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……俺の命、紡がれる先……その全て、くれてやる。
[意識を向けるのは、刻まれし『印』]
この身、この命、天翔ける竜の牙となし。
……立ちはだかる全て、打ち砕く!
[宣は宣であり、同時に、言霊しての力を持つ。
刻まれし竜の印が力を放つ。
一度限りの、呪の力。
それを持ちて繰り出す突きは、天を引き裂く雷光の如き猛く、速き閃。
防御というものを一切無視したその一撃は。
己が身に突き立つものの一切を、顧みる事なく、放たれた]
[ 引きつつある戦場の中、いまだにウェルシュとリエヴルが戦い続けていると聞けば、
やれやれと呆れ顔になる。 ]
好きにさせろ。
今、手を出しても無駄死にが出るだけだ。
それほど接戦ならば、リエヴルとの決着さえつけば、
満足してまた寝るだろう。
そこを回収せよ。
[ ウェルシュにはまだ働いて貰わねばならない。
彼はなんというか、「まっすぐに狂っている」。
その行動は読みやすく、また実力も確かだ。
扱いやすい駒である。 ]
[──雷光の閃を放った直後、声が聞こえた気がした。
よく知っている、声]
『……にいさま、約束だからね』
『かあさまの子守唄、ちゃんと教えて?』
『あの歌はもう、にいさましか覚えてないんだから……』
[いつ聞いた声だったか、と、思う。
ああ、出陣の前だ。
最後に顔を出した時の──]
……すまんな……アイリ。
……子守唄、教えてやれそうに……ない。
[今は遠い地の妹への呟きが、零れて、落ちる。
苦い笑みはほんの一刹那、泡沫の幻の如きもの。*]
− 海の見える丘陵 −
[軍を動かす合図の音が小さな衝撃波となってぶつかってくる。>>266]
閣下は、騎士団を眠らせぬつもりらしい。
[今度の二正面作戦は、これまでの比ではない。
カレン、ペンホールズ──
魔王軍の行く手にある者たちは恐怖するだろう。
安全な場所などないのだと。]
[引き上げる魔物たちの移動の支援をすべく、そして、あの探知魔法のその後を知るべく、ベリアンは骨の輿を丘陵地帯へと向かわせた。
そこにあったのは──否、失われていたものは、魔法陣を描いた地表そのもの。
天からの鉄槌を喰らったごとく大地は窪み、囮の屍鬼たちは同心円上に吹き飛んで動かなくなっていた。]
……、
[歪みのひとつもないレンズで照準したような論理魔法。
ここまで純正に論理を力に変えられる術士には会ったことがない。
そう育つ可能性のあるヤツだったら、ひとりだけ知っている。]
― 戦場後方・カレン城壁側 ―
そうね…カレンは今、混乱状態みたいだし…。
[そう思える冷静さがシュテルンに残っていたことに安堵する。
今単騎でカレンへ向かうのは危険だと判断するのは、カレンの状況を知っているからこそ]
えぇ、話には聞いてるわ…。
屍兵が投入されて街の人達の一部が屍鬼化しているって。
それと、祈祷師の人達のほとんどは今動けないみたい…。
カレンに向かった部隊も、トロールと交戦中で、街は憲兵の人達で対処してるそうよ。
[ヤコブの傍に居た時に聞いた話をシュテルン>>293へと伝える。
思わしくない状況を思うと、瞳が伏せられ、視線が地面へと向いた]
[殺したい。 (――娘の仇)
…殺さなければ。 (――魔の軍勢)
…でも。
反駁する思考。
愚かだなと思う。愚かな母の愛だ。
娘故に殺したくて。
娘故に殺せない。]
−戦場−
…っ!
[>>299一撃が、放たれる。その紋章を背負った、大きな、大きな一撃が。
それはただ美しく、避けることも叶わず己の身を裂く。ただこちらもただやられるだけではなく、突き出した長剣は相手の腹を穿った]
…かっ…!はぁっ!
[ふらつく、手のひらから生がこぼれ落ちる。これが死か、これが、これが…!]
はははははははっ!、ひっ!はっははっはっ…
[結局、反魔法から逃れるように。
…影を聖結界に置いた。しばらくなら此れで持つだろう。
其の間に、決着をつけようとした。
“魔”の元凶と。
そうすれば、すべてが終わる。
悩まなくていい。
“門”の為。未来の為。
この年まで無様に足掻いて、
生と魔術を編んできた理由を―――今、果たさんと]
[影を創り、魔法触媒は半分になった。
元の姿でさえ魔王に何処まで敵うか判らない。
それでも、…やらねばならなかった。
やるべきだと思った]
…相も変わらず、壊すことだけは巧いですね。
[シェットラントがキアラを誘ったりしなければ、と、黒い感情は渦巻く。]
死ぬのが10年遅かったと、後悔するといい──
[賢い彼だ。
魔女がこうすることを、心の底では分かっていただろうに。
…それでも、分かっていても願わずにはいられなかったのか]
…、ばかねぇ。
[呼べる訳がない。だって、]
−兄との思い出−
[兄とは常に共にいた。
兄とは世界の全てだった。
その兄が病に倒れ、自らは何もできずにいた。それが苦しく、辛く、悲しかった]
…にいさま!
[そう叫ぶ少年の声が聞こえる。遠く遠く、もうぼんやりとしか思い出せない声が…]
[だからシェットラントが無理をする前に、駆ける。
未来を託した騎士団の者たちが、己の願いを為してくれることを信じて。
ソマリアランが礎ならば。
魔女は橋を架ける匠人。
礎の上に…しかと立った若者達を、
[ 馬を呼び、慣れた動作で跨った。
退却する魔物の軍を見、その負傷状況を見て、
残す隊と、連れて帰る隊を組み合わせる。 ]
騎士団は世界を護れない。
人間を救えない。
[ "予言"じみたつぶやきを漏らし、
カレンに背を向けた。 ]
― 戦場 ―
[放った閃は、確かな手応えを伝えてくる。
取った、と。
思うと同時に、突き立てられた長剣が腹を穿つ衝撃が伝わった]
……ぐっ……。
[痛みはない。
あるのはただ、熱さ。
繰り出した牙から力を抜く事はしない。
拓かれるべき道を阻むものを打ち砕くは、己が務めであり、自身の──願い]
[……ふ、と。
浮かんだのは、新たな盟主と彼を支える若手たちの姿。
……頼んだ、ぜ。
見届ける事、と。
……お前たちだから、築ける……新たな
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