっ!!
……『柱』たる皆へ。
試練の完了と、八竜の討伐を確認した……これで、一先ずの安定は保たれる。
[静かな口調でそこまで告げた所で、神子は一度、言葉を切る]
だが……これで全てが終了するわけじゃないんだ。
最後の最後に、一番大事な仕上げが待っている。
それを果たすために……休息を取ったら、メレディス殿とユーリエ殿……天聖の『柱』たる二人も、下層へ向かってほしい。
残る四人は、上層へ。
そこで、安定を揺るがす最後の障害を──『虚無』を、討伐してほしい。
……『虚無』を祓い、その浸食を押し止める事が、『柱』の最も重要なる役目。
それを為して初めて、『継承』はなされる。
……最初の務めが最難関、というのも何だけど……どうか、皆の力を貸してほしい。
この世界を保ち、新たなる螺旋を築くために……!
[真摯な声音の言葉と共に、ふわりと巡るは、癒しの風。*]
― 『天聖の間』 ―
[>>140こちらが明かした名前に返る表情は一瞬。
>>141すぐに困惑に変わったのを見て、やっぱり混乱するよな、と内心で謝った後]
兄ちゃんに言ってないことがあるって言ってただろ、俺。
後でちゃんと理由も説明するから、今はこれだけで終わらせてくんないかな。
[いきなり言われても理解が追い付かないのは、身をもって解っているから。
一旦仕切り直して、落ち着いた所で話をしようと提案した後]
― 『世界軸』上層・影輝の間 ―
...て、おい、大丈夫か?
[ いろんな意味でオーバーヒートしたらしい、クラリッサの様子に>>148男が慌てて立ち上がり、歩み寄ったのと相前後して、神子の声と癒やしの風が煌めく宝石の星空の下に届く>>152 ]
やっぱりな...
[ 最後の難関、と、神子の言った『虚』との戦いは、男には予測済のものだったから、そこに動じる事は無く ]
早く戻ってメンテナンスした方がいいな。
運ぶぞ?
[ そう宣言すると、拒否権など無いと言わんばかりに、さっさとクラリッサの小柄な身体を横抱きにする ]
見届け御苦労だったな。神子殿には、全力もって『虚』は防いでみせる、と伝えてくれ。
[ そのまま歩き出しながら、その場に控えていた薄紫の仔竜に声をかけて、中層へと続く階段に向かう* ]
[心すら覆いつくす闇の裡に、二人の絆という確かなものが存在する。
今やその感覚だけが、キアラの意識を保つ最後の一点だった]
――すごいよ、ミリアム。
[杖の一振りごとに龍の頭上を、灰色の雲が覆っていく。
出来るかどうかもわからない、ただ信じて託すしか出来なかったことを、相手はやってのけた。
治癒術を主体とするミリアムには、未知の領域の術だったろうに]
ありがとう。これでやれなきゃ――
赤鬼の名が廃るってもんよ!!
[鬼は畏れられる者、いつだって破壊と恐怖の化身だった。
時折は疎ましく思ったその汚名を、今は龍を倒す力に変えてみせる]
轟け、積乱の雷鳴!!
[絆がくれた力を全身に籠めて、力の限り叫ぶ。
それに応えるように頭上の雲は目映く輝き、そして轟音と共に幾筋もの雷を、『深奥』へ向けて降らせた*]
[>>142疲れていると肯定が返った後、食事と休憩の申し出にも是が返り。
申し訳ないが籠は取ってきてもらうのに甘え、簡易な手当てを済ませ。
仔竜に呼び掛けたのは、こっちだけ食べるのは悪いなと思ったから。
仲間への遠慮とか、そもそも食を必要としないなど思わず、ただ申し訳なさそうな様子に食べられないのかな、と判断して]
ううん、こっちこそ困らせちゃってごめんな。
[そう言って謝った後、食事を取って。
神子の声は、その最中に届いたか*]
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