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−玄関−
こんにちはー、女性のおひとり様で…って、大丈夫かね?
[カバン1つの手荷物を引っ提げて、久しぶりに(もぎ取った)長期休暇を過ごそうとやってきた]**
裸の付き合いか。なるほど良い言い回しだ。
ああ、乾杯。
[陶器と金属が触れあって音を立てる。>>11
温泉の湯気で仄かに温まった酒は甘い香りを立てていた。
それをひと息に呷り、余韻を堪能する。]
こういうところで飲むのもまた良い。
身体が早く温まりそうだ。
[先ほどより舌も滑らかだ。]
そちらも休暇かな?
[言葉の選び方ひとつが情報になると知っているが、今この瞬間は構わないだろう。
くるりと手の中でショットグラスを回す。]
砂漠の真ん中の施設だから何もないかと思っていたけれど、意外と楽しめそうでよかった。
>>18
ようこそお運びくださいました。
女性おひとりさまにも寛いでいただけるサービスを心がけております。
カジュアルにもラグジュアリーにもお楽しみください。
役場の見えるお部屋、浴衣の他に アオザイ をご用意してある部屋など、ご案内できますよ。
今回は船の修理のために、帰るに帰れんといったところだ。
おかげで、こんな時間ももてた。
[ 意外と楽しめそうだという男に頷く。 ]
砂漠はエキゾチックだしな。
サンドスキーや砂蒸し風呂とやらもあるらしいぞ。
[ 部屋のパンフレットに書いてあった。* ]
なんだ、てめぇ。
[声が低くなり言葉が険を含んだのは、ほとんど脊髄反射のレベルだ。
普段ならさすがに目が合ったくらいで喧嘩を売ったりしない。はずだ。]
おれに、何か用か?
[獰猛な笑みを浮かべて体ごと相手の方を向く。
貴族嫌いのオズワルド、といえば軍でもそこそこ有名だった*]
[ ゲームに熱中していた男が振り向く。>>25
とてもとても剣呑な目つきと不機嫌そうな表情をしていた。
声のギャップもすごい。
全軍への鼓舞ができそうな溌剌とした声から急転直下、路地裏の用心棒めいた低音になるとは。
自分もあれくらい迫力のある喋り方ができるようになりたいものだ、なんて場違いな願望を感じてしまう。 ]
…ゲームオーバー
[ 男の背後で鳴った効果音をわざわざ指摘してやるなんて、火に油を注ぐ行為だったか。 ]
なにか苦労しているような気配であったから。
[ 律儀に答える態度に怯懦はない。
ノブレス・オブリージュの鑑といったところ。 ]
それはそれとして、楽しそうにも見えた。
おまえは強いのか?
[ 赤いハンマーを握っている相手に問う。*]
修理で足止めか。それは難儀だ。
しかしこうして知り合う機会ができたのだから、そちらの船に感謝するべきかな。
[笑ってグラスを差しだし、新たな一杯を受ける。>>22]
なるほどサンドスキーか。それは面白そうだ。
時間があれば覗いてみてもいいな。
砂蒸し風呂は、あれだろう?
砂の中に埋もれている写真をどこかで見た。
生き埋めの気分を味わえそうな。
試すのなら、後で感想を聞かせてもらいたいものだ。
ああ゛?
[いちいち癪に障る奴だ。
間違いない。
こいつは特権階級の出だと直感が告げる。]
別に苦労なんざしてねえよ。
ンなもんただの暇つぶしだ。
[ゲームオーバーの音。
確かに何回か聞かされてムカついている音だったが、それよりも今は目の前の奴が気に食わない。]
強いか、だと?
[じり、と足先が間合いを測る。]
試してみるか?
[軽く腰を落とした姿勢は、まさに飛びかかる機を窺う獣の如く。
手にある得物が妙な音のなるハンマーなのはご愛敬だ。**]
暇だったのか。
そうだな、ここは保養施設だと聞いた。
[ ぶつけられる心当たりのない敵愾心を躱すでもなく、威嚇し返すでもなく、分析する。 ]
試していいのか。
ありがとう!
[ 腰を低くしてゲーム用ハンマーを渡して(?)くれそうな相手ににこやかに笑う。 ]
3人目、透明化中 が参加しました。
うむ、砂風呂は湯治というか、拷問に近いものがあるかもしれんな。
[ しみじみと考えるのは止めておこう。 ]
他の風呂は試してみたかね?
ここの温泉でなくともいいが。
[ 旅慣れしている相手と見て、水を向けた。* ]
4人目、透明化中 が参加しました。
………。
[なんか調子が狂う。
暖簾に腕押し。糠に釘。郷里風に表現するなら砂漠に柵。
問答無用で殴りかかる勢いだったが、不意に礼など言われて鼻白んだ。]
くそが。
やーめだ。
[最近も喧嘩沙汰を起こして師匠にこっぴどくやられたばかり、というのもあって早々に戦意喪失した。
手に持っていたハンマーを相手に投げつけて、くるり背を向ける。
そうだ。腹減った。]
拷問か。はは、確かに。
動けないのは辛いものがある。
[埋める側なら試してみてもいい、とちらと思ったが、さておき。]
ここへは来たばかりだから他の風呂はまだなにも。
他のところなら、川べりに自噴する温泉に入ったことがある。
湯にありつく前に肉体労働が必要なやつだ。
あれもなかなか野趣に溢れていて面白かったよ。
[話しながらシャベルで地面を掘る仕草をする。
自分で湯船を掘るタイプの湯というやつだった。*]
[ 投げられたハンマーをキャッチする。
男は、クソが云々と言って背を向けた。
これも何かの縁だと、いい声をしている彼の名を聞いてみたいと思ったが、トイレに急いでいる者を呼び止めるのは非道であろう。
そういえば、自分も油をうっている場合ではなかった。
とりあえず、部屋のシャワーで汗と砂を流してから、
[ 温泉が湧く地面、しかも川べりとか、いろいろ温度はどうなっているのか。 ]
自然というのは奇想天外で面白い。
人もまた自然の裡、だがな。
[ 呵々と笑う。 ]
さて、身体も心もいい具合に温まったところで、今度は肴を物色しに行くとするかな。
どうぞ、ごゆっくり。
村の設定が変更されました。
さあさあ、皆さん、当館自慢の温泉をお楽しみください。
まもなくお楽しみタイム開始となりますが、
チェックインがまだの方も、ギリギリまで待機して対応したしますので、是非どうぞ!
― バイキング会場 ―
[相手が何を思ったか知ったら、さらりがっくり来ていただろうけれど、幸いなことに読心術の心得は無かった。
気分を変えるには食うしかない、とばかり食事場所に向かう。
途中にある案内板の記号と勘を頼りに向かい、扉を抜けた先には夢のような光景が広がっていた。]
おおおおお、メシだ!
これ、全部、好きなだけ食っていいのか!?
[食べてくれとばかりにずらりと並ぶ肉、こんがりつやつやと焼かれて積まれているパン、大鍋で湯気を立てているスープ、今摘んできたばかりのように瑞々しいフルーツ。
ここは夢の世界だろうか。]
あなたのような人が言うと真実味が増すな。
[人もまた自然の裡、などというこの男こそ、自然が似つかわしいだろう。
どれほど厳しい荒野であれ、切り拓く力強さを感じる。]
ここは料理も最高だという評判だから、そちらも期待できそうだ。
ああ、酒をありがとう。
良い肴があるといいな。
[自分はもう少し、ここで湯につかっていよう。
そろそろ自分の待ち人も、ここを見つけ出す頃だろうか。]
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