
202 同題モノローグ『gently suicide』
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**** は、おまかせ を希望しました(他の人には見えません)。
(17) 2014/06/02(Mon) 11:52:30
じゃあ、この声は…何だ。
振り返ってみれば、そこに花が笑むように咲いていた。
花は微笑んでいるようで、嘲笑っているようでもあった。
そして、同じ声をしていた。
(-4) 2014/06/02(Mon) 11:53:26
愛しいものって何だよって?
愛しいものは愛しいものよ。あなたが愛しいものよ。
覚えがない?
そんなはずはないでしょう。
ねえ、見て。こっちを見てよ。
(18) 2014/06/02(Mon) 11:57:50
そこには、花が咲いている。
思い出したくないものから目を逸らすように、早足で通り過ぎた。
(19) 2014/06/02(Mon) 12:03:57
8人目、. がやってきました。
. は、村人 を希望しました(他の人には見えません)。
青空が好きだった。
見れなくなったことに気付いたのはいつだろうか。
見ないことに慣れたのはいつだろうか。
(20) 2014/06/02(Mon) 14:17:06
(21) 2014/06/02(Mon) 14:20:36
. が村を出て行きました。
8人目、…… がやってきました。
…… は、村人 を希望しました(他の人には見えません)。
いや、僕は本当に飛べなくなったのだろうか?
『もう大丈夫だよ』
暗闇の中少女の声だけが聞こえた。優しそうで悲しい声は心に響く。
だから僕は―
(22) 2014/06/02(Mon) 15:10:23
(23) 2014/06/02(Mon) 19:08:31
僕は何から目を背けているんだ?
僕に愛しいものなどいない。けれど、花の香りは甘く。誘うように甘く。
知らないし、覚えがないんだと訴えたいのに誰もいない。
けれど花が香る。
(-5) 2014/06/02(Mon) 20:33:03
(-6) 2014/06/02(Mon) 20:35:57
怖いのか?
今更怯えたって遅いんだよ。捨て犬みてぇな目しやがって。
馬鹿か?
手遅れなんだよ。
ああ、そうか。お前は元々馬鹿だったな。
(24) 2014/06/02(Mon) 20:45:02
道の上に、空き缶が転がっている。
誰も見向きもしないゴミを見ているのが不愉快だから、蹴り飛ばした。
空き缶が耳障りな音を喚き散らした。
(25) 2014/06/02(Mon) 20:47:33
(-7) 2014/06/02(Mon) 20:50:08
ああ、これは苦しいことじゃないな。悲しいことだ。
別に誰かに求められたいわけじゃないから。求めているわけじゃないから。
寂しさは苦しさじゃない。
今では、冷たささえも心地よい。
(-8) 2014/06/02(Mon) 20:55:38
死に場所を求めていると言ってしまうと大袈裟なんだけれど。どこかいい場所を見つけたら、死んでしまえばいいと思っている。
そう思うようになってから、以前とは景色が違って見えるようになった。
ここから飛び降りたら死ぬかなと、彼方を眺めると清清しい気分にもなる。
そこは、きっと冷たい風が吹いている。
(-9) 2014/06/02(Mon) 21:02:10
ああ、間違えてしまった。塗りつぶすにはまだ早い。
窓の外、彼方を眺めてみよう。何処なんだろうか、あの空は。
(-10) 2014/06/02(Mon) 21:05:29
人気のない山の中。声はしなくとも、生命の気配に満ち満ちた其処で、空を見上げる瞳が一対。
瞬きもせず、逸らしもせず、ただひたむきに見上げていた。
時が流れるのを。
世界が終わりに近づくのを。
見守るように。見過ごすように。
ただ見ていた。
(26) 2014/06/02(Mon) 22:30:19
小石や空き缶が飛んできたりで、足元が不安だから、帰路を急ぐ。
今日もため息と連れだって帰る。
(27) 2014/06/02(Mon) 23:40:53
(28) 2014/06/02(Mon) 23:44:30
ぬるい風が吹く。
臙脂のチェックのプリーツが、はたりと揺れた。
昔はあんなに憧れたのに、五年目ともなるともう窮屈でしかたがない。
つまらない授業、つまらない友達、つまらない毎日。
大人になるまで我慢しなさい。そういう大人たちだって、あたしたちに隠れて、虚ろな目で溜息をついてる。
全部、知ってるんだから。
子供だと思って、舐めないで欲しいわ。
(29) 2014/06/03(Tue) 03:43:03
あたしもいつか、あんな大人になるのかしら。
そんなの、耐えられない。
未来は希望で溢れているものでしょう?
あれが本当の未来なら、人生って、まるで――
(30) 2014/06/03(Tue) 03:44:53
(31) 2014/06/03(Tue) 03:45:41
どこかで空き缶が転がる派手な音がした。
立ち止まって耳を澄ましてみたけど、それっきり。
あたし以外にも機嫌の悪い誰かさんがいるのかもしれない。そう思うと、急に愉快になって。笑い出したくなるのをこらえて、駆け出した。
いいわ。許してあげる。
こんな小さなことで愉快になれるなら、つまんない今日も、まだまだ捨てたもんじゃない。
そんなふうに、思った。
(32) 2014/06/03(Tue) 03:52:12
村の設定が変更されました。
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