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やっぱりですか?仕方ねえなあ…
[ お前でなければ、と、口にするマチスに返す軽口は、隠しきれない安堵の色を滲ませる。
今回の作戦で、コンラートがトラオムングの操縦では無く、戦闘機部隊の指揮に回ったのは、その方が攻撃力が上がる、という判断の他に、また「自分だけが」生き残ってしまったら…という危惧がぬぐいきれなかったせいでもある。
けれど、何度己の異名を証明する結果をみせつけられても、マチスは、少しもその態度を変えない。
あくまで信じるのはパイロットとしてのコンラートの腕であり、異名の呪いなど、信じるに足らないと、言外に示してくれる ]
ダーフィトが?
[ しかし続けて伝えられた「伝言」には、思わず眉を潜め ]
……殴るかどうかは、会ってから決めます。
[ 詳しい経緯は見ていない、けれど、マレンマに炎を浴びせたのが、彼のオートマタである以上、その言葉の意味する所は理解できたから、そう答えた ]
……ああ。
一部始終全て、というわけではないがな。
[向けられた問いかけ>>*60に、返すのは嘆息めいた声]
例の、作り物の竜を駆る者と対峙し、最後まで引かずに己が務めを成し遂げた。
炎に焼かれ、それでも聖句唱えるを捨てず。
銃弾と刃を受けてもなお、最後まで心静かに、己が務めを全うした。
……見事だった。
[静かに声たる声にあるのは、務め全うした事への賞賛の響き。*]
[触れた先、光の繭からは不思議な波動を感じる。
それは救世主のなせる奇跡。
天の加護と儚い命の輝きと、それらを撚り合わせて紡ぐ、
天使には為し得ない、彼だけの奇跡だ。]
……────、待っている。
[微かに唇が動いた。
そうして繭から手を離して立ち上がり、背後へと視線を流す。]
……… 祈りを。
― 現在 ―
ファレーズ飛行場……あそこか。
いないしってー、あぁ、そう言うことか。
良いよ、俺の名前出してくれ。
今後も協力してもらえるなら心強い。
本部は今、王都北西にある古い砦だ。
迎えに行っても良いが、ワァズまでは乗せられないぞ?
俺今トラオムングじゃないんだ。
あれはでかすぎて目立つからな、別のところに待機させてる。
[作戦本部を知らないという話にはあっさり場所を告げて。
今乗っているフライングユニットが最大でも2人までしか乗れないため、2人も乗せることは出来ないとも告げた*]
これは試練の最も深きところ。
神は人の再生のため、この子に仮初の死を与えられたのだ。
…目覚めるか、このまま堕ちるか。
それはこの子次第、人次第。
なれど私は、この子が再び火を灯すことを望みたい。
冬の眠りが破られることを信じたい。
ゆえに助けを。
お前たちの光と影の、生と死の祈りをここに。
目覚めの標となるように…、な。
[それは彼らに明かされる事実。
救いの御子が、未だ完全には死の淵に落ちてはいないこと。
けれど、生も死も未だ危ういところにあり続けること。
封じ込め続ける心の一端、僅かに明かし、
大天使は二人の御使いへ向けて目を伏せた。]
────…、頼む。
力を貸して欲しい。
/*
しんだァ!!!!にしておくのと、迷った けど、けど!!!
まだ死にきってないぞ!!!たぶん!!!
の、方向にしよっかなって……
がんばれー。そしてお祈りとか考えてないぞー
[安堵の色が滲む声に笑みを深める。
これまで何度も死線を潜り抜けてきたコンラート。
それをコンラートの腕と取るか、異名が示す通りに取るかは人それぞれ。
マチスは前者であり、異名が事実であったとしても、それはコンラートの才能であると思っていた。
コンラートが抱く危惧は薄々分かっているが、そうはならないと言う自負もある]
[何せ、アンライエンが襲撃された時、コンラートだけでなく自分を含めた他の者達も生き残ってはいるからだ。
ただ単に、コンラートだけが生き残る回数が多かっただけ]
ああ、
[いとし子の声が小さくなってきている。
意識が淡くなり、消えかけている。
けれど、この繋がりだけは。
絆だけは、全て意識が消える去る時まで共にいよう。]
すぐだ───、すぐに迎えに来る。
だから、
あまり…、 寝坊するなよ ?
[案ずる心は笑みの気配に柔らかに紛れ。
優しい響きばかりが、眠りに落ちんとする子の上に落ちた。]
ん、……まぁ会って話してみると良い。
[ダーフィトの件を伝えると、コンラートの声が低くなったように聞こえた。
当然だろう、マレンマは弟だったのだ。
万一を考えていたマチスはダーフィトを責める気は無いが、コンラートはそうではないだろう]
とにかく、本部に集合しよう。
お前、徒歩だって言ってたな。
今フライハイトなんだが……乗ってくか?
[マチスが作ったフライングユニットはコンラートにも見せてある。
操縦者を含め2人は乗れるため、タンデムして行くかと問いかけた*]
− 現在 −
ワァズ、犬になったら乗れるんじゃ?
でも、その位置情報があれば、自力で辿り着けると思う、ありがとうな。
― 箱舟 ―
[黙示の天使と天軍の長が降り立ったころには、既に肉体の鼓動は止まっていた。
意識だけが名残のように留まっていたが、それも間もなく離れるだろう。
小さな繭の中には、静寂が満ちていた。
それでも光の集まるを感じてか、繭の糸が淡く明滅した。
息づくように。嬉しいと囁くように。
眠る赤子が、頬つつかれて微笑むように。]
[まだほんの赤子だった頃、
眠りに落ちるまで手を繋いでいないと泣きだしてしかたがなかったのを、"兄"は覚えているだろうか。
手を繋いでくれるものがいなくなったあと、諦めたように泣かなくなったのを知る者はいるだろうか。
繭の中は、今は静かに眠りの中。*]
……仮初の死?
[主より告げられし言葉に、声音に驚きが織り込まれる]
……新たなる在り様を導くための試練。
なるほど、もっとも高き天は、相も変わらず手厳しい。
[冗談めかして紡げたのはそこまで]
……御意に。
主の望み果たすは俺の在り方。
[目を伏し、頼むと紡ぐ大天使の姿。
元より、その命を絶対とする影に拒む由縁は存在しない]
そして、導き手殿の目覚めは、俺自身も望みたい。
[それと共に、無垢なるいとし子の目覚めを導けるならば、為すを躊躇う由縁はなく]
死の側に在る者として。
いとし子殿が正しく向かうべき路を示しましょうか。
[堕とすのではなく、還るための路を示すと。
返す諾は、常と変わらず、軽いもの。*]
[声はなく、微かな波だけとなった意識は
聞こえてくる声の意味を拾うこともなく、
───ただそれに触れているだけでうれしいと、
そんな揺らぎを最後に、静かになった。]*
[祈りを、と短く請う、声。>>227
天上の響きにて告げられるその理由に、逆らう由縁はなく。
影は月白色をひとつ羽ばたかせ、請われるままに祈りを紡ぐ]
……迷いなく、正しき路を進み行かれよ。
[行くべきを違えるな、と。
紡ぐのは、願い込めた祈りの言の葉。*]
[魂の、いちばんまんなかが眠るのは、いちばんさいごのこと。
やくそくの言葉に安心して、
笑みの気配に同じだけの笑みを返し、
やさしい響きを抱きしめるようにして、眠りについた]*
[天の高みから舞い降りた大いなる光は、
箱舟の近くに浮かぶ人の子の翼>>228に無関心なようだった。
それより重要なものがある。
そう言わんばかりに、天使は箱舟へと集う。
無論攻撃が為されればその無関心も破られようが、
今は注意払われぬがゆえに、
その翼が天使らを見つめ続けるも容易であったことだろう。]
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