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[浮かべた笑みはすぐさま冷酷なものへと変わった。ヴァルターの反応がどうだったにせよ、淡々と話し出す]
…ま、アンタの言うことは正しいよ。
実際生かしておくわけねぇよなァ。のこのこ出てきた占い師なんて邪魔くせぇ存在を。
真っ先に食っちまいてえに決まってる。
それを重々分かった上で出て来たってのは、
アンタにも一応村の役に立ちてえっていう良心があったってことなんだろうかね?
[一瞬、何食わぬ顔で火かき棒をディーターに投げた彼の姿が脳裏によぎった。先ほどまで笑顔だった男の表情は、獰猛なものへと変化する]
――ー悪いな。ちと気分が悪いんだ、今。
さっさと片付けさせて貰うぜ。
[そう告げるや否や、みるみるうちに人だった男の姿は真っ黒な毛並みの獣へと変化した。抵抗する間も与えず、思いっきり四肢へと食らいついた。牙が体に食い込む。あたりの本や資料に血しぶきが飛び散った。
急所に当たっていなければ、ヴァルターが何か言い残す余裕もあったかもしれない。だがやがてその息も失われ、男の体は無残な肉塊へとなり果てる。あちこち食い散らかされた彼の姿はかろうじて顔がわかる程度だろうか。
全体の3分の2程度をたいらげたあたりでふいに口をぬぐった。人の体に戻る]
…しゃあねぇな。少しは残しといてやるか。
[やたらと食い意地の張った仲間の顔を思い出しながらそんな風に呟く。成人男性の体はそれなりに食い出があったので、それなりに空腹は満たされた。ぺっと血を吐く。
食事が終わればもう一人の仲間に連絡を取りいつもの後始末を頼むだろう。最後にちらりと死体を目にし、その場を後にした**]
おきて。
[ ヨアヒムの頬をつんつん、と。 ]
…。
[ その冷たい胸に、頭を持たせかけてみても鼓動は聞こえなくて。 ]
ねえ。
私を好きだって言ってくれたの、ヨアヒムだけなんだ…ありがとう。
そんなことも言えなくて、我侭だけ言って…ごめんね。
[ 遺体が傷まないよう、窓は開け放たれている。雪除けがあるから直接風雪が入り込むことはないが、気温は外よりましなくらいか。 ]
……。
[ 瞬きは重くなっていく。時間をかけてとろんとろんと。 ]
………。
―――は。
人殺しの偽善者が。
[処刑に反対した時の神父の姿を思い出して、跳びかかってくる狼を前に、笑う。
抵抗しても無駄であろう。
ダイイングメッセージなんて残した所で、議論を惑わすだけだというのは、今日嫌というほど思い知った。
だから、嘲笑ってやることにした。
死ぬ前の、悪あがきと、強がりだ。]
あの程度で、化けの皮、剥がれるような…若造が。
てめえの正体なんざ、すぐに、暴かれるだろうさ…
[激しい痛みの合間に、仮面を被り続けた男が言い放った台詞。
負け惜しみでしかないそれに、自嘲の笑みが浮かんだ。
血反吐を吐き、村長だった男は、命を絶たれた。
あとは肉塊が残るばかり**]
[混乱する談話室。
オロオロと見守る演技。
心のなかは安堵と冷笑。
我ながら情けない演技だとは思うけど、仕方ない。
ただでさえ、リーザに疑われているのだ。
頑張りどころだ、と言い聞かせる。]
皆一旦落ち着きましょう。
混乱したり全員が疑心暗鬼なって。
みんながみんな疑いあって、こうなる方がよっぽど危ないわ。
[事態が収束していく頃、そんな言葉を掛ける。
そして、私も一度冷静になるわ、と。
言い残して部屋へと向かった。]
― 夜・シモンの部屋の前 ―
[部屋をノックする。
彼は部屋にいるだろうか。
リーザもそこにいるのだろうか。
ドア越しであっても、反応があれば。]
クララよ。
談話室でリーザに言われたこと、そのとおりだと思ったわ。
だから、今日の夜は一緒にいてくれないかしら?
…もし私を疑っていて、心配なら。
縛ってくれても構わないわ。
私、リーザに疑われてるのは辛いのよ。
それで、少しでも疑いが晴れるならって。
そんなことも考えて、来たの。
[半分は本音。
例え、人間でも、
リーザのような小さい子を相手にするのは抵抗がある。
そして、真っ直ぐなその瞳は眩しい。
そんなことを考えてしまう自分に内心、苦笑する。]
― 回想、ヨアヒム処刑後オットーと。 ―
[身の上話しを聞かされてオットーは驚いた様だった。それも当然だった、このタイミングですべき内容ではなかっただろう。
父親が人狼だと疑われて殺されてしまったと皆にも知れ渡ってしまえば自分にも疑いの目。だからこそ秘密を隠し続けるのは今まで重荷に感じていた。氷漬けの遺体が発見されたと聞いた夜は明日には自分は人狼に変身しているのではないか、と怯えた。馬鹿げた妄想とは思いながらも。
打ち明ける事でアルビンは楽になりたかったのだろう、きっと。
オットーが自分から他人には口外しないと言い出す事を確信していたし、約束を破ると疑っていない。まさかオットーが狼に与する存在とは気付いていない。
例えば崖の上に呼び出されても何の疑いも抱かずに応じてオットーに突き落とされまでアルビンは騙されたままなのだろう。]
[一瞬、目の前のオットーの笑みが崩れた。まるで、泣き出してしまいそうな。どうして、そんな表情をするのだろう。でも一瞬だったから見間違えかもしれない。
絞り出す様に有り難うと言われてアルビンは何故だか胸が締め付けられた。大変な経験をしてきたんだなと言われれば笑ったまま頭を振って、]
大変な経験という程、大変な思いはしてないさ。なんせ俺は幼過ぎて記憶にないから。
それにその村では人狼は退治出来たんだ。もしも人狼が殺せなかったら今頃俺は居なかっただろうね。
人狼は村人を全員残さず食ってしまうらしいから、な。
[実際にこの村に来る前の事はぼんやりとしか思い出せない。ただ母親が前の処刑された父の事を涙ながらに話すから知っているだけだ。記憶に無い父親の死については悲しいとも思えない。
ただ、記憶の片隅には銀雪の村と同じ白い雪原が焼き付いている。
人狼を殺せなかった場合は自分は生きてはいなかった。
それは現在の自分にも言える事でもしも人狼が勝てば……その先は言わずとも伝わるだろうか。]
[>>80オットー「なんだよ、其れ。」と思わず口から言葉が出そうになった。死をもって伝えようとしたヨアヒムの意思を貶したい訳ではない。矢張りどんな顔をしてヨアヒムはそんな言葉を呟いたのか。]
……けどさ、俺達はヨアヒムは信じたのに。選べと言われたら迷わなかったのに。
疑心暗鬼で死ぬのは嫌だけど…、俺は疑心器暗鬼になっても生きたいと思うよ。アイツは……、一緒に生きてはくれなかったんだな。
["信じたいものを信じ抜く。"ヨアヒムでもなく、パメラでもなく、アルビンはオットーを信じたい人に選んだろうか。けれどもヨアヒムにだってアルビンは騙されても構わなかった。ヨアヒムを信用していた。
オットーも同じ様にヨアヒムを信じていただろうか。大切な幼馴染みを。そう、アルビンは話しを締めくくった。]
(……お前がパメラの傍を離れるなよ。馬鹿野郎。)
…分かってくれたから、いいよ。
[アルビンの謝罪>>210を聞いて、意思が幼馴染に伝わったと安堵しながら腕を放す。
アルビンに打ち明けられた父親の秘密>>207は、人狼にも言う気はない。アルビンが狩人だと決まった訳ではないしと言い訳をして、それは只の誤魔化しと思っていても。なお告げる気は起きなかった。
だが人狼に与する自分には、いずれアルビンを裏切る瞬間がやってくる。
どんな形で、いつになるかはまだ分からない。だが打ち明け話でアルビンが自分を信じてくれていると実感した分、割り切れない感情が重くのしかかっていることは、どんなに目を逸らそうとしても明らかだった。]
[乱闘のあとは、議論が有耶無耶になってしまった。
パメラの治療に手伝いを要請されたなら、進んで手を貸す。
いつの間にか壁にもたれかかっていたリーザに気付いたときは、一体何があったのだろうと驚いた。リーザのことは先に飛び出したジムゾンに任せていて、ディーターとアルビンに注目していたから。まだ幼いから、ここ数日の惨劇のショックと疲れで寝てしまったのだろうと解釈する。
結局不在者もいたこともあり話し合いが十分進まず。日が暮れた頃に処刑は無理との結論が出て、解散した。]
[処刑が中止になった以上、人狼の生存は誰の目にも明らか。
本能に支配される前の自分は、処刑を免れて喜ばしいと感じる反面、胸を突き刺すような痛みに襲われた。]
”人狼は村人を全員残さず食ってしまうらしいから、な。>>208”
[アルビンに言われた、自分が望むように話が進んだら現実になる言葉が蘇る。
そのとき自分が食われる想像しても、不思議と恐ろしさは感じなかった。
人狼が望むならば喜んで受け入れよう。狂った本能からだけでなく、日々人狼と接して、日毎にその気持ちが伝わってくるにつれて、自然とそんな感情が生まれつつあったから。
決して自己犠牲という綺麗なものではないけれども、微妙過ぎて言語化は無理だった。
とはいえ、記憶がないままでも一度人狼の脅威から逃れられたアルビンは、そのとき一体何を思うのだろう?]
そうだ。僕もヨアヒムを信じていた。
[あのとき俺達という単語を使ったアルビン>>209にためらいなく頷いたことは嘘ではない。
元々ヨアヒムが人間と知っていたから、おそらくアルビンが言う意味とは異なると思っている。でも人間と信じている者は誰か選べと言われたら、迷いなくヨアヒムとアルビンの名前を挙げたに違いない。
だけどそれは自分に人狼に仕える本能がある限り、幼馴染に生きて欲しいとの願いとそれとは絶対に相容れない。
ヨアヒムが生き延びても、いずれ対峙するときが来る。そのとき自分がどんな振る舞いをしただろうと諸々の後片付けをしながら想像したが、結局無理だった。]
― 自室・深夜 ―
[今夜人狼が誰を狙うかは既に教えてもらっている。そのときに備えて、早めに自室に戻り仮眠を取った。
深夜に目を覚まし、人狼からの合図を待つ。窓から夜空を見上げると、自分が完全に人狼に従う本能に支配されていることが分かった。]
…。
[しかしベッドの上で時を過ごしていると、新たな感情が動き出した気配を感じた。それは、人狼を人間の手に渡してなるものかというもの。
議論の最中に人狼に向けられた疑問と疑いの目が脳裏に蘇る。結局結論が出ないまま話し合いが終わってしまったため、人狼が今どのくらい疑いを集めているのか、よく分からない。
だからこそ怖い。処刑の中止によって人狼の生存が明らかな以上、明日の展開を考えれば、不安しか浮かばなかった。
だからこそ、人狼への疑いを逸らしてみせると固く誓う。]
―避難部屋―
[気がついたのは部屋のベッド。
ベッドサイドには、心配そうなシモンとジムゾン。
目を醒まして起き上がろうとすると…頭が痛い。
かなり大きな瘤になっていた。
「悪い。力加減誤った。」
ジムゾンに謝られる。]
大丈夫。…痛いけど。
[首を振りながら、答える。
ジムゾンが部屋を出たあと、シモンが大きな溜め息をついたのは、また別の話。]
[やがて人狼から後片付けを要請する声が届く。]
分かりました。すぐそちらに参ります。
[そう返事をすると現場に向かい、いつものように人狼に繋がる痕跡を全て消した。]
[クララが人狼ならば、縛っても引きちぎるだろう。
扉さえ蹴破れるかもしれないが、さすがに時間が早い。今そんなことをすれば、宿の中に残っている人間がいれば飛び出してくるくらいの時間。
招き入れてしまえば…わからない。]
疑いを晴らしたいと思うなら、何でみんながいるところにしないんですか?
それとも、その前に口を封じてしまおうとでも思ってるんですか?
[図書館で無邪気に話していられた関係には、もう戻れない。
しばらく扉を挟んでのやりとりをした後、クララは部屋の前から立ち去ったようだった。]
―深夜―
[占い師だと名乗ったヴァルターから、なぜ自分を占ったのかは聞けないまま有耶無耶になっていた。
その答えが聞けなかったために、ヴァルターを信用しきれなかった。
占い師の力。これは大事なものなのかもしれない。本物ならば、今夜にでも人狼に狙われるであろう。
でも、シモンが霊能者ならば、本物だと信じきれない占い師より、シモンの方が大事だ。
…いや、あの村長より、シモンの方が大事だ。
また、護れないかもしれない。
それでもシモンを先に失いたくない気持ちが勝った。
[鞄からピストルを取り出し、ベッドで眠るシモンの手を左手で握る。
今日もシモンの手に、ぎゅ、と力がこもっただろうか?]
(――シモンさん、護るからね。)
[心で呟き、今日も窓や扉に警戒を強めた。]
― 深夜・ヴァルターの自宅 ―
[ヴァルターに襲い掛かった人狼は、自分が現場に到着したとき、まだその場に残っていただろうか?
そして、もう一人の人狼は顔を出しただろうか?
その場合は、軽く会話を交わしただろう。
談話室では慌しくて、中々秘密の話ができなかったから、二人に伝えたいことがあった。このとき言えなかった場合は、機会を作って声をかけるつもりだ。]
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