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次の日の朝、語り手 が無残な姿で発見された。
戦火の犠牲は確実に広まる。
それでもなお、戦いは終わらない。
求めるものを手にするまで、人は争い続ける。
己を犠牲にしようとも。
愛する者を失うとしても。
現在の生存者は、主催者 、珊瑚石 ソマリ、競売人 ナイジェルの3名。
[ 数を数えあげてはソマリは声を上擦らせる。
指での刺激にも即座に馴染んで快感を汲み上げていた。
言葉でも感じるポイントを教えてくれたが、彼自身の内部の反応もまた雄弁に伝わってくる。
彼自身が望んだように、激しくされることで悦びも倍増するようだった。
あられもなく体を開き、揺らして呑み込みながら、ソマリが再び法悦の極みに駆け登る。]
いいぞ、とてもいい──
[ その声だけでナイジェル自身も硬くなる。]
君とひとつになりたい。
ソマリは ?
[かき混ぜられて身もだえし、止まらない絶頂に咽ぶ。
それでも彼の問いを聞いて、目に光を灯した。]
し、 て 、
っぁ した、い 、
いっ しょ、 に …
[喘ぎの合間に声を絞り、体を揺すって歓迎を伝える。
喜びの予感に、肌があかるく染まった。]
[ 色で、温度で、偽りのない歓びを伝えてくるソマリに、ナイジェルも惹き込まれる。]
ああ、嬉しいよ。
[ スラックスのボタンを外して、いきりたつものを取り出す。]
見える ?
これを全部、ソマリの中に収めるから。
[ 掌で双丘を持ち上げ、入り口に先端を触れさせると、焦らすように円を描いた。]
[彼の股間を押し上げていたものが露わになる。
その形に陶然とした。
唇をひらき、舌を伸ばして舐める仕草をする。
だが縛られている今はそこまで口が届かない。
だから、彼の前に開いている方の孔で、それが欲しいと訴えた。
彼の手で尻たぶが持ち上げられ、熱の先端が門の襞に触れる。
悦びの声で歓迎し、体を揺らして早くとねだる。
入り口がひくつくたびに、中から濡れた音と固い音が漏れた。]
珊瑚石 ソマリは、主催者 を投票先に選びました。
[ 熟れ切ったソマリが愛らしく、さらなる充溢を求める。]
ああ、ソマリ。入れるよ。
[ 想いは溢れるけれど、勢いのままに貫くことはしなかった。
彼の腰を引き寄せて、呑み込ませてゆく。 ]
っく、 熱い。
[ 狭いわけではないのに、思わず息が漏れた。]
君の裡はとてもいい、ソマリ。
[ 少し深めては反応を味わい、ゆっくりと引き戻し、乱調を加えながら抽送して、生の肉体どうしならではの結合を堪能する。
合間に挟まる連珠が滑らかで硬い刺激になって、転がすのを止め難い。]
もっと奥も、好きだろう ?
[ 大きな珊瑚石を押し込み、指では届かない場所まで開拓する。]
ん、 きて …
[入れるよと告げる彼を、蕩けた笑みで迎える。
ゆっくりと押し拓くような結合の始まりを、全ての息を吐ききって深く味わった。
吸い込む息が上擦って震える。
幾重にも電流が走り、肉が痙攣する。
粘膜同士触れあう熱さに、火傷しそうなほど。
彼もまた熱を共有している。
その認識に、心が幸せで浮き上がった。]
[急ぐことも荒々しいこともなく、ナイジェルは内側を探訪している。
押し込み、引き戻す動きに翻弄されながらも、それに合わせて腰を締め、揺らした。
彼を喜ばせたい動きは、内側の珊瑚石をも動かして更なる快感を呼び覚ます。]
すき … すき … ああ、すき …
[一つの言葉といくつもの嬌声を零し、幾度も頷く。
これほどにも愛されている。それを実感した身体は、どこまでも甘く彼を受け入れた。]
[指よりも太く長いものに満たされ、さらに奥を大きな石で埋められて、中の感じる場所全てが彼のものになる。
息を詰め身体を強張らせ、いくつも弾ける快感の嵐に体中を揺さぶられる。]
も、そこ、 イぃ … ああ、
いっぱい、 い、 っ ぅあ …
[途切れることなく、いくつもの頂点を極めてきた身体が、ひときわ高い頂きへ駆け上ろうとしている。
掠れた声でそれを訴え、彼を締め付けた。
いくなら一緒が良い。もっと熱いものが欲しい。
むき出しの欲望で彼を包み込む。]
[ ソマリが、あられもなく翻弄されながら、好きだと歌い上げる。
犯されることだけでなく、この悦びを与えているナイジェルをも含めてだと、素直に感じられた。]
ああ、僕もだ、ソマリ。
愛してる──
[ 昂る気持ちを注ぎ込むように、ソマリの体に密着する。]
[ 突いて、揺らして、押し上げてやれば、切れ間なく喘ぐソマリの体が張り詰めてゆく。
ゆるやかに上昇する内圧でもそれがわかった。]
飛びそうだね。
いいよ、一緒に行くとも。
──ん、 く、 ソマリ… !
[ ナイジェルもまた嬉々として、激しく腰を打ち付ける。
競り上がる熱を一息に、ソマリの奥深いところへ解き放った。]
嬉し、い っ…い、いい …っ
あああ、きて …、 き …っン、ふぁ…!
[愛してる。その言葉に身体はさらに昂ぶり熟す。
触れあう肌の温かさと、心が通う心地よさに、魂が解放されるかのよう。
全てを委ね、与えられる全てを飲み干して、快楽の頂きへと飛翔する。]
いっしょに、 ああ …
[届かぬ彼を抱きしめるように、指先を強張らせ、つま先を縮める。
待ち焦がれる媚洞を激しく突き上げられて、最初の臨界点が訪れた。]
ひッ …いいぃ…ぃぁ …
[背筋を太い快感が貫き、内側が絞るように緊縮する。
より狭くなった隘路を彼の質量が押し破り、その先で熱が解き放たれる。
瞬間、意識が弾けた。]
ナイジェル、ナイジェ、ル ……!
っぁ、 あああ、ンァあああああーーっ!!!
[彼の名を呼び、絶頂の叫びを高い天井へ響かせる。
長く伸びる高声はいくつもの反響を纏って、十字架の周囲に降り注いだ。
痙攣する身体の全ては快楽に捧げられ、自らの先端からも白い物が溢れて落ちる。
祝福の証のように。]
[ ソマリの熱がリズムが声が想いが包み込む。]
── っはぁ 、
[ 脈打つ快感は長く長く続く。
こんな体験は初めてだ。
愛しくてたまらない。]
[ ソマリの悦びもまた、余すことなくしっかりと見つめ、受け止めて魂に刻み込んだ。
拘束されたままのソマリの代わりに両手で彼を抱擁する。]
とてもいい、ソマリ。
まだビクビクしている──
[ これは余韻か、貪欲さの証か。
ゆっくりと味わい、わかちあう。]
[声を振り絞った後は、もう顔を上げる余力も無かった。
それでも彼の喜びを感じて、微笑む。
抱きしめられればぬくもりが伝わって、いくらか落ち着いた。]
ああ……ナイジェル、
こんなに、きもちよくて…たまらない
ん…、ナカ、まだ、動いて……
[意識を向ければ、中を満たす質量がなおも主張する。
消えきらぬ残り火に細かく震えた。
もういろいろと限界だ。
けれども、まだ離れがたい。
葛藤を抱え、ままならぬ身体を揺らす。]
そんな君も素敵だ。
[ 微笑んで脱力した身をしどけなく委ねるソマリの、汗で湿った髪を優しく梳いた。
彼の中に収められた珠は周囲の水分を増やされて転がりやすくなり、先ほどまでとはまた違った質感を生み出す。]
まるでふたりの愛の結晶のようだとは思わないか ?
[ くすりと笑い、ソマリの耳元に囁く。]
競売人 ナイジェルは、主催者 を投票先に選びました。
[髪を梳く指の滑らかな感触が心地良く、掌に頭をすり寄せる。
さらに顔を傾けて、撫でる手首に舌を伸ばした。
できるなら、甘噛みしてしまおうか。
そんな悪戯心も喘ぎで途切れる。
身体の奥深くで朱い珠が、またころりと転がった。
その動き一つで、身体がびくんと跳ねる。]
ン …。
これを、産んでほしい?
[身悶えすればするほど珠が動く。
刺激を生み出す連鎖に腰をくねらせて、甘く囁いた。]
[ 猫のように、ソマリが頭を擦り寄せてくる。
嬉しくてそうしているのだろうに、隙あらば甘噛みしようとするのもまた猫同様だった。]
ソマリ、
[ そんな時は名前を呼んで腰を引いてみる。
すぐにいい反応が返ってきた。]
ふふ、感じやすくていいね。
[ 愛の結晶と呼んだそれを、ソマリは産み直してくれるらしい。]
真珠は貝の分泌物で大きくなるのだそうだ。
これも、さっきまでよりほんの少し大きく育っているかもしれないな。
助けが欲しかったら言うんだよ。
[ そう伝えて、彼の中からゆっくりと自身を引き出す。
名残惜しいが、これからさらに愛を育んでゆくのだから。]
ンふ、ぅ…
[甘噛みを躱され、喘がされ。
掌で転がされている感覚が楽しくて、悶えながら笑う。
ままならなさは、愛を彩るスパイスだ。]
[真珠も珊瑚石も生物由来の宝石だから、珊瑚が愛を吸って育ってもいいだろう。
そう信じれば、楽しい事がまた増えた。]
とても大きくなっていたら、出てこないかも。
[抜けていく彼に名残惜しく吸い付き、空隙の寂しさを埋めようと腰をうねらせる。
早く出してしまって、また入れて欲しい。]
[欲望を抱いて連珠を産み落とそうとするも、動けば動いただけ連なる珠は中を刺激して、悩ましく眉を寄せた。
下までは降りてくるものの、中で引っかかっているのかなかなか出てこない。
入れた時より大きく感じるのは、中で塊になっているからなのだろうけれど、本当に成長したようにも思えた。]
あっ、 く……っ、
もう、少し……
[細かな震えに襲われながら、腰に力を入れる。
出そうとする努力を快感が裏切って、時々奥に引き込んでしまう。
悶えて腰を振れば、頭を出したネックレスの先端が、尻尾のように左右に揺れた。]
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