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[運命だ、と告げられて、綻ぶように笑う。
ずっと待ってた気がした。
なんか怒っているような、心配しているような感じだけど、
熱とか魔界とか忘れたとか、知らない。
嫌いにならないでほしい。
幼い魂は、邪気なく自分の望みを渡す。]
一緒に、いて。
[きっと、一抹の寂しさがあった。
どうして今まで会えなかったのか。悲しくはなかったのか。
頭を撫でて、指にキスして、優しくお話して?
あなたのことがもっと知りたい。*]
[ 言葉の棘で抉る彼の一部。
傷付くと分かっていながらも
手を伸ばさずにいられない。
触れるたびに覗く欠けらはどれも異なる色
を孕んでいて、
ひとつひとつがこの魂を捕らえて離さない。
知りたい、知りたい、彼のことを。
尽きぬ探究心は愚直なまでに他を曇らし
唯一影の濃い存在に伸ばされた。 ]
[ ほんの僅か自信のない癖に、
まだ少し似合わない傲慢を張り付けた。
言葉を盾にして近づいた。
押し付けた唇はどこか罪深い程の―― ]
…………みつの味がする。
[ そう、この心は、彼のものだ。
だが、同時に彼の心は、ぼくのものだ。
人では狂ってしまう程の、
すべてを飲み込んだ心は、
彼だけの供物であり彼を括り付ける荊。
彼を得ることにより、己は完全なる堕天を遂げる。
不完全な迷い子は執着を果たす。 ]
[ 悔いは、――あるにはある。
あの時、彼と出会わなければ、
ぼくの運命は変わりやしなかった。
永遠の安寧に寄り添いながら
日々を過ごしていたのだろう。
だが、彼と出会ってしまった。
壊れた日々は未来永劫戻る事はない。
その事を怒らず憎める程の慈悲は、
彼によって奪い取られてしまった。
だが、この混沌に苦しむ姿も彼はきっと
喰らってくれるのだろう。
血と骨と肉を、あいしてくれるのだろう。
ならば、ぼくはぼくのままの全てを
彼に捧げよう。
だから、その代わりに彼を深淵より
奪い去る。 ]
今は、――……あなたが足りない。
[ 掠れるような声が彼の頬を撫でる。 ]
足りないんだ、クレメンス。
[ 絡めた足は彼の背に。
色づく息は彼の唇に。
瞳の中に咲くのは青薔薇。
与えるのは神の祝福ではない。
だが、この身に起きた奇跡を望むよう
彼だけに全てを捧げる心に迷いはなかった。 ]*
[無垢な瞳に見上げられて、もう一度喉を詰まらせた。
これは、どうしたものだろう。
どうやら、瘴気病みとやらがアルジュの時を巻き戻したらしい。
半ば以上途方に暮れながら、適当な部屋を借り受ける。]
…側にいる。
だから安心して、今は眠れ。
[ふかふかの羽毛布団の上に横たえて、翼を傷めないようクッションを挟んでやる。その上に軽い毛布を掛けて、寒くないように整えた。
熱持つ額に塗れた布を置いてやれば、あとはできる事がない。
言葉通りに椅子を引き寄せてベッドの側に座り、中指におやすみのキスをしてやって、――期待にきらきらと輝く目に負けた。]
昔々天界で ……ん、まあいい。
ともかくひとりの天使が、小さな天使に出会ったんだ。
そいつはおまえみたいなキラキラした目をしていて、
他のつまらない連中よりも、ずっと輝いていた。
[幼い天使を世話する役目に就いたことなど無い。
だから、彼らを寝かしつける物語など知らなかった。
語るのは――求められるままの、自身の物語。]
一緒に行こう、と小さな天使に約束したその天使は、
神の声を伝えるとか言って偉ぶっている天使に会いに行った。
あの小さな天使が大人になったら、一緒に働きたいと、
わざわざ頭を下げて願い出たんだ。
けれども、その偉い天使は、
「ひとりの天使に執着するのは悪である」なんて言ってな。
おまえ……その小さな天使と絶対に会えないように
ひどいところにやると言いやがった。
だからその天使は、天界を降りたんだ。
[天界のことを語る眼差しは、一瞬、嫌悪と怒りを垣間見せる。
けれどもそれも、横たわる子の髪を撫でているうちに霧散した。]
魔界は居心地が良かった。
多分天界じゃなくて、魔界に生まれるべき魂だったんだろう。
間違って天界に生まれたのは
――いや。その小さな天使に会うためだったんだろうな。
ともかく魔界に行った天使は、小さな天使が大きくなって、
天界の外に出てくるのを、ずっと待っていた。
天使を自分だけのものにしようなんて、天界では許されないが、
魔界なら全て、思うままにできる。
ずっと探しながら、待っていたんだ。
そして、降りた天使はようやく大きくなったあの天使を見つけて、
自分だけのものにすることができたんだ。
それが、アルジュと、イグニスの物語だ。
[幼い心に戻ってしまった愛しい子は、もう眠っただろうか。
額に口付けて、もう一度髪を撫でる。]
目を覚ましたら、物語の続きをしよう。
アルジュ。おまえは俺だけのものだ。
死神にだって近づけさせやしない。
[早く良くなるようにと囁いて、頭をそっと抱いた*]
/*
業務連絡
あと30分程で、エピ入りします。
エピ入りしたら、
・灰ログでの中身雑談OKです。
・瘴気病みが回復します。(病気による変化もすべて元に戻りますが、望むなら後遺症程度に少し残しておいても良いです)
・魔族の皆さんは、相方をつれて自分の領地や屋敷に帰ってもいいし、まだ調教を続けてもいいです。
それでは、引き続きお楽しみください。
当たり前だ!
お前がどうなろうと、永遠に離しはしない。
だが……
[>>200まるで完全に結晶と化す事を、恐れない様子は
自虐とも諦観とも違うようだが。
自身の命に頓着しないその部分は、決して受け入れられるものではない]
俺に捧げたのは心と身体だけではない
その命も……全てだ
勝手に死ぬなど、許さない。
[たった今、印を喜び受け取ったばかりの愛おしい身を抱き寄せる。
とは言え、蘇生や癒ゆ力の類は持たない故に、何をしたらいいのか]
[彼が歪むほどに、己も影響を受けた。
繋がった魂故か、此れこそが侭ならぬ感情の本質なのか。
火照る彼の肉に眩み、魂に見惚れる。
瞬きのルーチンは止まり、赫の色が彼だけを刺す。]
―――― 傲慢な、
[呆れた口調を作ってみても、素直な肉体は熱を上げる。
彼に知られることは喜びだった。
彼を知ることは己の幸福であった。
彼の探求に示すは、己が情欲の露呈。
彼を貪る為の、彼を侵す為の、彼を愛するが故の。]
それではまるで、私が拗ねているようだ。
君とは生きている桁が違うぞ。
ひあっ!やっ、きゃう…!
[ 胸の先端がじんと痺れ、
そこからさざ波の様に甘さが拡がっていく。
それは花芯に、それどころか指先に迄浸透して
口の端から唾液が伝っても気づけないほど。
押し倒されればにゅるり、と
弾力ともなんとも言えぬ感覚が翼を包んだ。
捕食されてしまいそうな感覚に
ぶるりと身を震わせるものの
この快楽から逃れることが出来ない。
見れば蛇は男性の姿へと変化していた。
彼女を思わせる彼の姿に
一瞬だけ体を強張らせたものの
その優しげな眼差しは、優しい言葉は
ああフォンセだ、と、知ることが出来ていた。
だから直ぐに体の力を抜いて
陶然とした笑みすら浮かべられていた。
相手が彼らなら大丈夫。
熱い熱い雄の器官を押し当てられれば
不安げに彼の腕に手を添えながらも
粘膜同士が触れ合えば濃厚な口付けの様な音が
くちゅり、とあたりに響いた。 ]
……私を覗くは、難儀だぞ。
[微か、殊勝の混じる声は小さな声量。
大見得を切る彼を視間違えようもない。>>210
慰め、安堵させる為の言葉を態々選ぶなど。
己も大概腑抜けた―――、否。
――――― 彼を深く、愛したものだ。]
あっ、あ………ああああ!!!
[ 受肉した身体。
その奥深い部分を拡げられて
あまりの熱と圧倒的な質量に
声を上げて喉を逸らした。
媚肉は戦慄き嬉しげに震えて
吸い付く様にその熱を咥え込んでいく。
破瓜は確かにあったが、目の前が白むような
暴力的な快楽の前では消し飛んでしまい
ジンジンと痺れる熱さにすら酔いながら
腰を慣れぬ仕草で振るう。
男を知らなかった筈の清廉な花園は
痛々しいほどに拡げられながらも
淫らな水音を立て剛直を行き来させていた。
腰を引くときにはキュッと名残惜しげに窄まり
突き入れられるときには最奥まで受け入れる様
力を抜いて相手の全てを咥え込む。
最奥に先端が当たるたびに、
全てを捧げているのかと心に喜びが湧いた。
それはかつて神に捧げていた盲信にも似ている。
びくん、と獣耳の先が跳ねた。
頬に浮かんだ結晶はぴし、と音を立てて割れて
ほろほろと落ちていく。
落ちた後にあるのはもとの柔らかな肌。 ]
あっ、あっ、アっ、あ………!!!
や、あぁん、フォンセぇ………!!!
[ 別の名を用意した方が良いのかどうか。
わからないまま彼を呼んで、ぎゅっとしがみつき
彼の腰に両脚を絡ませてしがみついた。
はらりと涙がこぼれ落ちる。
唇を寄せて、またキスをねだった。 ]*
[最早、己の末端、なにひとつに至るまで彼のものであった。
彼が好きに扱える、彼の所有物であった。
自身の所有権が自らにないのは落ち着かないが、引き換えに、過ぎるほどのものを己は手に入れた。―――― 彼だ。>>211]
カレルレン、その眼差しに至るまで私の財よ。
君こそ、自覚せよ。自由は無く、天は無く、神の恩寵は無い。
在るのは君の主たる私だけ。
[言い聞かせるよう紡いでも、どうしても声が甘くなる。
声だけでなく、咽喉の奥にまで甘味が溜まる。
夜に咲く、ネロリの香のようだ。>>212]
[瘴気漂うのは魔界の常、魔族である己自身も、
こうして触れるだけで天使を穢す。
だが、オズワルドを手放すかと言えば否だ。]
汗と体液で気持ち悪いだろう、まずはその身を清めよう。
[さんざん注ぎ込んだ媚薬と精だが、全て己の体液だ。
せめてそれらを体の内から、かき出せばあるは――と、そんな思考でもってオズワルドを横抱きに抱える。]
確かに、全てを捧げた。
しかし……これは。
[死は怖くないと言えば嘘になる。
永遠に失われるものではないのだとすれば、それはそれで
ジェフロイと共に存在し続ける事が出来る。
しかしそれは当然許される考えでは無かった。>>221
では、如何にか進行を食い止める手立てがあるのなら。
或いは魔王が治癒の法を知っていないか、その知恵を
借りる事は出来ないかと思考を巡らせる。]
……魔王、なら。
何かしらの知恵を借りられはしないか。
若しくは、他の悪魔達にこの現象を知る者はいないか。
[ジェフロイの腕の中、頭を摺り寄せながら
思い付いたものを片っ端から挙げてみる事にする。*]
はは―――、充ちる、時が、くるような口ぶり、だ。
―――― まさか。
[己が彼に飢え続けるように、彼も飢餓を持つのだ。
魂を寄り添い合わせた束縛が、生半可なもので在る筈がない。
唇にキスを塗し、舐めるように舌を出す。
彼の何処も彼処もが甘く、蕩けてしまいそう。
本体ばかり狡いと訴えるのは、巡らせていた触手で。
僅かな発光を伴いながら、彼に侍る。
ちゅぷ、と水音を立て、左右の乳嘴に吸い付き、強く啜りたてた。
すっかりと、己を愉しませるための性器に変質していると踏んで。]
− 小部屋 −
[横たわるという経験は少なかったけれど、雲のような柔らかな寝具に包まれて力を抜く。
高熱でフラフラしていたけれど、この赫いひとがついていてくれるから、こわいことはない。
せがむままに語られたのは、小さな天使と魔界におりた天使のおはなし。
ドキドキしながら聞いた。
ふたりが再び出会えたことに、頭を撫でる優しい手の温もりに、誓いの言葉に安堵して目を瞑る。]
ずっと昔から、好きだったよ。
[目を覚ましたら ── 物語の続きは、そこから始まる。*]
―――― は、カレルレン、
[彼を欲し過ぎて、腰が浮いた。
与える浮遊感は一瞬。
まるで獣が久方ぶりの捕食でも行うかのように押し倒す様。
ドサ、と彼を組み敷く赫は。>>214
うっとりとした、恍惚の色に染まっていた。*]
え―――……?
[いや、それは確かに必要だが。>>228
それが先なのか、そうなのか。いやまあ部屋の外に出るには
必要不可欠な行動ではあるが?]
あ、あぁ、分かった。
[様々な思考を繰り返してはみたが、結局ジェフロイの
行動に逆らうような真似はしない。
パキリと音を立てて膝まで変えた結晶を見下ろし、まだ大丈夫と抱かれるままに頷くのだ。*]
魔王陛下に……?
あ、ああ…そうだな。聞いてみるとしよう
[そんな事も浮かばないとは、我ながらこの状況に相当
焦っているようだ。
ベッドを離れる間際、客室担当の天使を呼んでシーツを
交換するように告げる。]
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