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─ 『神魔の領域』・川エリア ─
[>>159こちらの言葉を受けた彼女が浮かべたのは、それまでの強張りが解けた静かな笑み。
既に戦いに入っている男性との絆が垣間見えるようで、微笑ましくもあり。
イェンスが記憶を失っていなければ、私も彼女と同じように──
というのは、きっと無理だっただろうけれど。
「わたしたちの戦い」という言葉を出されたならば、間違いなく私は、しっかりと頷いてみせただろう*]
― 湖畔 ―
わかってるわかってる。
昔はあんなに可愛げがあったのにな。なんて思ってはいないさ。
[慌てたようにいう弟子>>156に、ふふ、と穏やかに笑いながら、肉を食べる。少し余ったがそれは狐っこのミーナに渡すか干し肉にしてしまえばいいか。などとも考えつつも、ティータイムである。]
保存もきくし作ることができれば後は手間だけなんだったら売ってもいいですからね。
[修練者といって旅をするのだから、金策はシビアなのです。と、用意がいいという弟子の言葉>>157にいうが]
それに楽しみもなければあちこち旅をしててもつまらないですしね。
[大事なのはそっちでもあった。
それに加えていうなら十年ぶりの弟子との再会を細やかに祝う面もあったが、師匠さんはそれを口にはしませんでした*]
そりゃいるだろうさ。
娘さんを我々は預かっているんだ。意識のどこかをこちらに向けてはいるはずさ。
[弟子が神魔との会話を焦って求めてはいないようなのだけは察したので、あっさりとした見解を弟子>>160へと述べるにとどめる。
不穏さや物騒さのない気配>>158ということで自分は動じずに寛いでいた*]
― 湖畔 ―
[狩りでは意識して手を出さなかった。
まだ出会って浅いも浅い相手と連携するなど童には難しすぎたこともあるし、外ではどんな狩りがなされるものなのか、興味を惹かれるものでもあって。
この辺りから実は結構興奮状態であったりした]
おそろい!
[少し恥ずかしげな巫女>>146と一緒に肉を掲げながら、天真爛漫に笑う。
楽しくて、美味しくて。デザート>>155までついてきて。保存食なのだろうそれがまた珍しかったりで。
仕事、の2文字は頭の隅っこの方に追いやられてしまっていたりしたのだが]
[ 用意がいい、と言われて控えめに頷いておく。>>162
神魔の領域に侵入しようというのは、自分の考えではない。
別な者が計画して、自分は同伴させられただけだが、結局、森に入れたのは自分だけだった。
それこそ、神魔の計らいであろう。
馬の首筋を撫でてやっているクレステッドを見守る。
馬も寛いでいるようだ。]
賢い馬です。
これも縁と思し召せ。
[ この先は、クレステッドが乗ってゆくようにと勧めた。]
[ 鞍袋から荷物を取り出し、軟膏と包帯で手当てを施す。
そうこうしているところに、菫青石の風が声を運んできた。>>5 ]
対なる花──、
[ 天から降臨したそれを取り出してみれば、あの時は溶けて残骸になったものが、
クレステッドと邂逅したことによって、彼の天命石部分が再結晶して本来の姿を取り戻している。
見事なまでに、ふたつでひとつ。
花を見て心慰められるのも久しぶりだ。*]
― 湖畔 ―
[モゴモゴと口を動かして、今度は耳がピンと動く。光る電球の吹き出しでもついてそうな顔で]
おじさん、そのお肉って余りそう?
こんなに美味しかったんだから、もうちょっと欲しいな。
[直前までお腹ポンポンの格好をしていながら、そんな風に尋ねるのだった*]
― 湖畔 ―
[さて、風による変化を感じたのは自分たちではないらしい。
というかまあこの狐っこが最も理由を感じるのは当然ともいえるわけだが、その後百面相する様>>170のをお茶を飲みつつ見守って]
ああ、いいよ。お土産に持って帰ったらいい。
[生命は食べつくさないとならないしな。]
ただし調理の作法を忘れてはいけないよ。
[巫女の前で神魔に妙な文化をはやらせることにする修練者であった*]
神魔の眷属を話し相手に、ねえ?
[ ミーネが行動を共にしている相手は、随分といい度胸をしているらしい、と、どこか皮肉めいた笑みを湛えて、魔人は肩を竦める。 ]
姉さまを舐めている、と、怒るべきか、ミーちゃんが可愛いらし過ぎるのがいけないと呆れるべきか…悩ましいところだね。
[ 桜色の爪先を頬に当てる表情は、そのどちらにも心は無い、と、暴露している。
実際、魔人が本当に気にかけるのは、たったひとつのことだけだった。 ]
―― 『神魔の領域』・川エリア ――
[ほほえましくもある、なんて思われていたとは知る由もないゾフィヤだが。>>163
自分たちが相対している二人組の間の絆については興味深く思っていた。
手練れの軍人からこの場を任せる相応の信頼を向けられている彼女。
だが返した言葉にはややぎこちなさがあった、ような。>>108
ワケありの気配は漂うが悠長に訊く真似はしなかった]
わたしは彼に力を貸すと決めた。
言うなればもう、わたしのために戦っているわけじゃあないんだよねぇ。
わたしと彼の戦い、これはその……一歩。
[その言葉にしっかりとした頷きが返ってきたなら、こちらも頷き返そうか]
[ ふわり、と風に薄紅色の髪がなびくと、同じ色の大鹿が魔人の前に膝を折る。 ]
さて、行こうか。
[ 大鹿の背に横座りになった魔人の姿は黒の打掛、裾には桜の花吹雪、神魔の装いに類似した、その姿を見かけた者が、あれが神魔か、と、見誤った事も数えきれぬ。
実際、神魔が森を留守にした間は、魔人はその代役を勤めてもいたし、見間違えた相手に訂正してやることもなかった。 ]
馬か。懐かしいな。
そなたと遠乗りしたのを思い出す。
[騎乗を勧められて、昔を見る目をする。>>168
ふたりでこっそり馬を引き出して、遠くまで駆けたものだ。]
最近は狼ばかりに乗っていたからな。
あれもまた、馬とも違って楽しいものだ。
そなたも機会があれば試すといい。
[森に住む狼たちは森の主と親しかったから、その被保護者である自分のこともよく構ってくれていた。
いつか、乳兄弟と共に森も訪れたいと思う。
森を出された自分が、再びあの場所に受け入れられるかはわからないけれど。]
[看護の手に身を委ねるのは、どこかくすぐったく心地よい。
軟膏を塗られ、きっちりと包帯を巻かれた手首は、痛みも動かしづらさもずいぶんと軽減されていた。
改めて探索を続けようかというところへ、声が届く。>>5
まみえよ、と告げたあの声だ。]
――― 力を…。
[力を示せとはどういうことか、と考える。
他より抜きん出し、ということは、他、がいるということなのだろう。
いったいどれほどの人数がここに集まっているのか。]
[考えていると、隣で兄弟が花を取り出していた。
白と青と透明な結晶で形作られた、ティランジアの花。
自身のものも取り出して並べれば、鏡写しのように似ている。
彼の持つ花の半分が溶けていたとは知らないから、最初から同じものを見ていたのだろうと素直に喜んだ。]
こうしてそなたと邂逅できただけで、
私の願いは半分叶ったようなものだ。
共に最後まで行くとしよう。
[どんな試練であれ、立ち向かうと決めたならば行くだけだ。
芦毛の馬にまたがり、風の吹くままに歩き出す。*]
― 湖畔 ―
[外の人から娘さん呼び>>165>>173されると、嬉しいような恥ずかしいような。これまた初めての感覚なので良くわからず、モジモジしていた時もある]
わぁい、ありがとう!
うん、とっても美味しかったし。
ちゃんと全部やるよ!
[二人からも許可>>171>>173を得て、ホッとしながら拳をぎゅ。袂から取り出した風呂敷も使って器用に背中へ背負いあげた]
─ 『神魔の領域』・川エリア ─
[対峙している彼女から自分たちがどう思われているかは知る由も無い。
それを悠長に問うような無粋をしない代わり、>>175彼女が紡いだその言葉は私の想いと重なるもの。
むしろ]
……そうですね。
私も……いいえ、私は。
あの人のために、この試練を乗り越えたい。
[まっすぐ紡いで頷けば、同じようにまっすぐな頷きが返ってきて]
[ 大鹿は、ゆったりとした足取りで森を駈け、馬上の王子と従者を見つけると>>179躊躇いもなく近づいていく。 ]
怪我は、ちゃんと手当した?
ちゃんと、食事もした方がいいよ。でないと、負けてしまうからね。
[ 誰に、とも、何に、とも、説明せず、一方的に言葉を投げた魔人を、二人はどう捉えたか?何れにせよ、愉しげな涼しい顔は、崩れる事はないのだけれど。* ]
― 湖畔 ―
ああ、楽しく生きているうちは、生きながらにして朽ち果てたような精神にならずにすむ。それに中庸を生きたいならばそれぐらいがちょうどいいものだしね。
[自分なりに心掛けているということだ。]
あとはきりはなせない義理や人情とどう付き合っていくかというものだね。
それを踏みつけにしては、いずれ手痛いしっぺ返しをうけることになる。
[それは人を形成している国にもいえること。今は勢いがある国だろうが、歴史を誇る国だろうが、結局行き着くのはそこなのだ。とは修練者の持論である。]
― 湖畔 ―
[娘さんと気づいて驚いている弟子>>173と、不慣れな照れをみせる狐っこ>>180]
ああ、ずいぶん気に入ったようだしね。良い食べっぷりというのは見ていて気持ちいいものさ。
[手際よく風呂敷にまとめていくのを見守って]
うん、焼き加減、時間、そして高らかなポーズ。
全て整ったミーネ君には免許皆伝を授けよう。
[無事に文化伝承は伝わったようだ。
といっても免許なんてもののはない、口から出まかせであった*]
― 湖畔 ―
[立ち上がって二人に向けた顔は、それまでの人懐こいものとは少し違う、淡い微笑を湛えていた。
掴みどころが消えたようにも感じられるかもしれない。……背の風呂敷がなかったなら、多分]
じゃあ、もう行かなきゃ。
とっても楽しかったのよ。ありがとう!
[それから、少しだけ迷ったあと]
頑張ってね。
[一言告げると足元を蹴り、呼び寄せた風に乗って。
湖上で大きく一度手を振ると、彼方へと去って行くのだった*]
狼に乗っていたのですか?!
[ クレステッドが平然と語る経験に驚く。>>177
随分と野性味のある暮らしだったらしい。
とはいえ、彼の着ているものは上質だったし、獣臭さは感じないから、実態は狼の姿をまとった半妖などかもしれない。
それはそれで問題がある気もしたが、彼の伸びやかな素直さを目の当たりにすれば、悪いことではないと感じられた。
人の世の穢れを帯びることのない御子だ。]
[ 次なる試練を告げる声に、ふと考え込む。
あと幾たび、戦いがあるのか。
どんな願いをもつ者が、神魔の領域へ踏み入れることを認められたのだろう?
すでに願いは半分叶ったようなもの、とクレステッドは告げた。
過分だと畏れ入るものの、彼が喜んでくれるのは何より嬉しい。]
私の当初の願いはと言えば、半分でも叶ってしまったら危ないものでした。
主上に救われて、私の願いは根底から覆りました。
[ 今は、新しい主を支えることこそが生きるすべてだ。]
[ 脱がされていた服に腕を通しがてら、晒しを巻いて、腕と脇腹の傷が広がらないようにしておく。
クレステッドの処置の甲斐あって、出血はもう止まっていた。]
はい、何処までも共に参ります。
[ 颯爽と馬に跨ったクレステッドの露払いをするように、馬の先を歩む。
風に舞う蝶にそれとなく導かれ、また遠く立ち上る炊事の煙を目にして、湖畔へと近づいてゆく。*]
― 湖畔 ―
[師の語る信条>>183をじっと聞いている。
生きながら朽ちるという状態に思う所はあるが、変に反応をせず済んだのはここでの出会いを経てのことだろう]
何というか。
……師も10年前はそこそこ若かったと思うのですけど、変わっていないのはすごいですね。
[自分の歳と比較すれば随分と達観していたような。
と、正確な年齢は知らないのだが思っていた]
[義理人情の辺りはかつても聞いたことのあるくだりだったか。
師の持論は理解しつつ、少しだけ苦笑して]
いつかはそうなるものかもしれませんけど。
何年も先のことを考えていられない時もありますよね。
[何を想定しての話かは言わぬままそう呟いた*]
―― 『神魔の領域』・川エリア ――
[それはまっすぐな宣言だった。>>181
彼のために戦うという――まっすぐにして切実な]
なあんだ、やっぱり大切ってことじゃん。
…直接言ってあげればあのひと、よろこぶかもよ。
[ヴェルだったらきっと喜ぶよねぇ、などと思いつつ勝手なことを言ってのける
浮かべる表情は真面目なもの。揶揄う意図はないのだ。
やっぱりワケアリそうだ……と思ったのはさておき]
こちらこそ、森の歩きかたを教えてもらってありがとう。
[先までの人懐っこさとは違う、半透明な微笑みを浮かべる狐っこ>>185
といっても風呂敷を背負っている姿に愛らしさのほうが勝ってしまうのは致し方ないところですけどね]
良い日々を。
[応援の言葉に返すのは出会った人への祝福を向ける言葉での見送りであった*]
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