>>*169……なるほど。私を捕まえて可愛らしいとは――…君に秘められた奥深さをもっと知りたくなるね……そして、ね。確かに私も、君のこんな姿を、他の男に見せると思うと……何やら凶暴な気持ちに駆られる。[先程味わった少女の白い指先。そこへ這う、赤い舌から目を離せなかった。無意識に手を伸ばし。艶然と笑う少女の喉元を、指先でなぞりあげる。……わずかに、上を向かせるように]