『保障してあげるわ。
アナタは公国に帰っても、ろくな目にはあわないワヨ。
女としては無価値、アッチに戻っても、レフトオーキッド家はアナタを受け入れない。
無理もないわよねえ、今の工房長サン、アナタが医者の手にかかっている間に全てを簒奪したんでしょ? 顔も見たくないわあ
なら、モーリッツおじいちゃまのところにいきなさいよ。
いけるように、公国側の身分を捏造してあげてもイイワヨ。
但し、条件が一つ。
アナタ、私の部下になりなさいな。
まあ、利口なアナタにはわかっているワヨね、断ったらアナタの探求は、ここで全て閉ざされてシマウって』