[怪我を、という声>>*181には、見たままが全てと何もいう事はなかった。なにかを問おうとする仕種に僅かに首を傾ぐものの。途切れたそれへの促しは、返された囁き>>-679と共に手に触れる感触に飲み込まれた。こちらから触れるのは、当たり前だったけれど。向こうから手を伸ばしてきた事はほとんどなかったように思うが故の驚きが表情を掠め、それから]