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ほうほう、ダーフィトとリヒャルトペア、互いに意中の人が同じとか、どうなるのかとガン見してたけど、なるほど、こうきたか ! うは♪
ほら、色々お互いに叫びたいこともあるだろうし?
もうちょっと話をしたいんだ。
[君が俺を助けてくれたように。
彼だってつらいはずなのだから、よりかかってもらえないだろうか。と思いつつ、邸内にある部屋の扉を指さした。此処には休憩所となる部屋があることも事前に聞いていたから、其処でお茶でも飲んでゆっくりしようと誘いかけ。
いいでしょう。と笑う顏は先ほどまでの頼りなさを隠し]
男前かな?
[リーくんはダメだったかなと今更に考えつつ
彼の前髪に触れれば顔をのぞき込んで、ウインクしてみた*]
ダメって……。
[大丈夫?ときいて、ダメと返事が返ってくるのは、戯れかそれとも本当かのどちらかで。
でも、ダーフィトが受けただろうダメージはきっと自分と同じようなものだろうから、本当だとしか思えない]
もちろん、構わないですよ。
[子供のように自分のカーディガンを握る彼はよほど弱っているのだろうか。
自分から目をそらすように下を見て微笑んでいたが]
あ……。
[彼が自分を引き留めた理由>>68が、彼自身の弱気のせいかと思えばそうではなく、自分の作品を気に入ってくれていて、その上で審査員として帰るなと言ってくれたのかと気づいた。
しかし、彼は甘えるように自分を抱きしめたいというのだ。
人肌が恋しいというか、寂しくて甘えているのか、彼の真意が見えなくなるのだが、続けられた言葉には苦笑するしかなかった]
叫びたいこと、は確かに。
[彼が提案しているのは、失恋したもの同士の傷のなめ合いだろう。
見せる笑顔はどこか自信に満ちたような男の顔で。
気を取り直してのだろうか。
顔を覗き込むように前髪に触れて、片目を閉じる彼は、やはり男前でなぜか自分の顔がかっと熱くなった]
そうですね。
じゃあ、お言葉に甘えて。
喉も乾いたし、少し疲れてしまいましたから。
[彼から目をそらして、距離を取り、しかし、ぎゅっとしたいと願った彼から離れるのはちょっと心配もあったから]
―――手。
[男同士で手を繋ぐなんて、何をしてるんだと思われるかもしれないけれど、なんとなく彼が迷子になりそうな気がして――それは物理的な意味ではなく、精神的な意味で――彼に少しでも触っておきたい気がした。
それは庇護欲というか保護欲というか。
大人のような子供のような微妙で、かつ絶妙な雰囲気を持つダーフィトだけのもののような気がした*]
[構わないのか。
そうなのか。彼の優しさが身に染みこんでいく。>>71返したくない理由は数えるほど、でもその数えるほどの一つ一つがしっかりと重く、幾つか彼を引き留めるために言葉を続けた。
その中で苦笑が見えれば>>72
彼の感情の発露が見えた気がして、少しほっとした。
自分が先にダメになってしまったから、彼はきっとダメになれなかったのだろう。何処までも優しい彼を前にやはり帰したくないと思うのだ。
一瞬、『連れ帰れば』と考えた。
けど自分は人に紛れて暮らす身で何より、互いに傷を得たばかり。
舐めあいにしては聊か重すぎる]
ああ、 ……あ。
[赤くなった顔が離れていく。
近づけば見えた赤は白と同じように好きだなと感じる色で
其れが惜しいと思いつつも、提案を飲んでくれた事に感謝し、部屋の方へ向かおうとしたところで彼の優しさをまた見てしまった。差し出されたのは手だ。人の手。其れを見て目を丸くして。
それから、いいの。と
彷徨う視線は躊躇う子どもの其れに似ていたか]
…ふふふ、ありがとう。
うんうん手だ。手だねえ。
[素敵な手だ。
花屋の手、その手をぎゅっとする手は五指を動かし、いわゆる恋人繋ぎで彼を引っ張った。勢いはそのままぶんぶんと振りそうになったが流石にそれはやめておいて、彼に迷子になりそうと思われているとは露とも知らず、喜びを引っ張る力に込め。部屋へ軽やかに向かう途中、飲み物の用意をすれば、そのまま部屋の中に。
水とワイン。飲みたい気分だから
彼はどうだっただろう。]
― 個室 ―
[片手で飲み物を持ちながら
器用に扉を開けたのは、彼の手を離したくなかったから、さあ、飲むぞ。とテーブルの上にそれを置いた。
元々は客室だったのだろう。
ベッドにテーブル。化粧台、と部屋に必要なものは大抵そろっているその中、二人掛けのソファに座れば、手を繋いだままの彼を横に座るように促すように引っ張ればそのまま、抱き寄せるような形でスマートに座ってもらおうとしただろう。
さっきのお願いは本当のこと]
ねえね、さっきの大丈夫だったかい?
俺は大丈夫じゃなかったけど
…君は
[大丈夫だったかい。とまた前髪に触れようとするのは先ほどからの呼び方と同じように癖になりそうなもので、そういえば大切な事を話しをしておかなきゃいけないなとも思うのだ。
多分、自分たちの思い人が帰ってこなくなること。
彼には伝えなくちゃ。そう思う。
―――距離を近くして
それから、彼の様子を伺った*]
[刹那の欲望の発露を、彼が軽やかに躱す。
それこそ、花の上に戯れる蝶のようだ。
この場合は、どちらが花でどちらが蝶だろう。
花を手に持つ彼は一幅の絵のようで、そのまま切り取って飾ってしまいたくなる。
透明な立方体に閉じ込められた花のように。
ああ、でも、物事には順序というものがあるのだ。
こういった、優雅な遊びではなおのこと。]
食用花のノトカー。
忘れがたい名だ。
[告げられた名を受け取ったカードと共に記憶に留めておく。
食べてみたい花を問われて、少し考える顔をした。]
香りを楽しむのならばジャスミンだけれども、
目で楽しむのなら、やはり薔薇がいいね。
手に入るのなら、蓮も食べてみたいけれど。
[色と香りを想像するように目を閉じ、指を唇に当てる。
きっと美しい料理になるのだろう。*]
[ 玉髄公というたいそうな(だが初耳の)名の審査員があげた花の名にうなずく。]
ジャスミンはオイルやビネガーの香り付けとして利用していますし、
薔薇は花弁でも蕾でも食卓を華やかに彩ってくれる優れた食用花です。
うちの庭で最も濃い紅のを持ってきているので、それならあなたに捧げてひけをとらないかもしれません。
支度にお時間をいただいてもよろしければ、何か作ってみましょう。
[ あれなら彼の髪にあわせられる、と思い浮かべる。]
残念ながら、蓮の持ち合わせはありませんが、
[ 早朝に咲く花だから、今夜のうちに調達するのは難しそうだと思う。]
大きな花ですから、アーティチョークのように器として使いながら食べるというのもいいかもしれません。
[ アイデアだけは伝えて、優美な曲線をもつ花弁を剥がす仕草をしてみせた。*]
[おどおどとしているようなのに、触れてくる手はしっかりと男らしくて。
彼の年齢なんて知らないけれど、なんとなく年上だと思っている。
けれど、どことなく幼く見える時もあって。
彼は何度も手、と連呼すると思いがけず指をしっかりと組み合わせるかのように恋人繋ぎをして自分をその部屋へと連れていった。
ドアは彼が開けてくれた。
中は思ったより広く、色々なものが置かれていて。
ソファに彼に促されるまま座れば、手を掴まれているため、離れて座ることもできず、まるで彼に寄りそうような感じに座らせられているのが照れくさい]
……大丈夫と言ったらウソになりますね。
[心配されているように聞かれ、やはり気づかれていたようだと納得する。
彼への思い。恋心。
作品も、それを作り出す本人も。
全部好きだった。憧れだった。
近づいたと思えば遠く離れていく、蜃気楼な人だったから、誰のものにもならないと思っていたのに。
―――あっさりと彼は他の人のところに行ってしまった]
貴方こそ、大丈夫ですか?
[自分だって同じ立場なのに、どうして自分の方を心配してくれるのだろう。
あんなに辛そうだったのに]
俺は何もしない間に、振られてしまいました。
貴方の方が、俺よりもまだ、ましかな?
[自分は告白することもできないどころか、同僚としての立場、友人としての立場を超えようとすら思わなかった。
思いも伝えられなかった。
彼の幸せを邪魔することはできないから、自分はもうこの思いは封印し、そのまま消え失せさせるしかないのだ。
それが本当にいつになるのかわからないけれど。
そう考えていて、気づかないうちに、お客様相手にフランクすぎる言葉遣いをしていたことを思い出した]
も、申し訳ありません。
なれなれしすぎましたね。
[しかも彼はこんなところの審査員をするくらい審美眼が高く、社会的地位も高い人なのだろう。よく知らないけれど。
慌てて彼から離れて頭を下げる。
彼の気遣いや優しさに甘えすぎていたことが恥ずかしくて。
彼は自分に甘えてくれることで、自分を甘やかしてくれていたのかもしれない、と思った]
な、なにか飲んでもいいでしょうか。
[ごまかすように彼に飲み物の方を指さした*]
も、申し訳ありません。
なれなれしすぎましたね。
[しかも彼はこんなところの審査員をするくらい審美眼が高く、社会的地位も高い人なのだろう。よく知らないけれど。
慌てて彼から離れて頭を下げる。
彼の気遣いや優しさに甘えすぎていたことが恥ずかしくて。
彼は自分に甘えてくれることで、自分を甘やかしてくれていたのかもしれない、と思った]
な、なにか飲んでもいいでしょうか。
[ごまかすように飲み物の方を指さした*]
[花の使い道を彼が数え上げる。
これから作ってみると言うのに、喜色を浮かべた。]
私に捧げてくれるとは嬉しいね。
仕上がりを期待していよう。
[蓮の花の持ち合わせがないというのはそうだろうと頷きながら、花弁を剥がす仕草に目を細める。
その指の動きの艶やかなこと。]
またあとで立ち寄らせてもらうよ。
[他の審査員に目をつけられないように、とは言わず、再来を約する言葉のみ残してテーブルから足を引いた。*]
[そうか、大丈夫じゃないのか。>>83
其れなら一緒だ。きっかけは花に向ける視線からだったように思う。あの香りはきっと今頃異なる香りを纏うのだろう。近い距離にある彼の頭を撫でる手は自然。人間が人間を思うのだ。きっと自分では分からぬ感情の動きがあるだろうと考えて。
そこで、此方を案じる声に
手を止めて、]
…俺?
俺はそうだね、君が傍に居てくれるのなら
大丈夫だって思うんだ。
不思議だね。
[そう言って笑った後、何もしない間に。と続ける彼に
目を瞬かせそれから、首を振るのはそうではないだろうと思ったからだ。まし、なんてものはないのだと思う。この気持ちに大も小もないと思うから頭を撫でる手でぽんぽんと優しく叩き]
まし、なんて言うものじゃないよ。
誰だってつらいものだ。
だから、こうして…ん?
[ああ、そうなのか。
なれなれしいのか、今のは]
…なれなれしいなんて事ないよ。
俺と君は同じ振られた同士。
こうして、傷の舐めあいをしているだけ。
だからさ、近い距離でいいんだ。
[寂しさを、そして虚しさを埋めるために丁度いいんだって少し苦笑して、飲み物の方を指さす彼を見て誤魔化す様子につい自然な笑みを浮かべた。先ほど頭を下げた彼が、甘えているなら自分はどれだけ彼に甘えているだろう。
この距離が心地よいのに。と惜しみつつも
ああ。そうだね。とワイングラスを手に取るために立ち上がり、彼から少し離れ。]
何がいいかな?
…赤はないけど白なら。
[白が好きだという言葉通り。
花の香がする其れを見せてそれから]
口移しで飲むかい?
[グラスを指でなぞり。少しだけ揶揄うような声音で、誤魔化しをほぐすように親し気な雰囲気でこてんと首を傾げた*]
村の設定が変更されました。
[ 押し付けがましくなく優雅な玉髄公に期待していると言われれば、自然な笑みが浮かぶ。
あるいは誇りにも似た喜びを感じた。
審査員の役目を果たすべく立ち去る玉髄公を見送り、胸を張って次の来客の相手をする。
審査員の証を身につけている者のみならず、息抜きにきた出品者にも同じように試食を提供した。
ベゴニアのフリッター、ドライフラワーをあしらったチョコレート。
マローのティーにはカットレモンを添えて、色の変化を楽しんでもらう。
賑わっているブースに人は惹きつけられるものだ。]
[ そうして如才なく立ち回りながら、ノトカーは次第に玉髄公の不在が大きさを増すのを感じている。
彼がいない空間は、何か欠けているような気がした。
圧倒的な存在感ゆえなのか、彼のまとっていた香のせいなのか。
花よりも華やかな人を、エディブルフラーでさらに魅力的にしてみたい。
どの花で、どの色で、どの手技で── 食欲をそそるものにできるだろう。
試食品を並べながらも、ノトカーは新しいアイデアの園に思いを巡らせるのだった。* ]
[ごく自然に自分の頭をなでる彼の手は優しい。少しばかりこそばゆい気持ちになってしまう。
自分が彼の傍にいれば大丈夫だって思うなんて。
同じ傷を抱えた人間だからだろうか。
そうだ。確かに、こんな時は一人でいるのはさみしいものだ]
自分ばかりが辛いんだって悲劇気取りするのは嫌なんです。
[そんな恥ずかしい人間にはなりたくないと首を振る。
彼はそんな自分を甘やかしてくれる。近い距離でいい、と。
そんなこと言って、際限なく彼に頼り切ったら突き放すだろうに。
しかし、いざ彼が立ち上がって体が離れたら、体温が急激に下がってなおさらさみしくなってしまった]
あ、赤でも白でもどちらでも……。
[彼が手に取るそれは封を開けると華やかな香りがしてくる。
匂いに敏感だからこそ、この距離でもその香りがわかる。
グラスに注がれるその白いワインをみていれば、彼がとんでもないことを言い出した]
……。
なっ……っ!?
[一瞬ぽかんとして、それから、からかわれてる、とすぐにわかった。
そんな冗談を言われるくらい、自分は物欲しそうに、口寂しそうに見えたのだろうか。
かっとなって彼からグラスをひったくるようにしてそれを一息で飲み干すと、お代わりとばかりに彼にグラスを突き付けた]
ダーフィトさんこそ、口移ししてほしいなら、してあげましょうか?
――寂しいんでしょう?
俺でいいなら、“彼”の代わりにお相手しますよ。
[ぐいっと唇に残ったワインを手の甲で拭いて。
一方的にからかわれたりしない。からかわれるなら、からかい返すだけだとダーフィトに微笑み返す。
俺ごときでは彼の代わりになんてなりやしない、とダーフィトが慌てて否定してくるだろうことを想像すれば、“彼”と自分の差を比較して暗い気持ちになるのだけれど*]
[彼の言葉が胸に刺さる。
強い人間だ。悲劇気取り。という言葉が堪らなく染みこむ。その姿は好きな花に似ていた。凛とある姿、その言動が何だか見ていて、嬉しくなる。もっと傍で居たいと。この気持ちが何なのか、分からない。けど、彼に対する興味は強さを増していく。
それは、此方の親し気な物言いに対する言葉で更に増した。口移しで、なんて距離感を間違えた子どもの言動だ。
叱ればそれでおしまいだったはず
其れなのに彼の手はグラスをひったくり、一息でワインを飲み干した。花の香が彼から発せられるのをぽかんと自分は見ていた。
想像もしなかった行動だった]
……彼の代わりに?
[手の甲を拭う彼が、微笑み返すのなら
其れに見惚れて、それで。
え、えっと小さく零し]
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