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ええ。
ですから、もう安心してください。
[司祭。…なのだろうか。
自分が何者か理解はしていなかったが、肯定はいささかも揺るぎないものだった。
女性の訴えを聞いて、穏やかに頷く。]
なにかの原因で魂が身体を離れてしまったとしても、あなたの体が命を保っているなら還る望みはあります。
気を強く持ってください。
まずは、あれらをどうにかしましょう。
[争っていた魔物たちがこちらを見ている。
どうやればどうにかできるか、分からないがおそらくできるだろう。]
―魔王城・中庭―
……わあ、
[墨を流したような暗黒の空に、
紅い雲の流れていく、そして、降り注ぐ雨も緋色だ。
鉄錆のような匂い、赤い水溜りに幾重もの波紋が出来て壊れていく。
はらりと、そこに落ちたのは、
骨のように白い花びら、赤黒く染まっていく。
雨音に紛れて、呻き声とか叫び声に似た――、
獣の鳴き声だと思いたいような異音が聞こえてくるし、
なにか得体の知れない轟音も響いた>>375]
か、雷かな……、
[はっきり言って、かなり不気味だ。
赤い雨降る魔王城の中庭で半透明の存在は、
心もとなく思わず辺りを見回した*]
[もうひとりの杖の青年に対しても、同道は申し出ない。
彼以外の者では、いざというときに自分の暴走を押さえることはできないだろう。
下手に同道するのは危険であった。]
他にも人が攫われているのなら、何か大掛かりな儀式でも企てられているのかもしれません。
[そんな考えを伝えて、一礼すると、町の門へ向けて歩き出す。]
/*
実は当初ペア組んでいた相方さんが体調不良になってしまい、大事を取って急遽代打の相方さんで参加しております…。
ツヴィンガーほんと急に頼んだのにありがとうねー!
相方予定の某方はまた今度、元気なときに遊んでね…!
とりあえず元気になるんだ(電波飛ばしておいた)
―魔王城・中庭―
……わあ、
[墨を流したような暗黒の空に、
紅い雲の流れていく、そして、降り注ぐ雨も緋色だ。
鉄錆のような匂い、赤い水溜りに幾重もの波紋が出来て壊れていく。
はらりと、そこに落ちたのは、
骨のように白い花びら、赤黒く染まっていく。
雨音に紛れて、呻き声とか叫び声に似た――、
獣の鳴き声だと思いたいような異音が聞こえてくるし、
なにか得体の知れない轟音も響いた>>385]
か、雷かな……、
[はっきり言って、かなり不気味だ。
赤い雨降る魔王城の中庭で半透明の存在は、
心もとなく思わず辺りを見回した*]
/*
あしまった、あちこち見てたせいで狼って単語見逃してた。
…まぁ聞いてなかったから改めて聞いたことにしよう。ごめーん。
(こっちの人間からはしないな)
[同様に、犬呼ばわりした方も匂いを確認して。
因みに猫呼ばわりまで行ったらそろそろ噛みついてた。]
(つまり、こっちがあいつの知り合いで、こっちは違う)
[うむうむ、と一匹合点した。]
/*
相方がいきなりお亡くなりになったようで、
こう、わりと肉体的にもいちゃいちゃするつもりだったのだけど、想定外です。
やられたな。
まぁ、毎回のことですが。
……確かに。
ぼくを、ここまで運んでくれた方も、魔法的な能力はお持ちではなかったようですから。
そこまで大掛かりな湾曲はないのかもしれません。
[返された言葉に、零したのは研究者としての冷静な分析。
独り言の如く零れた言>>408には疑問を感じるものの、続いた言葉>>409に、その意を問うのは躊躇われた]
あ、はい……どなたか、待っていらっしゃるなら……行ってください。
[迎えが来ないのは寂しいから、とは口にできない想いのカケラ。
痛み与えるそれは押し込んで]
それでは、また……ご縁がありましたら。
[空間を裂き、水を思わせる音色残して消えゆく男にそう、告げて。
一人、平原に残ると小さく小さく息を吐いた。*]
― 浮遊する群島 ―
[獲物を棲家に連れ込んだ蛇の魔は、これを思うさまに弄び、苛んだ。
汚れた司祭服を引き裂いて剥ぎ取り、突き倒した裸身に自らの尾を打ち付ける。
撓る鞭となった尾は幾筋もの赤を白い肌に刻み付けた。]
あ、ああっ、うぅぅぁぁ …
[打たれるたびに悶え身を捩り、言葉とは言えぬ声を漏らす。
うつろな瞳は次第に潤み、懇願の色を帯びる。]
[膝に突っ伏し動かなくなった光精は、纏う光が揺らぎ、霊気を僅かに減じてさえいく。
漸く呪符の魔力が効力を発揮してきたのかと、魔物には意味を為さぬ結界を潜り、檻の傍へと降り立つ三体。
先の同族の損壊を踏まえ、檻から僅かな距離を保ったまま、三重奏の呪詛を浴びせかける。
闇の精霊長が妻に直に施した護りの気配は、乱れる光力とぶつかり、阻まれる。
呪詛が終曲を迎えても、頭が鈍く軋む他は、さしたる変化は訪れず]
――…、私に。この身体に。何を、したの?
[静かな囁きは、彼女をよく知る者の誰一人として聞いたことがないだろう、冷えた響き]
― 闘技場内 ―
[緑の髪の迷い子は負傷をものともせず牛頭を降す様子>>326に金貨はゆるりと目を細める。
金貨は武の神とは不仲であるが、彼の性格が気に食わないだけで、兄を始めとした武の神の部下や武力そのものを嫌ってはいない。
闘ってる本人からしたら冗談ではないかも知れないが、迷い子の軽業を思わせる闘いぶりは見ているだけで楽しかったと、席が隣になっただけの客と件の試合の話題で盛り上がった。
辺りで聖職者を見なかったかと、本来の目的も織り交ぜてはみたものの、それについては有力な情報は得られずに]
――――貨?――聞こえ――
[先程の呼び掛けへの反応もなかったし、この近辺での捜索を切り上げて次の場所のあたりをつけようと……
空に居た時の記憶を元に、何があったのかを思い返していると、ふいに、声が降ってくる。]
…王冠兄さん?
[ノイズが激しくとぎれとぎれにしか聞こえない声は聞き覚えがありすぎて、名前をぽつりと口にした。]
……それに、して、も。
あたま、いたい……。
[零れ落ちたのは、泣きそうな声。
状況への混乱と、それが齎した不調。
二つの要因は、魔界植物の残したものの浸食を容易にする。
混濁した記憶は、一人になる事でその混沌を加速させ。
幼い頃と今現在の記憶を複雑に絡み合わせて]
……御師様、どこ、で、すか?
[小さく呼ぶのは、かつて唯一の救い手だった存在。
混乱した記憶は、その人以外に差しのべられる手は全て、危険齎すもの、と認識していた頃に対向しつつあった]
―あぁ―そう――世界が――閉じ――
―――声――――なんとか―
[答えると共に、言いたいことを捲し立てているのだろうが、捲し立てた分だけノイズが激しくなり、耳に優しくなくなる仕様らしい。
それでも、世界が閉じるという事は聞き取ることができたので、真剣な顔をして頷き――…]
[彼女の鼓膜に届ける密やかな笑み。
異界の壁を通さぬ明瞭な笑気は、彼女を弄るに等しく。
内側から火を灯しても、距離が隔てる空隙が満たされる事は無い。
まるで、これこそが彼女に与えられた甘い罰なのだと主張して。
愛妻の身体に熱を施し、それでも待てと命じるが傲慢。
別に対する恐怖の種を彼女の身体に植え付けていく。]
[彼女は知らぬ、己の独占欲の深さを。
愛妻は理解せぬ、己の闇如き苛烈さを。
迎えに行くと釘を刺したのは、彼女に対する咎めでも合った。
かつて、談笑する妻と間男の光景をみたその夜。
彼女を攫うようにして連れ帰り、初めて日夜を問わず抱いた。
切々と許しを請う彼女と、なぜか程なくして人間界に下ってしまった同属の男に溜飲を下げたのも三日三晩を越えた後。
それほどに欲の深い男は、当然彼女の懇願に応じず、
闇は律動を収め、彼女の身体に焔の燻りだけを残して静寂に還る。]
まあ、なっちゃったものは仕方ないですよね。
あ、兄さん、探し人の名前教えてください。ついでに空間の神に、後払いで空間魔法貸してくださいって伝えといてください。報酬は山岳の民の酒の十年物って事も忘れずにおねがいしますね。
[さっくり切って捨てた上で、自分の要件を伝えることにした。]
―――…………
[ドライすぎる弟の反応に空の声は絶句してしまったのだが――]
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