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[>>38電話を知らない彼から見れば、きっと何をしているか分からない光景。
十分に発達した科学技術は魔法と見分けがつかない、という言葉があるように、
携帯端末を弄る姿で魔法使いと思われたとは思い至らず。
そんな青年の軽口は想像以上に重く受け取られたようで。]
へっ?
いやいや、冗談だって。
ダチにも聞いてみるからさ、取り敢えず身を落ち着けられるとこ確保しておこうぜ。
後は、服だな!
[友人達にSNSでメッセージを送った後、ポケットに仕舞い込んだ。
部屋が空いているか聞けば、確保は可能との事。
スキーウェアや上着類も貸して貰えるとの事だ。]
部屋、借りられるみたいだぜ。
ラッキーだな。
後、スキーウェア借りとくか?
その格好じゃ寒いだろ。
身体冷えたんなら、温泉もあるみたいだぜ。
[得た情報をカナンに伝える。
サウナで戦いが行われているとは知らず。*]
― 雪原 ―
[理屈はよくわからんが、ハンドルを握ればスピードが上がるんである。
後ろの方でなにか声が聞こえたけれども気にせず速度を出していたら、目の前に林が現れた。]
お、 お、お、おおぉぉ?
[人間慌てると、操作を間違えるもんである。
ましてや、何もかも初めての体験だ。
止まろうとしてアクセルを吹かしたらしい、と理解することもなく、曲がろうとして体も車体も傾けすぎた結果、]
おおおおぉぉぉわぁ!?
[横転して、柔らかな雪を盛大に削りながら滑り、立木の直前で停止した。*]
― 池 ―
[実際の所、覚悟以前に他に生きる道がなかった、なんて事情があったりするのだが、今言うような事でもないし、とそこには触れず]
あ、えーと。
ぼく元々、
同じよーに迷い込んだおねーさんと一緒に、あのお宿までたどり着きまして。
どやって来たのかとか考えても答え出ないから、とりあえず、あそんどこーかな、って感じでして。
[問いには素直にこう返す。>>49
そーいや、おねーさんどしたかなー、なんて過ったのは、一瞬の事。*]
今後、私の力が必要になった時は遠慮なく呼んでくれ。
ゼファーの男は、借りは命に代えてでも必ず返す。
[揺るぎない宣言は、ディークから受けた恩を思えば当然のことだった。
力が必要になった時、の想定は無論、戦いに赴くとか除きたい相手がいるとか、そんな時である。]
後でスノーボードの教授も願いたいが、
今は身体を温めてこようと思う。
まずは食事か、湯か…
温泉まで使えるとは、ありがたいことだな。
[ひとまずの方針を考えつつ、ディークはどうするのかと様子を窺った。*]
考えても答えが出ない、か。
確かにそうだろうな。
とはいえ私はそろそろ探索を再開するよ。
何か分かったら君にも伝えることにしよう。
君、名前は?*
― 池 ―
はりゃ……おにーさんもですか。
[頷きの後に返された言葉に、同じようなひと多いなあ、としみじみしてしまったのは多分已む無し。>>57]
御大将……ってか、ぼくの
もう、そーゆーとこ、と割り切るのが早いかなあ、てのもあります。
ん、ぼくの方でもなんかわかるようならお伝えしますねー。
[成果が上がるかどうかはわからないが、そう返し]
名前は、シュテルン。
シュテルン・シュトゥルムヴィント、て言います。
[問われるままに名を告げて、ぺこ、と小さく一礼した。*]
シュテルン・シュトゥルムヴィントか。
良い名だな。
私は、ギィ・ルヴィエ・ド・コルベールだ。
なにかあればよろしく頼む。
[名乗りに応えて自分もフルネームで名乗る。]
ところで、君と一緒にいたという女性だが、
彼女の名は?
[ついでだというように、そちらも聞いてみる。
少年から、知っている香水が微かに香っている気がして、胸がざわついていた。*]
>>39
[ ヴォルフの動きは素早かった。こちらの詰めた距離を一気に引き離す脚力にも舌を巻く。
三角飛びから繰り出された突きは正確に男の胸を狙っていた。
一瞬でも怯んだなら、あるいはほんのわずかにでもタイミングがずれたなら、毒持つ枝が届いていただろう。 ]
...はっ...。
[ 返った手応えに漏れた息は、会心ではなく安堵の吐息に近い。 ]
戦慣れしているな。
[ 見込んだとおり、と、笑う相手に目を細めた。* ]
知り合い……。
ええ、夫の友人でもありますし、わたくしも親しくさせていただいていた、とは思っていますわ。
とても、尊敬しているお方です。
[どう関係をいいあらわせばいいのか。
考えたが、これが一番しっくりするのだ*]
― 池 ―
ありがとございますー。
[名前を褒められるのは素直に嬉しい。>>67
これは、自分の実の親が遺してくれた数少ないものだから。
だから、表情も自然、明るいものになる。
返された名乗りは、頭の中で復唱して、刻んでおく。
なんかで聞いたような気がしたのは、ちょっと置いといて]
はあい、こちらこそですー。
[返すのは、いいお返事。
その後の問い>>68には、ひとつ瞬いて]
あ、おねーさんのお名前です?
ゾフィヤさん、ていうてました。
なんか、お屋敷にいたのにいつの間にかここに来てたんだって。
[当然というか、問う人の内なるざわめきとかは当然気づく由もない。*]
[>>45 脚にあたるわたがしのような尻尾にあやしつけられるような心地。]
ふふふ、そうねえ、きっと川の水は、それはそれは冷たいことでしょう。
小さな小川では雪に隠れてしまうわね。
落ちてしまったらいけないわ、お魚は釣り人の戦果に期待しましょうね。
ここら辺では氷に穴をあけて小魚を釣る風習もあるようなの。
[撫でられるのがイヤではないようだと見て取り、顎を擽りながらなだめるように応える。>>47
橙で遊ぶ様子から眠そうにうとうととするようなら、サキイカを食みながら寝かしつけるように背を撫でた>>48]
いい子ね、とてもいい子。
あなたの飼い主さんはどんな方なのかしら。
無事に迎えにきてくれるといいわね…いえ、あなたが迎えにいってあげないといけなかったりして?
ふふ、今気づいたけど、あたしたち、二人とも同じ毛色ね。
[屋内だというのに、こたつの一角は白い。
白いネコと白いヒト。
雪だるまのように溶けてしまったりはしないけれど、あたたかい背を撫でていればおのずとうとうと…意識が溶けてしまいそう]
追いかける側というのは燃えるものだ。
[ 顎を引いて、得物を大上段に構える。]
── 止められるものなら、
[ 今回はフェイントなしで、力押しで届かせる算段だ。]
止めてみろ…!
[ 摺足からの跳躍で間合いを詰め、真っ向、振り下ろした。15(20x1)*]
[ほんのりと眠気を帯びた視線の先、視界に入るのは卓球台。]
…ボール遊びはお好きかしら?
[呟いて、後でピンポン玉でも持ってこようかしら、と思案*]
>>76
ああ、確かに...
[ 運動すると腹が減る、のは、当然のこと、と頷いたが、一瞬背筋が震える心地がしたのは何故だろう? ]
ほう...
[ が、その予感も、大上段に得物を構えた男の醸し出す圧の前には、遠く霞んで霧散する。 ]
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