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― 『澱み』の集う場所 ―
[海龍と直接刃を交える中に、いつのまにか小柄な影が加わっていた>>250]
大烏賊と戦っていた御仁か……?
[遠目にも強者とわかる存在だったから、彼が加わるのは頼もしいことだ。
と、思考したところに、見覚えある太刀筋が走る>>253]
カムナ殿!
[彼の者が前線に現れたということは、護りから攻勢に転じたということ。
砲撃や術が飛び交う最中、彼の張り上げた声が届く>>255]
――御意!
[伝えられた命に、振るわれたヒレのひとつを苦無で牽制しながら諾意を返す]
必ずや、我らの生きる海を汚したこの者を、討ってご覧に入れます!
[為すべきことへの迷いはもう、そこになかった*]
/*
ほんっっっっとお前らwwwwwwww
頑張って『姫ぇぇぇぇ』って効果音がつくような姫ムーブして来たけども、周りの持ち上げが一番効果が大きいよなww
― 『澱み』の集う場所 ―
っと、これは……。
[一撃離脱を繰り返す最中、手にした剣に白炎が宿る。
何がそれをもたらしたかは、すぐに察しがついた]
大盤振る舞い、だな。
ま、そのくらいやらんと追いつかんか!
[どこか楽し気に呟きつつ、接近からの一閃。
海面から仕掛ける面々に攻撃が向かぬよう、意識を空へ向ける事に専念する]
翼があるからこそできる事は、最大限に、ってな!
[軽い口調で紡ぐのは、連綿と伝わる騎竜師の理念のひとつ。*]
[直接海龍を相手取る者の中には、ユウレンからの手練れも加わったよう。
砲撃による援護も続いている。
海龍が白炎に蝕まれる箇所は徐々に増えていっていた]
これだけ喰らえば流石に辛かろうて。
[白炎が片っ端から『澱み』を浄化している状態だ。
後はミヒャエルが逆鱗を見極め、貫くのみ*]
― 『澱み』の集う場所 ―
[かつて、目に見えぬ力の流れを読むことで、一族は水先案内の役目を得た。
そして力の流れを捻じ曲げることで、精霊術としての発展を遂げた]
この龍も、形を得た力そのものなら。
どこかに、力の流れがあるはずなんだ……。
[『虚無』が、海において『澱み』を生んでいたように。
何かしらの、力の集う点があるはずだと睨んだ]
[鉤縄を振るい、鱗を削るように打ちながら、見るのは海龍の体を蝕む炎。
煙が風の流れを示すように、炎の揺れが力の流れを示しはしないか。
そうして見極めた、炎の上る先]
――顎の下、か。
[ノトカー>>258の一閃で龍の顔が上がった一瞬、見定めることが出来た。
とはいえ弱点を長く晒す気はないようで、即座に顔を俯け爪や尾での攻撃に切り替えるのが見えた]
鉤縄や苦無で撃ち抜くにしても……軌道を複雑にし過ぎれば失速する。
それなら――
[周囲で奮闘する、シンシャ、ユウレン両陣営の面々へ一瞬視線を送る]
俺が懐――顎の真下に潜り込んで、逆鱗を叩きます。
どうにか一瞬でいい、奴の顔を上げさせられませんか。
[或いは深手によって隙の出来る一瞬を捉えるか。
いずれにしろ、周囲に自身の方針を伝えて援護を頼んだ*]
応!
[ 返されたミヒャエルの意気を受け>>257男は口の端を上げる。
ふと気付けば、もう一人、ユウレンの旗艦から駆けつけたらしい小柄な人影が目に入った。>>250 ]
これはまた...
[ 一瞬見事な剣技に息を飲み、目を奪われたのは、剣士の性か。 ]
― 『澱み』の集う場所 ―
[逆鱗を砕く事で存在の拡散を狙う、という方針はあるものの。
肝心の逆鱗は狙い難い場所にあるはず。
それを見出し、狙い撃つための策はあるか確かめるために舞い降りた時、願う声>>262が届いた]
……上、か。
そちらに引き寄せるなら、俺の領分になるかな……了解した。
[もちろん、一人で作れる隙には限界があるのはわかっているから]
タイミングを合わせて、頭を狙いに行く。
そのまま上に釣り上げればいいって事だろ?
[雷竜の秘めたる力の一つに、超高速移動というものがある。
文字通り一瞬で距離を詰め、相手の意表を突くというもの。
対人戦よりも、こう言った大型の存在に対するのに特化した能力は、何気にあんまり知られていないもの。*]
― 『澱み』の集う場所・海上 ―
でしょう?
[ミヒャエル>>251の返事と構えに、ニッと笑みを深める]
お。こいつはまたありがたい。
[それがシンシャの次期女王からもたらされたものだと直に知れはしなかったが、浄化の白炎>>245を得てより深く届くようになった刃の威力に合わせて、動きもまた一段と鋭さを増した]
っと!
[回避の間に合わぬタイミングで振るわれたヒレ>>253には衝撃を覚悟したが、届くに輝く刀が斬り落として浄化の炎の中に消えていった]
助かった!
[感謝を伝えると問い>>254が返ってきたが、今度は苛立った海龍の尻尾が迫ってきていた。肯定の頷き一つだけを返し、戦闘に意識を戻す。背を預けるに足る相手として、呼吸を合わせ海龍を翻弄することに集中する。
そうこうする内にコリドラス>>250が絶技を振るうのも見えるようになり、心の余裕が増えてくる]
おっと...!
[ 隙をつくように上から落ちてきた鋭い爪を刃で弾き返す。白炎の力が無ければ、出来ない技だったろう。 ]
顎の下...そうか。
[ ミヒャエルが見定めた逆鱗の位置を聞き、その求めに頷く。>>262 ]
承知!
[ す、と身を沈め、そのまま、先刻弾いた海龍もどきの脚目掛けて跳躍し、刃を一閃。脚への斬撃から逃れようとすれば、自然、身体は起きる筈との狙いだった。* ]
了解!
[ミヒャエルの要請>>262に応えながら、チラリと視線を流す。
身を沈めるフィオンの動き>>268にその意図を感じ取り、一拍遅れで海面を蹴った。
キアラの風の護りを最大限に使わせてもらい、もう一方の脚に向け立て続けに双剣を振るう*]
― 『澱み』の集う場所 ―
[求めに応じた各自が動き出す中、雷竜と呼吸合わせて機を計る。
速すぎても遅すぎても機を逸する、と思えば慎重にはなるが、慎重になりすぎても、とも思いつつ]
…………跳ぶぞ!
[フィオンとダーフィトが動く>>268 >>269。
それに合わせて、短く号をかけた。
雷竜の姿が掻き消え、直後、それは海龍の鼻先に現れた。
振るわれる剣一閃、直後、更に高度を上げる。
与えた一撃は挑発目的、それによって海龍が上へと顔を上げる事を狙ったもの。*]
― 『澱み』の集う場所 ―
[コリドラスの術>>264が海龍を縛り、動きを阻む。
フィオン>>268は海龍の足元にて斬撃を放ち、その意図を受けたダーフィト>>269も、もう一方へと斬り込んでいった。
そして雷竜と騎竜師>>270は、一瞬で海龍の鼻先へ到達し、一閃を振るう。
攻撃を嫌がるように後退った海龍は、挑発に苛立つように顔を上げ――]
[その機を逃さぬためには、ただ走るのでは足りないと承知していた。
息を吐き、膝を軽く曲げる。
鉄の靴底が、水面よりも更に少しだけ浮き上がり]
テツ、――今だ!
『おう、やるぞ』
[磁力の反発と誘引、その力でもって、精霊師は脚力を超えた速度で水面を翔ける。
途中、無作為に暴れる龍の爪が見えたが]
――――っ!
[体を外へ倒すようにしつつ、速度を上げて強引に交わした。
爪の掠めた左腕に紅が滲むが、気にしてはいられない]
――見えた。
テツ、飛ばせ!!
[かつて見届けたフィオンの勇姿を思いながら、今度は自らを磁力で打ち上げる。
そして、折り重なる鱗の中に。
逆さに生える一枚を、確かに見出した]
はあああああっ!!
[気合いと精霊の力を込めて、自らの体ごと後方へ回転をかけながら、その一点へ鉤を打ち付ける]
[そして逆鱗は、過たず打ち砕かれた*]
― 『澱み』の集う場所 ―
[ミヒャエルが水面を翔ける姿>>272は、上からよく見えた。
龍の爪が掠めた様子には僅かに眉を寄せるものの、それの程度では折れぬとの信もあるから動く事はなく。
飛ばせ、の声と共に宙を翔け、逆鱗へと迫る姿を。
気合と共に鉤を打ち付ける様子を。
上から確りと見届けて]
……お見事!
[向けたのは短い賞賛]
[逆鱗を砕かれた海龍ははっきりそれとわかる怒りを込めた咆哮を上げる。
爪や尾が無軌道に振るわれるが、それは場にいる者を捉えるより先に、鈍色の粒子となって崩れてゆく。
そうして、後に残ったのは――ぽかりと宙に浮かぶ、蠢く鈍色の塊がひとつ]
残滓にまでなったか……あとは、これをどうにか抑え込んで……!
[抑え込んで、浄化する。
さてそのためにどうするか、と思考を巡らせた直後に、碧い光がふわり、とその場に舞い降りた。*]
― 『澱み』の集う場所 ―
[白炎を宿した攻撃が、鈍色の海龍の力を削っていく。
その様子を見守りつつ、少女はと言えば攻撃に参加してはいなかった。
何故かというと]
……結界術?
まあ……わりと、行ける方だと思うけど。
イリィを守ったり、つけ狙う不届き者を捕まえたり、ってのも結構あるからね。
[水霊から唐突に、結界術や封印術は得意な方かと問われてこう返した結果、力の温存を請われたから]
でも、なんに使うの?
『『虚無』の『澱み』を完全に消し去るために必要になるのですわぁ』
……でも、あれ、閉ざしたくらいじゃ消えないでしょ?
『仕上げは、他の方のお勤めですわぁ。
ただ、それを迅速かつ的確に行うために。
あの海龍のカタチが崩れた後に残るものを捉え、抑える結界が必要なのです』
それをアタシにやれ……って、ぇ。
ちょ、大変すぎる事、軽く言ってない!?
『そうですわねぇ。
……でも、水の流れの理を識る貴女であれば、わたくしから力を引き出す事も叶うはず。
……もっとも、わたくしと『盟』を交わす事を厭わぬのであれば……ですけれど』
『盟』を、交わす……。
[特定の精霊と盟約を交わす。
それは、精霊師に大きな力を与え得るもの。
勿論、相応のリスクがついて回る事もあるが]
『強制はいたしませんわ。そして、その場合はわたくしが全力で補佐を……』
[さすがに戸惑いを隠せずにいたら、水霊は少し困ったような声音で言葉を紡ぐ。
それを、手を上げる事で途中で遮って]
……いいよ。そっちが、アタシでいいんなら。
やるべき事があって、それに求められるなら全力で行くのがカマグィの家訓だからね。
[言い切る表情は不敵ともいえるもの。
その様子に、水霊はあらまぁ、と呆けたような声を上げ]
『……ふふ、思っていた以上に肝が据わっておりますのね』
[それから、楽し気な声でころころ、と笑う]
そのぐらいじゃなきゃ、ユウレン王家にお仕えするなんてできないもん。
……で、何をすればいいのかな?
[精霊との盟約と言っても、その方法は多岐にわたる。
だから、何をすればいいのか、と問いかけて]
『貴女の名をわたくしに。わたくしの名を貴女に』
……アタシの名前……キアラ・カマグィの名を、あなたに。
[静かに言いつつ、手を差し伸べたのは半ば無意識]
『わたくしの真名……『クロエ』の名を、貴女に』
[差し伸べられた手に水霊は微かに笑み、その手に己が手を重ねる。
碧い光がふわりと散って、直後、強い力が流れ込んでくるのが感じられた]
『……一先ずは、仮の契約ですわ。
ですが、今この場にて、わたくしの力は全て、貴女に委ねましょう』
ん……わかった。
[不安がない、と言えば嘘になる。
流れ込む力は強く、ともすれば酩酊感すら覚えそうになるもの。
けれど、今はこれが必要だと言うなら受け入れよう、と。
そう、思う心に迷いはない]
……水,水,回應我。
[術の媒介である鈴を握り、力を凝らす。
碧い光が周囲をみわりと包み込むのと、鈍色の海龍の逆鱗が打ち砕かれる>>273のはほぼ、同時]
不應該在這裡的東西。
在很深的地方睡覺的東西。
[憤るような咆哮が響き、海龍の体が崩れていく。
後に残ったのは、蠢く鈍色の塊。>>275]
將它包裹起來的水的束縛現在就在這裡!
[それを睨むように見つつ、結界術を完成させる。
碧の光がふわりと舞い上がり、鈍色の塊を包み込んでその動きを止めた。*]
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