あぁ、そうだ。
だが、この場の核の元で奏者と会った時に、ディーク殿の姿は無かった。
[クレス>>*119に答えながら、速度を合わせて駆けていく。
彼があげた二人の名に、やはり融合体同士の繋がりがあったことを感じて。
その繋がりから彼を引き離してしまった罪悪感と、それでも私を選んでくれた嬉しさを抱きながら進んだ、先]
──解った、行こう。
[黒猫が消えた方角を指すクレス>>*129に頷き、彼の指示通りに移動する。
途中出現した異形獣を手早く止めて、先を急ごうとした矢先のクレスの行動>>*130に目を瞠った。
リバーサーの力というそれが彼にどんな影響を齎すかと案じるも、笑顔で説明する様子に大丈夫だと言い張るだろうとも読めたからこの場では口に出さず、先を急いで]