[>>108 指を噛むという微笑ましい抵抗を見せるローレルに強めの"快楽"を与える。
自分を愉しませてくれるローレルへのご褒美であり、躾だった。
霧は鎌首をもたげるようにアレクシスを宿させた腹の上を撫でまわす。
>>109 喉から漏れる声に恍惚の笑みを浮かべ――]
『感じるだろう、この存在を――』
[双眸から溢れ出る涙を舌先で舐めとり、ローレルの瞳を覗きこむ]
『そう、アレクシスだ』
『あたしの愛しいローレルなら……良い子にできるね?』
[問いかけ、返答を聞くこともなくその唇を奪い去った]