[時間はどれくらい経っていたのだろう、他の仲間はどうしただろう。
ふと見遣れば少し離れた所に佇む姿を見つけ、待たせていたかと苦笑して]
……もう、行かないと。
今回の任務は失敗だから、またすぐに他のハンターが来ると思う。
俺が言っちゃいけない事だけど……気をつけて。
[そう言って、立ち去ろうとして、ふっと思いだして彼女に告げる]
あ、もし「貴人」にあったら伝えて
『やっぱり、向こうに戻る』って。
[それが自分と関わった『融合体』の事だと、暗に伝えて。
そうして、今度こそ背を向けて仲間たちの元に向かおうと*]