公国への憎悪。愛情にかつては似ていただろう歪んだ執着。(……俺は父さんじゃない)(……父さんの代わりにはなれない、ならない)(……どうして、……、………) 夢を見て魘されることはなくなった。 同じものを見ているはずなのに。 醒めない悪い夢。現実の方が、……もっと。