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[弟子たちへ意識を集中させていたから、ゲオルグのにやーり笑い>>241は見ていなかった。
しかし続いてかけられた言葉が耳に入ると、すぐさま振り返る。]
……っ!
そっ、そんなことない!オレはもう立派な男だ!
[即座に否定したつもりでも、一瞬の間が雄弁に動揺を語っていた。
酒のどこに魅力があって、何が楽しいのか本気で疑問だったが、やはり飲めるようにならないと認めてもらえないのだろうかとか何とか、ぐるぐると考えている。
しかし弟子の制止により、ゲオルグが”明日もある。”と酒を飲む提案を引っ込めたように見えたときは、心の底からほっとした。元からそのつもりがないとは露とも知らず。]
あったりまえだ。おっさんも飲みすぎてヘロヘロになったりすんなよ。
[あくまで強気な姿勢を崩さずに返答する。*]
― 外壁上 ―
[ 真剣を使っての仕合だから、切っ先が掠めただけでも互いに傷はつく。
自ら承知で始めた事だが、相手の肩をレイピアが掠めれば、僅かに眉が寄った。
しかし、手を緩める事は無く、更に一歩踏み込もうとして、イェンスの振り上げた大剣の動きに、足を止めた ]
...っ!
[ 大振りに見えても、大剣の重さを乗せた一撃は意外に動きが速い、とは、経験則で知っている。しかし、足場は横に避けるには足りず、半端に身を捻った結果、刀身は腰を打つ ]
こ、の...!
[ 痛みよりもバランスを崩された影響の方が大きい。なんとか、足を踏ん張る事に精一杯で、レイピアを相手に向ける余裕は無かった。
それでも、追撃を喰らうわけにはいかない、と、腰から左手でダガーを抜いて、咄嗟にイェンスの方へと投げる。
狙いをきちんと付ける事は出来なかったから、牽制か足止めがせいぜいといったところか* ]
― 食堂 ―
軍馬については俺が話をつけてこよう。
仕掛けは頼んだ。
炭も勿論だ。
工房に束がある、それを持っていこう。
[ゲオルグの言葉>>246に是を返し、一仕事、と弟子達を引き連れ食堂を後にする>>247のを見送る]
そうだな、キサン側から仕掛けることになるから、連中を西門側に引き寄せられると一番良い。
情報操作は戦いに於いても重要なものだ。
その策が嵌れば優位に進められそうだな。
[東側に大挙したとしても挟撃出来ないことは無いが、時間がかかってしまうのが難点だ。
なるべくなら西側に集めたいところ]
サシャ、皆と協力して奴を西側に引き寄せてもらえるか?
[発案者であるサシャ>>248にその手段を託す]
……ちっ!
[舌打ち一つ、とっさに後ろに飛びずさって距離を取る。
片膝突きの低い姿勢、大剣の柄は右手だけで支え剣先は地に下ろし。
呼吸整え、次の動きを模索する。*]
[戦いを有利に進められる>>253、その一言で分かりやすく目が輝く。
よかった、自分は的外れなことを言ったのではないと、思い切り顔に書いてあった。]
うん、分かった!
ご飯食べたあとで他の人の意見を参考にして、いろいろ考えてみる。聖地を守る騎士様とか、聖地で暮らしている人から話を聞けば、きっといい情報を教えてもらえると思うし。
クレステッド様が考えた作戦、上手くいくといいな。
[手段を託された喜びで、尻尾があったら振っていたに違いないほどの勢いでにっこりする。
情報操作は戦いに於いても重要、との知識も大切に頭に刻み込んだ。*]
お疲れ様です。
[席を立ったクレステッド>>231とゲオルグ>>246を見送った直後、待ちに待った注文品が登場した。
溢れる肉汁をたっぷり閉じ込めるよう大きな塊のまま焼いたあと、厚く切った肉に特製ソースをかけてある。じゅうじゅうと良い匂いと音を立てるそれに、うっとりと目を細めた。
何年か前にフランツの父親へ、”このソース、どうやって作るの?”とずうずうしい問いをかけた際は、「それを教えたら、おっちゃん聖地で店続けられなくなっちゃう。10年以上かけて生み出した、秘伝の技なんだ」とはぐらかされてしまった。
この台詞は未だに本気で信じている。
一族に古くから伝わる食事の前の祈りを小さな声で呟いてから、肉を大きく切ってかぶりついた。]
おいしー♪
[その喜ぶ様と匂いに釣られたらしく、近くにいる他の客が”あの肉料理を頼む。”と追加注文を出し始めた。]
― 食堂 ―
あぁ、それがいい。
明日はリアンをこっちにおいていく、扱き使ってやれ。
そんじゃあ頼むぜ。
[分かりやすく明るい表情になったサシャ>>256に笑みつつ、空になったグラスをテーブルに置いてチャールズは席を立つ]
皆の協力があれば上手くいく。
間違いねぇ。
[にっこりするサシャに対して、つい頭を撫でてしまったのはきっと仕方の無いこと]
と、そうだサシャ。
ゲオルグのあれは揶揄ってるだけだからな、あんまり気にすんな。
酒もいずれ飲めるようになる。
そん時ぁ一緒に飲もうな。
[散々揶揄われて動揺していたこと>>205に対して、一応のフォローを入れておく。
本当にフォローになっているかは定かではないが、最後に告げた言葉は本心からのもの。
「じゃあな」と後ろ手に手を振り、フランツから見送りの言葉>>240を受けて、「頼んだぜ」と笑みを向けて食堂を後にした**]
[気合と共に駆けだす姿。
その鋭き一閃がこちらの手元を狙っている、と気づいた時、とっさに取ったのは剣から放していた左の手をその軌道上にかざす事]
おら、よっと!
[同時、左の足で刀身を蹴り上げながら、右手と、蹴りの力だけで剣を上へと振り上げる。
刃が左の手を捉える痛み顔を顰めつつ、それでも勢い任せに放った切り上げの閃はいささかどころかとんでもなく正確さを欠いてはいるが。
距離の近さと向こうの勢い、それら重ねたなら、完全に外れる……事はない、と思いたい。*]
リアンさんが聖地で手助けしてくれるの?それはとても安心できるな。
おっちゃん、ありがとー!
[キサンに潜むときに頼りになる人手が欲しいだろうに、わざわざ従弟を残してくれるチャールズ>>258へ感謝した。
元々全力で依頼に応える予定だったのが、更にやる気が涌いてくる。頭を撫でる動作にも嫌がる様子は全く見せず、むしろ素直に受け入れて、うんうんと頷いた。]
オレさ、危ないことがあったときに団結して協力できるキサンの町や聖地の人たちが大好きだ。
その人の笑顔を守るためにも、聖地は絶対妖術師のじーさんには渡さない!
おっちゃんも頑張ってね!
[席を立つチャールズへ力強く断言した直後、入ったフォロー>>259に首を傾げた。]
そう、なの、か?
ゲオルグのおっちゃんが本気だったらどうしようって思っていたけど、気にするなって言うなら、大丈夫そう……?
っていうか、いつかオレも飲めるようになる?……だったらいいな。
[まだ酒の良さは理解できていないが、チャールズが一緒に飲もうと誘ってくれるならと思いなおしつつ。そうなれば、本当に飲酒できるようになるか不安もぶりかえしつつの複雑な心境で、食堂を後にするチャールズを”任せて!”という返事と共に見送った。*]
― 外壁上 ―
[ 最初から、イェンスとは環境も生活も性格も、揮う剣の型さえも、悉くが違っていた。重なり合う事の無い、けれど、だからこそ、視線を離すことの出来ない存在...それが彼だった ]
っ、無茶をっ...!
[ 左手でレイピアの軌道を遮ろうとする動きに、思い切り顔を顰めながら、しかし、一度ついた勢いは止まらず、辛うじて、真っすぐに貫く動きを下方へ斬り降ろすような動きに変えて、相手の手の甲に裂傷を残すに留める ]
くあっ!
[ だが、同時に、下方から振り上げられた大剣が、斬り下ろしたレイピアを持つ右手を跳ね上げ、思わず緩んだ手からレイピアが宙に飛んだ ]
くそっ!
[ しかし、これで終わりにはしない、とばかりに、カスパルは無手のまま、イェンスに体当たりをして組み付いた ]
お前、には...!
[ 負けない、と、言う前に、声を呑み込む、その苦しげな表情は、イェンスも始めて見るものだったろう* ]
[やがて小魚とカニのフライが運ばれてくる。ゲオルグのゲン担ぎ>>176を受けて、従者がわざわざ注文していたものだ。]
妙な色の泡吐く二本足で立ってるカニ>>204、なんて話を聞いたあとだと、このメニュー食べにくいんだけど?
[皿の上を指差して告げれば、”祖先の教えでは食べ物は天の恵み、残したり好き嫌いしたりしてはなりませぬ!”と返された。
年長者が祖先の教えという単語が出した場合、それは絶対逆らってはいけないという意味がある。
肉を食べている最中、ずっと横目で眺めた末にようやくフライをお腹に収めると、食堂を後にした。**]
……んだよ、っとに。
[上手く言えない。
ただ、何となく、面白くない]
そんな不景気な面、殴っても面白くもなんともないんだけど。
[浮かんだ感情を隠すことなく言い放つ。
殴っても、とは言ってはいるが、体当たりの衝撃ですぐに動くのが辛い状態なのは、言わぬがなんとやら。*]
ハ...
[ カスパルも無茶な動きばかりを重ねていた。既に息も切れ、組み付いて胸ぐらを掴みはしたものの、そこで動きは止まる ]
...お前を、殴りたいのは、私の方だ...
だが...聖地を守った恩人を、ただ殴るわけにはいかん...
[ カスパルの騎士としての規範の中では、そうなる。だから、「合法的に殴るために」仕合を申し込んだのだ、とは、伝わるだろう ]
イェン......
[ 不景気な面、と言われた顔が、どこか泣き笑いのように歪み、今まで直接には呼ばなかった愛称を音にする ]
なんで、何も言わずに行った?
[ 続けて落とされた声は、妙に静かに闇を揺らす ]
お前が決めた事なら、私は止めない。邪魔もしない...後も追いはしない。だが、何故、一言も言わなかった?
[ 別れの言葉すら、何一つ ]
ずっと、それだけを...お前に聞きたかった。
[ 言い切ってから、掴んでいた手を離す ]
そうだな...聞きたかっただけだ。
[ 殴りたかったのではなく、と、小さく笑う。それでも、こうして、もう一度剣を交わした事を、悔いはしていなかった* ]
……ったく。
この不器用はどーしよーもねーなー。
[やや大げさに言い放った後、視線は一度、頭上の空へ。
道別つ以前、仕合の後に見せていた仕種と同じもの]
親父が、騎士修行を止めてすぐに戻れ、って言ってきてな。
……どうにも色々と面倒な気配を感じたから……下手な事、言えんかったんだよ。
どう転ぶにしても、ここで目指してたものは捨てにゃならん……そう思ったら、なんも言えなくなっちまってな。
[普段の態度はともかく、騎士を目指す事に真っ直ぐだった事、それだけは正しく伝わっていただろうから。
周囲の都合でそれが歪められてしまった事を伝えるのに恐れがあって]
さすがに、ここに対して何かやらかすって事はないだろうが、下手に戻ると迷惑かけちまうかも知れん、ってのもあって。
結局、家飛び出してからも寄りつけんまま……気が付いたら、5年もたっちまってたってわけだ。
[できる限り軽い口調で経緯を離した後、視線を空から下ろし]
……ま、なんつーか。
しょーじき、すまんかった、とは思ってる。
[口にするのは遠回しの謝罪]
恨むなら貴族社会の柵恨んでくれ、としか言えんが……な。
[軽く言って、肩を竦める。
先は不器用のなんのと称しはしたものの。
ただ、言葉だけで問われたなら答えられなかったことは自分でもわかっているから。
剣を交えられたのは結果的には間違ってなかった、なんて思いつつ。**]
― 外壁上 ―
馬鹿は余計だ。
[ 馬鹿真面目という評に、いちいちそう言い返すのも儀式めいた懐かしい「いつもの会話」だ。見つめるイェンスの表情も、かつて剣を交える度に見たのと同じ...そこから紡がれる理由に、カスパルは黙って耳を傾けた>>272]
貴族社会の柵、か。
[ イェンスが、貴族の長子だったが故の葛藤を抱えていた事そのものはなんとなく知っていた。だが、敢えてそこを突っ込んで尋ねた事は無い。
カスパルにとって、イェンスはいつしか、貴族であろうと何であろうと関わり無い、無二の存在となっていたからだ ]
不器用はお前の方だろう。
[ すまなかったと、と口にした相手に、笑みを浮かべてみせる ]
まあ、私が器用だとも言わないが。
そう見くびったものでもないぞ。これでも、聖殿に干渉してこようという貴族や、他国の王のあしらいは守護騎士の仕事でもあるんだ。
だから...
[ 言いかけて、口をつぐみ、目を伏せる ]
いや、この話の続きは...あの妖術師を片付けた後にしよう。
― セーファ ―
[友人宅へと戻る前、聖殿に立ち寄り騎士団に馬を借り受けられるよう話をつける。
次いで何をするかは伝えておいたが、詳しくはクレステッドからも伝わることになるか。
発つ時間までに西門へ連れて来て欲しいと告げる]
それと、連中を西側に引き寄せるよう動いてもらえるか。
その辺りのことはサシャが動いてくれている。
協力してやってくれ。
[やろうとしていることが全体に伝わっていない状態は拙いからと、サシャと離したことも伝えておく。
騎士団に伝えておけば他の有志達にも伝わることだろう。
この地を護りたいと思うのは、誰しも同じなのだから**]
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