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───お疲れさん。
[ある日。ぐったりと疲れきった様子のソマリに声を掛けた。
並んで座り、手にした一本の飲み物を彼へと渡す。
もう一本は自分で口にして、喉を潤した。
彼が同じく息をつくのを見計らい、口を開く]
お前も体力ついたよなあ。
最初の頃はどうなるかと思ったけど。
[くく。と小さく肩を揺らした。
最初の頃、彼はすぐにへばっていたように思う>>*69
それでもここまでついて来て、力をつけた。
それは彼自身の努力の賜物だと、彼へと笑う]
………………ど、どうした?
[ウェルシュの様子>>280に、僅か視線を向ける。
続く言葉には、軽く肩を竦めた。]
そんな偶然も必然もいらないんだけどな。
丸く収まるかと思ったが、やっぱり面倒なことになってそうだ。
[一体、あれは何だったのだろうと、丸めた紙の中身を気にしながら。
ウェルシュの突っ込み>>283の意味にも、気付くことはなく。]
けど…。……なんか。
[気がかりがある。
彼が見習いたいといったのは、武術に関してだけじゃない。
立ち居振る舞いを盗みたいと、彼は言った>>*68
そこが気がかりだった。
”弟子”に、自分は何が出来ているのだろう。
真剣に引き受けた頼まれごとを、
あの当時は、若い生真面目さで真剣に受け取って考えていた]
―とりあえずお茶会の会場―
シロウ教官《せんせい》、いらっしゃいませ!
[>>+133おもてなし役なので、エプロン姿で出迎える。
気分はカフェ店員。
ちなみに何年前かの文化祭で、猫耳喫茶と兎耳喫茶の企画はあまりにも軍人らしからぬということで却下されたとの噂]
ありがとうございま……す。
[受け取った包みの意外な重さに、腕がぐっと下がる。
持ちこたえて中を確かめれば、それはそれは肉でミートなお土産]
はい、みんなでありがたく頂きますね。
[何だかんだ言いつつ成長期、体も動かす学生たち。
豪快な差し入れも、きっと順調に消費されるだろう**]
立ち居振るまいってさ、どうしてんのかなあと思って。
…ああ、ソマリが出来てないとかどうとかじゃなくってさ。
[誤解のないようにと、一言添えて]
弟子を取れるほどかなあって、俺が思うわけ。自分にな。
だから指導してやれてんのかも分からんねえし。
ま…、努力してくしかないんだろうけど。
[けど分からないよなあ。と、小さく苦笑して告げる。
それは、情けない弱音と映ったかどうか。
壁に背を預け、天井を仰ぎ瞳に映した。
少しの間だけそうしていて、やがて深く息をつく]
[聞き返すも、ソマリは固く拳を握って目を閉じたまま、返事がない。
そして、おもむろに我に返ると、疲れたとベッドへ潜り込んでしまった。>>*29]
そっか。そりゃあ、疲れるさ、実技試験だったもんな。
あんなすげーキマイラ相手に、見事な戦いだったよな。
[キマイラ戦を見学していたときの様子を思い出す。
見事勝利し合格を決めた後、大勢が見守る客席の中だというのに、自分を見つけると、リボンを握った手を掲げて合図してくれたソマリのすがすがしい姿>>4:87。
自分だったら、戦闘終了直後なんて、試験や自分のことできっと頭がいっぱいだ。そういう時でも周囲を気遣える彼の器の大きさが、多くの人とのかかわりと人脈として形成し、情報網の基盤となっているのだろう。
それもこれも、ソマリの外交手腕が桁はずれに見事である証拠だとカークは思っていた。]
でも──…嬉しいんだ。だから頑張ろうと思う。
お前さ、何かあったら言えよ。いつでも話聞く。
だからお互い、
… 頑張ろうな。
[少し照れたように言って、えいと勢い良く立ち上がった。
そのまま振り返らずに、練武場へと戻っていった。
もう、何年も前の話である──**]
俺は……、遠くからでも友達見つけたら手振ってくれたり、
西寮住んでんのに、東の寮長や元卒業生の先生を気遣ったり、
周囲のいろんなことを広い視野で見られるっつーか……
[膨らんだ布団をつぶさないよう、ベッドの端にちょこっと腰を掛け、ぼそぼそとつぶやいている。]
うまく言えねーけど、ソマリのそういうとこ、
すげー、好きだぜ。
[ポンと布団の上を軽く叩き、ソマリのベッドサイドに小さな紙袋を置くと、ランプの明かりを消した。]
いえ、なんでもありません。
[ニッコリ笑顔は社交術の一手。
より正しくは渡世術かもしれないが]
そうですね。何か用事があったようだから、と思いましたが。
困ったものです。
[こちらは他意なく会長の意見>>284に同意して、こくりと頷き。二人の寮長は他所に穏やかな会話をしていたが]
あ、は、はいっ
[トールに手を取られれば>>286
歩を進めながらも、ジェフロイとウェルシュ、フレデリカの三人に軽く挨拶を。
さっきまであんなに上機嫌だったのに、あの一瞬で何があったのか。
手を引かれるままに、不安そうにトールの顔を見つめるのだった。]
はっ。野原でゆっくりさせるために来ていました。
申し訳ありません。お邪魔しました!
[元より東寮長は既に退散の途>>+129にあり。
八つ当たり的な西寮長の怒声に、直立不動の姿勢を取ると深く一礼して踵を返した。西寮長達もすぐ移動したようなので>>286距離は一気に離れたことだろう*]
― 数年前 ―
[持ち帰った鍾乳石は、非常に加工がしづらかった。
力の込め方を一歩間違えば直ぐに皹が入ってしまう。
中庭の隅に陣取って悪戦苦闘しているところに、覗き込んで来たのはウェルシュだった]
おわあっ!?
びっくりさせんな!
[不意を突いて近くに聞こえた声に、思わず手に持った石と彫り具を取り落としかけて慌てて受け止めた。]
何だ、ウェルシュかよ……、
これ? これはほら、この間行った鍾乳洞の石。
うさ、いや、何か作ってみるかと思って。
でも、どうも素人が扱うには難しいっぽい。
もうちょっと調べてから始めりゃ良かった。
[手作業は嫌いではない。
創作意欲を掻き立てる石に出会ったので試しているのだが、
素材と相性が悪そうだとウェルシュには正直に白状した。]
[ウェルシュに礼をするのも忘れて、
彼らが見えないところまで来ると、
漸くリエヴルの手を離して、その場にどっかりと座った。
そのまま無言で地面を睨みつける。
不機嫌の元がキマイラ用の餌なのは間違いがなかった。
というより、
今、告白したばかりのこのタイミングで例の餌を見る行為が、
刺激が強すぎたのだろう。
人生最大に取り乱していた]
[その後、ウェルシュの部屋で工程を見せてもらう。
何の変哲もない羊毛の塊からふわもこの人形が出来てゆくその魔法のような手捌きに、思わず飾らない賞賛が漏れた。]
すっげえ。こうやって作んのか。
思った以上に綺麗に出来るもんなんだな。
目とか口元まできっちりと…
ウェルシュさー、
こういうの作り始めた切欠とか、あんの?
[意外な友人の趣味に、そんなことも問うただろうか。
お試しにと作らせて貰ったうさぎの手乗り人形は、第89号目の記念品として寮の自室の某机に乗せられている。*]
―休暇中のある日:中庭―
む…。
いや、俺は何も知らん。
[>>*108嘘は下手だが、言い張る。
実はと開き直るには、口止め料も高くついたのだ。
ささやかな意地はここでも発揮された。]
俺の立場とか考えたら、何となくはな。
[>>*109今度はこっちがしてやったりとした顔を向けて。
ラヴィに手が伸びるのでこちらは手を引くと、
ソマリが口を開くのを静かに待った。]
はははははははははは!
[>>*113
それを聞いたあと、一瞬、ぽかんとした後、
一転、五月蝿いと怒鳴られる勢いで大笑いした。
暫くひとしきり笑ったあとで]
いや…悪い、馬鹿にしたわけじゃねえよ。
馬鹿は俺だな。
なんだ、じゃあ遠慮する事なかったなぁと思ってな…。
[笑みは苦笑になる。
笑いながら、だが真っ直ぐにソマリの方を見て。]
俺はずっと、お前を来年の東の寮長にしたかったんだ。
けどなぁ、お前西寮だし、来年は8年だ。
最後の1年だけ慣れた寮から引き抜くのもとは思ってたんだが…
ばっかみてぇだ。変な見合いしちまったな。
[そう言ってまた笑う。
どこか晴れやかな、重荷が取れたような快活な笑み。]
[トールは見るからに不機嫌そうだ。>>290
暫くどうしたものか、どう声をかけたものかと悩んでいたが。
やがて、右手が触れぬようにトールの右側に腰を下ろし。
再び、彼の髪を撫でようと左手を伸ばした。]
もう、二人っきりになりましたから。
大丈夫ですよ。
[不機嫌の内容がわからぬままに、そう、声をかける。]
お前から来てくれるのなら願ったりかなったりだ。
あと数日も無いが、お前がこっちに来れるよう…
寮長になれるよう、手続きしといてやる。
副寮長はお前が好きな奴を選べ。
他にも何か、リクエストがあるなら聞くぞ。
[俺ができる範疇になるが、といいながら*]
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