人狼物語−薔薇の下国


505 逃走劇の共存試験

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タクマ

[ギィの贈り物をどうしようか逡巡している隙に、初めて会う男が忽然と現れた。
反射的に布を被って隠れる。
といっても、一瞬とはいえ視線があったから、そこにいるのを見られたのは確実だろうし、顔を隠したところで何を変えられるというわけでもなかったが。

現れた男に対するギィの対応は、知己とは異なるように感じられた。
丁重だが、親密さは薄い。

ギィは城主(?)の申し出を断り、そのまま男の気配は消える。]

(52) 2018/09/24(Mon) 09:39:24

タクマ

[鍵を探しにいこうと誘われ、思った。

自分は帰るべきなのか?*]

(53) 2018/09/24(Mon) 09:40:01

ギィ

[差し出した手への反応がないことに微笑んで、傍らへ寄る。
布を被った彼の顔を、間近に覗きこんだ。]


  おまえはここに残るつもりかい?


[胸の上へ、とんと指先を置いた。]

(54) 2018/09/24(Mon) 12:06:27

【秘】 ギィ > タクマ


  それともはやり、先ほどの続きがしたいかい?


[置いた指をつと滑らせて下肢へと差し向ける。]


   ここはまだ、疼いているだろう?


[彼の中に忍ばせた闇に呼びかけ、小さく揺らした。
悪戯な指先の動きに合わせ、左右に揺れる。
熱を思い出させるためだけのほんの少しの動きで、指を離した。]

(_107) 2018/09/24(Mon) 12:06:46

ギィ


  いずれにしても、
  ここにいては、おまえの求めるものは見つからないのではないかな。


[一歩下がって彼の全身を眺める。
彼が満足するほどの剣が、この世界にあるかなど知らない。
そんなことは、些細なことだ。]


  おまえは私と共に来るべきだよ。
  おいで。
  後悔などさせないとも。


[確たる口調で告げて、再び手を伸ばした。*]

(55) 2018/09/24(Mon) 12:07:54

タクマ

 
 残りたい積極的な理由はない。
 けれど、協力しなければ帰れないらしいからな。


[勝手に番にされるのは心外だと、視線をそらす。]

(56) 2018/09/24(Mon) 14:26:55

【秘】 タクマ > ギィ

 
  もう透明化はとけている。


[続きをしたいなどと思うものか。
あんな狂おしいこと、もう二度と必要ない。
自分が自分でなくなるのが、いやだ。

そう思う端から、身体の中で蠢動するものに屈してしまいそうになる。

いささかきつく帯を結んでベッドを離れた。]

(_108) 2018/09/24(Mon) 14:27:37

タクマ

[いずれにしても、というギィの指摘にはうなずく。
求めるものに関してはそのとおりだろう。
ただ、]


  盗品をどこにやった。


[真面目に問いただす。
共に来るべき・・・・・・、ではない。悪を追うべきなのだ。

伸ばされた手をとるのではなく、手首を掴んでつかまえた。*]

(57) 2018/09/24(Mon) 14:29:50

ギィ



  おや。


[手首を掴まれて、思わずという声を上げる。]

(58) 2018/09/24(Mon) 15:20:12

ギィ



  これは困った。
  捕まってしまったね。


[言葉とは裏腹の笑顔で言う。
どう見ても、困ったよりは楽しいの顔だ。]


  捕まったからにはあれを渡そうか。
  おいで。


[空に向けて声を投げかけると、どこからか、にゃあと返事があった。]

(59) 2018/09/24(Mon) 15:20:25

ギィ

[やがて有翼の猫が舞い降りてきて、肩に留まる。
丸い頭を首筋に擦り付けてくる使い魔を撫でてやってから、背負わせている袋の中から手帳を取り出した。]


 これはおまえに返すよ。
 もうこれがなくとも、私とおまえは繋がっているからね。


[優雅な仕草で警察手帳を差し出す。
その指の間からメモが一枚零れて落ちた。*]

(60) 2018/09/24(Mon) 15:20:46

タクマ

[捕まってしまった、と晴れやかに言う盗人は、案外、殊勝に手帳を返してくれた。
翼ある猫は使い魔のようだ。体のサイにズあった小さな背負い袋が場違いにキュートである。

繋がっている云々は敢えて無視して、手帳を受け取った。
挟んであった"お守り"が落ちたので、急いで拾おうとして、ギィの手を離して自由にしてしまう。

ギィは羊皮紙に記された文字を見たか。見たとして読めるだろうか。]

(61) 2018/09/24(Mon) 17:26:00

タクマ

 
  他にも盗んだものがあるだろう。


[確信の口調で問いただす。]


  夜明けまでに元の場所に戻すならば、事件は胸に収めておく。


[交渉を持ちかける。
どのみち、彼を起訴することはできまい。
被害を最小限に抑えるためには、妥協するしかなかった。*]

(62) 2018/09/24(Mon) 17:26:35

ギィ

[この手技に長けた魔の指から、偶然何かが落ちる、ということは無い。
落ちるべくしてそれは落とされたのだ。
羊皮紙を拾い上げた彼から一歩下がり、使い魔を腕に抱く。]


   昔、ある魔剣の話を聞いたことがある。


[持ち掛けられた交渉を無視して、語り始めた。]

(63) 2018/09/24(Mon) 18:17:49

ギィ


 その魔剣は非常に強力で、
 雷を放ち、炎を纏って、あらゆるものを切り裂いたそうだ。

 魔剣は同じ魔剣と戦うことを望み、数多の戦いを重ねた。
 何本もの剣を折り砕いた末に、ある魔剣と使い手に挑み、
 長く激しい戦いの果て、ついに斬られた、そうだよ。


[ごろごろと喉を鳴らす使い魔の背から、ルビーを取り出す。
赤い月の光を受けて、六芒の光条が鋭い輝きを放った。]

(64) 2018/09/24(Mon) 18:18:28

ギィ


 私があの町を訪れたのも、
 その使い手に頼まれたことがきっかけでね。

 斬った剣から最後に託されたそうだ。
 「借りた力を返す」との言伝と共に、魔力を宝石の形に封じたものをね。
 けれども、どうやらそれが盗まれてしまった。

 それを取り戻し、いずれは正当な所有者に返したいそうだ。
 だからこれを、元の場所に戻すことはできないのだけれども、


   ―― この魔力に覚えは?


[摘んだ宝石を目の前に翳し、彼と重ねる。
指先に、微かな熱が脈打った。*]

(65) 2018/09/24(Mon) 18:20:31

【独】 ギィ

/*
ルビーに何かが封じられていて、それを取り戻すために動いていた、までは最初から決定だったのだけれども、ここにきていろいろ詰め込んでみた。

(-10) 2018/09/24(Mon) 18:21:23

タクマ

[ギィはタクマの知らない話を語った。
不意に涙が溢れるが、それを拭うことはしない。]


  …馬鹿だな。


[誰に、ともなく言う。]


  盗品だから盗んでいいという法はないぞ。
 

(66) 2018/09/24(Mon) 19:17:42

タクマ

 
  だが、もし一週間たっても、被害届が出なかったら、
  もともと、その店の品ではなかったのだろう。


[翳された宝石には触れず、己の見解を述べる。]


  無茶はもう…、充分だ。

      ── 元の世界への鍵を探そう。
 

(67) 2018/09/24(Mon) 19:18:36

タクマ

 
  おれは力を貸さん。

    …与えるだけだ。


[依怙地にわかりにくく、協力する旨を伝えた。*]

(68) 2018/09/24(Mon) 19:19:19

ギィ

[彼は、自分が涙を流していることに気づいているのだろうか。
指摘はせず、ただ彼の見解を聞いて柔らかく笑む。]


 ならば、ゆこうか。


[宝石を使い魔の背に戻し、腕を差し上げれば、小さな皮翼が羽ばたき舞い上がる。]


  この子が妙なものを見つけたそうだ。
  城の西側に沼が広がっていて、中心に変な家があると。
  この子の言うことだ。おそらく小さな祠か何かがあるのだろう。

 ……ただ、沼には蛇が何匹もいたそうだが。
 行ってみるかい?


[誘っておいて、そのまま歩き出す。
彼が共に来ることに、疑いは無かった。]

(69) 2018/09/24(Mon) 21:08:23

ギィ

― 西の沼地 ―

[西側の壁を乗り越え、外へ出て暫く歩いた先に沼があった。
水はそれなりに澄んでいて、岸近くでは水草が揺らぐのが見える。
沼の中央の小島に石組みの小さな人工物があるのも見えた。]


 あれだね。
 内側になにかありそうだ。
 行って取ってくれば、済みそうだが……


[言葉に被せるように水面が細波立ち、数本の細長い影が近づいてくる。
細長い、とはいえどれも大人の人間ほどの横幅がありそうだ。]

(70) 2018/09/24(Mon) 21:09:08

ギィ



  あれが守護者なのか、ただの蛇の群れなのか、


[身構える間に影たちが泳ぎ寄り、水面を割って鎌首を持ち上げた。
一斉に威嚇の音を立てるそれらを見て、軽く肩をすくめる。]


  …あの子には蛇の群れと多頭竜ヒドラの区別は難しかったようだね。
 

(71) 2018/09/24(Mon) 21:09:58

タクマ

[ギィはもう、鍵のありかの手かがりを得ていたらしい。
何もかも彼の手の内のようだが、異を唱える気はなかった。

向かった先の城壁には出口らしきものはなく、どうするつもりかと見守れば、ギィは最短ルートを選択した。
タクマが知る剣よりは華麗な方法で乗り越えてゆく。
瓦礫の山は残らない。]

(72) 2018/09/24(Mon) 21:28:07

タクマ

[西の沼にたどり着くと、さっそく出迎えがあった。
沼の主であろう多頭竜ヒドラ。]


 あの手の輩と戦った経験は?


[知っているかもしれないが、毒のことや再生力のことを簡潔に告げておく。
こうしたサポートをするのもいつぶりだろう。*]

(73) 2018/09/24(Mon) 21:28:32

ギィ


 私はもともと戦闘向きではないのだよ。
 剣を抜くのも久しぶりなのだからね。


[戦闘経験を聞かれて、間接的に否定する。
まして相手が人間型をしていないとなれば、どうにも食指が動かない。]


 けれども、できる限りのことはしてみよう。
 忠告感謝する。 ── 支援を頼むよ。


[毒や再生能力への注意に頷いて駆け出した。
敵意に反応したヒドラが一斉に口を開き、毒液を吐きかける。
それが、戦いの開始を告げる合図となった。]

(74) 2018/09/24(Mon) 22:35:16

ギィ

[降り注ぐ毒液の合間を縫ってヒドラに肉薄する。
叩き潰そうと振り下ろされる頭を躱し、細身の剣を縦横に走らせて斬りつける。
戦闘向きではないと言いながら、戦いぶりは危なげない。

とはいえ、いくつもの首が自在に襲い掛かってくる状況では、防戦一方にならざるを得ない。
そんな状況の中、一瞬の機を捉えて斬りつけた闇の刃は、ただ一刀で首のひとつを真横に両断した。]


  ……っ。


[直後、斬られた首がふたつに裂け、それぞれ別個の頭として再生するのを目の当たりにして、小さく呻く。
キリがないどころの話ではない。*]

(75) 2018/09/24(Mon) 22:35:36

タクマ

[支援を、と言われたがどうしろというのか。
拳銃もライターも露天風呂騒ぎで失くしていたし、この肉体はあくまでも人間規格である。
多頭竜の牙にかかればひとたまりもない。
別にそれで命を落とすわけでもないのだが ──

戦闘向きではないと言いながら、躊躇いなく突込んでゆくギィを見ながら思う。]

(76) 2018/09/24(Mon) 22:54:30

タクマ

 
  ああ、そうか…


[動けなくてもいいのだ。
他に使い手はいるのだから。]

(77) 2018/09/24(Mon) 22:54:54

タクマ

[斬り落とされた瞬間に再生した頭が両側からギィを襲う。
その片割れの前に身を投げ出して、ギィを庇った。

竜の顎門はたわいもなくタクマの上半身を薙ぎ払い、消滅させる。
本体である鞘のみを剥き出しに残して。]


  《さらば与えん》


[魂の声で、ギィに呼びかけた。*]

(78) 2018/09/24(Mon) 22:55:44

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生存者 (4)

ギィ
32回 残23534pt(10)
西の沼地オフ
タクマ
27回 残23899pt(10)
ミヒャエル
32回 残22998pt(10)
ヒース
36回 残22953pt(10)
地下墓地扉前オフ

犠牲者 (1)

(2d)
0回 残25000pt(10)

処刑者 (1)

ソマリ(3d)
1回 残24972pt(10)

突然死者 (0)

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