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……随分と、面白い事を言うね、君は。
私と相対して会話を求めて来た狩人は、多分、初めてだよ。
[零れるのは、本当に愉しげな響きを帯びた笑い声]
構いはしないよ……私も少し、君に興味が出て来たからね。
[『舞踏場』の維持を求める『異形』の本能と、己が興味を優先する猫の好奇心。
二つの競り合いは、後者が勝って。
返したのは、こんな言葉。**]
― 『舞踏場』周辺 ―
[ディークの取った行動は相手にとって意外だったらしい>>84。
会話に応じない可能性も見ていたため、こちらも意外と言えば意外だったが]
そりゃどうも。
……さっき、曲を奏でていただろう。
あの曲が少し気になってな。
あれはアンタが作ったものかい?
[世間話にも似た問いかけ。
けれどディークにとっては知りたいことを知るための切欠の一つ]
― 『舞踏場』近辺 ―
へぇ、古い音楽データか。
どうも随分懐かしい気がしてな。
誰が作ったものか分かるなら教えて欲しいものだ。
分からなくても、何か聞き及んでいるものがあるなら教えて欲しい。
[相手が目を細める>>86理由は知れない。
紡いだ願いは単に作者を知りたいだけではあるのだが、受け取り方によっては相手を探っているようにも聞こえよう]
― 『舞踏場』近辺 ―
[訝る声と、探るような視線>>88。
それに返すのは変えぬ表情]
関わりあるらしい言葉…。
問いに答えたら教えてくれるかい?
[取引にも似た言葉を紡ぎ、相手を見遣った]
…俺が探し続けている人物かもしれないんでね。
その曲の作者が。
手がかりが必要なのさ。
[問いかけに返る言葉が何であれ、相手の疑問の答えは口にする]
『自由なる蒼き風』。
……私に言えるのは、ただ、それだけだね。
[知るのはそれだけだった。
風が何を意味するのか、それが自分とどんな関わりがあるのか。
唯一、それを知る者──『シルヴィオ』の祖母は、全てを内に秘めて逝ってしまったから。
奏者からそれを手繰る術はなく、故に、告げられるのはここまでだった]
その『風』が、君の探すものであるか否か、関わりがあるかどうかは、私には知れぬよ。
― 『舞踏場』近辺 ―
[問いに返る是の言葉>>91。
等価交換の如くやり取りした言葉の先、得ることが出来た言葉>>92に、ディークは珍しく瞠った]
───『自由なる蒼き風』。
[ざわりと身の内で騒ぐものを感じる。
喧しい、と無理矢理押し込めはしたが]
……いや、十分だ。
[思わず笑みが深くなる。
あの日以来再会することは無く、しばらく風の噂を聞くのみだったけれど。
齎された言葉は『彼の人物』を容易に思い起こさせるもの。
身の内に騒ぐものがあったのも探し人である可能性を高めている]
要請を受けた時に感じたものは正解だったようだ。
『銀月の奏者』───いや、『シルヴィオ・カレンベルク』。
ハンターと『融合体』と言う立場以前に、俺はアンタとやり合う運命にあったらしい。
[『彼の人物』の縁者であると定め、笑いながらそう宣した]
― 『舞踏場』近辺 ―
……。
[振り返ることなく彼女は駆ける。
両の手の銃は休むことなく銃声を響かせている。
この任務に呼ばれるからには、先に侵入した二人だって、簡単にやられることなどない、少なくとも時間稼ぎはしてくれる。
憑依体が他にいないならば。
恐らくは繭の中心部であろう核まで労せずにたどり着ける筈だと。
先にシュテラが開けた入口を目指す。]
― 少し前 ―
[揺らがないソマリの声に安心感を得て頷いた]
名前はジェフロイ。
以前このダウンタウンに住んでいたこともある人です。
クレスさんからは、高い成長の見込まれるハンターの二つ名として教わりました。
[会いたい。会わずに済ませたい。二律背反]
はい。こちらも多くはありませんから、むざとやられるわけにはいかないことは分かっているつもりです。
どうしてもの時はよろしくお願いします。
それでも出会うものには、今の私がすべきと思うことをします、から。
[ソマリの言葉を十全に理解できていたかは怪しい。
けれどその言葉で揺らぎは幾分か鎮められて、最低限の意識を切り替えられた]
……君が何者であり、何を求めているのかは、知らぬが。
私の方にも、君を滅せねばならぬ理由ができたようだよ。
[言葉に続いて零れ落ちるのは、笑い声。
それは、どこか軋んだ響きを帯びる]
……久しぶりに。
『本気』を出さねばならぬようだねぇ。
[軋んだ声が綴る言葉は。
とても、とても、愉しげなもの]
― 『舞踏場』近辺 ―
へぇ?
『シルヴィオ』の名が余程忌まわしいと見える。
アンタが『異形種』を受け入れた理由と何か関係でもあるのか?
[名を呼んだことによる変化>>99>>100に口端を持ち上げる。
このような反応があるとまでは予測していなかったが、ディークにとって愉しい状況になったのは間違い無い]
差し支えなければ教えて欲しいものだな。
[油断無く相手を見遣りながら、傍に鴉と黒猫を添わせた]
[差し伸べられた手を取り、今の自分は「こちら側」にあるという認識を強める。そして銀の繭へ共に向かった。
聞こえた独り言のような呟きには軽く首を傾げて、急を告げる音色に何を聞くこともないまま歩先を変えた]
私は、あちらを。
[軽く跳躍して屋根へ跳び上がる。
「こちら側」に属するようになるまでは出来なかった動きで銃声の後を追い、先回りできることならしようと全力で駆けた]
― 舞踏場近辺 ―
これ以上は、行かせません!
[半透明に変化した前髪を幾本か引き抜き、異形獣を払いながら進むハンターの足下を乱そうと投げる。
変化したまま切り離された髪は、金剛石に近い硬度を保ったまま風を切った]
[何かがこちらにまっすぐ飛来する微かな音>>103。
彼女は横っ飛びに転がって避けようとするも、何か硬いものが左足のふくらはぎを掠め、金属音が響く。
パンツが裂け、その下に赤銅色が覗いた。
4人目がいたのか、と内心舌打ちし。]
そう言われても……ねっ。
[すぐさま、体勢立て直したらば、左の短機関銃を構え、引き金を引く。
こ気味良いリズムとともに弾丸は憑依体へと。]
― 『舞踏場』近辺 ―
[自然体で在りながら隙を見せない佇まいの相手>>104を見遣りつつ]
どうもこうもしない、単なる興味さ。
人を止めてまで捨てたかった名なんだろう?
俺にはいまいちピンと来ないんでな、ご高説賜りたいわけよ。
[拒絶を受けても軽い口調で更に問う。
人の多様性は留まるところを知らない。
出逢った者達からあらゆる意味で”吸収”してきた
それに、隠されると知りたくなるのは人の性だと思わねぇ?
[人でも無い身でありながら、そんなことを言ってにこやかに笑った]
[進みを鈍らせることは出来た。
しかし傷つけたはずの場所には赤銅色が覗いていて>>105、打撃としてほぼ皆無であることを知る。
即座にこちらを向こうとする短機関銃の銃口から逃れるため、足下を蹴って隣の建物へ。
蹴り足は初弾を避け切れなかったが、スカートから覗く脛は結晶化して澄んだ音を立てながらそれを弾いた]
その先にあるのは、私達の可能性の芽です。
荒らされては困ります。
[着地した先で獣のようにバランスを取り、ハンターを睨む]
……本当に、面白い……いや、珍しい、と言うべきかな。
これまで同じ問いを向けてきた者は、単なる逃げだのなんだのと、訳知り顔で高説を打つために聞きたがったものなのだけれどね。
……君は、どうやら違うらしいな。
[何故、どうして。
そんな問いは幾度も向けられてきた。
それに答えを返せば、向けられるのは理想論としか受け取れぬものばかり。
故に、全てを斬り捨ててきた]
とは、いえ。
事細やかに話して聞かせるようなものではないし。
……私としては、それに費やす時間も惜しい。
[言いつつ、視線は刹那、銀の繭へと向かう]
なので、『今は』ひとつだけ。
その『名』は、『風』を捕えられぬ『名』だった、とだけ言っておこうか。
[視線を戻した奏者は、静かに言って、薄く笑った]
[当たったと思ったのに。
澄んだ音とともに銃弾は弾かれた。
とん、と着地するそれへと、彼女はそちらへ視線を向ける。]
あー……なるほどねー。
沈黙の、水晶……だっけか。
スカート履いてんならもうちょっとおしとやかにしたらどう?
で、可能性……?
はっ、くだらない。
そんなさー、訳わかんないもんに頼った可能性になんの意味があるってのー?
[鼻先で笑いながら、右の手の銃は頭を、左手の銃は胴を狙い、引き金を引いた。]
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