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[そうして、今度は魔女の秘密を聞く。
命を、生きてきた時間を触媒に魔術を使うのだと。]
そんな魔術だから、あれ程に響くのだな。
[時間の重さを、積み重ねられたものを消費するからこそ、
心の裡を揺さぶったのかと得心する。
そして、それがいつか彼女の命を削りきるだろうことも。]
ああ─── 似た者同士だ。
俺たちは、なにもかも …
[頬に耳に髪の間に触れる彼女の指が冷たい。
違う。自分が熱くなっているのだと思う。]
[求められるまま求めるまま、彼女の頬を両手で挟み、
そのままの姿勢で悪戯っぽく笑った。]
そのまえにひとつだけ。
おまえの口から、ちゃんと名前を聞きたい。
[囁いておいてから、彼女が口を開くのに合わせて、唇を奪った。]
― 後の時間に ―
ギィ、
[気軽く呼びかける。
あたかも、ちょっと思いついたとでもいうように、
先>>449には音にしなかった言葉を]
お前、いつかそのうち顔を見せに来い。
[世界の違いなど構いもせず。
どこか、すぐ近くにいるかのように誘いを投げて]
不可能か?…───いや、そうは言うまい。
お前ほどの術士だ、不可能なら奇跡でも召喚出来るだろう?
[からかうように口にして笑う。
ただ。笑みを湛えて見遣った瞳の表情は穏やかだった。
友へ向ける瞳の裡に、尊敬のような念を確かに滲む。
さて、自分の居所はその時にはここか元の世界かそれとも別か。
どうなっているかも分からない。
わからない…けど、再会の絆絡める意思は確かに乗せて]
[返された頷きには、ほっとしたように息を一つ吐いて。
告げた言の葉に返るものに、数度、瞬いた]
……謝られたら、逆に、困ります。
[紡いだのは、小さな言葉、ひとつ。
あの時、仮に意識があったとしても、抗う事はなかっただろうから、とは口にはしない。
あの時零れた紅のおかげで、為せた事があったのもまた、事実なのだから。
苦い笑みが過ったのは一瞬、その後に続けられた言葉に、青年は再び、瞬いて]
……俺の主は、俺、自身……?
[それは、今まで考えた事もなかった事。
故に、零れる声に宿るのは困惑。
その困惑が齎した揺らぎは、胸を突かれる感触と、続く言葉に一時、鎮まって]
……今すぐ、変わるのは、無理、ですけれど。
[ずっとそうしてきたものをすぐに変えられるほど、自分が器用じゃないのはわかっているから]
必ず……そのお言葉に。
応えて、見せます……ギィ様。
[今は、宣を返すしかできない、けれど。
浮かべる笑みは、迷いの翳りの見えぬもの。**]
[エディの反応も面白がることはなかった。
ギィとの言葉への思いも、繋がりも――]
こういうのもいいもんだねぇ
[ぽつりと呟いた――
ライナーが気まぐれで思った*生涯ただ一回の一言を*]
お、うまそうなのができてるじゃねぇか。
なんだ、ヨアヒムが作ったのか? これ。
[狩りにはいかなかったが宴会場の設営が終わるころにはちゃっかりといて、さっそく料理に手を伸ばす。
茶を飲んでいるトールに近づけば、墓守をしようかなんて言葉を聞かされて、少し噴き出した。]
似合わねぇなぁ。
……けど、それもいいかもな。
おれ以上に、おまえに美味い餌をやれる人間なんて、そうそういねぇだろうし。
[自負と共に胸を張り、トールの肩をどやしつける。]
まあ、ヨアヒムをもう少し仕込んでおいてやるから、
少しくらいは期待してろ。
[あいつを任せた。
そんな意図をどこか滲ませておいた。]
― 後の時間に・その2 ―
[やがて扉の向こうに進み行く影が増えるなら、
その向こうに進み行く彼らの姿に目を細める。
中に煉瓦色の髪をみとめれば、歩み寄った。
穏やかな表情。
互いに終わりの時を知る表情だ]
ガートルード、
貴女に会えて嬉しかった。
俺はきっと、ずっと貴女にもう一度会いたかったんです。
いつかまたお会いしましょう。
…───貴女の、まだ見ぬ未来の時の向こうで。
[悲劇が繰り返すのだとしても。
出会いは悲しいものだけではなかった、と。
そう瞳の色に滲ませて、彼女へと深く頭を下げた*]
[稚拙な、と自分では思った告白。
シェットラントはそれを、冷静な計算ではなく、感情にかけて検討してくれたかに見えた。
唖然とし、驚愕し、失笑し──彼のこんな百面相を見るのは一種の奇跡だ──剣を握り水晶を握るその手が、軽やかに、だが揺るぎなく肩に置かれる。]
ああ、 おまえがいれば
[挑むことが好きだった。
その最初の対象は、最初の理由、最初の方法も──シェットラントだったと、いつか気づくだろうか。]
[「お前と挑むのは、楽しそうだ」と、シェットラントは言った。
長いこと、離れていたその喜びが蘇る。]
──あの人に、 知らせにいこう。
[ここから、シェットラントと同じ方向を向いて、歩き出すのだ。*]
[名を問われ、 …うん。と頷く]
ワタクシはぁ、
ガートルー… ―――っ!
[「ド」という音ごと、唇が…心が、奪われる。
心臓の高鳴りが、耳の奥に響きすぎて。
なにも考えられなくなりそうに、なる――――…]
…、は、
…せ っかち、……
[呼吸を継ぐために離れた隙を狙って、文句を挟む。
軽く睨むようになってしまったのは、
先を越されてしまったからだ]
[エトヴァルトの困惑も、その後の宣も、どこか愛おしいと感じるもの。
そう。
自分は彼の上に、かつての自分を重ねていたのだと思う。
彼が高みを目指すならば、手を差し伸べて引き上げてやりたかった。自分を超えていくのならば、それをも喜んだだろう。]
ああ─── 期待している。
[自分はもう、彼を見守ることはできない。
だが、彼の強さを、成長をこうして目の当たりにできたのだから、
信じていると、揺るぎなく告げられたのだ。]**
[そうして唇を重ね――――…
力ある言葉とともに吐息を、ギィの魂へと送る。
彼女のそれは、まるで光の蝶のように。
ふわりふわりと。
ギィの魂に柔らかく降り立ち、源にそっと宿る*だろう*]
ベリアン、アプサラス、シェットラント、ヨアヒム!
またね!!
[板に乗って、出会った人に手を降ると自分の世界へと帰っていった]
シロウ、王錫は返すぞ。
これはもうそなたのものじゃ。
これが抜けぬのと同じように、覇道ももう二度と起こるまい。
人類を頼む、とは言わぬ。
やりたいようにやればよい――と言えばシロウは勝手に頼まれるであろうしな。
[そう笑って、王錫をかつての世界に、今の持ち主に還した。
ただあのとき借り受けたのと異なるのは――その王錫を赤竜ウィレムがくわえていたということだった。
アマツキ家の敷地か、あるいはレントゥスの艦内がどうなったかは、女王は知る由もない。
ただ、きっと面白い顔をしただろうという自信はあった。
当時の王国宮廷ではよくある類の話。**]
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