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― 回想>>30 ―
あら、意外と関係あるものよ?
膨大な情報から優先度をつけての取捨選択のやり方とか、
カジノならポーカーフェイスの特訓とかね。
[たぶんそんな事考えていないと思うけど。
駐屯地では娯楽の薄い生活を送る兵達へのささやかな歓待だろう。
かえって不評を買っているのに苦笑を禁じえない。
そして、怪獣の着ぐるみは一切擁護できない。
未成年はギャンブルがだめなんて素直な後輩が
悪い先輩に引っかかりませんようにと祈りながら不満そうな様子を
微笑ましく眺めていた。]
休暇で外に出る時に使ってみたらどう?
時間がかかるから、外での時間は減ってしまうけど。
[ドロシーもその光景が気に入っているから
時間がある限りは水上列車を利用しているのだ。
興味を持った様子のサシャに嬉しく思いながら食堂へと向かうと、
女性ならではの軍隊あるあるなどについても話しながら
つかの間のティータイムを楽しんだ事だろう。*]
― 廊下 ―
[仕事が終わる頃合だろうか。
廊下でフィオンが一人で歩いているのを見つけると
こちらから歩み寄って小さく声をかけた。]
フィオンはズィーネ中尉と親しいと聞いたのだけど、
……少し相談に乗ってもらっていいかしら。
[少し左右を見回して人がいないのを確認してから
フィオンが嫌がらなければそのまま立ち話を続けるだろう。
場所を移した方がいいなら人気のない場所を選ぶ。]
ズィーネ中尉に避けられているみたいなの。
少し話をしたかったんだけど、
中尉は何か言っていたりしなかったかしら。
[あの時の取り乱した様子が原因なのは予想がついたが
他にも理由があるのならと探りを入れる。
女性恐怖症だったらさすがに距離を取る必要があるだろう。
フィオンからの回答を待つ間、
なんだかほの甘い香りを感じて出処を探るように視線を振った。**]
―Blutige Erinnerungen an〜血塗られた記憶片のナイトメア〜―
[どこかの宿らしき場所。]
…わからない。お前、なのか?
…お前だろう?
…あなたは、何を考えてるの?淋しいよ…
[どこかの自然豊かな場所]
あの集落に行ってみようよ!
…お姉ちゃん、行っちゃイヤ!
[間違えようのない、実家。]
こんな家に、いられるか!出てってやる!
お姉ちゃん、なんでそんなこと言うの!?
[3つの場面が、不規則な順番で、高速で切り替わる。
…そして、ひと振りの刃によって身体を貫かれた愛する妹・アリーセの姿。
辺り一面に広がる赤・紅・朱…
お姉ちゃん…なんで行っちゃったの…?
宿の声が紡ぐ。
『…オオカミ』
ニュースキャスターが機械的に伝える。
『警視庁捜査一課は、行方不明になっている一家の長女が、何らかの事情を知っているとみて行方を追うとともに捜査を進めています。』
ボクじゃない!!
…はぁ…はぁ…
[声を発していたのかは定かではないが、自分のものとよく似た声で目が覚めた。
呼吸は非常に荒く、身体中汗だく。
−まただ。また、あの夢。
実家のシーンは前からあったのだが、ほかの所は、ここに来てから見るようになった。]
…なんなの、これ…
[とりあえず部屋のバスルームで嫌な汗を洗い流した後、外へ風に当たりに行く。
外周・船着き場・訓練場・食堂・部屋の屋上…などなど場所はいろいろである。
そして日が昇る前、落ち着いた頃に、部屋へ戻って再び寝る体制になる。
弟分が自分と同様であること>>10は知らず、一発お見舞いするのはご愛嬌。*]
ーー二日目、昼ーー
[基礎練をカスパル中尉にお付き合い頂き。
有難いことにご指導も頂けた。>>19
体が密着した時に、心臓発作で死ぬかと思ったが。
女の子が、好きな人とこういうシチュエーションになったら、こうなるのかな?
という、馬鹿な考えが一瞬よぎるほど、心臓が激しく自己主張する]
見てくれた?気づいて?僕はここです、ご主人様…!
…参りました。
『立てるか?』
[体格に恵まれなかった僕は、鍛錬が欠かせない。
精進しようと改めて思った。
肩に触れられ、腰に触れられ。
姿勢を直され、アドバイスされ。
大変有意義な時間を過ごさせていただいた。
…女の子って大変だなあと。
最後には腰が砕けて意識を飛ばしそうになったのは…。
墓まで持っていく秘密となった]
[昼は、鹿肉のシチューだった。]
処理がちゃんとされていますね。
臭みもなくて美味しい。
[食堂の、日替わりスペシャルメニュー。
ジビエ自体珍しいのか、結構な割合の人間が口にしているようだ。
ディレイ中尉の姿が見える。何を食べているかまでわからなかったが…]
ー鹿肉、おいしいの。フィオンにぃ
…空耳?
[向かいに座るカスパル中尉が、不審に思って様子をうかがっているような気もしたが。
幼い声は、やけにはっきりと『聞こえた』のだ。
何故か、ディレイ中尉を、見た時に**]
−訓練場−
[観察されていたのだろうか>>12、横から飛んでくる声に迷いを見透かされたような感覚を覚えた。]
−殺すなら、容赦なく殺せ。
でないと、大切なものを失うことになる。
[百戦錬磨であろうカスパル中尉の口から紡がれる言葉は、感情の篭っていない、しかしそれでいて重みのある言葉たち。]
…はい。
[呼応するかのように、静かに返すと。
心を失ったような、無の境地に居るとでもいうような…
そんな表情を浮かべ、微修正されたフォームから放たれた弾丸は、マネキンの頭部へと突き進んでいった。]
[その一方で、見て技を盗もうとカスパル中尉の射撃>>13を見ていたり。
弟分の力みよう>>24を見た時には…]
手元がブレると、それだけで死ぬよ。
あ、そうだ。
カシム、いま何食べたい?
[声をかけて、サシャなりにリラックスさせようとしただろうか*]
――訓練場→廊下――
[僅かにフォームを直せばサシャの銃弾は急所へと飛ぶ。>>39
狙撃手としての腕は評判通りだ。
サシャが食事の話を出すのは、彼女なりの気遣いなのだろう。緊張しているカシムには、雑談でもしながら気分を和らげるのも必要と思い、訓練中の私語にも注意はせずに見守った。
その後カシムの指導を続け、銃を撃ちたいという彼にはもう一度構え方を1から指導した。>>28
本当に大切なのは、姿勢でも練習量でもなく、撃つという覚悟そのものだったが、カスパルがそれを与えてやる事は出来ない。
訓練室を出て行き廊下を歩きながら、項を這うぞわりとした感覚に思わず手をやったが、もちろん何もなかった。
窓の外には、穏やかな駐屯地が広がっており、先週までいた前線基地とは空気の色すら違って見える。
だが、ここにはあの悪夢の一端である彼女がいて。
想像していた通り夜は静かすぎて。
悪夢は、昨夜も最悪だった。*]
――午後:上官の部屋――
[視界が赤に染まる。
窓ガラスは赤に、血に濡れ。今は透明に。
歓談の声は怨嗟に、少女の呟いた言葉に。
――お お か み。
『おい、中尉』
上官から苛立ちを交え呼びかけられて、はっと窓から顔を離す。
現実と夢の境界線は、今日は常よりずっと曖昧だ。]
失礼いたしました。少将。
はい、もちろん良くしていただいています。
…ええ、防衛は十分ですよ。感銘を受けております。
[駐屯地に常任している最高位であるローゼンハイム少将に、ここの警備状況を自慢され、カスパルは社交辞令でしかない笑みと言葉を返す。
赴任翌日に提出した改善案の返事がないのはこういう事らしい。]
[下士官の指導状況や他の兵士の話題を振られ、会話を打ち切りたくなりつつも、極力彼の話に会わせて相槌を打つ。]
…月見、ですか。
さすが少将殿。風情をたしなまれる余裕もあるとは。
生憎と無教養なものでして。
少将殿の様であれる軍人はまずいない事でしょう。
[一応駐屯地の責任者が、夜間に一人で外に出たり、窓を開けて酒を飲みつつ海に浮かぶ月を眺めるとは、ここをリゾート地かなにかと勘違いしているらしい。
ずいぶんな平和ボケで、と言いかけた言葉を飲み込んでにこりと笑んだ。]
良い酒がありましたら紹介させていただきます。
それでは後に正式な報告書を。
本日は楽しいお話をありがとうございました。
―――失礼いたします。
[踵を付け指先までピシリと整った敬礼をして、カスパルはローゼンハイム少将の部屋を辞した。*]
― 夕時・廊下 ―
[夕食を終えてさほど時間は経っていないはずなのに
食べ足りなさを感じていた。
実務隊でないから必要以上の摂食は控えるべきと分かっている。
茶で紛らわせようと倉庫で茶葉を分けてもらい戻る途中
ばたばたと廊下を荒い足音が近づいてきた。
どうやら夜間訓練の途中に足を滑らせて怪我をしたらしい。
二人に両脇を固められ連れていかれる兵の頭には
白い布が当てられていた。
頭部の出血は怪我の大きさに寄らず派手だ。
含み切れない分が米神から顎を伝って襟口を染めている。]
―― あんなに流して、もったいない。
[人気のない廊下に、拾われない呟きを落とす。
一瞬の擦れ違いにも関わらず
白に滲んだ赤は、鮮やかに網膜に焼き付いていた。*]
……おそらくあると思うのであります。
[ サシャは悪夢の度に起きだしてシャワーを浴びたり、夜風に辺りに行ったりとしている事は知っている。
無自覚であるとは考え辛い。 ]
…ごめんなさいと誰かに向かって謝っていたり……
……あとは、自分ではない、と誰かに向かって訴えていたりとしていたと思うであります
他には……ありーせ?
そう、アリーセと言う名が頻繁に出てきたであります!
[ 一つひとつ思い出しながらドロシーに伝えていく。>>29
サシャの悪夢の様子は、強い否定と後悔が入り混じったものだった気がするとカシムは回想する。
その対象がアリーセという女の子なのだろうか? ]
……そうでありますでしょうか?
[ 確かにこれは女性特有の話しとは違う気がする。
触れられたくない話しなら、直ぐに話しを切り上げてもいいだろう。
逆に吐き出した方がいいのならば聴き手に回ってあげても良さそうだ。
何なら、数発くらい殴られるのも吝かではない。 ]
ドロシー中尉、話しを聞いてくれてありがとうございますであります
折をみてサシャには聴いてみようと思うであります
[ とりあえず話しを聴いてみる方向で思考が固まるとなんという事もない。
今までの悩みは消えていく。
カシムはどこかほっとしたような笑みを浮かべただろう。* ]
ーー廊下ーー
『……少し相談に乗ってもらっていいかしら。』
[恋愛相談て、専門外なんですけど?
そう思う程度には平和な駐屯地。
色めいた話じゃないのはわかっているが、美人と会話するのは気持ちが華やぐが]
…え、避けられている…?
カスパ…ズィーネ中尉が?あなたを?
[ディレイ中尉の悩みは、僕の予想の斜め上だった]
言っちゃなんですが…。
あの方、面倒見はいいし、教えるのも上手ですけど。
他人と距離、保ってるように思います。
ある一定以上のラインには踏み込ませないというか。
だから…。
ディレイ中尉を避けているのなら、それはなにか…。
理由があるのかも?
僕もそんなに言葉をかわしてはいないので、推測、ですけれど。
[これが、カスパル中尉に畏怖を感じているならわかる。
『戦場の悪鬼』『最前線の死神』
彼を示す、畏怖を含んだ表現はいくつか耳にしたから]
…あの方は、表情を読み取るのがうまいように思います。
例えば、ディレイ中尉が…。
その。カスパ…ズィーネ中尉をお好きだったり、もしくは恐れていたりすれば。
それに応じた反応を返すと、思いますが。
でも避けたりはしないでしょう。
人嫌いのようには、思えませんから。
[たった3日、で。
何を熱くなっているのだろう。
何を知った気になっているのだろう。
でも。
あの方を。悪く思われたくなかった。
”立派な人である”と…思って、欲しかった。]
― 記録保管庫>>44 ―
[同室者について随分と細かく観察している。
それだけ気にかけているということなのだろう。]
友人か……身内だと妹さんかしら。
[まるで何かに苛まれているような印象を受ける。
彼女の過去に何かあったのかもしれない。
軍に入る子の中にはそういう経歴を持つ子もいるというから。]
手を握ってあげるだけでも落ち着くかもしれないわ。
あとは、サシャの訴えを肯定してあげるような声をかけるの。
……眠っている間にね?
[幼い頃、悪い夢を見た時に父にしてもらった事を思い出す。
いささか子供騙しの対処療法だが。
ちなみに起きた時に手を握られていた場合のサシャの反応は
おそらくカシムの身に危険が及ぶため
実行する際はしっかり眠っている時のみをお勧めしたい。]
サシャが「同性にしか言いたくない!」
って言ったら私の出番ということにしましょう。
……カシム君は優しいわね。
[話を聞いてみると己の行動を定めた様子に呟いてから、
励ますように肩を軽く叩いて送り出した。*]
うっ、面目次第もないであります
[ 的に全く当たらない事を見られたのだろう、見かねたサシャがカシムの問題点を指摘してきた。>>39 ]
オムライスが食べたいであります。
って、えぇ、サシャ殿訓練中でありますよ?!
[ しかし、続く言葉は食べ物の話しであった。
悲しいかな舎弟であることが身に沁み始めた今日この頃、サシャには無条件でしたがいたくなってしまう。
いや、何故だか感じる彼女への罪悪感がそう感じさせるのだろうか?
とはいえ今は訓練中。
思わず、カスパルをそっと窺うが彼はサシャとの軽口を聴き咎めてはいななかったようだ>>40
その事にほっと一息ついた後、サシャに声を潜めつつ声を掛ける。 ]
その話しは今日の昼食か夕食にでもするであります
今は、訓練中での私語はまずいのであります
[ それで、この話しはお終いと切り上げつつも、今更こちらの緊張を解こうとしてくれたのかなと気づくカシムであった。
その後はカスパルの指導の元姿勢の修正などを教えてもらった。
心なしか当たるようになった気もするが、本当に大切な事をカシムはまだ知らないだろう。* ]
……手を、でありますか
[ なるほど確かに手を握るだけでも効果がありそうだと思えた。
しかし、なぜか夜に眠っている間を強調するドロシーに首を傾けつつも頷いておく。
ドロシーの言うことだ間違いはないであろう。 ]
分かったであります
その時はドロシー殿に相談するようそれとなく薦めるであります
[ その後はすっかり冷めてしまった紅茶を一気に飲み干し
ドロシーに感謝してから、なにもなければ退出したであろう。 ]
紅茶美味しかったであります
それでは自分はそろそろ退出しようと思うであります
貴重な意見感謝であります
[ 扉に手を掛けた時、こぼれ出すようにそっと呟く。それがドロシーに聞き取れたかは分からない。 ]
ーー優しいというのは少し違うであります。彼女を見ているとなぜだか無性に罪悪感に苛まれるのであるであります。*
― 廊下>>45 ―
[フィオンの様子を見るに
こんな相談を持ちかけるなんて予想外の事だったのだろう。
彼の口から語られるカスパルの様子はむしろ好意的だ。]
女性恐怖症の可能性も考えてみたのだけど
下士官の女性とは普通に接しているようにも見えて……
あ、ええとね。
そういう感情があるわけではないのよ。
まともに会話したのはそれこそ一瞬だったし。
[挙げられた事例>>46に首を横に振って否定する。
唯一の接触は、何事かの印象を抱くより前の出来事だ。
だとしたら自分の方に理由があるのかもしれない。
後輩の指導もよくしていると言うから、
人嫌いでないというのもきっと真実なのだろう。
眉尻を下げて礼を述べながら、
物言いたげな視線を感じれば大丈夫と頷いてみせる。
悪い人だなんて思っていないわ。]
変な相談を聞いてくれてありがとう。
こうなったら本人に一度聞いてみるわね。
私の勘違いかもしれないし。
[にこりと笑みを浮かべ、その場を離れようとする。]
――講義室――
[明日の準備をするため、無人になった講義室で資料の整理を行う。
上官の呼び出しに応えるなど、ばたばたしておりフィオンと昼食をとる機会を逃したなと考えながら、この長閑な空気に慣れて来た自分を自嘲した。
上官の暢気さに呆れているカスパルもこの体たらくだ。
なるほどここは平和な駐屯地のようだった。
その証拠に、扉が開いた瞬間、誰だか気がついたのにとっさに資料を纏めて出て行くことも、表情を取り繕うこともできず、その場に立ち尽くす。
扉を開けたのは、ドロシーだった。>>53
彼女が自分を捜していると知っていれば、あらかじめ避けて動いたものの、そこまで忠告してくれる人はいなかったらしい。]
[言葉を発するのに、何秒か間があく。]
……どうしましたか、ディレイ中尉。
[問うた声は平静を装うとしても、やはり固さを隠せなかった。]
― 講義室 ―
[フィオンと別れてから夕食までまだ時間があったので
それとなく人探しを敢行する。
記録を課されている自分の所在が記録保管庫に偏りがちなように
カスパルの任を考えると足が向いたのは講義室だった。
一日の講義を終えて空になった講義室の奥で
資料に視線を落としている探し人の姿を見つける。>>55
カスパルもこちらに気付いたようだが
出入口を塞がれていては動けないのだろう。
立ち尽くしたまま取り繕われた表情に目を細めた。>>56]
ズィーネ中尉に率直にお伺いしますが、
私の事を避けていませんか?
[フィオンの言葉が正しいならきっと言葉は濁される。
もっとも、肯定が来ても次の問いは変わらない。]
“私”はあなたの何なのでしょう。
[初対面時に零された言葉>>0:48を拾って一歩近づく。
彼は“ドロシー=ディレイ”に何を重ねて見ているのだろうか。]
うひゃっ!
[ 突然サシャに声を後ろから掛けられ慌ててしまう。>>57 ]
……いや、サシャ殿は小柄なので上手く探せなかったであります。
[ 聴かれれば素直に思ったことをゲロってしまうカシム。本人に悪気はない。
サシャはそれを受けてどんな反応をするであろうか? ]
と、とりあえず座るでありますよ!
[ そう言って近くの席の椅子を引いて座るだろう。
ドロシーとの会話を思い出す。
すぐにでもサシャに悪夢のことを聴こうかと思っていたがここは人の耳が多すぎるとも感じた。
それに、彼女のアドバイスは夜に手を握れといったものでもあった。
ならば、急ぐ必要もないかもしれない。
今は純粋にサシャとの昼食を楽しむことを考えようと思うのであった。 ]
シチューでありますか?
何肉であります?鳥ではないようでありますが
o0(あれ?)
[ ふと、自分で訪ねてみてデジャヴを感じるカシムであった* ]
二つ目の問いには、こう答えよう。
……俺の知る”ドロシー”は遠い過去の人間だ。
[ディレイ中尉という呼び方ではなく、彼女の名前を呼ぶ。
過去の名が同じであったかは知らぬが、「今」の彼女とは異なる存在の事だと示せただろうか。]
あなたは、俺の亡霊に瓜二つだ。
だからつい避けてしまっている。それだけだ。
……あなた個人に含みなど、ないよ。申し訳ない。
[理解できない様子ならば、もう少し言葉を尽くすだろうが、カスパルからあの無惨な悪夢を口にするのは気が引けたので、悪夢の内容までは口にしなかった。]
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